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のどにできものが!鏡を見てビックリ!その色は赤?白?それとも透明?4つの原因と痛くないオススメの対処法

のどがイガイガして違和感を感じる、気になって鏡を見たら喉の奥におできがある!ポリープ?喉頭癌?口内炎?対処法は?今回はのどのできものについてご紹介していきます。



のどのできものについて

朝起きてなんだかイガイガする、赤くはれている、できものが見えるなどのどの不調は常に気になりますよね。ひどくなると食事も困難になったり声がかすれてきたりするときもあります。

できものにも赤いものや白いもの、硬かったり柔らかかったりなどいくつか種類がありますので、それぞれの原因と対処法などを見ていきましょう。

のどにできものができる主な原因

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のどは外部にさらされている皮膚組織の中でもとくに薄くて弱い部分のひとつです。ほこりや乾燥によってもすぐに咳が出たりしますよね。のどは異物を感知するセンサーがとても鋭敏なため、異物を外へ吐き出そうとするから咳が出るのです。

のどの違和感にはイガイガする、ヒリヒリする、痛むという場合もおおいですが、のどにできものができてつっかえる感じがするというような場合は単に風邪でのどが腫れているということもありますが、まれにポリープや咽頭腫瘍、上咽頭癌などさまざまな病気が隠れている場合があります。

風邪

風邪をひくと発熱やのどの痛み、咳や痰がでるといったさまざまな症状が現れてきます。そもそも風邪とは「普通感冒」のことで、なんらかのウィルスが原因で風邪症状が出ている状態をいいます。

ウィルスは本当に数え切れないほどあり、それにあった薬をピンポイントで処方するというのは不可能に近いといえます。明確な診断ができないので、全般に効く抗生剤と諸症状に対応する薬を処方するということになるのです。

風邪でのどにできものができる言う場合は、のどの粘膜の炎症や扁桃腺の炎症が考えられます。とくに扁桃腺の炎症は熱もともに発症することが多いので、単純に風邪とおもっても医師に適切な診断を受けておいた方がいいでしょう。

声帯ポリープや癌

のどの痛みと声のかすれがあると「声帯ポリープ」がまず考えられます。人が声を出すための器官である声帯が、大声を出したりして酷使すると炎症を起こす場合があります。炎症をおこすと粘膜の下で出血して固まった血腫を声帯ポリープといいます。歌手や教師など声を出すことがおおい職業のひとや喫煙が原因とでかかりやすいといわれています。

声のかすれを引き起こす病気には他にも急性咽頭炎、副鼻腔炎、喉頭がんなどがあります。とくにできものが癌化した腫瘍である場合は上咽頭癌、舌癌、喉頭癌などがあり、それぞれ飲酒や喫煙が主な原因と言われています。

1.上咽頭癌

上咽頭とは、解剖学でいう鼻腔の行き止まりになっているところで、口を開けたときに見える、扁桃腺の上後方の部位のことです。珍しい病気で症状がなかなか出にくいようです。耳管という部位を扁桃腺が圧迫することで、狭くなり中耳が炎症を起こします。その理由を探していていて見つかったり、鼻腔内視鏡で、鼻腔から咽頭を確認したときに、病巣を観察する事が出来るとのことです。

2.舌癌

はじめは、口内炎のが長期間できていて、舌が動かせないなどの症状が出てくるようです。舌にしこりのようなものができて硬い塊を感じたときは癌の可能性が多いといわれています。口内炎は炎症を起こしていても傷口は柔らかいため区別ができるといわれています。癌のしこりの色は白かったり、赤色であったりといろんな色があるようです。長い間の口内炎ができているときは、自己判断せずにまずは病院で相談しましょう。

3.喉頭癌

咽頭というのは、のどの奥にある部分です。よく風邪をひくと炎症を起こしたりします。ここのがんについてですが、女性もまれに発症することもあるようですが、男性の方が多いようです。

そのわけは、日常生活で嗜好品の摂取が関係しているといわれています。嗜好品をとる人は、とらない人よりも多く嗜好品によって咽頭組織がダメージを受けているといわれています。声帯の炎症を起こした時のような、かれた声が出るようになり、長い間続くなら咽頭がんの可能性が上がります。

他にも食物を嚥下するときの違和感や、飲み込みにくさなどがあらわれ呼吸困難になることもあるようです。

声がかすれる原因を見るために喉頭内視鏡を使用して声帯の観察を行い、喉頭癌と診断されれば吸入や投薬などで治療が始まります。症状や程度によって手術をおこなう場合もありますので、主治医と計画的な治療方針を話し合う必要があります。

口内炎

口内炎は歯茎やほっぺたの内側にできるのがもっとも発生しやすい場所ですが、ストレスや睡眠不足などで免疫力が低下していたり、口の中の衛生状態が悪かったり、のどの粘膜を傷付けてしまう場合はのどに口内炎ができてしまうことがあります。のどにできても2週間ほどで自然治癒するという点では、通常の口内炎と同じです。

ただ口内炎とともに発熱もあるようなときは、ヘルペスやヘルパンギーナという病気の可能性がありますので歯科や耳鼻咽喉科を受診して適切に処置してもらいましょう。

花粉症

花粉症の時期に鼻水や鼻づまりなどとともにのどがかゆくなったりできものができたりすることがあります。喉頭アレルギーと呼ばれる病気で、抗アレルギー薬を使用すると早く治りやすい傾向があります。

できものの色でわかる原因と症状

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1.赤いできもの

鏡の前で口を大きく開け、のどの奥に赤いできものが見えるような場合は、急性咽頭炎やリンパ濾胞が考えられます。急性咽頭炎とは口のつきあたり周辺のことで、ばい菌に抵抗するリンパ組織が密集している場所です。そこが感染などで炎症を起こすと真っ赤に腫れて痛みや違和感、イガイガ感がでます。よく言われる「のど風邪」とはこのことで、治療は炎症止めなどの対処療法が中心となります。

リンパ濾胞は、のどの奥である咽頭後壁に不規則なできものが不規則に数個できるものです。

おできのようにも見えますが、じつはこの状態が正常な構造物でありリンパ組織のひとつです。通常はあまり目立ちませんが、ウィルス感染などでのどの粘膜が腫れるとリンパ濾胞も同じく赤く腫れて見えるのです。

2.白いできもの

のどの奥にできたできものが、赤ではなくて白い場合もあります。白い場合は先ほど紹介した口内炎とは別に、膿栓と呼ばれるものが見えるときがあります。それは膿栓と呼ばれるリンパ球や細菌などの死がいに加えて食べ物のカスなどが固まったものかもしれません。

喉の奥にある扁桃腺には陰窩(いんか)と呼ばれる小さな穴が開いていて、体内にウィルスなどの異物が侵入しないように働いています。扁桃腺自体が防衛のために陰窩から出している免疫物質自体が少しねばねばしていて、この粘液で感染を防いでいるのですが乾燥すると感染しやすくなるためさらに粘液を出すということをします。するとこの粘液が扁桃周辺にたまり膿栓を作ってしまうのです。

さらに食事の残りかすなどもともに溜まるので、口の中に通常存在する常在菌が増殖してひどいにおいを出します。このひどいにおいがあることから「臭い玉」とも呼ばれています。

3.透明なできもの

のどにできたできものが透明な水泡であったりするときは、アフタ性口内炎やヘルパンギーナなどの口内炎、手足口病などが考えられます。口内炎と軽く考えて放置してしまうと粘膜がただれて食事もままならなくなる場合もあります。

また手足口病はおもに5歳以下の子供がかかる病気ですが、まれに大人が罹患して重症化してしまうケースもあるようです。手足口病とはエンテロウィルスなどを原因菌としたウィルス性発疹症で、手・足・口を中心に水泡ができ、頭痛や筋肉痛といった症状を引き起こしてしまう病気です。

手足口病の治療は治療薬も予防薬もありませんので、うがいや解熱鎮痛剤などでの対処療法で自然治癒するのを待つしかありません。

できものの治療は病院の何科?

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のどが腫れたりできものができたりしたときは何科を受診したらよいのでしょうか。子供なら小児科とわかりますが、大人で発熱や悪寒もあるとなかなかできものまで関連付けて受診するのは難しいですよね。

基本的にのどの専門は耳鼻咽喉科で、熱や悪寒もともに診察してくれます。ただできものに本人が気づかない場合も内科や歯科の医師が口腔内を確認して診察しますので、必ずしも耳鼻咽喉科でしか治療できないというわけではありません。

白いできもの「膿栓」の痛くない取り方

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膿栓をほおっておくと口臭の原因にもなりますので手軽に自宅で、こっそりと処置しておきたいものですよね。誰にも知られず膿栓対策できる方法を2点ご紹介しますので、無理をしない程度に試してみましょう。ただし痛みがでたり吐き気があるのに無理をするとのどを傷つけてしまいます。そんなときは耳鼻咽喉科でただしく処置してもらうようにしましょう。

1.綿棒で取る

膿栓はカスが溜まっているだけなので何かでひっかいたらとれるものですが、あまりにも粘膜が弱いため爪で引っ掛けるなどすると周囲を傷つけて炎症を悪化させるかもしれません。

そんなときは自宅にある綿棒を使ってこっそりとることができます。膿栓は陰窩の穴の裏淵のようなところに引っかかってたまるようなので、穴を直接刺激するのではなくその周囲を軽く押してでてくるのを拾うというイメージで使用します。陰窩の近くは扁桃もありかなり敏感な粘膜ですので、痛みなどがある場合は即刻やめましょう。

2.シャワーで飛ばす

ネット上では綿棒やピンセットなど様々なものを使ってとる方法が紹介されていますが、やはり粘膜を傷つけてしまいそうで怖いという人にはシャワーがおススメ。シャワーの水圧で押し出す方法なら粘膜を傷つけるリスクはかなり低くなります。ただし大量の水を飲んで苦しくなったり、水圧で吐き気をもよおすほど一生懸命膿栓に立ち向かうことはお勧めできません。

まとめ

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のどは体内へ入る異物を未然に防ぐ最初の場所ですので、さまざまな異常が発生します。紹介したように赤や白のできものができたときは驚くかもしれませんが、まず落ち着いてほかの症状もでていないかを判断して耳鼻咽喉科など専門医に相談しましょう。

また膿栓であれば扁桃腺の構造上、繰り返し発生します。膿栓はくしゃみをしたときなど自然に出てくるのが普通ですが、予防するのが一番の処置です。一般的な予防法はイソジンなど口臭予防効果のあるうがい薬でのうがいと、歯磨きとともに専用舌磨き使った丁寧な口腔ケアをおこないましょう。