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耳下腺にしこりができてる!頭痛が起こることもある?痛いときや痛くないときの病気や原因、何科を受診すればいい?

耳下腺にしこりができたら何だか不安ですよね?リンパが腫れるってもしかして悪性?なんて思う人もいるかもしれませんが、耳下腺のしこりや腫れについては様々な原因があり、そのほとんが良性だそうです。耳下腺あたりにしこりができたら慌てずに良く観察してみてくださいね、身近なお医者さんで診てもらえることがほとんどなので気軽に受診してくださいね。



耳下腺のしこりについて

耳の下や首のあたりにしこりができると「リンパが腫れてる」という印象から悪性の腫瘍かもと不安になる場合がありませんか?耳の周りのしこりや腫れにはどんな病気があるのでしょうか?

最初は小さな膨らみで特に痛みはないけれど気が付いたら大きくなってたとか、痛みがあったり、なかったり、熱が出たりでなかったりと、症状も様々です。耳下腺が腫れたと言ってすぐに思いつくのはおたふく風邪でしょうか?

でも何だか他にも色々あるようです、耳下腺まわりのしこりについてまとめてみました。

耳下腺のしこりの原因とは?

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耳下腺腫瘍

耳下腺のしこり=耳下腺腫瘍があげれらます。耳下腺は名前の通り耳の下あたりにある唾液を分泌しています。この耳下腺に腫れもののような塊ができます。これが耳下腺腫瘍です。腫瘍と聞くとガンでは?と不安になりますよね。良性腫瘍の場合はしこりは触ると動くぐらい弾力があり、少しずつ大きくなります。

悪性の場合は触ると硬く良性のように動かず、気がついたら急に大きくなっています。良性のものは痛みはあまり感じれらないとのことですが、痛いというのも悪性の所見ということです。

耳下腺の近くには顔面神経という唾液や味覚に関する大事な神経が通っています。良性・悪性にも特徴はありますが自己判断せず、耳下腺が腫れているように感じたらすぐに専門病院を受診しましょう。

粉瘤

粉瘤とは皮膚の中にできる袋状のものです。良性の腫瘍なので安心してくださいね。表皮の中に袋状の組織があり個人差ですがこの袋に垢のような老廃物が溜まり、塊となって腫瘍となります。

この袋は押したりつまんだりすると、中からくさい臭いとともに白い膿のようなものが出てくることがあります。通常であれば皮膚は垢となって剥がれ落ちますが、なにかしらで皮膚が塞がれ老廃物の出口を塞いでしまうと袋のなかにどんどん老廃物が溜まり、大きくなり腫瘍となります。

皮膚があるところにできる腫瘍なので、全身のいたるところにできます。ひとつだけではなく、背中や手や足などいろんなところに複数できる場合もあります。通常は特に痛みはありませんが、衛生状態が悪くバイ菌などに感染すると化膿して痛む場合もあります。

脂肪腫

脂肪腫とは皮膚の下にできる脂肪の塊です。触ると柔らかく、動かせるもので、すこし弾力が有る感じです。お尻、背中、肩、に脂肪腫できやすいそうです。また、粉瘤と同じように全身に脂肪腫ができる可能性があります。

血管の多いものに血管脂肪腫というものあり、その場合は軽い痛みを伴います。脂肪腫は放っておくと10~12cmぐらいまで大きくなり、スピードはゆっくりですが徐々に大きくなっていくのでいつの間にか大きくなっていることもあるようです。40代から50代に多く女性や肥満の人に多いとされているようです。

リンパの腫れ

リンパの腫れには細菌性のリンパ節炎とウィルス性のリンパ節炎そして悪性リンパ腫などが有りますが、耳下腺のリンパ節炎の多くの場合は、頭や首のあたり・喉・耳・鼻に起こります。腫れが起きやすいのは、ニキビ、アトピー性皮膚炎、耳たぶの湿疹、耳の炎症がある人です。炎症性のリンパの腫れは痛いのも特徴なので、痛みがあれば早急に耳鼻科を受診しましょう。まれに悪性腫瘍の転移の可能性もあるので、ちゃんと受診して治療を受ける事が大切ですね。

耳下腺炎

耳の下が腫れてる!おたふく風邪かな?と連想するほど耳下腺が腫れたときに真っ先に思い浮かぶ病気ではないでしょうか。正式には流行性耳下腺炎という病名で、別名でおたふく風邪やムンプスと呼ばれます。ムンプスウイルスが病原菌で、感染者のくしゃみなどによって感染します。症状は頭痛や発熱、耳や顎の下の腺が腫れて痛みがでます。両側または片側の耳下腺が腫れます。

またおたふく風邪とは異なりウィルス性ではない「反復性耳下腺炎」があります。これは、名前の通り繰り返される症状で、耳下腺から分泌される唾液が溜まってしまい炎症を起こします。

何科にいけば良い?

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内科や皮膚科

耳の後ろにできたしこりだけでは判断がなかなか難しいですが、しこりの部分に痛みが無く、粉瘤や脂肪腫など皮膚のなかでコロコロ動くようなものは皮膚科で診てもらえます。粉瘤や脂肪腫は耳の後ろだけではなく、体のどこにでもできる特徴があります。

耳の後ろにできるしこりはほとんどが良性のもので、悪性はまれですが、自己の判断は禁物です。悪性の腫瘍の場合は筋肉や皮膚組織に広がるのが特徴なのでコロコロとした感触ではなく急激に大きくなる場合もあります。

耳の後ろの腫れについてはおたふく風邪も同様に耳の周りが腫れてきますし、風邪から耳下腺にバイ菌が入れば耳下腺リンパの腫れもあります。いずれにしてもどの症状も内科での受診が可能なので耳の後ろに違和感があれば皮膚科や内科を受診しましょう。

耳鼻咽喉科

耳周辺の違和感については耳鼻咽喉科でも診察は可能ですが、リンパ節炎や耳下腺炎、または耳下腺腫瘍など、耳の下の耳下腺が腫れている場合は耳鼻咽喉科で診てもらうことがお勧めです。

耳下腺は鼻の奥と耳の奥でつながっています。風邪などの菌やバイ菌が耳下腺に影響を与える可能性もあるので耳下腺が腫れれば耳にダメージを与えます、熱を持ったり、痛みがあったり腫れているという感覚があれば耳鼻咽喉科で早期に専門的な治療をうけることをお勧めします。

痛みが無いときは?

腫れもの=悪性腫瘍と考えがちですが、痛みが無く柔らかい、皮膚下で動くようなしこりの場合はあまり心配する必要はありません、悪性腫瘍の特徴は周りの組織を巻き込んで広がり、局部は硬く、急激に大きく広がるのが特徴です。

経過観察で腫れが引くような場合は良性ですので、すぐに引いていくようならばあまり心配せずに様子をみてみましょう。ですが、2、3日経っても腫れが引かず不安があれば皮膚科や内科で診察を受けることをお勧めします。

また、しこりに痛みもなく良性の場合でも、邪魔になるなどの本人の希望により切除を希望するならば皮膚科での切除も可能です、大きくなり見た目にも気になるようでしたら早めに治療してもらうことが大事です。しこりを取り除く治療は大きくなればそれなりに大変になってくるので早めの処置で軽く済みます。

子供に多いおたふくかぜについて

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症状

おたふく風邪は、お多福のお面のようにまんまるに膨れあがってしまうことが由来とされています。そのぐらいわかりやすい症状です。片方の耳下腺または両方の耳下腺が腫れたり、痛みと頭痛・発熱などがあります。2歳から12歳の間に感染するのが一般的と言われています。

潜伏期間

おたふくかぜの潜伏期間は長く2~3週間になります。おたふく風邪の初期症状としては首の痛みや頭痛などを訴える場合もありますが、この時点ではまだおたふく風邪の特徴的な症状はまだ出ていないので見過ごしてしまうようです。潜伏期間といえ感染の可能性もあるので風邪の症状があればすぐに小児科を受診しましょう。

治療方法

おたふく風邪の症状については個人差があり、腫れて痛みが強い場合もあれば痛みが少ない場合もあります。おたふく風邪はムンプスウイルスが原因で発症します。このウイルスに効く薬は残念ながらないため、自己治癒力で治します。腫れは7日もすればひいてきますが、それまではゆっくりと体を休ませましょう。

重症なときは症状に合わせて鎮痛剤や解熱剤といった薬物療法が行われることがあります。食事は、消化の良いうどんやおかゆなどで摂るようにしましょう。

飛沫感染で移る

おたふく風邪は飛沫感染で移ります。インフルエンザのように多くの子どもが感染して学級閉鎖になることがあるぐらい感染力が高いウイルスです。そのため、保育園や幼稚園、学校はお休みをして完治するまでは自宅で安静にします。

潜伏期間が長い為風邪の症状と見過ごす可能性もあるので、小さいお子さんをお持ちのお母さんはこの時期の風邪の状態に気を付けた方が良いようです。

熱が5日~1週間以上続くとき

おたふく風邪はまれに合併症として脳症や髄膜炎、難聴を発症する場合があります。脳症や髄膜炎になると、高熱・頭痛・意識がもうろうとする・痙攣・嘔吐などの症状がでます。このような症状や一週間経っても熱が引かず症状が緩和されない場合はすぐに小児科を受診しましょう。

おたふく風邪は治療法が無いとはいえ、発症を疑ったら小児科を受診し、医師の指示を受けてしっかりと対象療法を行うことが大切です。

まとめ

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耳下腺にできるしこり、一瞬これ何?と不安になりますが、しこりにはさまざまな種類があり、ほとんどは良性だということなので慌てずにしこりの状態を見極めましょう。

ただし、中には悪性のものも無いわけではないので、耳下腺にしこりや腫れがあったり、熱があるなどの場合はすぐに病院へ行きましょう。しこりは小さいうちに病院へいくことが大切ですよ、痛みが無いからと放っておいて大きくなれば治療もそれなりに大変になります。