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口内炎を早く治す方法が知りたい!何が一番効くの?口内炎最短治療8選!

ほとんどの人が経験したことのある口内炎は、そのまま放置していても自然に治っていきますが、突き刺すような強い痛みで食事することが辛かったり、潰瘍ができた違和感で口の中が気になってしまう事が多いと思います。できれば、すぐにでもなんとかしたい口内炎を、自宅で行うセルフケアと日頃からの予防で治してみませんか?



口内炎を早く治すために敵を知る!

そもそも口内炎って?

人は本来、口の中から入ってくる細菌や、もともと口の中にいた細菌に対して防御をする強い力が備わっています。しかし、体の抵抗力が落ちたときや、口の中にキズができたときなどは、過敏に反応して口内炎になります。

口内炎は口のまわり、頬、唇の内側などの粘膜、舌、歯茎などに発生します。症状は、膜状の丸く白い潰瘍ができ、周りが赤く炎症します。また、患部に触れると激しい痛みが特徴です。口内炎の患部が白くなるのは、粘膜にできた傷口の血液が固まるときに、たんぱく質の膜ができ、潰瘍をふさぐためだといわれています。

また、口内炎にはいくつかの種類があります。

・アフタ性口内炎

・カタル勢口内炎

・ウイルス性口内炎(ヘルペス性口内炎)

・口腔カンジダ性口内炎

などが代表する主な口内炎になります。

口内炎になる大きな原因は?

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口内炎を早く治すためには、「なぜその口内炎ができてしまったか?」という根本を探ることが治療の近道になります。

では、この辛くて痛い口内炎は、どうしてできてしまうのでしょうか?

いろいろな種類の口内炎がありますが、それぞれに違う原因があるようです。

頬や唇を噛んだ物理的刺激

歯の噛み合わせが悪かったり、また食事の時、頬の内側を強く噛んでしまい、口の中の粘膜を損傷してしまうことでできる口内炎が『カタル性口内炎』です。また、やけどや薬品の刺激からも炎症が起こることがあります。

症状は、口腔内の粘膜にできる潰瘍で、形は円形や楕円形になります。潰瘍の中心部はくぼみができ、クレータ状になっています。口の中のあらゆる場所に発生し、治るまで強い痛みがあります。

虫歯、入れ歯や矯正区具による損傷

虫歯を放置しておくと、欠けて尖った部分で口の粘膜を傷つけることがあります。また、入れ歯や矯正器具が触れ、弱い粘膜を傷つけた事が原因で、カタル性口内炎になることがあります。虫歯や歯周病、歯槽膿漏など、口の中が不衛生の状態でいると、細菌の繁殖が活発になり口内炎ができてしまいます。

さらに、患部の炎症がひどくなると痛みが強くなり、酸味や香辛料など刺激のある食べ物で、しみることがあります。よって、口内炎を予防するためには、歯科医院で欠けた歯を治し、入れ歯や矯正器具の調整をしてもらうことが先決になります。

疲労やストレス、ビタミン不足

普段、一番なりやすいのが『アフタ性口内炎』です。この口内炎ができる原因ははっきりと解明されていませんが、一番の要因としてストレス、疲れによる免疫力低下、睡眠不足、ビタミンB2の欠乏だとされています。また、体力が低下すると、胃腸が弱くなり口内炎ができやすくなります。

アフタ性口内炎の症状は、赤く腫れた中に2~10ミリくらいの丸く白い潰瘍ができます。症状がひどい場合、小さな潰瘍が2~3個同時にできる場合もあります。場所は頬、唇の内側、舌、歯茎などの口腔内の粘膜に発生し、1週間から2週間くらいで自然に治癒していきます。

口内炎が良くならない時、範囲が広い、また再発を繰り返すなどの症状が出ている場合は、ベーチェット病などの病気や、飲んでいる薬が原因などの場合があります。

ウイルスや細菌

口内炎の中には、ウイルスや細菌が原因で起きる『ウイルス性口内炎』があります。ウイルス性の口内炎の治療には薬を使用するので、病院での治療が必要です。

●ヘルペス性口内炎

ヘルペス性口内炎は感染により発生します。ウイルスを持っている人が使ったタオルや食器などが感染源になり、それらの使い回しが発症の原因となる場合が多くあります。また、ウイルスを持った母親が、スキンシップなどで、子供に感染してしまう症例が報告されています。

症状としては、感染から約2~12日ほど潜伏し発症します。口腔内の痛みや炎症、リンパが腫れて高熱が出ます。また、高熱が出てから口腔内の腫れや痛みを感じる場合があります。その後は粘膜に小さな水ぶくれができ、潰れると潰瘍になります。ヘルペス口内炎には、抗ヘルペスウイルス剤のゾビラックスや、バルドレックスなどの特効薬があります。

●カンジダ性口内炎

常に口腔内にいるカビで『カンジダ』という真菌が原因でできる口内炎です。通常より増殖してしまうことで発症します。この口内炎は感染よりも、自分が保持している菌が原因で発症してしまうことが多くあります。

症状としては、白いコケのようなものが口腔内全体に広がります。白いコケが剥がれると出血をしたり、赤く炎症を起こす場合があります。また、食事の際に激しい痛みがあり、患部が熱く感じることがあるようです。カンジダ性口内炎の治療には、抗真菌剤を使った軟膏やうがい薬で治療をします。

口内炎を早く治す方法

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普通、口内炎は1~2週間ほどで自然に治っていきますが、強い痛みを我慢しなくてはいけません。その間、購入が容易な市販薬などを使用すれば、炎症を抑え口内炎を早く治療することができます。

薬を使った口内炎の治療

軟膏を使用する

口内炎に直接塗り患部の炎症をしずめ、痛みを和らげる作用がある、軟膏タイプの薬があります。口内炎ができている周りをティッシュなどで拭き取り、水分(唾液)を乾燥させます。口内炎の部分を軟膏でカバーするように塗ります。1日3~4回ほど繰り返すと、痛みが改善されてきます。

パッチタイプの薬を使用する

口内炎に貼って治療する薬になります。刺激に対して痛みのある口内炎に向いています。口内炎の周りをティッシュなどで拭き、アフタッチの白い面を口内炎の患部へカバーするように乗せ、2、3秒指で軽く押さえ貼り付け使用します。

うがいで口の中を殺菌

口の中を殺菌すると口内炎を早く治すことができます。口の中は暖かく湿っているために、いろいろな種類の細菌が潜んでいます。また、外部からも細菌やウイルスが口の中に入ってきます。口の中をいつも清潔にしていると、口の中にキズができたり細菌が入ってきても、口内炎ができにくくなります。

イソジンやリステリンなどの、殺菌や消毒効果の高いうがい薬に効果があります。患部を直接ケアする塗り薬のような即効性はありませんが、普段からの予防対策としての効果は期待できます。

リステリン

口内炎には、リステリンのトータルケア(紫色)が効果が期待できます。口内炎に悩まされる人は、リステリンを毎日使用することで、口内炎ができにくい口内環境を作れるようですが、口内炎ができているときに使用すると、かなりの痛みがあります。

イソジン

うがい薬で一般的なイソジンは、細菌やウイルスに対して殺菌、消毒ができます。イソジンの主な成分はポピドンヨードです。殺菌効果は遊離ヨウ素によるもので、強力な殺菌作用を持つのが特徴です。

イソジンの原液を直接患部につけて、治す方法もあるようです。効果は期待できるようですが、震えがくるような激しい痛みに襲われるようなので、痛みに弱い人は覚悟が必要です。しばらくすると患部がしびれ、痛みの感覚が鈍くなり、食事ができたという報告がありましたが、トライする場合は自己責任で…。

口内炎を塩やハチミツで治す

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口内炎の痛みが辛いのに、治す薬が手元にない。そんな時に、家にある身近な物が薬の代用になれば便利です。おばあちゃんの知恵袋や年配の方が、口内炎の治す民間療法として用いる『塩』や『ハチミツ』の治療効果はどうなのでしょうか?

昔から塩は、歯磨き粉の代わりに使用されていました。また、ハチミツも殺菌力が強く、やけどの消毒や虫歯の応急処置に用いられたりしています。

塩で口内炎を治す

塩でうがいをおこない、口腔内を殺菌する方法になります。方法はコップにぬるま湯を用意し、塩をスプーン1杯(5~10グラム程度)を入れてよく溶かし使用します。後はその塩水で1日4、5回口をゆすぎます。塩を直接患部に塗り込むという人もいるようですが、使用時には、猛烈な激しい痛みが襲うので、かなりの覚悟が必要です。どちらの際にも、使用するのは天然塩がよいようです。

塩を使った治療方法は、個人それぞれの健康状態や口内炎の症状の状態など、いろいろな要因で結果が変わります。よって、口内炎に塩は有効という派と逆効果という派の、2つの意見が出ています。

ハチミツで口内炎を治す

口内炎をハチミツで治す方法は、口腔内をうがいなどで清潔にした後、脱脂綿や綿棒でハチミツを塗りつける方法になります。この方法は、サウジアラビアの研究者が医学実験を行いました。実験は、口内炎の患者を軟膏(ステロイド系)、口内炎用貼り薬(パッチ)、ハチミツの3グループに分けて治療するというものです。

結果は、薬の治療では痛みがひくまでに3~5日必要だったのが、ハチミツは1日で痛みが治まったことから、一番良い効果があったと研究報告されています。しかし、この方法も塩と同様に、ハチミツを塗る際に、激痛に襲われる事があるので注意が必要です。

口内炎を早く治すにはバランスのとれた栄養

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口内炎に効く食材

粘膜の炎症を抑え、治りやすくするための栄養素『ビタミンB2』と『ビタミンC』の摂取が口内炎の治療に役立ちます。ビタミンB2はウナギ、牛や豚、鳥の肝臓(レバー)、青魚に多く含まれています。1日に必要なビタミンB2の摂取量は18歳以上で、男性が1.6mg、女性1.2mg(妊婦、授乳中の場合、1.7mg~1.8mg)が理想の所要量です。

●大根

口内炎に効く食材として大根があります。大根にはビタミンCが含まれているうえに、消炎効果があり、口の中の菌を抑える働きが期待できます。とくに大根おろしは手軽で効果的です。

●ほうれん草

口内炎に必要な栄養素が豊富に含まれています。おすすめはおひたしです。

●ワカメ、ひじき

ワカメやひじきにはビタミンB2が含まれています。

反対に、口内炎を悪化させる食べ物は、香辛料が多く含まれているメニューになります。カレーやキムチ、唐辛子が使われているメニューも避けたほうがよいでしょう。

サプリメントの摂取

口内炎はビタミン不足が原因で発症する場合があります。普段からきちんとしたビタミン摂取を心掛けていると、口内炎を予防することができます。食事で栄養素を摂取できればよいのですが、食生活だけでは補えないビタミンがあります。足りないビタミンを手軽に摂取するのに、有効なサプリメントが市販されています。

●成人1日2錠

●2錠あたりの成分

・ビタミンB2リン酸エステル、38mg

・ビタミンB6、50mg

・ビタミンB1硝酸塩、20mg

・ニコチン酸アミド、40mg

・パントテン酸カルシウム、20mg

病院でレーザー治療

口内炎を早く治す方法の中に、歯科医院や口腔外科で受けることができる『レーザー治療』があります。病院によってレーザー治療の否可があるので、事前に病院のホームページや電話で確認することをおすすめします。治療費用は保険適用外になります。病院によって値段が異なるため、こちらも確認が必要です。

レーザー治療後の口内炎は、患部に向かって粘膜が寄り口内炎がふさがったイメージになります。また、レーザー照射の鎮痛効果で、痛みが楽になるようです。帰宅後は、熱や刺激のものを控え、舌で患部を触らないように心掛けて下さい。

テレビで紹介、口内炎スピード完治

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NHKためしてガッテン

NHKの『ためしてガッテン』で「口内炎スピード完治」というタイトルで取り上げられました。番組の放送では、口腔内を清潔にし細菌を増やさないことがポイントで、口内炎を根本的に治す方法として『うがい』をすることを推薦していました。

●殺菌ブクブクうがい

殺菌成分が入っているうがい薬を使用します。20秒のブクブクうがいを3セット行う実験で、口腔内の細菌が10分の1に減り、うがいによる効果が3時間以上継続しました。軟膏薬を使用するときも、この殺菌ブクブクうがいをし細菌を減らしてから使用すると効果がでるようです。

口内炎を早く治すには自分でケアもポイント!

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口腔内の細菌が増えることを阻止できれば、口内炎の進行を防ぐことができます。他に持病など無い場合は、自分でケアをし、ひどくなる前に生活環境や栄養バランスを整えて、薬やうがいなどを上手に利用すると、痛みに悩む口内炎を早く治すポイントになるようです。

しかし、口内炎が10日以上経っても、なかなか治らない、発熱や全身に倦怠感がある、口内炎の症状が、口腔内全体や口の周りなどに広がってきた場合は、感染症や他の病気の症状の可能性もあります。その場合は自分でケアをせず、迷わず歯科医院や口腔外科、耳鼻咽喉科を受診して下さい。