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下痢が続くときに疑われる7つ疾患とは?その腹痛は重大な病気のサイン?

外出中や仕事中など下痢になるといろいろと生活に支障をきたします。急な下痢で1回限りならまだしも、もし下痢が毎日続いたら…それは原因になっている病気が隠れている可能性があります。下痢が続く病気にはどんなものがあるのでしょうか?また下痢が続く場合にはどのような事に注意して生活すればよいのでしょう。ここでは下痢が続く場合の原因と治療法、対処法などに焦点をあてて解説していきます。



下痢が続くとは、どんな状態?

下痢ぎみになると何かにあたったかな?とまずは考えるかもしれませんが、もしその症状が何日も、何週間も続いたら、それは何かの病気ではないかと疑い始めるでしょう。

下痢が続く原因は様々に考えられます。一時的なもので終わる場合もあれば、慢性疾患や重大な病気が隠れている可能性もあるのです。ここでは下痢が続く場合に考えらえる病気と症状、対処法などをご紹介していきます。あなたの下痢の症状もどれかに当てはまるかもしれません。

下痢の種類は、2つある

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2週間以内なら急性下痢

下痢には2種類あり、「急性」と「慢性」の下痢に分類されます。急性と慢性の下痢は、どの位の期間下痢が続いているか見分けます。2週間以内の場合は急性、2週間以上の場合は慢性だと判断されます。急性の下痢には、「非感染性」と「感染性」の下痢があります。

●非感染性下痢

薬剤性腸炎、精神的なストレス、アレルギー性腸炎、暴飲暴食、虚血性腸炎(きょけつせいちょうえん)など腹痛を伴う下痢をします。アレルギー性腸炎の場合、下痢・腹痛の他に嘔吐も伴う場合があります。

また薬剤性腸炎は、薬剤を摂取して腸の粘膜にびらんや潰瘍ができることもあり、下痢の他に下血をすることもあります。さらに、虚血性腸炎(きょけつせいちょうえん)は、腹痛と鮮血がまじった下痢が特徴です。

●感染性下痢

感染性下痢は微生物が原因で、ウイルス・原虫・寄生虫などが食品や水を摂ることによって、腸の粘膜に入り込んだり、人から感染したり、ペットから感染したりします。サルモネラ菌は食中毒で一番多い菌で、加熱不十分な鶏肉や生卵などから感染すると言われています。

また、キャンピロバクターや腸炎ビブリオ、O-157などの病原性大腸菌群なども良く聞く細菌でしょう。キャンピロバクター腸炎は、キャンピロバクター菌がペットから感染して下痢を何回も繰り返します。症状が酷くなると血便を伴います。

そしてノロウィルス・ロタウイルス・アデノウイルスなどの、ウイルス感染は比較的冬に多く流行します。手指や食べ物から感染し、下痢の他におう吐・腹痛の症状に見舞われます。

2週間以上なら慢性下痢

2~3週間以上下痢が続く下痢を慢性下痢と呼んでいます。慢性下痢の原因は様々ですが、病気によって慢性的な下痢になることがあります。

大腸がんなどの疾患・甲状腺機能亢進症・カルチノイド症候群・薬剤性・放射線性・小腸や大腸の器質的な異常・潰瘍性大腸炎・クローン病や腸結核などの感染症・寄生虫・吸収障害などです。現在は、過敏性腸症候群による下痢の患者が増えているようです。

過敏性腸症候群はストレスから引き起こされるといわれています。自律神経がストレスで乱れることにより起こる症状ということです。過度な緊張や不安、精神的なことが原因で起こる現代病の一つと言われています。

過敏性腸症候群の症状は、下痢、便秘、それに下痢と便秘の両方起こる事があり、他には腹痛、吐き気、おう吐、またお腹に違和感を感じることもあるようです。

原因は、精神的なものからくるもので、対人関係や仕事、家庭などのことからくるストレスに加え、不規則な生活や食事の内容などさまざまなことがあります。

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下痢が続く場合に考えられる病気

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若い人に多い潰瘍性大腸炎

下痢が続く場合に考えられる病気として、一番多いのは、特に20代の若者に増加している潰瘍性大腸炎だといわれています。潰瘍性大腸炎の特徴としては、下痢の量は多くないにもかかわらず、頻繁にトイレに行きたくなるところだと考えられています。

粘液や血液が混ざるという特徴があります。さらに病状が進むと、お腹全体が痛くなり、熱も出て、体のだるさを感じるようになるといわれています。大腸粘膜に対する異常な免疫反応の異常が原因とされていますが、遺伝的素因や食生活、腸内細菌叢の変化などが複雑に絡み合っており、すべてが明らかになっているわけではありません。

肉体的、精神的ストレスで悪化することもあるといわれています。大腸がんになる可能性もありますので早い段階で医師による治療を解することが望ましいでしょう。

消化管に慢性の炎症が起きるクローン病

最近多い下痢が続く病気としては、クローン病があげられます。初期のクローン病の患者さんの、約半数が下痢が続く経験をしているといわれています。クローン病とは、まだあまり馴染みのない病気ですが、口から肛門まであらゆる消化管に慢性の炎症が起こるという、原因不明の病気だと考えられています。

国の特定疾患にも指定されている難病です。下痢の症状が、一時的に消失して、再発を繰り返すパターンが多いために、クローン病と判明するのに時間がかかるケースが多いといわれています。

便秘や下痢を繰り返すことがある大腸がん

大腸がんにおいても、下痢の症状が続くといわれています。がんによって腸管がふさがれると、便の通過が悪くなり、便秘になったり、水分の吸収が悪くなり、下痢になることがあるといわれています。大腸がんになった患者さんの多くが、便秘と下痢が交互に続いたといわれています。おならのにおいが臭くなるなどの自覚症状もあるといわれています。

下痢やみぞおちが痛くなるなどの膵臓の疾患

下痢が続く場合には、膵臓の疾患の可能性もあるといわれています。下痢が続き、みぞおち付近が痛い場合などに多いといわれています。特にアルコールを飲んだ翌日や、脂肪分の多い食事をした後に、痛みが強くなると考えられています。

このような場合は、すい臓の疾患によるものである可能性があります。原因としては、すい臓に炎症が起きていることになり、慢性膵炎である可能性が高いといわれています。おもにアルコールが原因であり、日本酒を毎日3合以上飲み続けると、どんなに強い人でも10年で膵炎が発症するといわれており、慢性膵炎が悪化すると脂肪便や下痢という症状が出てくると考えられています。

甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるバセドウ病

バセドウ病も下痢が続く症状のでる病気だといわれています。バセドウ病は、あまり知られていない病気ですが、若年から中年の女性に、多くみられる甲状腺ホルモンが、過剰に分泌される病気だといわれています。ホルモンバランスが狂い、腸のぜん動運動が、活発になり過ぎて、下痢が続いていまうと考えられています。

さらに、排便の回数も増えるといわれ、他にも、バセドウ病の症状には、眼球突出、疲れやすい、動悸などがあります。下痢以外にも、このような自覚症状があれば、バセドウ病の疑いがあると考えて良いかもしれません遺伝することがあるので、家族にバセドウ病がいる人は、特に、注意が必要だといわれています。

糖尿病が原因のことも

日本においてはよく知られている糖尿病も下痢が続く症状の原因になる病気だといわれています。糖尿病による合併症のひとつに、自律神経の障害があり、胃の運動をコントロールする自律神経が、糖尿病が原因で、ダメージを受けている場合があります。

自律神経がうまく働かず、胃の不全麻痺が起きてしまい、下痢をはじめとした症状がでてくる可能性があります。糖尿病が原因で、下痢になる症状は、糖尿病性下痢と呼ばれており、大きな特徴として、下痢に伴う、腹痛といった症状がないといわれています。また、夜間に、急激な水様性の下痢になるという、独特な特徴もあります。

なお、糖尿病性下痢では、それほど体力が消耗されないことも特徴だと考えられています。

ストレス・不安などで起こる過敏性腸症候群(IBS)

下痢が続く症状をもつ病気にはいろいろなものがありますが、もっとも多いのが、過敏性腸症候群(IBS)という診断です。慢性下痢の約半数の人が、過敏性腸症候群と診断されているとまでいわれています。特に大人に多いのが特徴だといわれています。下痢がずっと続いて止まらない、下痢止め薬を服用しても改善しない。心配で、病院へ行って検査しても、炎症や潰瘍など目に見える異常が認められない場合に過敏性腸症候群(IBS)と診断されると考えられています。

過敏性腸症候群(IBS)はストレス、不安、緊張が原因で起きるといわれています。多忙な人やストレスに弱い人、若い女性に多いという傾向があります。この病気と診断する際には、まずは、腹痛や腹部不快感が、3ヶ月以上続くこと。排便すると、症状がやわらぎ、排便回数が、それまでより増える、または減っていること。

また、便の形状が、コロコロと固い便、軟便、水様便などに変化すること、検査をしても、消化管に異常がないことなどがあげられます。過敏性腸症候群(IBS)になりやすい性格としては、繊細で几帳面な性格の人や、不安、緊張などのストレスを発散できずに、ため込んでしまう人などがあげられます。

また、過敏性腸症候群(IBS)の腹痛や下痢は、通勤途中や、学校に行く前など、特定のシチュエーションだけでおこるタイプと、特定の場面にかぎらず、日常生活の様々な場面で起こるタイプの2種類があるといわれており、とても複雑な症状だと考えられています。

下痢が続いた場合の症状

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発熱、嘔吐、脱水症状

下痢が続くと発熱をともなうことがあるといわれています。これは、主に細菌に感染した場合に多い症状だといわれており、ウイルス性の胃腸炎などが原因でも起こりえる症状だといわれており、「お腹の風邪」とも呼ばれています。

ノロウィルスやロタウィルスなどが有名ですが、子供の場合には、発熱とあわせて頭痛、激しい嘔吐を繰り返したり、下痢が続くと、脱水を起こしやすくなるため、そこまで進行したらすぐに病院に行くことが望ましいでしょう。まずは吐き気を止め、脱水を防ぐことが大切だと考えられています。

血便

下痢が続く場合には、血便がでるともいわれています。この場合には、消化器官の病気が原因により慢性下痢が引き起こされている可能性があります。血が混じった便は、大きく「タール便」と「血便」に分けられます。その名前の通り、黒っぽい色をしている場合はタール便、鮮血に近く赤い色をしている時は血便といわれています。

血便がでると腸の病気に結び付けやすいイメージがありますが、出血しているのは腸だけではなく、全ての消化器官からの出血が便に混ざって排出される可能背があるため、腸とはかぎりません。一方のタール便は、胃潰瘍や十二指潰瘍などによって肛門から遠い部分で出血していることが考えられます。

いずれにしろ血便がでた場合には単なる下痢ではない可能性がありますので、医師の診察を受けることが望ましいでしょう。

ずっと下痢が続く

症状として、長い間ずっと水下痢が続く場合があります。下痢は、通常、便の中の水分量が90%を超え液体化した状態をいいますが、さらに水分量が増え95%以上になり水のように「シャー」と便が出てしまう状態を一般的に水下痢と呼んでいます。

感染性胃腸炎になるとこういった症状になり、かつずっと下痢が続くようになってしまう場合がありますが、これは細菌やウイルスを体の外に出そうとする防衛反応の1つですのであえて止めずに出し続けることが大事だといわれています。

また、腹痛を伴わずにずっと下痢が続く場合もありえますが、この場合には食生活の改善が必要だといわrています。さらに、ストレスなどによっても、水下痢などのようにずっと下痢が続く場合があるといわれています。

激しい腹痛が起こる

下痢が続く症状の中には、激しい腹痛をともなう場合があります。この場合には粘膜性の下痢であることが多く、粘膜性の下痢は激しい腹痛とともに、大量の粘液を排出するといわれています。正常便と粘液の排出を交互にくり返す場合と、下痢と粘液の排泄を繰り返すものがあるといわれています。

特に過敏性腸症候群(IBS)の病気の場合に多く、大腸の運動機能を調節している自律神経の失調といわれ、精神的なストレスが大きくかかわっています。もともと自律神経が弱い人に、過労や睡眠不足、精神的な重圧など様々なストレスが加わって起こると考えられています。

腹痛をともなわない下痢症状

下痢が続いているにもかかわらず、腹痛がない場合が稀にあります。この場合には、慢性下痢の原因として、糖尿病があげられるといわれています。糖尿病になると腹痛をともなわない下痢になるといわれています。もともと、糖尿病になると自律神経がうまく働かず、胃の不全麻痺が起きてしまい、下痢をはじめとした症状がでてくる可能性があります。

糖尿病が原因で、下痢になる症状は、糖尿病性下痢と呼ばれています。その大きな特徴として、腹痛のない下痢になるといわれています。また、夜間に急激な水様性の下痢になるという、独特な特徴もありますのでそれも伴った場合には、糖尿病である可能性があるので医師の診察を受けることが望ましいでしょう。

便秘を繰り返す

また、下痢が続く場合に、下痢だけでなく、便秘を繰り返す場合もあるといわれています。これは、けいれん性結腸といわれ、下痢と便秘を繰り返す交代制便通異常だと考えられています。

ある時は、けいれん性のために、おなかがキュッとソーセージのようにくびれてしまい、便の通過が妨げられて便が硬くなり、便秘になり、ある時は蠕動運動が活発になりすぎるために、便が短時間に送られて下痢便となって出てしまい、シクシク痛んだり、キューンと痛むのは強いけいれんが起きるからだと考えられています。

また、下痢と便秘を繰り返す場合には、大腸がんの症状としても考えられるため、早めに医師の診察を受けることが望ましいでしょう。

下痢が続く原因

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風邪

下痢が続く原因として、風邪があげられます。特に冬に流行する胃腸風邪と呼ばれる感染性胃腸炎が有名です。感染性胃腸炎は、吐き気をともないつつ下痢を伴うケースがあるといわれています。「お腹にくる風邪」とも呼ばれ、下痢が続くと考えられています。

風邪による下痢の特徴としては、原因となるウイルスや細菌が体内に侵入して引き起こされ、下痢を発症します。一般的によく知られているのは、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルスです。特に冬場になるとノロウイルスが猛威を振るい、集団感染する危険性まであるといわれています。

不溶性食物繊維が含まれている食事

下痢が続く場合には、病気だけでなく、普段の食生活が原因でも引き起こされることがあるといわれています。下痢の原因となり得る食べ物は、たくさんあります。まずは、不溶性食物繊維を含む食べ物であり、おから、グリンピース、納豆などに多く含まれています。

食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があり、水溶性食物繊維は、下痢症状の緩和を促す効果がありますが、不溶性食物繊維は腸を刺激してしまい下痢になるといわれています。他にも、アルコール、乳製品、キシリトール配合商品、コーヒーなどのカフェイン配合飲料、唐辛子、かき氷やアイスなどの冷たい食べ物、ミネラルウォーター(硬水)などがあげられます。

子供、幼児、高齢者は、お腹が弱い

子供や幼児は、下痢になりやすいといわれています。急性下痢にも慢性下痢どちらにもなりやすい体質だと考えられています。ウイルス性や食中毒などで、簡単に急性下痢になります。同様に病気になっている高齢者なども体が弱っているため下痢になりやすいといわれています。

乳幼児などは、母乳の赤ちゃんは軟便になりやすく、母乳やミルクに含まれるものを分解できないことがあるといわれています。幼児も子供の体質や心因性よるものでなります。子供や幼児の場合の下痢は、風邪によるウィルス性のものが多く、症状がひどい場合に医師の診断を受けることが望ましいでしょう。

大人にだって起きる下痢

大人に多いのは、何と言っても過敏性腸症候群(IBS)だといわれています。過敏性腸症候群(IBS)はストレス、不安、緊張が原因で起きるといわれており、現代社会においては、多忙であることや、ストレスに苛まれることは当たり前なので大人に多く、過敏性腸症候群(IRS)が発症するといわれています。

また現在は、過敏性腸症候群(IBS)の腹痛や下痢は、大人だけでなく、学生レベルでも通学途中や、学校に行く前、試験前など、特定のシチュエーションになるたびに起こるといわれています。

ホルモンバランスが乱れる妊娠初期

妊娠1~4ヶ月くらいまでの妊娠初期には、体内のホルモンバランスが急激に変化するので、体調が変化しやすくなり、つわりとともに妊娠初期症状の1つとして下痢が続く場合があります。妊娠初期に下痢になるのは、妊娠による体の変化が関係しており、女性の体は排卵前後から「プロゲステロン(黄体ホルモン)」と呼ばれる女性ホルモンの分泌量が増え、妊娠すると分泌され続けます。

このホルモンは妊娠を維持しやすくするために栄養や水分を蓄えようとするので代謝が悪くなって便秘になりやすくなりますが、妊娠初期にはつわりなども現れるため、食べられるものが偏って特定のものばかり食べるようになります。そして、脂っこいものばかりを食べ過ぎて消化不良になったり、冷たい食べものや飲み物中心の食生活でお腹が冷えることなどが原因で下痢になりやすくなるといわれています。

ストレス

先にも述べましたが、ストレスも下痢の原因になるといわれています。ストレスは下痢に限らずあらゆる病気の原因になりますが、それは時間をかけてなっていきますが、過敏性腸症候群(IBS)の場合には反応はとても顕著です。

もともと自律神経が弱い人に、過労や睡眠不足、精神的な重圧など様々なストレスが加わるとすぐに下痢を引き越します。ストレスは、生活行動と密接な関係にありますから、下痢止めを使うだけでは治りません。職場や家庭環境、食生活、人間関係などを見つめなおして解決していくことが大事だといわれています。

下痢が続く場合の治療法

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下痢止めの種類と効果

一刻も早く下痢を止めたいという時に、一番手っ取り早いのは、下痢止めを服用することになるといわれています。しかし、その薬は下痢の症状に合ったものである必要があると考えられています。

下痢止めの種類は、いくつか種類があり、原因や症状によって選ぶ必要があります。まずは、「腸管運動正常化タイプ」は、下痢止めとして一般的なタイプであり、活発化したぜん動運動を正常化させて腸の水分量をコントロールして治しますので、細菌やウイルスによる下痢には使えないといわれています。

次に整腸剤タイプは、善玉菌と悪玉菌のバランスを崩した腸内の環境をゆるやかに整えていきます。急いで下痢の症状を抑えるのには不向きなため、下痢止めと併用して服用するのがよいといわれています。殺菌剤タイプは、殺菌効果があり、食あたりなどによる下痢に有効的だと考えられています。

収れん剤タイプは、腸の粘膜のタンパク質と結合した膜が腸の壁を保護して炎症を抑えます。この他にも、漢方薬などさまざまなタイプが市販されています。

下痢止めはかえって悪化する場合もある

ウイルスなどの細菌感染性の胃腸炎などからくる下痢の場合には、病原菌を体の外へ出そうとする防衛反応として下痢が続いている場合があるので、無理に下痢や嘔吐を止めてしまうと病原体を体の中に留め、病状を長引かせてしまう恐れがありますので、必ずしも下痢止めや吐き気止めを使用するのはかえって逆効果だと考えられています。

ひどい場合には病院に行く

これまで述べてきましたとおり、下痢の原因は様々です。単純に食あたりにより下痢になっている場合もあれば、細菌感染により下痢になっている場合もあります。また、細菌感染の場合には下痢止めはかえって逆効果となります。

つまり、下痢が長期にわたり続いたり、症状が強い場合などは、自分で無理に判断を下さず、医師の診察を受けることが望ましいでしょう。その症状にあった薬を処方してもらえますし、適切な検査により他の病気を発見することにもつながると考えられます。

下痢が続く場合の対処法、予防法

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脱水症状は何よりもまず防ぐ

ひどい下痢になってしまった場合には、まずは脱水症状を防ぐことが大切だといわれています。激しい下痢で急速に水分が失われていくので、吸収のいい飲み物を選ぶことが大切だと考えられます。経口補水液のような体に電解質を吸収しやすい飲料の摂取が理想的です。

番茶、湯ざまし、薄いみそ汁、スープ、糖分の少ないジュース、スポーツ飲料もよいでしょう。ゴクゴクと一度に大量に飲んでお腹に負担をかけないようにし、水分とはいえビールや焼酎などのアルコール類は当然控えましょう。

暴飲暴食をやめる

下痢が続く原因としては、食生活が大きく関係していますので、まずは暴飲暴食を避けることが望ましいでしょう。特にアルコール類は、胃腸に負担をかけるだけでなく、慢性膵炎の原因になりますので適度な量に抑えることが大事だと考えられています。同様にタバコも交感神経、副交感神経を刺激する化合物なので控えることが望ましいでしょう。

普段から栄養バランスのよい食事を摂り、体力と抵抗力をつけておくことが大切です。腸を元気にする乳酸飲料や食物繊維を多く摂りましょう。ただし、下痢のときは避けることが望ましいでしょう。

冷たい食べ物をひかえる

下痢の予防としては、冷たい食べ物を日頃からひかえることが大切だといわれています。冷たい食べものが胃に入ると、その刺激で腸のぜんどう運動が異常に高まります。すると腸内の内容物の輸送時間が短くなって、水分の吸収に必要な時間がかけられずに下痢を起こすと考えられているからです。

ストレスを改善する

過敏性腸症候群(IBS)などの場合のようにストレスは下痢になる要因となっています、もちろん現代社会においてストレスから完全に解放されることは難しいですが、仕事時間と休息時間をきちんと分け、生活にメリハリをつけるだけでも改善されるといわれています。

その中で、ストレスを受けていることを認識し、自分に合ったストレス解消法を見つける。1日30分でもいいから自分ひとりの時間を持つなど、精神的にゆとりのある生活を送るなど、いろいろなストレス改善のための工夫をしてみることが大切です。

適度な運動をする

下痢が続く場合の対処法、下痢を予防法として、意外かもしれませんが、適度な運動が大事だといわれています。それは、運動不足から腹筋が弱って、腸の働きが弱まり、下痢が続く人もいるといわれているからです。特に腹筋を鍛えることがよいといわれています。

腸を動かすためにはある程度の腹筋の力が必要になります、日頃から胃腸の働きが悪く、下痢が続いている人も、しばらく腹筋運動を続けてもらうと、かなりの高確率で改善が見られるという報告もあるようです。腹筋群と腹斜筋の運動は、その下の胃腸にとって適度なマッサージ効果となり、その働きを調整するためと考えられます。

下痢は自己診断せず続くようなら医療機関を受診しよう

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下痢が続くと脱水状態などを引きおこしたり、体力を消耗したりと二次的な問題も発生することがあります。また、一時的な下痢は感染症などが原因で時間の経過と共に治る可能性が高いですが、続く場合にはなんらかの根本的な原因が隠れている場合が考えられます。

自己判断で下痢止めなどを飲んでしまうとより悪化させる可能性があるので注意が必要です。下痢が続くようならば、なるべく早めに医療機関を受診して適切な治療を開始するようにしてください。