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三半規管が弱いと感じている人必見!6つの鍛え方や4つの特徴

電車や車に乗ると必ず酔ってしまい、せっかくの旅行が楽しめない…そんな経験がある方は意外と多くいらっしゃいます。この乗り物酔いは三半規管が弱いことが原因とされているのですが、実は三半規管は鍛えることができるのです。今回はそんな三半規管の鍛え方や、三半規管が原因となるめまいの改善方法などをご紹介して行きたいと思います。



三半規管が弱いと起こる症状や鍛え方について紹介します!

乗り物に乗ったり、3Dの映像を見ると気分が悪くなってしまったことはありませんか?せっかくのドライブも乗り物酔いをしてしまうと楽しめなくなってしまいますよね。このような乗り物酔いやめまいなどは三半規管という耳の中の小さな器官が原因で起こっています。

しかし、この三半規管を鍛えることによって、これらの症状を改善できるかもしれません。今回はそんな三半規管が弱いとお困りの方に、三半規管の鍛え方や症状の改善法などをご紹介していきたいと思います。乗り物酔いは体質だからと諦めてしまっている方必見です!

三半規管とは?

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どこにあるの?

三半規管は鼓膜の内側の中耳という部分にあります。蝸牛に続くカーブした管のことを指し、前半規管・後半規管・外側半規管と3本あるため、総称して三半規管と呼ばれています。それぞれの菅の中は常にリンパ液が満たされていることによって機能します。

三半規管の役割とは平衡感覚をつかさどっている

三半規管の役割は、おもに平衡感覚をつかさどっています。人がまっすぐに立っていられるのはこの三半規管のおかげです。重力に対して、身体がどのような傾きをしてどの方向に動くのかという、身体の回転運動を感じることによって平衡を取ることができています。

しかし、平衡感覚を感じ取るのは三半規管だけではなく、視覚や筋肉が働くことによって、その動きが信号として脳で統合されています。そのため、平衡感覚を感じるための器官のどこか一部にでも障害が現れてしまった場合、平衡感覚には異常が現れてしまい、めまいや乗り物酔い、吐き気などの症状が引き起こされてしまう原因となる場合が多いようです。

三半規管が弱い人は乗り物に酔いやすい

三半規管が弱い人の特徴として、乗り物に酔いやすいということが一番にあげられます。また、ほとんどの乗り物には大丈夫なのに、バスにだけはすぐに酔ってしまうなど、特定の乗り物に弱いという方もいます。このように乗り物酔いをする方は、めまいの症状が出やすいという特徴があります。

また、この三半規管は年齢とともに弱くなってしまうようです。そのため、年を取ると転びやすくなってしまったり、めまいを起こしやすくなってしまうのです。

三半規管の失調で起こること

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めまい

三半規管の失調により、めまいをもよおす方がいます。これは、三半規管の中にカルシウムの塊の耳石が混入してしまったり、リンパ液が増加することによって起こります。

立っているだけなのに目が回ってめまいを起こしてしまうような症状を回転性めまいといいますが、何の前触れもなく、遊園地のコーヒーカップに乗った後の状態になってしまうような症状は、三半規管の異常によって起こっている可能性があります。

めまいといっても症状には個人差があり、軽くふらつくようなものから日常生活に支障をきたしてしまうようなめまいもあります。場合によっては深刻な病気の可能性もあるため、病院で一度診察を受けることをおすすめします。

吐き気

多くの場合、めまいには吐き気を伴うことが多いようです。上記でご紹介した回転性めまいや、吐き気に頭痛を伴う場合には動揺性めまい、浮動性めまい、自律神経失調症など考えられる原因は様々です。

また、吐き気には生活習慣の乱れやストレスによって起こるものもありますので、このような症状がある場合には早めに病院を受診するようにしましょう。

乗り物酔い

乗り物酔いは、三半規管と視覚が連動することによって起こります。視覚は窓の外を流れる景色に酔って自分の状態を把握しようとしますが、三半規管は体感や振動によって自分の状態を把握しようとします。そのため、視覚と三半規管からくる情報にずれが生じてしまい、脳が混乱して乗り物酔いをしてしまうのです。そのため、ジェットコースターなどの短い時間で激しく動く乗り物に乗る場合には、目をつぶるだけで乗り物酔いを防げるはずです。

また、三半規管内のリンパ液がずっと揺られ続けることで三半規管が働かなくなってしまうというのも原因の1つにあげられます。飛行機で乗り物酔いをしてしまうという方は、このことが原因となっているようです。

3D酔い

近年では3Dで楽しめるような映画も増えてきましたが、この3D映画を見ると乗り物酔いのように気分が悪くなってしまったり、吐き気をもよおしてしまう方もいます。

この原因も三半規管が弱いことにあります。3D映画の場合、座席は動かないのに映像はまるで本物のように体感ができます。この視覚と体感のギャップが脳の中で一度に処理できずに3D酔いをしてしまうのです。普段は乗り物酔いをしない方でも、3D映画では酔ってしまうという方も多いようです。

三半規管を鍛える方法

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前転と後転

誰もが子供の頃にしたことがあるでんぐり返しは三半規管を鍛えるのには有効な運動です。前転や後転をしている時、視覚は今どこを向いているのかを認識しづらくなります。この視覚情報と体感の差が乗り物酔いが起こる原因となります。そのため、毎日前転と後転を10回ずつ行うだけで三半規管を鍛えることができます。

乗り物酔いやめまいで悩んでいる方が、いきなり毎日10回ずつでんぐり返しを行うことは難しいでしょう。まずは1日1回ずつでも試してみて下さい。徐々に増やして行くと身体が慣れていき、症状が軽減されてくるはずです。前転や後転は誰でも気軽に始めることができるため、おすすめです。

トランポリン

ダイエットにも効くといわれるトランポリンは視覚と三半規管の平衡感覚のズレに身体が対応する力を鍛えることにとても有効な運動です。スキーやサーフィンなどのバランス感覚が大切なスポーツをしている方がトレーニングに取り入れていることも多いようです。

トランポリンは専用の施設だけではなく、家庭用にも販売されています。ジョギングよりも短時間でカロリーを消費できるためダイエット効果もありますし、身体のゆがみを矯正するのにも良いとされています。天候にも左右されないため、毎日続けやすいというメリットもありますので、ぜひ興味がある方は試してみると良いでしょう。

バランスボール

ダイエット用品としても有名なバランスボールも三半規管を鍛えるのにはもってこいです。難しいことはしなくても、ただバランスボールに座ってみましょう。でも、ただ座るだけとはいえ、自然に体中の筋肉が働き、三半規管によってバランスを保つという動作を一度に行っているのです。

楽をしているようで鍛えることができるため、リビングにバランスボールを置いてみると良いかもしれません。

ツボを刺激する

首や肩の筋肉が凝っていると血流が悪くなってしまい、首より上への血液量が不足してしまいます。すると、三半規管の機能が低下して、めまいなどの原因となってしまう場合があります。これからご紹介するツボはめまいの症状改善や平衡感覚を戻すツボです。ツボ押しはどこでもすぐにできるため、知っておくと良いかもしれません。

・完骨(かんこつ)

耳の後ろにある骨の膨らみの下部分から指1本分上にあります。指に頭の重さをかけて、指を上に押し込むように刺激しましょう。一緒に首筋全体をマッサージするとより良いです。

・頭竅陰(あたまきょういん)

耳の後ろにある骨の膨らみの上部分にあるくぼみにあります。指の腹を当てて、さするように刺激しましょう。

・外関(がいかん)

腕の外側で、手首の関節の真ん中から指2本分程手前にあります。強く刺激しましょう。

肩こりの自覚症状がなかったとしても、知らず知らずのうちに筋肉が硬くなってしまい疲れを溜めてしまいがちです。三半規管がちゃんと機能できるようにストレッチをしたり適度な運動をするなど、身体を温めることを意識するようにしましょう。

目をつぶって歩く

目をつぶって歩くと平衡感覚が鍛えられ、三半規管も正常に働くようになります。家の廊下などの慣れた場所で目をつぶって歩いてみるようにしましょう。はじめはまっすぐに歩くことも難しく感じるかもしれませんが、だんだんと慣れてきます。また、後ろ向きに歩いてみると、より効果的です。

食べ物で緩和させる

口の中に爽やか感が広がるレモンやペパーミントなどを食べるようにしましょう。ガムや飲料水などの手軽に口にできるものを用意しておくと良いでしょう。

レモンには、気持ちの切り替えを促して冷静さを取り戻す働きがあります。ペパーミントは頭をすっきりとさせてくれるばかりか、消化管の調子を整えてくれるという効果があります。乗り物酔いにも効果覿面です。2つをブレンドしても良いでしょう。

しかし、ミントにアレルギーを起こしてしまう方もいますので、ハーブ系を試す時には最初は極少量から試すようにして下さい。

三半規管の異常で起こる病気とは

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メニエール病

メニエール病は内耳の病気で、めまいや難聴、耳鳴りを伴う病気です。一般的には片耳の内耳の障害と言われていますが、人によっては両耳とも障害が見受けられる事があります。メニエール病の原因ははっきりとは分かっていませんが、一説によるとストレスや睡眠不足、疲労が原因とされているようです。

症状の現れ方は、突然回転性めまいが起こり、耳鳴りや頭痛、耳の閉塞感や難聴が起こります。激しいめまいは30分~数時間続くこともあり、症状は軽くなったりなくなったりを繰り返します。

メニエール病の治療は早ければ早いほど良いとされていますので、症状に気づいた時には慌てずすぐに病院を受診するようにしましょう。簡単に治る病気ではありませんが、適切な治療によって発作を落ち着かせて難聴や耳鳴り、めまいの悪化を防止することができます。

良性発作性頭位眩暈症

良性発作性頭位眩暈症は意外とよく見られる病気です。頭の位置が動くと内耳にある後半規管が刺激されます。それに反応することで、短時間の回転性めまいの症状が現れます。

ベッドに寝たり起きたりする時や、シャンプーをする際に頭を下げると30秒~1分程の回転性めまいとして見られます。難聴や耳鳴りなどの神経症状は伴いません。比較的高齢の方に多く、更年期以降の女性に多く見られるようです。

しかし、良性と言われるように、基本的には比較的に早いうちにめまいの症状はなくなるとされています。めまいが軽くなってきたらリハビリをすることで治癒を早めることができます。いずれにしても、めまいの症状にお悩みの方は、一度病院を受診してみると良いでしょう。

三半規管が原因のめまいの治療法

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生活習慣を見直す

めまいや耳鳴りは、不規則な生活習慣で自律神経が乱れることが原因の1つになっているといわれています。生活リズムの乱れは身体の不調を引き起こしてしまいますので、食事・労働・休養・運動・睡眠など、毎日の生活リズムを整えることが大切です。

その中でも睡眠を規則正しく取ることは重要でしょう。寝不足は体力低下や血圧の調整力を低下させてしまうことになり、めまいの原因になることが多いとされています。脳や自律神経へのストレスを軽減してくれますので、しっかり休むようにしましょう。

ストレスの発散

めまいや耳鳴り、難聴の症状が現れた時、まずは休むということが一番の対策方法です。なぜなら、その原因の多くはストレスによる自律神経の乱れからくる自律神経失調症による場合が多いからです。

ストレスや不安は平衡感覚を敏感にさせて、普段は感じないようなふらつきを感じさせてしまいます。めまいがあると、さらに不安になったり落ち込んでしまうことで、ますますストレスが溜まってしまうという悪循環に陥ってしまいます。

上記でご紹介したメニエール病も、ストレスから起こりやすい病気だとされています。まずは休養してゆっくりと睡眠を取り、ストレスを上手に逃がしてあげて下さい。

リフレッシュ法をみつける

リフレッシュをするのもめまいの改善には効果的です。慢性的な精神疲労は自律神経を興奮させてしまい、脳の神経を高ぶらせてしまいます。そのため、めまいが生じる原因になります。

自律神経や脳の神経の興奮には、とにかくリラックスすることが大切です。そして、リラックスの後にはリフレッシュをすることを心がけるようにしましょう。ストレッチや自律神経を整えてくれる整体やマッサージに行ってみるのも効果的でしょう。日々の中で、自分に合ったリフレッシュ方法を見つけておくようにすると、きっとめまいの改善に繋がるはずです。

病院を受診する

めまいを引き起こす病気には様々な原因があります。検査や診断を受けた後に、それぞれの症状にあった治療を受けることが大切です。治療期間も病気ごとに異なりますが、薬を飲めば症状が改善されるものから、長引くものまで様々です。

めまいの症状は何科を受診すれば良いか悩んでしまう時には、基本は耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。めまい外来や平衡神経科、神経耳科などめまい専門の科もあるため、事前に調べてみましょう。しかし、突然倒れてしまう程のめまいがあった場合には脳梗塞や脳出血などの疑いもありますので、救急車で病院へ向かいましょう。

三半規管が弱いことを諦めないようにしましょう!

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いかがでしょうか?せっかくのドライブやお出かけを乗り物酔いで台無しになった経験がある方は、出かけるのが億劫になってしまいますよね。しかし、ご紹介して来たように、三半規管の鍛え方はたくさんあります。

日頃から三半規管を鍛えることで、症状の軽減や克服できる可能性もありますので、「乗り物酔いは体質だから」と諦めないようにしましょう!

また、めまいの症状には怖い病気が潜んでいる場合もあります。少しでも不調を感じたら、悩む前に思い切って病院を受診してみるようにすると良いでしょう。