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唾を飲むと喉が痛い時どうしてますか?8つの原因と対処法を詳しく解説!

痛み止めの薬やマスク、のど飴など唾を飲むと喉が痛い場合の対処は人それぞれだと思います。この唾を飲むと喉が痛いという症状を引き起こす原因にはどのようなものがあり、どのように対処できるのでしょうか。唾を飲むと喉が痛い原因や対処法・予防法についてまとめました。



唾を飲むと喉が痛い時はどうするの?

唾を飲むと喉が痛いという症状の経験は、ほとんどの人がしたことがあると思います。そんなときはみなさんどのように対処していますか?すぐ病院に行って薬を処方してもらう人もいれば、のど飴などで自然に治るのを待つ人など様々だと思います。

唾を飲むと喉が痛いという症状は、何が原因で起こっているのでしょうか。また、どのように対処するのが良いのでしょうか。今回は、唾を飲むと喉が痛い原因や対象法、そして予防の方法を紹介していきます。

唾を飲むと喉が痛い原因

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風邪

唾を飲むと喉が痛い場合の原因として、まずは風邪の症状が挙げられます。喉の痛みは扁桃もしくは咽頭という部分、いわゆる喉の炎症や腫れなどから起こりますが、これらの炎症を引き起こしてしまう最も多い原因が感冒ウィルスです。

つまり普通の風邪を引き起こすウィルスですね。アデノウィルスやライノウイルス・コロナウイルス・RSウイルスなどがあり、インフルエンザウィルスも同様で他にも様々なウィルスや細菌が引き金となります。

喉の炎症を扁桃咽頭炎と言いますが、嚥下時の疼痛が最も一般的な症状とされ、喉が赤く腫れるなど診断のつきやすい疾患とされています。普通感冒、いわゆる風邪に併発しやすい疾患です。

インフルエンザ

インフルエンザでも唾を飲むと喉が痛いということは起こります。インフルエンザウィルスへの感染後1~3日の潜伏期間を経て発症します。発症は突然の高熱や関節痛・筋肉痛で始まることが多く、症状発症後3日ほどは続くとされています。

インフルエンザの場合の喉の痛みは少し遅れて起こることが多いようです。発熱や関節痛などの全身症状に遅れて、喉の痛みや咳などの呼吸器症状、腹痛・下痢などの消化器症状が出るとされています。

学校感染法では発症後5日までと、解熱後2日までは基本的に出席停止です。早く熱が下がっても出席できません。一般の職場などでは法律で定められているわけではありませんが、感染拡大の防止のために職場や本人の理解ある行動が大切です。

花粉症

花粉症でも風邪によく似た症状が出ることがあり、唾を飲むと喉が痛いということも起こり得ます。花粉症の症状と言えば鼻水や鼻づまり、目のかゆみなどが挙がりやすいですが喉の痛みの他に咳や耳の痛みなども症状として現れることがあります。

アレルギー反応による咽頭の炎症や、後鼻漏といって鼻水が喉の方に垂れていく量が増えると違和感や痛みが出てきます。このときの刺激で咳が出ることもあります。

逆流性食道炎

唾を飲むと喉が痛いときの原因として挙げられるものには、逆流性食道炎もあります。逆流性食道炎ではその名前の示すように胃酸が食道に逆流してしまう病態ですが、食道には胃酸に対して防御する機能がないため炎症が起こりやすいのです。逆流性食道炎で食道の粘膜が傷つくことで、喉や胸が痛くなったりゲップも多くなります。

唾を飲むと喉が痛いという症状だけでなく、唾を飲むと胸が痛いという場合は逆流性食道炎の可能性もあります。逆流性食道炎にも胃酸の逆流がみられる食道炎型と、逆流のみられない非食道炎型がありますがその両方で唾を飲むと喉が痛いという症状が出るようです。

喉の痛みの対処法

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水分補給

唾を飲むと喉が痛い場合の対処法として、まずはこまめな水分補給が挙げられます。喉を乾燥状態にしないことが重要なので、少量を頻回に摂取する方が良いでしょう。喉の痛みが起こる扁桃咽頭炎や喉頭炎では炎症を抑える薬や咳止め薬などと一緒に、大量の水分摂取が推奨されているようです。

塩うがい

唾を飲むと喉が痛い場合に塩うがいが効果的だと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。塩には殺菌成分が含まれているのでうがいには効果的です。温かくしてお湯でうがいをするとさらに殺菌・洗浄に効果的とされています。

外出すると喉の粘膜にはほこりやウィルスがたくさんついています。それらを塩うがいでしっかり流すことで唾を飲むと喉が痛いという症状に対処できるだけでなく、他の感染症の予防にもなります。

のど飴

唾を飲むと喉が痛い場合の対処法として、喉を湿潤環境に保つという点ではのど飴も効果的です。のど飴やドロップなどをなめると唾液の分泌が促進されるので、喉を潤してくれます。薬用のものや、最近は市販のものでも喉に優しい成分が含まれているようなので喉の潤いには有用なようです。

また、意外ですがマシュマロも効果的なようです。マシュマロが口で溶けるとゼラチン状になり、ゼラチン状の液体が喉を通ることで乾燥を防いだり優しく保護してくれるようです。

喉の痛みに対する薬物療法として、特異的なものはありません。風邪と同じで対症療法になります。喉の痛みを抑えるために鎮痛薬が用いられたり、腫れなどを抑える抗炎症薬が処方されます。

また細菌やウィルスに対して抗生物質や抗ウィルス薬が出されることでそれ以上の増殖や二次感染を抑え、身体の回復を促します。扁桃咽頭炎は診断のつきやすい疾患だと上述しましたが、その原因となったウィルスや細菌を特定するのは困難なようです。

控えたほうが良いもの

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唐辛子

唾を飲むと喉が痛いときには、喉の炎症が起きていることがほとんどなので刺激物は避けた方が良いでしょう。唐辛子や胡椒などの香辛料はもちろん、キムチなどの辛いものも避けましょう。喉の粘膜を刺激してしまうので、炎症がいつまでも治まらないなどといったことを引き起こしてしまいます。

咽頭には細菌などをからめとって排出するはたらきのある線毛という組織がありますが、炎症のときはこれらが抜け落ちていることが多いとされています。刺激を加え続けていると線毛の組織の回復も遅れるので極力避ける方が良いです。

チョコレート

喉の痛みとチョコレートの関係は意外かもしれません。チョコレートにはヒスタミンが多く含まれているとされています。ヒスタミンとは、花粉症などのアレルギーのときに体内で大量に出てくる物質です。特に花粉症などのアレルギー症状で喉の痛みが出ている場合にチョコレートを食べてさらにヒスタミンが増えると症状が憎悪したり長引いたりするようです。ケーキなど白砂糖も同様です。

ヒスタミンは身体がアレルギー反応を起こしたときに出てきて、神経や血管などの受容体にとりつくことでくしゃみや鼻水など様々な症状を引き起こします。抗アレルギー剤などはこのヒスタミンが受容体につくのを防いでいるものも多いです。

牛乳

牛乳も喉が痛いときには避けた方が良いとされていますが、反対の主張もあります。どちらも医学ではなく代替医療の分野で言われていることで、真偽はまだ定かではありません。体質によっても違うようですし、人種によっても違うなど統一された見解は見出されていないようです。インターネット上で検索しても、どちらの情報もたくさん出てきます。

喉の痛みと牛乳で根拠があるとされているのは、牛乳アレルギーのある場合です。食品アレルギーでは卵やそばなどがすぐにイメージされるかと思いますが、牛乳アレルギーをもつ人もいます。牛乳は耐性の獲得など寛解に至りやすいとされていますが、それでもアナフィラキシーショックの可能性はあります。

花粉症のところで述べたように喉の違和感や炎症が起こる人もいるようです。メロンを食べると喉がイガイガするということをよく聞くかと思いますが、似たようなことが牛乳でも起こるといことですね。

喉の痛みの予防法

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禁煙する

喉の痛みの予防法としては、禁煙が挙げられます。感染や炎症による喉の痛み以外では、潰瘍やがんなども考えられます。咽頭がんや喉頭がんの原因としてはなんと言っても喫煙なので、禁煙するだけでかなりの予防になるとされています。喉頭がんの90%以上は喫煙する人に起こっているようです。

感染や炎症による喉の痛みの場合でも、傷ついていたりして正常ではない粘膜にたばこの煙がさらされることをイメージすると良い印象はないと思います。たばこの煙には化学物質が多く含まれていることや、発がん性物質も多いので粘膜に触れることで原因にもなりかねません。

アルコールを控える

アルコールの摂取のし過ぎも咽頭がんの原因になると言われています。アルコールが喉の粘膜を刺激するのです。唐辛子を避けた方が良いと上述したように、アルコールも刺激物として考えて痛みのある間は避けた方が良いでしょう。

また飲んだ次の日に声が出にくいことを酒焼けと言ったりしますが、大声で話をしたりカラオケなども喉の痛みの原因となり、そこにアルコールが加わることでさらに喉の粘膜が刺激された状態と言えます。身体のコンディションの良くないときは、飲み会からのカラオケは控えた方が良いと言えるでしょう。

ストレスをためない

ストレスはすべての症状を悪化させると言われています。人間の身体は自律神経のバランスで成り立っているところも大きいですが、その自律神経のバランスが乱れることによって痛みが強くなったり、組織の回復が遅れたりします。

喉の痛みの場合も同様で、特に花粉症などアレルギーの場合はストレスで症状が増強し、規則正しい生活などで症状が緩和することが明らかにされています。自律神経のバランスを整えて、免疫力を高めることが大事なようです。

加湿

唾を飲むと喉が痛いときの対処法のところで喉を乾燥状態にしないことと上述しましたが、加湿は予防にも効果的です。冬場など空気が乾燥する季節には加湿器などを使う人も多いでしょう。実は春先も湿度が低いので温かくなってからも少しの間は加湿器を使うと良いと思います。

部屋などの空間の加湿もそうですが、マスクなどで喉の環境を保つことも効果的です。特に口呼吸の人は直接空気を取り込んでいるので気を付けましょう。乾燥はもちろん感染症の原因にもなります。

うがい

唾を飲むと喉が痛いときの対処法としてうがいも上述しましたが、これもそのまま予防になります。喉の粘膜に花粉やほこり、ウィルスや細菌などがつくと痛みを引き起こす原因となります。もちろん粘膜が正常であれば自然に排出してくれますが、常に正常な状態を保つのも難しく細菌などの量が多ければ上述した線毛も抜け落ちてしまいます。

その状態でさらに大量の細菌などにさらされるのは良くないので、うがいをきちんとすることで粘膜を守りましょう。普段からうがいをすることで、粘膜も弱りにくくなりきちんと排出してくれるという好循環に入りたいものですね。

喉の痛みが酷い時は無理せず医療機関へ

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唾を飲むと喉が痛いという症状について、その原因や対処法・予防法をみてきましたがいかがでしたか?喉の痛みは炎症によるものが多いですが、なかなか良くならない場合はそれ以外の原因のこともあるので医療機関を受診しましょう。

喉の痛みの対処法や予防法は共通していることも多く、どちらにも使えます。また、手洗い・うがいという普段からやることが推奨されている一般的なことで防げるので習慣付けが大切とも言えます。普段から身体は細菌や異物などの侵入と戦ってくれていますが、手洗い・うがいなど簡単なことでそのはたらきを強くすることができるので是非続けていきたいものですね。