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痔にオロナインって効く?万能薬と言われるテッパン医薬品をご紹介!

なかなか人には言いにくいしできれば知られたくない痛い痔ですが、あのテッパン塗布薬のオロナインが以外に効くのをご存知ですか!?そこで、今回は痔とオロナインについてまとめてみました。オロナインの基開します。常備している人も多いオロナインをもっと詳しく知って、正しい塗り方を覚えて痔の悩みとサヨナラしましょう。



痔にオロナインって効くの?

誰でもひとつは常備しているだろうテッパン薬のオロナインが、実は痔にも効果があるって知っていましたか? なかなか人には言いずらく、できれば知られたくない痔の症状を、オロナインで応急処置できればいいですよね。

そこで、今回はそんな痔とオロナインについてまとめてみました。オロナインの基礎知識と正しい塗り方や痔に効くのかどうか?また効くとしたらどんな痔にも効くのか?までを徹底的に紹介します。

痔とは?

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痔の種類

痔とは、肛門に起こる病気の総称です。痔は「切れ痔」「あな痔(痔ろう)」「いぼ痔」に分類され、男女ともに「いぼ痔」が最も多いそうです。

いぼ痔は、肛門を閉じる部分の血流が悪くなり、毛細血管の一部が鬱血していぼのようになったものを言います。立ちっぱなしや座りっぱなしが多い仕事の人は、肛門部の血流が悪くなるため、いぼ痔を発症することが多いです。

いぼ痔には、肛門の内側にできる「内痔核」と外側にできる「外痔核」があります。症状が悪化すると肛門の外側に血豆ができた「血栓性外痔核」という状態になり、激しく痛みます。

切れ痔は、肛門上皮が切れたり裂けた状態を言い、最も多い痔の症状とされています。便秘や下痢が原因でなりやすく、排便時に痛んだり、出血することがあります。

あな痔は、いぼ痔や切れ痔ほど多くないのですが、完治するには手術が必要になります。あな痔は肛門の歯状線にある窪みに細菌が感染して炎症を繰り返し、膿が溜まります。症状が進行すると、溜まった膿が出て直腸と皮膚がつながるトンネルができてしまいます。一般的に女性より男性の方がなりやすいと言われています。

痔の原因

いぼ痔の内痔核は、痔の中で一番多く見られる症状で、便秘やトイレの時間が長く排便時の力みが強かったり、または長時間同じ姿勢をとる事や妊娠や出産がきっかけで起こりやすくなると言われています。

外痔核は、便秘や下痢にアルコールや辛い物の摂り過ぎや長時間座りっぱなしの事が多かったりすると、起こりやすいと言われていて、ストレスから起こる場合もあります。

切れ痔は、便秘等によって硬い便を無理に出そうとする刺激で切れてしまう事が多いとされていますが、慢性的な下痢による炎症として起こることもあり、便秘がちな女性に多く見られる症状です。

あな痔は、下痢やストレスによる免疫力の低下等から起こりやすく、男性にやや多い傾向がある症状です。

痔の症状

いぼ痔の内痔核は、痛みは殆どなくて排便時に出血したり、肛門から脱出して気がつくケースが多いようです。

肛門から脱出した時は、飛び出してくる感じや異物感があり、脱出しても排便が終われば戻る状態から、進行してしまうと常に痔核が脱出して指で押さなければ戻らなくなってしまい、最終的には指で押しても戻らなくなってしまいます。

外痔核は、腫れて痛む事が多いので、早期で気がづくケースが多く出血もは少ないので、治りやすいと言われています。

切れ痔は、排便時に激しい痛みと出血があり、排便後もしばらく痛みが続く事もあります。裂肛を繰り返すと、裂け目が深くなって炎症が起きてしまい、その部分に潰瘍やポリープができて肛門が狭くなって(肛門狭窄)しまう事があります。

あな痔は、肛門周辺の皮膚が腫れて痛みがあり熱が出る事もあります。痔瘻まで進んでしまうと膿が出てきます。

また、痔瘻の治療は手術になります。

オロナインとは?

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正式名称「オロナインh軟膏」

オロナインとして広く親しまれていますが、正式名称は「オロナインH軟膏」といいます。11gチューブ入りと30g・100g・250g・500gの瓶入りの全5種類あります。

オロナインが発売を開始した当初は「オロナイン軟膏」という名称でしたが、その後2度にわたって商品名が変更されました。大きく変わったわけではありませんが、1969年には「オロナインD軟膏」、1972年には「オロナインH軟膏」と改名され、今に至ります。

名前に入っているローマ字は主剤を表すものであり、現在の名前に入っている「H」は主成分のクロルヘキシジングルコン酸塩液の「ヘキシジン」を表しているそうです。

主成分

主成分は、クロルヘキシジングルコン酸塩液が1g中に10mg入っていて、他に添加物として、ラウロマクロゴールやポリソルベート80や硫酸Al/Kやグリセリンにオリブ油やステアリルアルコールやサラシミツロウにワセリン等の多くの成分が配合されています。

また、ステロイドは入っていないのが特徴です。

効能

効能は、ニキビや吹出物やはたけに軽い火傷やひびにしもやけやあかぎれ、擦り傷や切り傷に水虫や田虫にも効果があるとされていて、正に万能薬といった感じです。妊婦さんに影響のあるとされているステロイド系が入っていないので、説明書をよく読んで適切に使用すれば、妊婦さんでも大丈夫というのも安心です。

患部に指で直接オロナインを塗る場合は、よく手洗いしてから塗りましょう。手当てを要する部分の状態によって、脱脂綿などにオロナインを塗ったものを貼ったり、ガーゼに塗布してから患部に当てたりして使用するようにしてください。使用する際には、説明書をよく読んでから使用するようにしましょう。

オロナインは痔に効くのか?

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切れ痔・いぼ痔に効く

過去のCMでは、「切り傷、擦り傷、火傷、そして痔にもオロナインH軟膏をどうぞ」という文句が流れていましたが、現在は、効能を見てみても痔に効くとは何処にも書かれていません。記載されなくなった理由は、昔に比べて痔に効果がある薬が増えたことにあるそうです。

当時は、オロナイン以外に痔に効果的な塗り薬が少なかったため、効能として記載されていました。しかし、現在では痔に特化した薬が手軽に手に入るようになりました。そのため痔の症状が出たときは、痔専用の薬を用いた方が効果的なので、オロナインの効能に「痔」を記載しなくなったそうです。

オロナインはの主剤は殺菌・消毒薬であり、止血剤も配合されています。そのため最近の繁殖を抑えたり、出血を止める効果があり、初期のいぼ痔(外痔核)と切れ痔なら痛みを軽減することができると言われています。

しかし、あくまでもセルフケアである事を忘れずに、自己責任で行う処置であるという事を認識した上で行いましょう。万が一、出血が止まらなかったり、症状が悪化してしまった場合には、病院へ行くようにしましょう。

応急処置としての効果はある

初期段階の外痔核や切れ痔なら、オロナインの殺菌や保護効果に期待できます。しかし、オロナインは痔の薬ではないので、痔専用の薬がないときの応急処置として使用するようにしましょう。

オロナインは効能に「痔」の記載がない通り、痔を治す薬ではありません。痔をきちんと直すには、鎮痛効果や止血作用、炎症やかゆみを抑える成分が配合された痔の薬を使用するか、肛門科のある病院で診察を受けましょう。

他に、痔の応急処置薬として、ボラギノールやメンソレータムもお勧めです。

オロナインの塗り方は?

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指で塗る

オロナインの最も一般的な塗り方としては、指で塗る事です。清潔な指で、オロナインを直接患部に塗ります。

使用量も加減ができますし、伸ばす事も簡単なので、広く知られた塗布法で、痔の場合も、清潔な指で患部に直接塗る事も可能です。

患部と周辺の汚れを落としてから、塗るようにしましょう。

そのまま患部に当てる

そのまま患部に当てる場合は、チューブ式のものが便利です。チューブを患部に当てて軽く押せば、直接患部に塗布できますし、指等が患部に触れる事がないので清潔で雑菌等が侵入するのを、極力防ぐ事もできます。

ただし、使用後のチューブ先部(患部が当たった部分)の余分な軟膏は取り除いてから、キャップを閉めるようにし、他の症状には使わない(専用にする)ようにしましょう。

ガーゼを当てる

オロナインをガーゼや脱脂綿等に塗布してから、それを患部に当てるという方法もあります。患部の場所と症状によっては、最も有効で清潔で安心な塗布法になります。

因みに、痔の処置の場合は、患部の場所から適しているとは言えないかもしれません。

あくまで自己責任で!治らないときは医師へ相談

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なかなか人には言いにくいしできれば知られたくないお尻の悩みですが、だからこそセルフケアしたいと思う方も多いのだと思います。誰もが常備薬として持っているであろうオロナインが、痔にも効果があるそうです。

そこで、今回は痔とオロナインについてまとめてみました。オロナインは万能薬としても知られていて、実際に傷やニキビに軽い火傷にも効果があるとされています。

確かに、効能には痔に効くとは書かれていませんが、かつては痔の専門薬がなかった為に、万能薬としてアピールする為にも、CMで痔にも効くという文句が流れていましたが、現在では、痔の専門薬がある為に、効能から除外されたそうです。

しかし、元々が皮膚用殺菌軟膏剤で消毒と止血に優れている事から、痔の応急処置として、主に年配の方を中心に使われています。ただ、痔そのものを治す薬ではなく、効能からも除外されていますので、あくまでセルフケアという認識をきちんと持った上の自己責任で使用する事を、忘れないようにする事が重要です。

お尻の悩みとサヨナラする為にも、オロナインで応急処置を行ったら、病院で受診する事を考えましょう。