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ハッカ油は虫除けに効果抜群!4つの効果と8つの活用法!

あなたはハッカ油にたくさんのいい効果があることをご存知ですか?特に夏場は虫除けなどで大活躍してくれます。市販のものより安全なハッカ油を活用しましょう!ここではハッカ油の効果やスプレーの作り方、8つの活用法をご紹介します。



ハッカ油で虫除けができるの?

ハッカはスースーしたにおいの清涼感のある葉っぱで、英名でミントと言います。ハッカとミントって同じものなんだ!と思った人もいるかもしれません。そのハッカの葉から抽出されたハッカ油には、様々な効果がありますが、その中のひとつに虫除けがあります。

ハッカの清涼感から特に夏場などの暑い時期に大活躍します。ここでは、ハッカ油の4つの効果と8つの活用法をご紹介します。

ハッカ油虫除けスプレーとは

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ハッカ油を虫除けとして使う場合はスプレーにしておくと、自分自身や網戸などにふりかけるのに便利です。また、ハッカ油スプレーは虫除け以外にも様々な用途で使うことができます。

市販されているものよりも危険性が低いので、小さなお子さんなどにも安心です。

ここではスプレーを作る時に用意するもの、そして作り方や注意点をご紹介します。

用意するものは?

ハッカ油虫除けスプレーを作るには以下の物を用意して下さい。

・ガラスなどオイル、アルコールに耐性のあるスプレーボトル

・精製水(90ml)

・ハッカ油(20~40滴)

・無水エタノール(10ml)

・メスシリンダー、計量グラスがあると便利です。

作り方は簡単2ステップ

作り方は非常に簡単で2ステップで完成します。

1.シリンダーで無水エタノールを10ml計り、ボトルに入れてからハッカ油を1滴ずつ静かに適量を落としていきます。

2.精製水を90ml計り、1.の液体が入ったボトルに静かに注ぎます。ふたをしてよく振って混ぜ合わせるだけで、ハッカ油スプレーの完成です。

ハッカ油を滴下するとき、ボトルを振ると周りを汚したりしやすいので、静かに落ちるのを待つようにしましょう。スポイトタイプはスポイトで取り、静かにエタノールに落とします。

無水エタノールは水と油を混ぜる役割をしてくれます。先にハッカ油と無水エタノールを混ぜてから水を足すことで、より混ざりやすくなります。また、完成したハッカ油スプレーはよく振ってから使いましょう。

注意点

ハッカ油など植物から抽出したオイルは、「PS」と書かれているポリスチレン容器を変質させてしまう性質があります。そのため、スプレーボトルを購入するときは、「ガラス製」、「PE(ポリエチレン)」、「PP(ポリプロピレン)」、「耐油性」、「耐アルコール性」、「陶器製」などで作られたものをご使用ください。

また、作ったハッカ油スプレーは約1週間~10日くらいで使い切るようにしましょう。長くな

るとだんだん香りが変化してきてしまいます。

万能!ハッカ油の効果をご紹介します

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ハッカは日本に育つミントの仲間を二ホンハッカと呼び、「薄荷」と表記することもあります。これは、ハッカの葉から抽出できるオイルの量が非常に少量しか取れないことで、オイルにすると荷が薄くなる、そんな意味合いで名付けられたとも言われており、大量の葉を使ってハッカ油を取り出しています。

ニホンハッカはシソ科ハッカ属の植物で、セイヨウハッカといわれるペパーミントは同じようにメントールの含有量が多く、メントールは涼やかな香りが特徴の成分です。このメントールは例えばガムやリップクリーム、薬などでもよく使われている、私たちの生活にもととても親しみ深いものです。

ペパーミントよりニホンハッカの方がメントール成分が多く、メントール配合の商品や薬にさまざまな形で活用されています。このニホンハッカから抽出した、香りの成分を凝縮したオイルがハッカ油です。

そんなハッカ油にはどのような効果があるのでしょうか。大きく分けて4つの効果と注意点をご紹介します。

1.虫除け効果

ハッカに含まれるメントールは、虫除け効果があることで知られています。ハッカのスースーしたにおいを苦手とする虫は多くいるようです。肌はもちろんのこと、網戸やアウトドアでテントにスプレーしておくのも効果的です。天然成分なので、市販のものよりは赤ちゃんにも安全です。

2.消臭・抗菌効果

ハッカ油には消臭・抗菌効果があります。細菌によって嫌なにおいが発生する場合もハッカ油で解決です。O157などの原因となる細菌にも効果があるようです。また、スプレーを汗をかいた時に自分自身にふりかけたり、ソファーやカーテンにふりかけることでリビングなどの生活臭を消すことができます。

3.消炎・坑炎症効果

一般的な薬やガムなどのメントール成分はハッカ油を結晶化させた、「ハッカ脳」といわれるもので利用されています。ハッカ油から作られるこの結晶はメントールクリスタルとも言われ、メントール100%の美しい結晶で通販などで購入することができます。

メントールはスーッとした冷たくなるような感じを受けますが、炎症を抑える働きがあり、毒性も低く安全性が高いことで、炎症を伴う筋肉痛の湿布薬や胃腸の働きを穏やかにする胃腸薬、目薬や頭痛薬、喉のうがい薬や咳止め、歯磨き粉や歯周病予防剤など多岐にわたり使用されています。

4.リラックス効果

ハッカ油にはリラックス効果もあります。イライラやストレスなどに効果があるので、バスタイムなどでの使用がオススメです。湯船に数滴たらしたり、シャンプーに混ぜて使います。特に暑い日には清涼感も得られます。

猫には注意!

最近はよく注意として聞くようになりましたが、ハッカ油を含む精油を使用する際、猫を飼っている方は注意が必要です。猫は植物から抽出した脂溶性の成分を体内で分解することができず、肝臓の機能に障害が起きる場合があるということが分かってきました。

これは猫が根本的に肉食の動物であることで、肝臓でのグルクロン酸抱合による代謝をすることができないからです。ハッカ油などの精油も植物性の脂溶性化学物質です。

猫の個体差により、症状が出るまでに短時間~数年とかなりばらつきがあります。危険回避のためにも、猫がいる家庭ではハッカ油の使用を控えた方がいいでしょう。

無水エタノールとは?

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ハッカ油スプレーに使う無水エタノールはどんな特性があるかご存知ですか?無水エタノールはハッカ油スプレー以外にも様々な用途に活用できます。

アルコール成分99.5%

無水エタノールは一般的にはあまり聞かないですが、薬局やドラッグストアでは必ず販売されているものです。良く見られる消毒用エタノールとはどう違うの?と思いますが、その違いはそのエタノールの濃度により、それぞれ働きが変わってくることにあります。

消毒用にはエタノールの濃度が76.9~82.4vol%のものが一番適していると言われ、無水エタノールは99.5vol%で、エタノールの含有量が一番高いものです。消毒用エタノールの濃度まで無水エタノールを水で希釈しても、消毒効果は同じようです。

消毒用エタノールでもハッカ油スプレーを作ることはできますが、無水エタノールに比べて蒸発が遅いのと、油と水の分離が早くなってしまいます。無水エタノールで作るものとアルコール濃度を同じにすれば問題ないようですが、計量がそれぞれ細かくなってしまうので、特に初心者の人は無水エタノールで作ることをオススメします。

どんなところに使えるの?

無水エタノールは汚れ落としや消毒に最適なので、家中の掃除で活躍してくれます。

室内の掃除に

・シール剥がしやテープ跡のの処理

・ガラスや鏡などの拭き取り掃除に

・台所、お風呂場、洗面所、など水まわりの掃除に効果的

・ドアやドアノブの黒ずみ、窓の縁などの黒ずみ落とし

車の清掃に

・車内の拭き取りに効果的

・ガラスなどの脂の汚れ落とし機器の清掃に

・パソコン、テレビ・スマートフォンなどの汚れ落としに

効果的無水エタノールはアルコールですので揮発性が高く、直接手に取って掃除に使うと肌が乾燥してしまいます。そのため、必ず清掃用の手袋などで手の保護をしてからご使用ください。また、同じくアルコールであるため引火性も高いという点もあり、火の気のあるところは避けて使用しましょう。

価格は?どこで買えるの?

無水エタノールは薬局やドラッグストア、アマゾンなどのネット通販で購入することができます。価格はそのお店によっても異なりますが、500mlで900~1,500円ほどで購入できます。

ハッカ油の使い方8選!

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ハッカ油は虫除けスプレー以外にも、メントールのスースー成分や抗菌作用などを活かした、たくさんの使い方があります。主に夏場などの暑い時には大活躍すること間違いなしです!ここでは8つの活用法をご紹介します。

1.入浴剤に

夏などの暑い時期のお風呂は、せっかく身体を清潔にしたのに暑くてすぐに汗をかいてしまうということがありますよね?そんな時にハッカ油を湯船に3~5滴程度たらすと、ハッカ油の主成分であるメントールというスースーする成分のおかげで清涼感が感じられます。

また、シャワー派の人でも、洗面器にお湯を入れ、2~3滴ハッカ油を垂らしたものを浴びるだけでも効果があります。

2.制汗スプレーに

ハッカ油には消臭・殺菌作用もあるので、制汗スプレーにもオススメです。足のムレやにおいなどにはハッカ油を直接少量塗りこむのも効果があります。

3.虫よけに

ハッカ油は虫除けにも効果があります。蚊・コバエ・アリ・ダニなどの虫がハッカのにおいを苦手としているようです。

使い方は、ハッカ油スプレーを網戸などに吹きかけます。もちろん自分自身にスプレーしておくのも効果的です。ハッカのにおいが消えてくると効果が薄れるので、においがしなくなってきたと感じたらスプレーし直してください。

4.マウスウォッシュに

コップ1杯の水にハッカ油を1~2滴たらしてうがいをします。メントールで息がさわやかに、口の中がスッキリします。

5.カビ対策に

ハッカ油スプレーをたんすや押し入れ、バッグの中などにスプレーしておくと、ハッカ油の抗菌効果によりカビを予防できます。

6.眠気覚ましに

眠気がひどいという時は、ハッカ油をこめかみに直接1滴つけるとメントールのスースー成分で眠気の防止に効果があります。

7.鼻づまりや花粉症対策に

つらい鼻づまりや花粉症にはマスクに1~2滴ハッカ油をたらしておくと、メントールのスースー成分で鼻づまりが改善されます。鼻の横あたりに直接ハッカ油を塗るのもオススメです。

8.掃除に

ハッカ油は殺菌・消臭効果があるので、部屋の掃除にもオススメです。拭き掃除の際にバケツの水にハッカ油を数滴入れて雑巾がけをすると、殺菌に効果的で、ミントの清々しい香りが部屋中に広がります。

また、コットンなどにハッカ油を3滴ほどたらしてゴミ袋やごみ箱に入れるか、ハッカ油スプレーをゴミにふりかけておくと消臭効果だけでなく、コバエの予防にもなります。

ゴキブリ対策にもハッカ油を

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市販で売られているゴキブリ対策用品は、殺虫力は高いですが、小さなお子さんやペットを室内で飼っている家庭は、誤ってなめたり食べてしまったりした場合に非常に危険です。ハッカ油は市販のものよりは虫除け作用は低いですが、十分な効果はあり、危険性も低いです。ゴキブリに対してどのような効果があるのか、また使用法や注意点もご紹介します。

忌避効果がある

ゴキブリはハッカ油のにおいが苦手としているので忌避効果があります。殺虫効果はないですが、ゴキブリを寄せ付けないため、対策になります。また、ゴキブリ以外にもハエや蚊などの多くの虫がハッカ油のにおいを苦手としているので夏場は特にオススメです。

小皿にたらして置いておく

小皿に数滴ハッカ油をたらして、ゴキブリが出そうなところに置いておきます。部屋の隅や冷蔵庫・食器棚のすき間、乾物が置いてある棚の中、シンクの下、下駄箱の中などに出やすいです。

重曹(大さじ2)にハッカ油(2~3滴)をたらしたものをお茶パックなどに入れておくのも効果があります。

ハッカ油スプレーを駆除用に

ハッカ油スプレーはゴキブリの駆除にも使えます。ゴキブリはアルコールに弱いので、スプレーの中のエタノールがゴキブリを駆除してくれます。

ハッカ油スプレーをゴキブリが出そうなところや玄関などの出入り口、エアコンのフィルターなどにスプレーします。網戸にも使えますが、ハッカ油はポリスチレン(PS)を溶かす性質があるので、必ず素材を確認してから使用してください。

また、ゴキブリは人間の汗や髪の毛も好むようです。寝る時などに自分にスプレーするのもオススメです。刺激が強いので、自分にスプレーする場合は、ハッカ油を通常は20~40滴ですが、5滴程度に減らしてください。

長期間使用すると慣れる

ハッカ油のにおいを苦手とするゴキブリですが、長期間使用していると慣れてきて忌避効果が薄れてきてしまうようです。効果を切らさないためには、2週間に1度程度、違うにおいのものを使いましょう。自然なものの中で、ゴキブリは以下のものを苦手としています。

・柑橘系のにおい…みかんやレモンの皮を乾燥させて置いておくことや、レモン汁でも効果があります。

・ハーブ系のにおい…レモングラスやセロリ、クミンなどが苦手です。ハーブでもバニラビーンズなどの甘い香りがするものは、逆にゴキブリをおびき寄せてしまう可能性があります。

また、塩や重曹も苦手としているので、塩や重曹にレモン汁や精油をしみこませて置いておくのも効果があります。

まとめ

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ハッカ油で快適に過ごしましょう!

いかがでしたか?以上がハッカ油の虫除け効果や活用法についてです。ハッカ油はそのまま使ったり、スプレーにしたりすることで様々な用途に使用することができます。特に夏場は大活躍しますが、1年中使えるアイテムです。価格もお手頃ですので、是非お試しください!また、市販の殺虫剤などよりは安全ですが、小さなお子さんやペット(特に猫)を飼っている家庭では、ハッカ油や無水エタノールなどの取り扱い・管理は十分に注意してください。

そして、妊娠中の人は使えない精油がたくさんあります。ハッカ油スプレーのように薄めて使えば特に問題ないようですが、飲む場合などは医師に相談してください。