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親知らずで入院する5つのメリット!術後の腫れや痛みは?費用は保険適用?

親知らずを抜く人の多くは、日帰りで抜歯しています。抜歯するために、入院するのは大袈裟だなと感じたことはありませんか。歯を抜くだけなのに、入院する必要性やメリットはあるのでしょうか?もし、入院して親知らずを抜くことになった時に、知っておきたいことを紹介します。



親知らずは抜かなきゃいけない?

親知らずは抜歯する場合と、しない場合があります。その違いはどこにあるのでしょう。抜歯するかしないかの判断は、生え方や状態によって決まるようです。親知らずは、清浄に生えてこないことが多いので、抜いたが良いと診断されることが多いようです。

まっすぐに生えていて噛み合わせに問題が無い場合や、顎の骨の中の深くに完全に埋まっていて、腫れたり痛みがない場合は、抜歯しなくてよいケースもあります。

親知らずが虫歯になっていると、他の歯にも影響があるので、抜く方が良いと判断されることが多いようです。横向きに生えていて周囲の歯に悪影響を及ぼす場合や、食べ物がつまったり痛みや腫れがある場合は、抜歯するケースが多いようです。

親知らずで入院した方がいい理由とは?

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親知らずが顎の骨に埋もれた状態だったり、複雑な生え方をしている場合は、歯肉や骨を削ったりする治療方が必要になるので、その場合は入院して抜歯するケースがあります。

心臓病などの持病があって、血が止まりにくくなる薬を服用している人の場合、抜歯した後に血が止まらなかった場合、止血できるように入院が必要なことがあります。抜く・抜かないについて、ここでは一般的なケースを例にしています。個々のケースで判断が違いますので、歯医者さんに相談して下さい。

入院して親知らずを抜くメリットは?

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1.歯科治療が苦手な人

親知らずは骨の奥深くに生えていることが多く、抜歯する時には歯茎にメスを入れたり、場合によっては骨を削ることもあります。歯医者さんが苦手で恐怖感が強い人や、過呼吸、失神してしまう人の場合は、全身麻酔で抜歯するので入院すするケースもあります。

2.数本の歯を同時に抜歯

親知らずは、上下合わせて4本あります。1本抜歯するだけでも不安になりますが、入院して全身麻酔などを使用することで、手術中の痛みはなく、一度に全ての親知らずを抜くことができます。

3.手術中の痛みがあまりない

歯医者さんといえば、独特の機械音や振動が苦手な人も多いようです。全身麻酔にすると囲の音は聞こえないので、不安や恐怖を感じることはありません。局所麻酔の場合は意識があるので、不安感や痛みを感じることもあるようです。

4.4本全ての親知らずが一度に抜ける

1本抜くだけでも神経質になりそうな親知らずですが、全身麻酔することで複数の歯を一度に抜くことができます。親知らず4本だけでなく、他の歯の治療で抜歯することも可能です。

5.他の歯の治療もできる

全身麻酔をしているので、抜歯だけでなく虫歯の治療も一緒にすることができます。インプラント手術など、こまめに通院できない時の治療にも役立ちます。

入院から退院までの流れ

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親知らずを入院して抜く場合には、入院施設のある病院を受診することになります。入院する場合に気をつけたいのは、歯医者さんが入院が必要と判断した場合は保険治療になりますが、自ら申し出て入院する場合は自費治療で高額になります。

かかりつけの歯医者さんがある人は、先にそこで相談して、入院が必要な場合は紹介状を書いてもらうと、入院までスムーズに運びます。

1.歯の生え方などを確認するための検査

親知らずがどんな生え方をしているか、虫歯になっていないかなど、現在の親知らずの状態を調べてもらいます。

2.検査結果と治療方針の確認

検査結果が出てたら、親知らずの現状の説明と治療方針を確認します。どのような手術になるのか、麻酔、入院の日数、費用なども確認しておきましょう。治療方針や診断に不安がある場合は、セカンドオピニオンも視野に入れて、納得した上で治療してもらいましょう。

3.入院と手術に必要な検査を行う

病院で必要な検査の後、入院の日取りなどを決めます。血液検査、レントゲン、尿検査など、歯科以外にも手術時に必要な検査が行われる場合があります。

病室への案内や、入院中にの生活についての説明などもあります。麻酔が必要な手術の場合は、麻酔についての説明や、手術の同意書が必要になることもあるので、手術前に確認しておきまょう。

4.入院当日に手術

抜歯の場合は、入院した当日に手術が行われることが多いようです。手術の時はストレッチャーで手術室へ運ばれ、そこで静脈内鎮静法や全身麻酔をかけて手術が開始されます。麻酔から覚めて病室に戻ります。

5.退院前の診察

手術の翌日は、抜歯した部分の状態や消毒などが行われます。全身麻酔をした場合は、術後に変化はないか確認することもあります。

6.会計と退院

抜歯の入院の多くは、1泊で帰ることができます。静脈内鎮静法の場合は、1泊の必要がないケースもあるようです。費用は退院時に必要になりますので、金額を確認しておきましょう。支払い方法も病院によって現金のみ、カード払いが可能なこともあるので、事前に確認しておくと安心です。

7.退院後の通院

退院後は、経過観察のために通院が必要です。術後1週間後くらいで、抜糸して手術した場所の経過を確認して、問題なければ通院も終了です。

入院期間の確認や準備しておきたいこと

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入院期間は何日くらい?

多くの人は1泊2日で退院しますが、症状や体調などで入院日数が増えることもあります。

入院する時に持って行くもの

準備するもの:パジャマ、歯ブラシ、タオル、ティシュペーパー

持って行くものは病院や症状などで違ってきますが、一般的に入院時に必要なものをあげてみました。入院する前に病院から持ち物などの説明があるので、それに従って準備しましょう。パジャマなどは、検診や検温などを考えて前開きのものがおすすめです。

入院に付き添いは必要?

多くの病院では、入院中のことは看護師さんがしてくれるので付き添いの必要ありません。ただし、病状を診て、歯医者さんが付き添いが必要と判断することもあります。

手術の時の麻酔は?

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症状によって変わる麻酔の方

麻酔にも色々な種類がありますが、その違いはどんなところにあるのでしょう。

全身麻酔:意識がない

意識がないので、痛みを感じずに抜歯できます。全身麻酔は、思った以上に大がかりで高度な技術が必要です。医学部の麻酔科で学んだ歯科麻酔科医が、全身の状態を管理することで治療を行います。

全身麻酔では、尿道カテーテルを入れる場合がありますが、手術が短い場合はしなくて良いこともあるので、心配な時は確認しましょう。

静脈鎮静法:会話ができる

リラックス効果のある麻酔なので、歯医者さんが苦手な人に向いています。麻酔しても会話できることや、日帰りもできる麻酔です。ただし、強烈な痛みは軽減してくれないので、抜歯など痛みを伴う治療の時は局所麻酔と併用します。

局所麻酔:部分的に感覚がない

局所麻酔は、その名前の通り部分的に感覚をなくす方法です。虫歯治療の時に歯茎に麻酔を注射した経験はありませんか。あれも局所麻酔ですが、痛みなどから人気がなかったようですが、最近は技術が進歩して、痛みが軽減されているようです。

麻酔の前に準備しておきたいこと

ヘビースモーカーにとって、最近の病院は全面的に禁煙の場所が多く居づらい場所になりつつあります。入院している間は禁煙することになるので、入院前から禁煙するのは体にも良いことです。また、体調管理も大切で、風邪や熱で体調を崩さないようにしましょう。お酒も控えておくのが無難です。

入院に必要な費用は?保険は適用される?

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手術費はいくら位準備しておけばいい?

実際に手術する場合、費用はどれくらい用意しておけば良いのでしょうか。お金のことはあまり気にしたくないけど、ちゃんと納得して治療を受けたいからこそ、費用を知ることは大切ですね。

手術料金

親知らずの生え方によって、料金が違ってくるようです。まっすぐ生えていれば1,000円くらい、骨に埋もれて難しい手術の場合は3,500円と、生え方によって違ってきます。この場合は、健康保険で3割負担で治療できます。

入院費用

おおよそ1日10,00円と見積もって、1泊2日として入院費に20,000円が必要となります。

麻酔料金

麻酔の料金は、どれを使うかで費用が変わってきます。全身麻酔でおよそ30,000円、静脈内鎮静法が3,500円くらいかかります。局所麻酔は、抜歯の費用に含まれるので費用は発生しません。全身麻酔料や静脈内鎮静法は、使用する量によって費用が変わるので、手術前に確認しておきましょう。

健康保険を適用できるのは、歯医者さんが必要と判断しなければなりません。歯列矯正などで親知らずを抜く場合は、自費診療になり高額な治療費になるので注意しましょう。

入院の医療保険は適用される?

民間の医療保険の多くは、適用外になっているものが多いようです。入院給付金、手術給付金などの契約内容によっては適用される場合もあるようなので、加入している保険を確認してみましょう。

検査や通院などを含めて、だいたいトータルして70,000円くらいの費用がかかりそうです。

また、病院や治療方法などで費用が違ってくるので、入院する前に確認しておきましょう。

痛みや腫れは大丈夫?術後の日常生活の注意点は?

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全身麻酔しても痛みはある?

全身麻酔の場合は、手術している間は痛みを感じることはありませんが、麻酔がきれてくると痛みを感じるようになります。術後は痛み止めが処方されるので、我慢しないで薬で痛みを抑えるようにしましょう。

一般的には、術後24時くらいから痛みが落ち着いてくるようです。24時間以内で痛みを感じる場合は、軽く冷やすと痛みがマシになることがあるそうです。

術後に腫れることはある?

親知らずを抜いた後は、腫れることはよくあるようです。手術の内容によっては、腫れがひどい場合も考えられます。腫れは48時間くらいで落ち着いてくることが多いので、その間は軽く冷やすと効果的です。ただし、冷やしすぎると治りが悪くなるので気をつけましょう。

病院の探し方と選び方のポイントは?

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親知らずを入院治療する場合は、入院できる施設を持つ病院を探すのが肝心ですが、歯医者さんには、開業歯科医院と口腔外科があります。親知らずを抜く場合は、どちらの歯医者さんでも診察してくれます。

口腔外科と開業歯科医院の違い

「口腔外科」は総合病院などでよく見かけますが、一般の歯医者さんで口腔外科を受診できるところもあります。口腔外科は歯だけでなく、顔や顎など周辺の病気を専門としています。大学病院の口腔外科や口腔外科出身の歯医者さんは、経験豊富な先生が多いと言われています。

入院できる一般の歯科医院と総合病院どちらがいい?

入院施設がある開業医と、総合病院や大学病院などの大きな病院のどちらを選択すると良いでしょうか。開業医の場合は通いやすく、抜歯するまでの期間も短いことが多いこと、大きな病院は高度な治療が受けられるメリットがあります。

治療方針の説明とアフターケア

症状や治療方針をきちんと説明してくれるかも歯医者さん選びの大切なポイントです。特に手術をする場合は、詳しい手術内容やどんなリスクがあるかの説明をしてくれる歯医者さんを選びましょう。

親知らずことを知って治療にいこう!

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歯医者さんで聞こえる音や臭いが苦手で、歯医者さんに行くのをためらってしまうことはありませんか。まして、入院して口の一番奥にある親知らずを抜くとなると、かなりの勇気が必要です。

でも、検査や治療の流れ確認するポイントを知っていれば安心ですよね。心配な時には、気軽に歯医者さんに相談してみましょう。きっと症状にあった治療方法を提案してくれますよ。