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親知らずの虫歯の放置は超危険!激痛から腫れや口臭の原因になる事も…?!

親知らずの虫歯を放置していませんか?抜くのが怖くてついつい放置してしまいがちな親知らずですが、悪化すると激痛どころか命にかかわる恐ろしい病気を招いてしまう事もあるんです!しかしすべての親知らずが悪影響を及ぼすとは限りません。今回はそんな親知らずについて、抜歯するかのポイントや虫歯の恐ろしさについてお伝えしていきます!



親知らずの虫歯が痛い!

あなたは親知らずが生えていますか?もし生えていたら、虫歯には要注意です。親知らずが虫歯になると、他の歯が虫歯になった時のおよそ4倍程の痛みがあるそうです。実際に親知らずが虫歯になった方の話では、飲食はもちろん呼吸をするだけでも痛く、生きてきた中でもトップクラスの痛さなんだとか…。

そして親知らずが生えてきていないからといって油断はできません。目に見えていないだけで、歯茎の中に潜んでいる可能性もあるんです!今回はそんな親知らずについて、詳しくご説明していきます。

親知らずとは

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奥歯の最も後ろの歯

ヒトの歯は成長と共に子供の歯から大人の歯へと生え変わります。大人の歯を永久歯といいますが、通常永久歯は全部で28本だといわれています。親知らずとは、その28本以外に生えてくる歯のことで、奥歯のさらに奥に生えてくる歯の事です。

親知らずが4本すべて生えれば歯は全部で32本になりますが、すべての人に生えてくることはなく、1本も生えてこない人もいれば、4本全部生えてくる人もいて親知らずの生え方は人によって様々です。

一般的には親知らずと呼ばれていますが、歯医者さんなどが使う専門的な名前は、第3大臼歯や智歯といいます。

親に知られずに生えてくる歯

歯の事を親知らずというなんてちょっと変わったネーミングだと思いませんか?実はこれには親知らずの生える年齢と、昔の人の寿命に関係している少し悲しいエピソードがあるんです。

栄養状態のよくなかった時代には、平均寿命も短かったことが知られています。それも、戦国時代とか古墳時代までさかのぼらなくても、ほんの100年ちょっと前でずいぶん違うんですよ。例えば明治初期(1890年代)の平均寿命は、男性でおよそ42歳、女性で44歳というデータがあります。

ほんの4代か5代さかのぼるだけでこれほど現在と平均寿命に差があるのって驚きですよね。ところで話は変わりますが、みなさんは親知らずが生えていますか?そして、それは何歳くらいに生えてきたでしょうか。話が見えてきたと思いますが、親知らずは親が亡くなってから生えることからその名がつい田という説がある訳ですね。

また、医療現場では親知らずのことを智歯と呼んでいます。そして、親知らずに痛みなどが現れることを智歯周囲炎と呼んでいます。なぜそのように呼んでいるかというと、英語の「wisdom tooth」に由来しているんですって。「智」という漢字には「知る、悟る、賢い」などといった意味がありますが、そうなった頃に生える歯ということなのでしょう。

きちんと生えてこないこともある

親知らずは生える人と生えない人がいると言いましたが、生えてくる人の中でもまっすぐ正常に生えてくる事はとても少ないと言われています。ほとんどの場合は斜めに生えてきたり、歯茎の中で横向きになって埋まっていたり、歯茎から部分的に出ていたりと、しっかり生えてこないことが多いです。

これは現代人の食生活が影響していると考えられています。というのも大昔の縄文人は約8割の人が親知らずがしっかり4本入生えていたそうですが、大昔に比べ柔らかく消化の良い食べ物が主流の現代にとっては親知らずの必要性がなくなり、生えてこなくなったと言う説があります。

親知らずが生えなかったり、きちんと生えてこないのは、人類の進化の結果であるともいえます。

炎症を起こしやすい

まっすぐ正常に生えてこないケースの多い親知らずは、炎症を起こしやすい歯と言われています。炎症を起こしてしまう原因としては、まっすぐ生えないことによってしっかりと歯磨きができていないことが挙げられます。

しっかり歯磨きをしていると思っても横を向いていたりすると磨き残しが出てしまい、そこから細菌が増殖して炎症が起こってしまいます。また炎症が慢性化するとその周りの歯や骨などにも影響が起こる可能性があります。

すべて抜いていいわけではない

親知らずは生えてきたらすべて抜くというイメージがある方も多いかと思います。しかしすべての親知らずを抜かなくてはいけない、という訳ではありません。

まっすぐ生えていたり歯磨きも正常に行えるなど、生えてきた親知らずにとくに問題が見られなければ、そのまま残しておくこともあります。それどころか、他の歯がなくなってしまった場合に親知らずを移植して歯を再生させることもできるんです。そのため問題のない親知らずはあえて保存しておく場合もあります。

抜いて小顔になる場合がある

歯を抜くのは怖いし痛いし、できれば避けたい事ですよね。しかし親知らずを抜いて小顔になるという女性には嬉しい噂があるのはご存知でしょうか?

とはいっても小顔にしたいからといってむやみに親知らずを抜いたりするのはいいことではありませんが、親知らずを抜くことによって小顔になるという可能性は十分あるんだそうです。

その理由としては、親知らずを抜くことによってあごやフェイスライン付近の骨が痩せるため、または1番奥の歯に噛む力が伝わらなくなるため、筋肉が落ちて小顔になると言われています。とくに小顔効果が分かりやすい人の特徴としては、頬骨が張っていたりエラが気になる人なんだそうです。

こんな時には親知らずの抜歯を検討しよう!

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一部分だけ出ている

親知らずが全部生えきらずに、中途半端に生えていたり一部分だけ見えている場合にも抜いてしまった方が良いとされています。中途半端に生えている親知らずは、多くの場合に隣の歯との間に隙間ができてしまいます。

歯と歯の隙間には食べかすや歯垢が溜まりやすく、口の一番奥にある親知らずはとくに溜まりやすい環境なので、そのままにしておくと虫歯になりやすくなってしまうためです。

歯周病の恐れがある

歯磨きが上手にできず、磨き残しなどがある親知らずは抜いてしまった方がお口の中を清潔に保つことができます。磨き残しが出てしまうと、歯磨きをしっかりしているつもりでも、お口の中が不衛生になってしまい細菌が増殖したりします。

そしてその親知らずだけではなく、周りの歯や歯茎にまで危険にさらされてしまうためたとえまだ虫歯になっていなくても抜歯するべきだと考えられています。

あさっての方を向いている

親知らずが生えてきたら抜くというイメージが多いのは、親知らずがきれいにまっすぐ生えてくることが少ないからです。多くの場合は斜めや横向きに生えてきてしまうため、抜いてしまう場合が多いためです。

斜めや横を向いている場合にも、隣の歯との間に隙間ができて食べかすが溜まったり、ブラッシングがしっかり出来ないため虫歯や歯周病を引き起こしやすくなってしまいます。そのため抜歯することで他の歯への悪影響を防ぐことができます。

他の歯を圧迫している

親知らずはまっすぐ生えてくるとは限りません。横向きに生えてくると頬の内側を傷つけてしまうこともありますし、前に生えている歯を圧迫してしまうこともあります。

そのような影響があるとされた親知らずは、早めに抜いてしまう事が大切です。歯並びのバランスが崩れると、正常な歯が倒れてしまったりする恐れがあるため、放置するのは大変危険です。

その他、問題がある場合

ぱっと見親知らずが無いように見えても、他の歯の治療の為歯医者さんに行ってレントゲンを撮ったら実は親知らずが存在していた、というケースもあります。これは親知らずが歯茎の外に生えてこず、歯茎の中に埋まっていたり骨の中に埋まってしまっている状態です。

このような状態の親知らずも、問題があると判断されれば抜く必要があります。そして歯茎を切開したり骨を削るなど、難易度が高く大掛かりな抜歯となるため、場合によっては大きな病院などを紹介され、手術という形で親知らずを抜く場合もあります。

親知らずの虫歯の放置は危険

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歯の寿命が短くなる

虫歯ははじめは小さな穴から入り込んで歯を蝕んでいきますが、気付かないままでいるとどんどん歯の内部にまで感染が進んでいきます。はじめは歯がしみたりする症状ですが、神経近くまで感染が進むと歯が欠けてしまったりします。

完全に神経に達する前に虫歯を治療できれば、歯自体の寿命は伸ばすことが出来るそうですが、歯が欠けてしまうと再生することは難しく、詰め物などをしてその部分をカバーしていかなければなりません。

耐え難いほどの痛みが現れる

どの歯の虫歯にも言えることですが、虫歯の初期は痛みなどがない為気づかないことが多いですよね。

親知らずも同じで、さらに1番奥にあるためなかなか虫歯になっていることに気付きにくいとされています。

しかし虫歯に気づかずにそのままにしておくと、虫歯はどんどん広がっていき、自覚症状がでる頃には虫歯が神経に達していることが多く、我慢できないほどのかなり強い痛みを伴います。

歯の痛みの中でも最も痛いといわれていて、神経に達していると痛み止めも効かないことがほとんどなんだそうです。想像しただけでも奥歯が痛くなってくるような話ですよね!

副鼻腔炎のリスクが高まる

親知らずが生えてきたり虫歯になることによって蓄膿症(慢性副鼻腔炎)になってしまう場合があるそうです。蓄膿症(慢性副鼻腔炎)とは、鼻の通り道が細菌によって炎症を起こしてしまい、慢性的に膿や分泌物が溜まって鼻づまりなどをおこしてしまう症状です。

口の中で起こる虫歯と主に鼻に症状が出る蓄膿症は一見関係なさそうにも思えますが、その理由の1つはは親知らずの生え方にあります。親知らずが斜めや横向きで生えてきて、手前の歯との間に隙間ができ、そこに細菌が入り込み鼻へつながっている通路を通って感染すると蓄膿症を引き起こしてしまいます。

また2つ目の理由としては親知らずを抜いたときに、上顎洞に穴が開いてしまう場合があるそうです。上顎洞とは鼻へつながる通路とつながっており、その穴から細菌が入り込み感染してしまうと蓄膿症になってしまいます。

骨髄炎を発症することもある

智歯周囲炎による細菌感染が骨にまで及んでしまうと、骨髄炎になってしまうこともあるそうです。骨が腐っていくなんて、ちょっとゾッとしますよね。

感染が拡大してしまう

もともと虫歯になったのは親知らずだけだったとしても、放っておくと細菌はどんどん広がっていき、他の健康な歯も虫歯になってしまいます。また虫歯だけではなく、歯の周りや歯茎にも炎症がおきて歯周病のような炎症をおこしてしまいます。

炎症をおこすと歯茎が腫れたり痛みが出てきたりします。悪化すると口が開けられなくなったりもします。このような親知らずによる痛みの事を「智歯周囲炎」といいます。

呼吸困難に至ることもある

親知らずが生えている場合、風邪でもないのに喉が痛むなぁと感じたら、それは親知らずが原因かもしれません。親知らずが虫歯になり炎症が喉まで広がると、風邪のようなのどの痛みなどの症状をおこす場合があります。

感染が広がり悪化すると、最悪の場合呼吸困難になる恐れがあるため注意が必要です。虫歯菌による炎症のため風邪薬では改善できず、歯医者で対応できなくなった場合には口腔外科を受診することになります。

抜くのが大変になる

親知らずが生えていても症状が出ていない場合はまだいいのですが、周囲炎を繰り返しているような場合にはなるべく早めに抜歯した方がよいそうです。大人になればなるほど抜歯が困難になり、また、種々にともなう痛みも強くなるということです。

心筋梗塞や脳梗塞の恐れも!

ここまででも十分ヤバい感じのする親知らずの虫歯ですが、放置するとさらに危険なことになりかねません。本当に最悪の場合には命にもかかわる心筋梗塞や脳梗塞といった恐ろしい病気を引き起こすこともあります。

これは虫歯菌が歯茎の傷口などから体内に侵入し、血液に感染することで起こります。高齢者の場合には肺に入ると肺炎になる恐れもあります。さらに心臓や全身に広がらなかったとしても、虫歯になった箇所が頬の内側に当たり続けるとその部分にガンができてしまう事もあるそうです。

親知らずが口臭の原因になる

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食べカスが溜まりやすい

斜めや横向きで生えてきてしまった親知らずには、手前の歯との間に隙間ができてしまいます。その隙間には食べかすが溜まりやすく、溜まった食べかすが発酵することでニオイを発して口臭の原因となってしまいます。

自分の口の中で食べかすが発酵しているなんて、口臭がなくてもなんだか気持ち悪いですよね…。しかし歯ブラシも届きにくいため実際に親知らずでの口臭の原因としては多いそうです。

膿が溜まりやすい

親知らずと手前の歯との間にできた隙間に溜まった食べかすが発酵すると、そこから細菌が生まれます。細菌は歯や歯茎に炎症を起こして歯周病のような症状を起こします。

するとその炎症を起こした部分が膿んだりしてニオイの原因になってしまいます。これは口臭だけではなく、本人も口の中が酸っぱい味がしたりするのでかなり不快な症状だと考えられます。

抜歯後の膿

親知らずを抜いたあとにも、口臭がしてしまうことがあります。というのも親知らずを抜いた部分は歯がなくなるので歯茎にぽっかり穴が開いた状態になります。この穴は傷口ですので、抜歯してすぐには血が溜まりやすくなっています。

この溜まった血は傷口を治すために働きますが、その後細胞が死んでしまうと膿になりニオイを発して口臭の原因となってしまいます。ほとんどの場合は2~3日でおさまるそうなので、抜歯直後はマスクをしたりするのがオススメです。

抜歯後の歯の汚れ

親知らずを抜いてから1週間ほどは、抜いた部分がまだ傷口の状態です。人によっては痛みがあったり違和感を感じるため、自然と歯ブラシを傷口に近づけないようにしてしまいます。

そのため抜歯した側の歯がしっかり磨けていないという事になってしまうそうです。しっかり歯磨きができないと食べかすや歯垢などの汚れが溜まってしまい、口臭の原因となってしまうようです。

親知らずを抜かないで温存するケースって?

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変な方向をむいていない場合

多くの場合は斜めや横向きに生えてきてしまいますが、中にはしっかりまっすぐ生えてくる親知らずもあります。親知らずが虫歯になって抜いてしまう理由としては、治療しにくさが挙げられます。

口の一番奥にあってなおかつ横を向いていたりすると虫歯が見えづらいため治療に時間がかかり、治療を受ける側にも大きな負担がかかってしまいます。しかしまっすぐ生えている場合であれば、他の歯のように治療もスムーズに行えるので抜かずに治療する事が多いそうです。

生えていても不具合がない場合

もし生えている親知らずが虫歯になってしまっても、必ず抜かなくてはいけないという事はなく、他の歯と同じように治療して虫歯を治す場合もあります。それは親知らずが他の歯と同じように機能している場合です。

食べ物を食べるときや、歯をかみ合わせたときにピッタリ噛み合わさっている親知らずは無駄な歯ではない為、しっかりと治療して元の使える歯に戻します。

他の歯の代用にできる場合

親知らずが虫歯になっている場合でも、その手前の歯がさらに虫歯で神経などに達してしまっているなどの症状が重い場合には親知らずではなく、その重症の方の歯を抜くこともあります。

というのも神経まで虫歯が達してしまった歯は、治療しても寿命が短くなってしまうためその歯は抜いてしまってその部分に親知らずを代わりに移動させ、その後親知らずの治療をします。邪魔者扱いされがちな親知らずですが、こういった意外な活用方法もあるそうです。

開口障害をともなっていない場合

口の一番奥にある親知らずを治療するときは他の歯の治療に比べ、より長い間大きく口を開けている必要があります。

したがってもしまっすぐな親知らずだったとしても、口を大きく開けられなかったり顎関節症を患っている場合には治療が困難になってしまいます。そのため親知らずの虫歯を治療するためには、まずは大きく口を開けられることが大切です。

こんな親知らずは抜いた方が良い!

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隣接する歯にも悪影響が及んでいる

親知らずが虫歯になり、さらに隣の歯にも虫歯が広がってしまうのは、他の歯に悪影響がある親知らずだと判断され、抜くことが良いとされています。

このような親知らずは治療も難しく虫歯を再発しやすい為、虫歯になるたび治療を繰り返すよりも原因となる親知らずを抜いてほかの歯の治療をした方が、結果的には口全体の健康にが保たれるためです。

変な方向に生えている上に虫歯になっている

親知らずが生えてきたら抜くイメージが強いのは、斜めや横に生えてきてしまう事が多い為ですが、斜めに生えてきておまけに虫歯になってしまったら、もう完全に抜いたほうがよいでしょう。

このような親知らずは今後生えていても向きを変えたりすることはないですし、一度治療しても虫歯になりやすいため、抜いてしまった方が周りの歯を巻き込むこともなく虫歯になるリスクも軽減できます。

口が開けられないほどの障害がある

親知らずの治療には口を長い間大きく開けられることが前提といいましたが、顎が炎症を起こしてしまったり顎関節症などでアゴに痛みがあり口を開けられない場合には治療ではなく、抜歯が行われます。

口を開けられない場合に無理して治療をすると完全に虫歯を治すことが難しく、治療してもまたすぐに虫歯になってしまいます。そのため抜いてしまった方が良いと考えられています。

手術が終わったらこんなことに気をつけよう

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口の中を噛まないように気をつける

親知らずの抜歯をする時には、当たり前ですが麻酔をしてから行うことになります。麻酔の効き方は人によって個人差があると思うのですが、場合によっては手術をした後にもしばらく麻酔が効いていることがあります。

足がしびれた時に足の感覚が鈍くなるように、麻酔が効いていると口の中の感覚が鈍くなるので、知らないうちに頬の内側を噛んでいたりするため注意が必要です。もともとの歯並びが悪い人などは、特に気をつけた方がよいと思われます。

出血を促すようなことは控える

親知らずを抜いた場所は傷口ですので血が出やすくなっています。そのため血行が良くなることをしてしまうと、出血しやすくなってしまうので注意が必要です。

親知らずを抜いた日は、激しい運動をしたり長風呂をしたりするのは控え、安静に過ごすことを心がけましょう。

お医者さんの指示通りに服薬をする

通常の虫歯の治療や歯を抜いた場合であれば歯医者さんでお薬を処方される事は少ないかもしれませんが、親知らずを抜いた場合には、抗生物質や痛み止めなのが処方される場合があります。親知らずを抜いたばかりのお口の中には、炎症の原因となる雑菌がたくさんいます。

親知らずを抜いてできた傷口からその雑菌が入ると痛くなったり治りが遅くなってしまいます。そういったことを防ぐためにも、指示された用法・用量をしっかり守って飲むようにしましょう。また薬が効かない場合には一度病院に相談することをおすすめします。

アルコールの摂取は控えるようにする

親知らずの手術をした後には出血が見られると思いますが、アルコールを摂取してしまうとふっ血を促すことになりかねません。また、回復に時間がかかってしまう結果となるので、しばらくはお酒を我慢するようにしましょう。

血行不良を招かないようにする

親知らずを抜くと痛みが出る場合があります。思わず冷やしたくなってしまうかもしれませんが、冷やし過ぎは禁物です。人間の体には血管が張り巡らされていて、血液が酸素と栄養を体の各部へと運んでくれています。

ところが、冷やしてしまうと血管が収縮して、栄養状態が低下してしまうことになります。そのため、親知らずを抜歯した後も、あまり冷やしてしまうと治癒が遷延する結果となりかねません。

炎症は理由があって起こっています。その理由とはとりもなおさず、ケガをした場所を修復することにあります。つまり、炎症=治癒反応ということも可能なのです。痛いからと言ってずっと冷やしていると、その分だけ苦痛が長引いてしまうことにもなりかねません。痛み止めを服用して乗り越えるようにして下さいね。

傷口を洗い流さないように気をつける

意外だと思われがちですが、親知らずを抜いた後すぐ(出来れば抜歯後24時間)はうがいはしない方が良いとされています。

親知らずを抜いてすぐは抜いた場所から出血することがあるのでうがいなどをしたくなってしまうかもしれませんが、その出血よって傷口が再生して行くので、うがいをして洗い流してしまうと傷の治りが遅くなってしまいます。

そのため多少のうがいは良いですが、洗い流しすぎてしまわないように気をつけてください。

手術した場所を刺激しない

親知らずを抜いた後の歯茎には大きな穴ができています。口の中に違和感があるとどうしても気になってしまいますが、その穴を指でつついたり舌で触ったりしないようにしましょう。

舌で触ったりすると傷口が開いたり治りかかっていたかさぶたが剥がれてしまう場合があり、治りが遅くなるどころか細菌が入って感染してしまう恐れもあるため、くれぐれも刺激してしまわないように気をつけてください。

歯磨きはしばらくソフトに行うようにする

虫歯を防ぐために歯磨きする事は大切ですが、親知らずを抜いてすぐの場合にはあまりゴシゴシ強く磨いてしまうと、傷口が開いてしまい出血してしまいます。とくに親知らずを抜いた場所やその周りは刺激しないように優しく丁寧に磨いてください。

そしてなるべく歯磨き粉をしないで歯磨きをした方が良いとの意見もありますが、気になるようでしたらつけて磨いても大丈夫です。

智歯周囲炎にならないために気をつけること

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疲労やストレスを溜めない

親知らずの症状は体の免疫力が低下した時に現れます。免疫力の低下は虫歯にもつながりますので、疲れやストレスがたまっている時には、適度に解消するように心がけましょう。

歯ブラシを替える

親知らずは奥歯のさらに奥に生えているため、念入りに歯磨きをしたつもりでも普通の歯ブラシでは磨き残しが残ってしまうことが多いです。磨き残しが残ってしまうと虫歯になりやすくなってしまうため、親知らずの部分は普通の歯ブラシではなくタフトブラシと言うブラシを使って歯を磨くのが良いとされています。

タフトブラシと言うのは通常の歯ブラシとは違い毛が広く植えてあるのではなく、中心部にまとまって細かい毛が植えてあり奥歯に届くようにブラシの首が長くなっているのが特徴です。そのため狭い部分の汚れにもブラシがしっかり入り込んで落とすことができます。

歯科衛生士さんにみてもらう

自分では念入りに歯のお手入れをしているつもりでも、親知らずは自分では見えずらいため完璧にお手入れするのはかなり難しいといえます。そこで定期的に歯医者さんでのクリーニングをするのがオススメです。

自分では届かない所もきれいにしてくれますし、専門的なアドバイスをもらいながら親知らずや他の歯が虫歯にならないようにケアしていくことができます。

まとめ

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いかがでしたか?親知らずが生えてきたからといって、すぐに抜かなくてはいけないと言うわけではありませんが、親知らずが虫歯になってしまうと、他の病気を引き起こしかねない恐ろしい虫歯ですよね。親知らずが生えてしまったらまずは抜いたほう良いものなのかそのままで大丈夫なものなのか見分けるためにも一度歯医者さんへ行くことをオススメします。