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風邪にはニラが効果的?スタミナ料理の定番ニラには果たして風邪に効果があるのでしょうか?

食欲をそそられる香りが特徴のニラは、スタミナがつく緑黄色野菜としてお馴染みですね。人気のニラレバ炒めやニラ玉、餃子などのメニューでも食材として大活躍!そんなニラには風邪に対抗する効能が隠れてているのでしょうか?ニラの風邪に効果のある栄養成分をまとめてご紹介!おすすめのレシピも参考にして、風邪に負けない体を作りましょう♪



ニラを風邪のときに食べても大丈夫?

ニラは風邪退治ができる野菜です!

ニラの独特な臭いの成分と、青々とした色素にはそれぞれ風邪に対抗できるパワーが秘められています。風邪の予防に必要不可欠な栄養素もたっぷりなので、ウィルスから体を守り、風邪に罹らないように免疫力を上げてくれる効果もあるのです。風邪になってしまっても、ニラがしっかり体をサポート。体をポカポカ温めてくれる効果や、発汗、解熱の作用もあり、熱が出た時でも心強い食材です。呼吸器にも効果があり、鼻や喉のなどの粘膜を健康な状態に保ち続けてくれるので、まさに風邪の万能薬といっても過言では無いでしょう。色々な食材とも相性がいいので、様々な料理にも使う事ができます。風邪の時はもちろん、風邪予防のためにも日頃からどんどん食卓に取り入れていきたい健康食材です。

ニラが風邪に有効だといわれる5つの理由とは

1.免疫力を高めます

ニラは全体が鮮やかな緑色の野菜で、この色素の成分カロテンは体に摂り入れるとビタミンAに変化します。このビタミンAには、体の外側からウィルスなどが侵入してくるのを防いでくれる効果があります。すなわち、体の中の粘膜(口内、鼻腔、食道など)の細胞の代謝に働きかけて免疫力を高めくれる作用があるので、ウィルスの侵入を未然に防ぐことができるのです。口内炎などの粘膜の炎症にも効果があるので、風邪予防に関わらず、広く健康維持や改善効果を見ることができます。

活性酸素を除去する効果もあるので、がん予防や老化の予防にも働く成分です。

2.抵抗力をつけてくれます

風邪対策に最も重要なのは、風邪に罹らないようにすることが基本です。しかし私たちの体は、ストレスや疲れ、寝不足などが原因で風邪のウィルスが簡単に入り込んで来やすい状況を作ってしまいます。

そこで、ちょっと疲れが溜まってきたな…疲れがなかなか取れなくて朝からツラいな…と思ったときはニラを食べましょう。ニラには疲労回復効果のあるビタミンCがたっぷり含まれています。免疫力を高めてウィルスや病気に対しての抵抗力をつけてくれるので、風邪に罹りづらい理想的な体づくりのサポートをしてくれます。

3.胃腸の風邪にもおすすめ

ニラの独特な匂いの成分アリルには、胃腸や内臓の働きを助けてくれる効果があります。これは血液の流れを良くしてくれる作用が働くので、体全体が温まり、弱っている胃腸などを元気に回復させてくれるのです。この作用は風邪だけでなく生理痛にも効果があるので、痛みが酷いときなどにニラを食べるはおすすめです。

胃腸や内臓の働きが回復すると、食欲も戻り免疫力もアップします。胃腸の風邪の時はニラを使った料理を食べて、先ずは体の内側からしっかり温めて健康を取り戻す事が大事です。ニラを細かく切って入れたお粥は、胃腸炎の時などにとてもおすすめです。

4.体全体を温めます

風邪かな?と思ったとき背中からゾクゾクと寒気を感じた経験はありませんか?寒気から発熱、倦怠感に関節の痛み。ニラには血流を良くして体を温めてくれる効果があるので、寒気がするときはニラを食べる事がおすすめです。発汗効果もあるので、解熱効果も期待できます。

ニラには風邪に有効な成分カロテンが豊富に含まれています。この成分が体を温める作用を起こしてくれます。カロテンは風邪の引き初めにはかなり有効な成分であると言われていて、昔からカロテンが豊富なニラやネギなどは薬代わりに使われていた程です。

5.風邪の回復期にスタミナをつける

風邪が回復傾向にあるときにも、積極的にニラを食べることはおすすめです。ニラにはビタミンB1が多く含まれていて、しかも体内に長く留まるようにサポートしてくれる硫化アリルも含まれています。これによってすぐに体外に排出されることなく、しっかりと体の中に留まってその効果を発揮してくれるのです。

さて、このビタミンB1にはどんな作用があるのでしょう。この栄養素は疲労回復効果がビタミンの中で最も優れていて、炭水化物をどんどんエネルギーに変えていく効果があるので、逆に不足すると食欲不振などを引き起こしてしまうとても重要な栄養成分なのです。風邪の治りかけには、ニラを食べて元の健康で元気な体に早く戻しましょう。

ニラを風邪のときに食べる際の注意点やデメリット

1.根元の白い部分を食べましょう

特に風邪の時にニラを食べるのなら、根元の白くなっている部分を食べるのがおすすめです。この部分にはニラの栄養がぎっしりと詰まっていて、中でも匂いの成分でもあるアリシンの栄養素がしっかり摂れる部分なので意識して食べたい部分ですね。この成分は、緑色の葉の部分と比べても4倍の栄養分なので、切り落とさないで使ってください。

この白い部分には疲労回復効果や代謝を良くしてくれる効果、血液の流れを良くしてくれて体を温めてくれる効果、ウィルス撃退や増殖を抑えるなどの殺菌効果など、風邪の時には必要不可欠な成分ばかりが凝縮されている部分でもあります。うまみも十分あり、歯ごたえも良い部分ですので、風邪の時は特に意識して食べてください。

2.新鮮なニラを食べましょう

ニラはとても傷みが早い野菜です。冷蔵庫で保存しても乾燥に弱く、湿度の高い状態にも弱いのですぐにしんなりしてしまい、栄養分も逃げ出してしまいます。買ってきたその日のうちに使い切ることが理想的です。

そして、ニラは生で食べるとなお一層栄養分そのままで食べることができるのでおすすめです。火を通すことである程度の栄養分が抜け出していってしまいますが、新鮮な生のニラならそっくりそのまま損なうことなく風邪に有効な成分を摂ることができます。

生で食べるのなら、なおさら新鮮なうちに食べるのがおすすめです。どうしても使い切ることができないけれど、生で食べるために保存しておきたい時は、小さく刻んで醤油やお味噌に漬け込むことで調味料としても活用することができます。

3.ニラの調理法

ニラの匂いの成分でもある硫化アリルは、風邪に有効な多くの効能を持っています。体を温めたりウィルスを除去したり、鼻水や喉の痛みにも効果があり、発汗作用などもあるので風邪の時には積極的に摂り入れたい成分です。

しかしこの成分は揮発性なので、調理の際に切って放置しておくとどんどん減少していってしまいます。しかも水にも溶け出しやすいという特徴もあるので、切ってから洗うとせっかくの成分がみるみる出て行ってしまい効果が無くなってしまいます。

風邪の時にニラを調理する場合は、切ったり洗ったりする時間を極力短くするようにしましょう。そして必ず洗ってから切るようにし、成分が流れ出てしまうのを極力防ぐことが大事です。尚、加熱に関しては栄養分をそれほど損ねる心配はありませんが、ニラ自体の風味を損なってしまうので、加熱時間をなるべく少なくするのが美味しく食べることができるコツです。

風邪のときにおすすめのニラのレシピ

1.ニラ玉

出典:レシピブログ

あらかじめ炒めておいた小さく切ったニラと、卵、酒、砂糖、ネギのみじん切りを混ぜたものをごま油で焼き上げます。それに水と鶏ガラスープの素と砂糖・醤油・酒を加熱して水溶き片栗粉で餡を作り上からかけたら出来上がりです。

ニラと同じような成分を持っている長ネギとの相乗効果で、より一層風邪に効果的なメニューとなっています。三大栄養素でもあるたんぱく質が豊富な卵に、餡をかけたことで体を温める効果も倍増!ご飯との相性も良いので食欲が無い時にはおすすめです。

2.ニラ雑炊

出典:レシピブログ

ご飯に水を入れて沸騰させたら、弱火でコトコト煮てお好みの硬さのお粥を作ります。仕上がりに溶き卵と刻んだニラを入れたら出来上がり。余熱を利用して、うまく卵を固める事がポイントです。

熱々のお粥は胃腸に優しい消化吸収の良いメニュー。病気の時でも不思議と食べる事ができてしまう有難いメニューですね。そのお粥にニラと卵を加える事で、体がポカポカして栄養もバッチリ。代謝も上げてくれるので、免疫力も上がり風邪の時にはおすすめのレシピです。

豚とニラでにんにく鍋

出典:レシピブログ

ニラとにんにくと玉ねぎの最強タッグで作るスタミナ満点の鍋。醤油、砂糖、お酒などで味付けをしたスープに、ニラを適当な長さに切って、にんにくスライスと玉ねぎスライス、そして豚バラ肉に好きな野菜を入れてぐつぐつ煮込むだけで出来上がり!

血流を良くしてくれて、食べているうちに汗が出てくるくらい体がポカポカ温まってくるのが実感できます。豚肉のタンパク質も代謝を上げる効果があり、疲労回復の効果もあるので元気な体を取り戻すにはおすすめな食材です。冬はもちろん、夏でも美味しく食べる事ができる鍋料理です。

まとめ

家庭でも手軽に栽培可能なニラは、鮮度が大事です。新鮮なうちに生で食べる事によって多くの栄養素を体の中に摂り入れる事ができます。特に体を温めてくれる効果は絶大!風邪に対抗するには体を温めるのが一番です。是非お試し下さい。