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指がむくむ原因は水分の摂りすぎだけではない?!病気になる前兆やサインでは?むくみの解消方法3つについてお教えします!

素敵なネイルに細い指の女性って羨ましいですよね。指先のケアには時間をかけても、指のむくみについてはあまり気にしてない方、多いのではないでしょうか。指は足と同じくらいむくみやすいにもかかわらず、むくみケアは怠りがちですよね。むくみを放っておくと病気のサインを見逃すこともあります。今日から指のむくみケアをして、細い指を目指していきましょう。



指にむくみを感じることはありますか?

細い指って憧れですよね。でも、ふと見ると指がむくんでいたり、買ったときはぴったりのサイズだった指輪が、たまに指に食いで痛いなんてことないですか?

指がむくみやすいのは原因があります。指先は血液を送り出す心臓から遠いので、血流が悪くなり指先が冷えがちです。リンパ液は静脈から染み出た体液で作られますので、血液が滞るとリンパ液の正常な循環も悪くなります。

血管と同じように、私たちの体にはリンパ管張り巡らされており、体の節々にはリンパ液が集まるリンパ節があります。そしてリンパ節を通って、最終的に静脈に合流します。

リンパ液が流れるには、筋肉を動かしたり、マッサージをすることで流れますが、指先のリンパ管は細くなっているため、リンパ液が滞りやすいのです。

指にむくみを感じる時は?

朝・起床時

ビールなどのアルコールを摂取した翌日は、指に指輪が食いこんでパンパンなんて経験ありませんか?

アルコールなどの冷たい飲み物は、血液の循環を滞らせ、リンパ液の流れも悪くします。血液を循環させるには、温かい飲み物を摂り体温を上げ、指先に血液を送りこむことが大切です。

また、アルコールを過剰に摂取すると、お手洗いに行く回数が増えますよね。これはアルコールのせいで抗利尿ホルモンの働きが弱まるからです。このホルモンは、どんどん体外に尿として水分を排出するので、体は枯渇してしまい喉が渇きます。そして、余計にビールを飲んでしまうという悪循環なのです。

夕方

仕事中、長時間同じ姿勢でいると、体のリンパ液が滞りむくみが生じます。特に夕方には、重力の影響で体液が下に滞りやすくなります。また、お昼にラーメンなどの塩分が多いものを食べると、むくみが夕方から現われることがあります。

また、忙しくてトイレに行くのを我慢していると、体内に老廃物が溜まり体がむくんできます。トイレはできるだけ我慢せず、体外に余分な水分や老廃物を排泄することが大切です。

梅雨~夏

梅雨の時期や夏にもむくみを感じやすくなります。梅雨の時期にむくみやすいのは、低気圧の影響で体にかかる圧力も低下するからです。その結果、血管内の圧力も低下し、水分が血管の外に染み出て、水分が皮膚下に溜まりやすくなります。

また、夏にむくみやすくなるのは、外の気温が高くなることで、私たちの基礎代謝が下がるからです。代謝が下がると体温も低下します。

私たちの赤血球はとても柔軟性があり、変性して毛細血管へ入り込むのですが、体温が低く赤血球が硬いと血液の循環が滞り、結果リンパ液も滞るのです。

指輪をはずす・つける時

肝心なときに指輪が入らなかったり、反対に抜けなかったりして、焦ることありませんか?朝はぴったりのサイズだったのに、夕方になると指輪が締め付けて痛くなったりすることも。指輪によって血液やリンパ液の流れが停滞し、余計にむくんでしまうことがあります。

そのようなときは指輪をはずして、指に滞っているリンパ液を流してあげましょう。ひどくむくんで指輪が外れないときは、無理して取ろうとせず、石鹸などで滑りを良くしてから外すようにして下さい。

指にむくみを感じたときの症状は?

腫れている

指の腫れが続くときは、リウマチの疑いもあります。リウマチは特に関節が腫れるのが特徴です。リウマチは免疫疾患の一つですが、今のところ確実な原因は不明といわれます。

また、痛風の場合にも指が腫れることがあります。痛風の場合は、食事のあと指先が赤く腫れ、時間が立つと赤みと腫れが引いていきます。

かゆみがある

指がむくみ、かゆくなる原因の一つに、糖尿病の疑いがあげられます。糖尿病は血液中に多くなったブドウ糖を体の外に排出しようとたくさんの尿が作られます。尿を排泄しすぎて脱水症状となり、皮膚の水分もなくなり、乾燥からかゆみが出るようになります。

しびれがある

長時間座りっぱなしや立ちっぱなしなど同じ姿勢でいると、むくみが起こります。むくみの結果、血管やリンパ管が圧迫されると、しびれが起こることがあります。エコノミー症候群というのを聞いたことがあると思いますが、これは何も飛行機に乗っているときだけに起こるものではありません。

正座をし続けているとしびれが起こるように、パソコンなどに向かいキーボードを打ちづつけていると、夕方になると手がしびれてきたりします。適度に立つなどして姿勢を変え、リンパ液の流れを良くしましょう。

痛みがある

通常、水分や塩分の取りすぎでむくみが生じているなら、マッサージや一晩眠るなどすれば改善されていることもあります。しかし、むくみとともに痛みがあるときは、なんらかの病気が隠れていることがあります。

例えば、心臓病や腎臓病、肝臓疾患なども、ひどいむくみよって痛みが生じる原因です。特に心臓などは急激な体重増加も見られますので、心当たりのある方は早めの受診をおすすめします。

指のむくみの原因とは?

水分や塩分の取り過ぎ

私たちにとってナトリウム(塩分)は、とても大切なミネラルですが、摂りすぎるとむくみの原因になってしまいます。ナトリウムは水分と結合しやすいという性質があり、体内に余分なナトリウムがあると、その分だけ水分を貯め込んでしまします。

通常、一日に必要な水分は2リットルといわれています。しかし、水分も過剰に摂取すると、余った水分が血管から染み出し、皮膚下に溢れてきます。水分は常温か白湯がおすすめ。冷たい飲み物はあまりおすすめできません。

また、健康茶や緑茶で水分を補給しようとする方もいますが、お茶には利尿作用があるので、体内の老廃物と同時に必要な水分も排泄してしまうことがあります。お茶は嗜好品として楽しみ、水分はミネラルウォーターなどを摂るようにして下さい。

カリウムはナトリウムを体外に排泄してくれる働きがあります。カリウムが豊富な食品はバナナやブロッコリー、豚肉に豊富に含まれていますので、積極的に摂っていきたいですね。

鉄分不足

鉄分は赤血球のヘモグロビンと結合して、体内に酸素や栄養素を運ぶ重要なミネラルです。しかし、女性は月経や出産などで、鉄分が不足していると言われます。体内に鉄分が欠乏すると、毛細血管へ送られる酸素も不足し、必要な酸素が行き届きません。

赤血球は酸素とともに老廃物の回収も同時に行っています。動脈内で老廃物が滞った結果、むくみとなってしまいます。

鉄分が豊富に含まれる食品はレバーやほうれん草です。鉄分のサプリメントなどもありますが、過剰摂取は腎臓や肝臓に負担をかけるので、摂りすぎには注意しましょう。

ホルモンバランスの乱れ

女性の体は月経が終わるとエストロゲンの影響で、痩せやすい状態となります。そのあと、黄体ホルモンが分泌され排卵が起こります。排卵後は妊娠に備えて、体に栄養や水分を蓄えようとし、むくみや体重増加が起こります。

また、妊娠中は女性ホルモンの分泌が止まり、体内に水分や栄養分を蓄えようとする働きが起こるため、体がむくみやすくなります。出産後にホルモンが整えられるとむくみは解消されていきます。

また、自律神経が乱れホルモンバランスが悪くなると、血行不良を起こします。心配ごとがあるときに顔が青白くなるのはそのためです。血行不良の結果、むくみが生じることがあります。

ひどい指のむくみから考えられる病気とは?

貧血

貧血の原因は「鉄分」不足でもありますが、赤血球中のヘモグロビンが不足することによっても、貧血となることがあります。ヘモグロビンはたんぱく質から作られますが、過度なダイエットなどによってたんぱく質が不足すると、ヘモグロビンが不足し貧血となるのです。

貧血によって、血液の循環が悪くなると、静脈内でも充分な老廃物や二酸化炭素の回収が行われず、むくみとなってしまいます。貧血の場合、鉄分には注目されがちですが、実はたんぱく質をしっかり摂ることもとても大切なのです。

ネフローゼ症候群

ネフローゼ症候群とは、腎臓の機能が低下し、体内に必要なたんぱく質まで尿に排出してしまう結果、むくみが起こる疾患です。 動脈には水分を調節する「アルブミン」という物質があり、アルブミンはたんぱく質からできています。

尿からたんぱく質が過剰に排出されてしまうと、アルブミンが不足します。アルブミンによって、動脈内で水分内圧が保たれているのですが、アルブミンが不足した結果、血管の外に水分が浸透し、むくみとなってしまうのです。

ネフローゼ症候群の主な症状としてむくみがあらわれますが、初期段階ではほとんど自覚症状がなく、検査してはじめて分かる場合が多いです。

腎臓の機能低下が進行すると、回復する見込みのない慢性腎不全となり、透析治療も必要となりますので、異変を感じたら早めに泌尿器科を受診しましょう。

肝硬変

肝臓疾患には、B型やC型などの「慢性肝炎」や「アルコール肝炎」などがありますが、重症化すると腎臓が硬くなり変化する「肝硬変」に至ります。

肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれるほど、病気が悪化しないと症状が現われない臓器ですので、沈黙を破ったときには病気がかなり進行していることがあります。

肝臓も腎臓と同じく、アルブミンの生成に大きく関わります。肝臓ではアルブミンが作られるのですが、アルコールの飲み過ぎや、慢性肝炎などによって肝機能が低下すると、アルブミンの生成がうまくいきません。

アルブミンの生成が足りないと、血管内の浸透圧が下がり、血管の外に水分が染み出てしまいます。肝硬変はむくみの症状とともに体重減少も症状として現われます。

指のむくみを解消するには?

指を伸ばす

手の指を握ったり開いたりして、グーパーグーパーしましょう。指がむくみやすいのは、血液とリンパ液の循環が滞っているからです。手のひらと指先の体温を上げることによって循環が良くなります。

また、お風呂に浸かりながらこのグーパーを繰り返すとさらに効果が高まります。血管が広がりお風呂の圧力でもリンパの流れが促進されます。もしお風呂に疲れないときは、熱めのぬるま湯で手を温めるだけでも効果があります。

マッサージをする

指先から指の間の付け根までをほぐすように、1本1本丁寧にマッサージします。マッサージオイルやハンドクリームをつけて滑りをよくすると良いでしょう。

指のリンパ液は、ワキの腋下リンパ節に集められますので、指だけをマッサージするのではなく、腕全体のリンパ液を脇の下に集めるようにマッサージをして下さい。

指の根元をしっかりとほぐし、指先や手のひらだけでなく、手首の表やひじの裏にも軽く圧力をかけながら、マッサージをすると良いでしょう。

腋下リンパに集められたリンパ液は、最終的に静脈に合流します。腋下リンパが詰まっていると、うまくリンパ液が流れませんので、脇の下を軽くほぐしてあげると老廃物の排泄の効果も高まります。

また、むくみに効くツボがいくつかあります。手のひらの中央付近には「労宮」という、血行促進のツボがあります。

ツボを押すときは少し痛い気持ちいくらいがいいですが、ぐいぐい押すのではなく、10秒かけてゆっくり押し、ゆっくり離すを繰り返して下さい。

親指の付け根の膨らみの中央にあるツボは、肝臓の働きを回復する効果があります。逆の手の親指の腹を使い、親指の骨に届くほどの痛気持ち良い強さで、繰り返し押してみてください。

食生活を見直す

体を冷やさないようにできるだけ温かい食べ物を口に入れるようにしましょう。また、アイスクリームを食べる時も、必ず舌で溶かしてから飲みこむなど、普段から気をつけることはいっぱいあります。そのほかにも

  1. 水は常温又は白湯を飲む
  2. アルコールを飲むならビールは1杯まで。そのあとは日本酒は燗酒、焼酎はお湯割りで
  3. お弁当は温めて食べるようにする
  4. 体を冷やす葉野菜よりは根野菜を積極的に摂る
  5. 唐辛子や赤パプリカなど、カプサイシンが入った食材をうまく使う

などなど、代謝を上げ体温を上げることで、むくみを改善することができますので、まずは食生活の見直しから行ってみてください。

まとめ

いかがでしたか?

足のむくみには敏感でも、指のむくみには疎い方多いのではないでしょうか。指は意外と人から見られている箇所ですので、足のむくみケアと同じくらい指のケアもしていきたいですね。

また、指や手は年齢が表れやすく、手入れを怠るとすぐに乾燥やむくみが生じてしまいます。手を見て年齢を悟られないように、普段からマッサージなどをしていつまでも若々しい手でいましょう。