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胃が荒れてツライ!?症状が悪化すると起こる病気とは?荒れる原因と回復させる対処法などをご紹介!

胃が荒れる原因にはいろいろありますが、不摂生、ストレス、暴飲暴食などが挙げられます。つい調子に乗って、働き過ぎ、遊びすぎがオーバーになると、胃に炎症が起き、不快感や痛み、吐き気、酷い時には吐血するようなことになり兼ねません。それでは、胃が荒れないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。女子会で楽しく飲食ができるようにその対策を紹介いたします。



胃が荒れてツラい!原因や回復方法とは?

胃は心の窓と言われているように、神経性の胃炎や胃潰瘍などの疾患はストレスの侵襲を受けて症状を発症することが分かっています。いわゆる心身症という言われるもので、社会生活や本人の性格などが背景にある現代病の一種と言えます。

このようなストレスの他に胃が荒れる原因としては、社会生活上のお付き合いなどで、多くのイベントが開催されることで、その都度、アルコールの飲みすぎや暴飲暴食、不規則な食事時間、寝不足などが胃に負担をかけることが挙げられます。

この胃への負担から胃酸過多が生じることになり、胃粘膜に炎症を起こすことで、胃を荒らすことになります。そんな胃が荒れて辛い症状が発症した場合、どのように向き合えばいいのかを、これから解説いたします。

どんな症状が出るの?

症状1―胃部不快感

普段、私たちは当たり前のようにあるものに対しては、そんなに気にすることがありません。空気なんかはその典型です。私たちの身体の中にも、空気とは少しニュアンスが違いますが、特に病気ではない限り内臓の存在を感じないことがあります。

その一つに胃があります。ご存知のように、口から摂取された食物が食道を通り胃に送られてきます。そしてそこで胃液と混じり蠕動運動のよって消化が行われます。つまり栄養素が吸収される前段部分の役割を果たしています。

普段はあまり感じたことがない胃の違和感が症状として出る場合には、どんなもがあるのでしょうか。例えば、「ムカムカして重苦しい」「気分が悪い」「膨満感」などがあります。医者に行くほどでもないと思いながらも、少しばかり気になる胃の不調状態を胃部不快感と呼んでいます。

症状2―痛み

さまざまな症状を見せるのが胃の痛みです。チクチクするような痛みもあれば、鈍痛の痛みもあります。酷い場合はキリキリするように感じることもあります。このように、胃の痛みは不快感と一緒に付きまとうだけに、悩まされることになります。

胃の痛みは、本人の感じ方や部位によっても違いますし、痛みのタイミングや強弱によっても変わってきます。例えば。胃酸過多が原因の場合はズキズキするような痛み。シクシクしてキリキリするような場合は胃炎。差し込むような痛みは胃痙攣が考えられます。

胃の痛みは食前、食後などタイミングによって違うことが多いのですが、それだけでなく、そこから胃の病気までが類推することができます。具体的には、食後に痛みを感じた場合は胃炎、食事後しばらく経ってから痛みを感じた場合は胃潰瘍を疑います。

その他にも、右上腹部の痛みの場合は肝臓系、左上腹部は急性膵炎などを疑います。

症状3―吐き気

アルコールや刺激物の摂取、ストレスの影響を受けて胃粘膜が胃酸過多になることで、胃が荒れるわけですが、その際に、吐き気を催すことがあります。特に、朝の起き掛けに吐き気がすることが多く、その理由としては、体調の乱れが夜の間に胃酸の分泌を促すことで、胃粘膜に炎症が生じたためだと考えられます。

ここまで見てきた通り、食生活の乱れや、日常生活にアンバランスが見られるようになると、胃の働きも当然その影響を受けることで、胃酸の異常分泌を起こすことになります。

症状4―ゲップ

ゲップは生理的現象として普通よく見られるものです。これは、飲み込んだ空気が胃の入り口部分に溜まり、胃内部圧力を超えるようになると、外に排出される仕組みになっていて、食後に見られるのもそういう理由からです。

したがって、食後のゲップは生理的なものとして心配はいりませんが、頻繁に出るような場合は、胃が荒れている可能性があります。それから、ゲップの臭いが強いことがありますが、この場合も胃が荒れていると考えられます。

また、胃酸が食道の入り口までこみ上げてくるようなゲップが見られることがありますが、この場合では、胃潰瘍や十二指腸潰瘍が疑われます。いずれにしましても、ゲップが出る場合は、回数だけでなく、臭い、胃酸の逆流のような症状があったら、医師に相談することをお勧めいたします。

症状5―口臭がきつくなる

口臭は胃酸過多の人に目立って多く見られます。ゲップや胃酸の逆流が込み上げてきた際に、強く感じられることがあります。結局、口臭も胃酸過多の問題に帰結されます。これに対しては、胃酸過多の状況を回避しなければなりません。胃に対する負担軽減と、とにかく胃にやさしい生活をすることが大事になります。

それと、過食やアルコールの摂取を減らすなどして、胃を荒れないようにする心構えが必要になります。

症状6―口内炎

口内炎は、胃が荒れることでできることは周知の事実です。逆に言うと、口内炎が出来たということは胃が荒れていることの警告になります。実際のところ、口内炎を繰り返す人には胃腸の病気を持っている場合が多いそうです。

結局胃腸が荒れているということは、消化機能の役割が低下することで、引いては栄養素の吸収にも影響を及ぼします。特に、ビタミン系の不足、中でもビタミンB群の摂取量が落ち込むことで、それが口内炎にも関係しているようです。

症状7―肌荒れ

肌荒れも口内炎と同様に、胃が荒れていると消化不良を起こし、当然腸での栄養素の吸収が悪くなること。ビタミンの摂取量の減少。そして、自律神経の不調による免疫力の低下などが、原因にとなって肌荒れを起こします。

もちろん、このことは胃だけの問題ではなく、腸も関連していますので、胃腸の問題として理解することが大事です。腸内環境はビタミンの生成にも関係していますし、免疫機構の働きにも影響を与えていますので、肌荒れを防ぐには、胃腸の機能を整えることが望まれます。

胃が荒れる原因って?

暴飲暴食

ストレスを感じるとそれを解決・晴らすために、ついつい暴飲暴食をしてしまうことがあります。これも、ある意味で精神の解放をする手段には違いありませんが、一方で、胃にも負担をかけることになるのです。

これまで見てきた通り、胃の中の食物は消化されるわけですが、そこでは胃酸が分泌されます。過剰の胃酸は胃粘膜を侵食するために、胃粘膜を守るための粘液が出されるのですが、最終的には、胃粘膜を守ることが出来ずに炎症を起こすもとになってしまいます。

ストレスと暴飲暴食が続くことになると、それこそ胃潰瘍になることで、胃粘膜が消化される事態に陥ることがあります。

喫煙

喫煙が循環器系の心臓、呼吸系の肺に良くないことは、すでに皆さんもご存じでしょうが、実は、消化器系の胃にもよくないのです。タバコに含まれるニコチンは自律神経に影響を及ぼします。この自律神経のバランスが崩れると胃粘膜が刺激され、胃酸の分泌が活発になります。

胃粘膜は胃酸からの攻撃だけでなく、胃粘膜の血管はニコチンの影響下で収縮するため血流が途絶えがちになり、胃酸に対して抵抗力が低下することで、胃荒れが酷くなります。それがもっと進むと、十二指腸潰瘍とか、胃潰瘍になることが証明されています。

アルコール・コーヒーの飲みすぎ

胃が荒れる原因の一番に挙げられるのが胃酸過多であることは、薄々ながら皆さんも理解されたに違いありません。そのような視線でアルコールとコーヒーを見てみますと、なるほど、そうなのだと思われるでしょう。

まず、アルコールですが、これを多飲すると胃粘膜表面の粘液が剥がされます。そのためにアルコールと胃粘膜が直接接触するので、その部分の充血が進み、むくみが見られるようになります。本来ならば、適量のアルコールは胃液のほどよい分泌を促すことで消化を助けるのですが、過剰になると、当然のことながら害になります。

一方のコーヒーはどうでしょうか。コーヒーにはカフェインが含まれています。コーヒーもアルコールと同様に適量ならば消化を助ける効果がありますが、これも多量に飲みますと胃酸が過剰に増えて、胃粘膜を傷つけ胃を荒らすことになります。

特に、胃酸過多の人がコーヒーを摂りすぎますと、胃炎、胃潰瘍になりやすくなるので注意が必要になります。

薬の副作用または水なしで薬を服用する

胃が荒れる薬ですが、次の2種類の成分が入っている薬が挙げられます。それは、アスピリン(アセチルサリチル酸)、プレド二ゾロンです。よく頭痛薬、風邪薬、鎮痛剤、そして抗炎症薬で胃が荒れると言われていますが、これらの薬には、アスピリンやプレド二ゾロンの成分が入っており、胃酸過多状況を作り出します。そして、それによる副作用が胃を荒らし、吐き気や嘔吐を起こすことが知られています。

また、抗生物質の服用でも胃を荒らすことが分かっています。それは、抗生物質が胃粘膜を刺激することで、胃酸の影響を強めるからです。特に、空腹時の服用には副作用が出やすくなりますので、極力、服用する時は食後にするようにします。

胃酸を抑えるために、頭痛薬、風邪薬、鎮痛剤、そして抗炎症薬の服用の際には、胃腸薬も併せて処方されることがあります。

ここで注意をしなくてはいけない薬があります。それは胃腸薬です。というのも、胃腸薬には幾つかの種類がありまして、「胃酸の分泌を良くして消化を良くするもの」反対に「胃酸の分泌を抑えて胃粘膜を守るもの」そして、「胃腸の動きを活発にすることで消化の手助けをするもの」と分けられます。

仮に、ストレスや暴飲暴食などで胃が荒れているのは、明らかに胃酸過多状態にあるので、胃酸分泌を抑える胃腸薬でなければいけません。それを間違って、胃酸の分泌をよくする胃腸薬を服用したとしたらどうなるでしょうか。

症状は悪化するに違いありません。このようなことがあり得ますので、むやみやたらに胃腸薬だからと言って、勝手に服用することは厳に慎まなければなりません。特に。常飲する人は注意を要します。

それから、水なしで服用できる錠剤タイプの「胃腸薬ガスター10 第一三共製薬」が販売されており、胃酸の分泌を抑える効果があります。

ストレス

ストレスと胃の関係は切っても切れない関係があります。まさに、感情の動物である人間だからこそかも知れません。私たちがストレスを感じると胃がどうなるかと言いますと、蠕動運動が弱まり、胃粘膜の粘液の分泌量に変化が見られます。

そして、潰瘍でもないのに胃もたれや、膨満感、ムカムカするなどの胃部不快感が症状として見られます。胃は自律神経の影響を非常に強く受けています。この神経は内臓、血管、ホルモン、神経などの働きを司っていて、二つの相拮抗する働きをする神経があります。

ひとつが緊張時に機能する交感神経、そしてもうひとつがリラックス時に機能する副交感神経です。この二つの神経のバランス上で私たちの日常活動ができるようになっています。そのバランスを崩す原因のひとつが、ストレスです。ストレスによって交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、自律神経が乱れるため胃に大きな影響を与えることになります。

その結果、胃や腸に不快感が生じたり、胃炎や潰瘍を発症したりします。

荒れた胃を回復するにはどう対処する?

バランスの良い食事

胃が荒れた時は、消化しにくい脂っぽい料理、固い食べ物は極力避けます。また、過剰な塩分を含むものや、甘いものも胃粘膜を刺激します。まずは、規則正しい食事をすることを基本にして、食欲がないからと言って、朝食を抜いたり、夜更かしをしたりして酒を飲むことなどをすれば、胃酸過多になり胃粘膜が荒れることを助長します。

軟らかいごはん、パン、うどん、ヨーグルト、牛乳、卵黄、豆腐、白身の魚、刺身、鶏肉煮、温野菜などをバランスよく摂るようにします。

食べ方に注意

料理に気遣いをした後は、食べ方にも注意を払いたいですね。胃に負担がかからないような食べ方をするにはどうしたらいいかを次にご紹介します。

食べ方1―早食い

よく噛まないで飲み込むようにする早食いは、その分一気に食物が胃に流れ込むことになるので、大きな負担となってしまいます。胃は一生懸命消化しようとするだけに、負担が倍増し疲れ切ってしまうことになります。そして、早食いは、食物を摂りこんだ時に空気を一緒にそうしますので、胃が膨らみゲップなどの原因になります。

食べ方2―食べ過ぎ

胃が疲れているところに食べ過ぎると胃に食物が詰まった状態になります。そうなると消化できないまま胃に残ることになって、長時間胃に負担をかけることになります。

食べ方3―すすり食い

この食べ方も食物を飲み込む時に空気を一緒に摂りこんでしまうので、胃が膨らみ負担がかかってしまいます。

食べ方4―食事時間が不規則

とにかく仕事や用事に忙しいのか、食事時間が不規則になる人がいますが、これだと、胃が休む時間がなく、常時胃液を分泌し蠕動運動を余儀なくさせられ、胃に負担がかかります。特に、夜遅い食事はヘタすると睡眠中に胃の中に食物が滞留することになり、胃が荒れる原因になりますし、朝の目覚め時に胃部不快感をもたらします。できるだけ睡眠3時間前までに食事は済ませたほうがいいようです。

気を付けたい食べ物

基本的に胃にもたれるような食物は避けなければなりません。脂っぽいものや刺激の強いもの。それから、消化の悪いもの、冷たすぎたり、熱すぎたりするものは胃を刺激します。そう考えると、冷や飯、チャーハン、すし、てんぷら、フライ、梅干し、塩辛、漬物、繊維質の強い野菜、チョコレート、アルコール、コーヒー紅茶、タバコなどは気を付ける対象になりそうです。

胃が荒れるとひどくなると起こる病気

急性胃炎

胃が荒れた場合に見られる典型的な症状はいろいろありますが、中でも、一番多いのが胃粘膜に急激に炎症が起こる疾患で、胃腸病では日常的によく見られるものです。病状が進むと胃粘膜表面の粘液が剥がされ、アルコールに直接曝されることで胃酸が胃の粘膜を侵し、粘膜が充血してそこにむくみが出来ます。そして、それが酷くなると胃粘膜に出血、びらんが生じます。

このような症状を見せるのが急性胃炎です。

具体的な症状には、吐き気やゲップ、ヘソの上あたりの痛みなどがあげられます。血を吐いたり、肛門から血を排出することもあり、食欲不振に陥ります。食中毒の併発の場合は高熱を出すこともあります。

急性胃炎の症状を見せる人は、食事法を含めて、不規則な生活をしている人がほとんどで、とにかく、ストレスをためないように、自分自身をいかに明るくポジションさせるかをポイントにして、ストレスとの付き合い方を前向きな態度でのぞむことが大切になります。そして、睡眠を十分とり、精神の安定を心がけるようにしたいですね。

十二指腸潰瘍

胃が荒れると胃や十二指腸に潰瘍を起こすことがあります。十二指腸潰瘍は粘膜に炎症を起こし、痛みだけでなく不快感をもたらします。通常は強い酸性を示す胃酸に侵されることはないのですが、生活の不摂生やストレス、ピロリ菌、抗炎症薬、低用量のアスピリンなどが原因で粘膜に傷がつき、その部分が胃酸に曝されることで炎症を起こすのです。

食後や空腹時に上腹部に痛みを感じたり、胸やけや胃部に不快な症状を感じたりします。病状が悪化すると出血、吐血、下血、穿孔などの重篤な症状に進みます。ここでもやはり、胃酸過多が胃を荒らす原因になっていることがお解かりいただけたと思います。

治療に際しては、胃酸を抑え、潰瘍薬の服用し、ピロリ菌の除去を行うことなど、薬の服用でほとんどの人が治ります。症状が消失しても、潰瘍が完全に治癒するまで、薬に服用は続けることを忘れてはいけません。

まとめ

胃が荒れる原因は、不摂生、ストレス、暴飲暴食であることがお解かりいただけたと思います。つい、無理を承知でオーバーワークになったり、ストレスを発散するために大食いになったりすることは、胃粘膜に炎症を起こすことで胃を荒らすことになります。

忙しい最中、一週間に一日ぐらいは、ゆったりとした気分になれるように、特別な日を設けて、頭にも、そして、胃にも休養を与えるように心がけたいものですね。胃を荒らすことからの脱却はあなたの態度の取り方ひとつにかかっていると言っても過言ではありません。