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風邪のときに食べるお粥には理由があった!お粥を食べる5つのメリットと注意点をオススメレシピと一緒にご紹介!

病人の食事と言えば…一番最初に思いつくのはお粥ですね。お粥を食べる事によって、どんな効果があるかご存知ですか?なぜお粥は体に良いと言われてきたのか、なぜ体が弱っている時でも食べても良いと言われるのかを徹底検証!お粥の隠れた健康パワーがお粥の成分によってここで明らかに!美味しく食べる事が出来るお粥のレシピもご紹介します♪



お粥を風邪のときに食べても大丈夫?

風邪のときこそお粥です

日本の古い時代より、お粥には十の徳があると言われてきました。この効能を熟知していたお寺の修行僧も、お粥を毎日の食事に取り入れています。そして韓国や中国などでは、高級な食材を使ったお粥がご馳走として振舞われています。お粥には正に病気の時に食べるには打って付けの効果があり、また、病中の食欲が無いときでも食べる事ができる食事として、昔から万人に愛され続けてきました。

風邪の時には食欲も無くなり、胃腸も弱ります。お粥はそんな胃腸を癒してくれる効果や、栄養を補給してくれる効果があり、体をしっかりと温めてくれます。これらの効果は全て風邪の改善にも繋がっていくので風邪の時こそ、元気を付けて免疫を上げ、ウィルスを撃退するためにお粥を積極的に食べましょう!

お粥が風邪に良いといわれる5つの理由とは?

1.栄養の吸収がとても良い

普通に炊いたご飯を食べるより、お粥にして食べた方が消化が早いので、内臓にそれだけ負担を掛けずに食事を摂ることができます。お粥には硬さが色々あり、殆どトロトロの液体の様になっているものもお粥に入ります。食欲や体の状態に応じて、徐々に硬さの調整を行うことができるのも、お粥が病中の食事に適している点だと言えるでしょう。赤ちゃんの離乳食でさえ、このトロトロのお粥から始ますよね。それだけ体に負担が無く食べる事ができ、お米の栄養もしっかり摂れるので風邪の時にもおすすめの食事と言われています。特に胃腸風邪には最も適しています。

2.栄養をしっかり補う事ができます

お粥はお米の量が少ないので、それだけでエネルギーを補う事ができないのですが、お粥に食材をプラスしてあげることによって、しっかりと栄養を補ってあげる事ができます。口当たりが良いので、食欲が無いときでもお粥の中に入っているとサラッと食べる事ができます。

特に免疫力を高めて、風邪を治すパワーの素となるアミノ酸が豊富な卵や、喉の痛みや咳に効果的なクエン酸をたっぷり含んでいる梅干しなど、風邪効果のある食材を使う事で改善効果も生まれます。上手に風邪の症状と照らし合わせながら、何の食材と合わせたら効果的になるか考えて食べるようにしましょう。お粥はどんな食材とも相性が良いので、色々な味が楽しめますね。

3.体を温める

人間の体は体温を上げる事によって免疫力を高める効果があります。お粥は体を温める効果があるので、風邪を治すためのサポートもしてくれるという事になります。更に、熱い湯気の出ている食事は詰まった鼻をスッキリさせてくれる効果もあります。

お粥で体を温める効果を期待して食べる場合、一緒に入れる食材にも少し工夫をすると尚一層効果が期待できるようになります。例えば発汗効果もあるキムチや梅干しなど、他にも体の体温を上げてくれるカボチャやニラなどを上手に活用して体が温まる効果を実感してみてください。

4.胃腸に優しい

お腹にきてしまう風邪は困りますね。食事をしても、すぐにトイレに行きたくなったり、食欲も無くなってきたり。脱水症状も起こりやすくなるので水分も必須なのですが、それも意味がないくらいすぐにトイレに行きたくなってしまいますね。胃腸風邪の時は、なるべく食事を摂らないで治まるのを待つ方法もありますが、それではお腹がすいてしまいます。

そんな時こそお粥なのです。温かいお粥は胃を温めてくれ、免疫力を高めてくれます。そして、水分もゆっくり体に染みこませる事ができます。更に消化もいいので、疲れている消化器官に負担を掛ける事無く食事を摂ることができます。

5.粘膜を保護

お粥には体に必要なミネラルが豊富に含まれています。このミネラルには粘膜を保護してくれる効果や粘膜の健康を保つ効果などがあり、風邪の鼻水にとても有効な成分でもあります。この効果は白米のお粥より玄米のお粥がおすすめです。

玄米は白米に比べても体を温める効果が強く、鼻水のひどい風邪にはとても効果的です。粘膜を保護するミネラルも、もちろん豊富に含まれているので体を温めながら鼻水の症状を抑えてくれる効果が期待できます。なかなか止まらない鼻水はイライラしますね。花粉の時期などのアレルギー症状の対策としても有効なので、是非、一度試してみてください。

お粥を風邪のときに食べる際の注意点やデメリット

1.カロリーが少ない

ダイエット食にもなっていてお馴染みのお粥は、お米少量を多めの水で炊き上げるのでカロリーはとても少ないです。栄養満点の食事を摂るという訳にはいかず、取りあえず食べて少しでも栄養を…という目的で食す形となるので、風邪の回復期には通常のご飯に少しずつ戻していく事をおすすめします。

なかなか普通食に戻せないけれど、バランスの良い栄養もしっかり摂りたい場合は、副菜にカロリーの高いものを取り入れましょう。カブやカボチャ、イモや大根などの根菜類は体を温めてくれる効果もあり消化も良い食材なので、お粥の効果を邪魔することなく栄養もしっかり摂る事が出来るのでおすすめです。少しずつカロリーの高い食材を増やしていくと良いでしょう。

2.きちんと噛んで食べましょう

お粥は胃腸に優しいので、胃腸風邪の時などにはとても向いているメニューと言えます。しかし、あまりにサラサラ食べることができるので、ついつい噛まずに飲み込んでしまう事も多いのです。せっかく消化吸収の良いお粥を食べても、全く噛まなければ意味がありません。消化器官は一生懸命分解しなくてはならなくなり、消化不良を起こして悪化してしまう可能性もあります。お粥は食べる時には噛み砕く事を意識しながら食べましょう。

食材を変えて少し噛みごたえ持たせてあげる工夫もできます。例えば白米では無く、もち米を使ってお粥にします。もっちりとしたお粥に仕上がるので、ついつい飲み込んでしまうという人にはおすすめです。

3.合わせる食材に気を付けましょう

せっかく消化吸収の良いお粥を食べても、一緒に食べる食材が消化吸収の悪いものだったら意味がありませんね。クックパッドなどでもお粥のレシピが色々あり、どれもこれも試してみたくなるような美味しそうなものばかりですが、風邪の時は気を付けなくてはなりません。

例えば同じお芋でも、ジャガイモは消化が良いですがサツマイモは悪かったり、お粥に合わせても美味しそうな納豆は消化が悪かったり、お魚に関しては白身魚は大丈夫ですが青魚はNGだったり、野菜類にもカブや大根などの消化の良い物もあれば、ゴボウやキノコなどの消化が悪いものがあったり…という風に食材によって様々です。風邪の時だけはしっかり区別して消化の良い物だけ食べる事をおすすめします。

風邪のときおすすめのお粥のレシピ

1.かぼちゃのお粥

出典:レシピブログ

韓国料理でもお馴染みのかぼちゃのお粥です。カボチャを砂糖入りの水で軟らかく煮てつぶします。そこに白玉粉を水で溶いたものを入れて温めたら出来上がり。お米が入らないカボチャのお粥です。カボチャの成分で体はポカポカになり、消化吸収も良く、ビタミンはたっぷり摂ることができるので免疫力を上げる効果もあります。風邪で全く食が進まない時などには、ピッタリのメニューです。

2.生姜と大根のお粥

出典:レシピブログ

ご飯といちょう切りした大根をお鍋に水を入れてコトコト弱火で煮込みます。ダシの素と塩を加えてお好みの味に調整して、大根がすっかり軟らかくなったら針生姜も入れてさらに数分煮込みます。最後に大根の葉っぱを細かく刻んで鍋に入れ火を消した状態で蓋をして余熱でしんなりさせたら出来上がり。

体が温まるお粥レシピの一番のおススメ!代謝も上がり免疫力アップにも効果的な、風邪の予防と改善両方に有効なお粥です。

3.野菜粥

出典:レシピブログ

人参と小松菜は同じくらいの大きさに小さく切ります。ご飯に水を入れて沸騰したら弱火でコトコト煮込みお粥の状態にします。野菜はレンジで柔らかくしておき、お粥の鍋にコンソメとおろし生姜と一緒に入れて3分ほど煮込みます。最後は塩でお好みの味に調えたら完成。

胃腸に優しい食材を使って、弱った体に負担無く食べる事ができるお粥です。体調によってはご飯の硬さを調整し、少し元気が出てきた時は小さく切った鶏肉を更に加えてあげることで、しっかり栄養も摂れます。

まとめ

何も食べる事ができないくらい具合が悪くても、不思議に食べる事ができるお粥。それは胃腸に優しい究極の料理だからだったという事が分かります。体調が悪くても安心して美味しく食べる事ができるという事を、体が覚えているからなのかもしれません。でもそれはひょっとしたら、初めての食事として食べていた赤ちゃんの時の記憶が残っているからなのかもしれませんね。