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唇が黒いのは病気の前兆?血色不良?適した医療治療とセルフケアで血色を良くする7つの方法

唇の色が黒いのは、何かの病気の前兆かもしれません。普段とは違う唇の色をしている場合、早めに治療を受けることをお勧めします。又、血色不良の場合は、セルフケアにて血行を良くする方法があります。医療治療とセルフケアで出来る方法をいくつか紹介しています。



健康状態が心配!唇が黒いのは危険信号なのか?

人にはそれぞれ個性があり、目が小さい、大きい等の顔のパーツに違いがあります。又、パーツだけでなく色合いにも違いがあり、多くの人が気にかけているのが唇の色でしょう。つやつやとして血色の好い唇は美しく健康的に見えるでしょうし、寒い日にプールに入った時のような青黒い唇はいかにも不健康そうに見えてしまいます。

現に医師が患者の健康状態を確認する上で、唇の色を診ることもありますが、唇が黒いと言うのはやはり健康状態に問題があるのでしょうか?ここでは唇が黒くなる原因とセルフケアで出来る血色を良くする方法、そして病院で行う治療法について紹介しましょう。

唇が変色した3つの事例

1.黒いシミが出来た

唇に黒いシミが出来てしまうこともあります。特に黒い斑点になってしまうと不安も大きくなるでしょう。原因として考えられるのはいくつかあります。まず紫外線が原因のケースです。

これに関しては、分かりやすく言えば皮膚が日焼けをして、シミができてしまうメカニズムと同じことが唇にも起こるということです。又、アトピーや外部からの刺激が原因の場合もあります。

アトピー性皮膚炎の人は唇が荒れやすく、元々弱くて乾燥しやすい状況にある上、紫外線の影響もあって炎症を起こしやすいのです。炎症後にどうしても跡となって黒く変色してしまう為、それがしみのような状態になってしまうのです。唇は皮膚が薄いのでどうしても色素沈着が起こりやすくなりますから、適したケアをする必要があるのです。

出来れば病院にて治療を受けることをお勧めします。

2.ほくろのような斑点が出来た

唇の異変でよく見られるのがほくろのような斑点が出てきたと言った症状です。口元の近くに出来たほくろはセクシーに見られるので、女性としてはこの箇所にほくろがある人に若干憧れを持っています。現にマリリンモンローは付けぼくろがチャームポイントでした。しかしそのほくろが唇内に出来てしまう、それも斑点のようなほくろである場合、注意が必要かもしれません。

勿論、通常のほくろの場合もありますが、皮膚がんが唇にほくろに似た症状を発することもあるのです。メラノーマと呼び、黒いできもののことを指します。通常のほくろとの違いを見分けるのは大変ですが、皮膚がんの唇のほくろは短期間で大きくなると言う特徴を持っています。唇に出来たほくろが大きくなって気になる方はすぐに皮膚科に行きましょう。

3.唇に黒い線が入った

全体的に唇が黒いと言うわけではなく、唇の形に周りが黒くなってまるで黒い線のようになってしまうこともあります。何かの病気かと心配になりますが、これは色素沈着によるものです。乾燥しやすくダメージを受けやすい唇はどうしても黒ずんでしまいがちです。毎日ご飯を食べる度に口を動かしますが、これも唇を酷使し、摩擦を受けて色素沈着しやすい状況なのです。

適した乾燥ケアをしないまま放置してしまうと、唇の皮膚のターンオーバーは狂ってしまうので、古い角質が残り、唇のふちの色素沈着が起こってしまうのです。ダメージによる乾燥が招いてしまうことが多いので、こまめに保湿ケアとしてリップクリームを塗るよう心がける必要があるでしょう。

唇が黒くなる5つの原因

1.一日に何本もタバコを吸う

一般的に唇が黒くなってしまう原因はいくつかあります。まず考えられるのはタバコです。喫煙を続けることで肌の老化が進み、シワやたるみが増えてしまうと言った事はよく聞かれることですが、唇の色も黒くくすんでしまう事もあるのです。毎日何本もタバコを吸うと言う人は、体内のビタミンCが崩壊しコラーゲンが不足してしまいます。

ハリの無い顔はげっそりと細くなり、タールが付着することで顔色が全体的に黒ずんでくるのです。一酸化炭素で酸欠状態になってしまう為、どうしても全身を巡らす血液量が少なくなってしまいます。血行が悪くなれば当然顔色も悪くなりますし、唇の色も黒ずんでしまうのです。

「タバコは百害あって一利なし」と言う言葉がある通り美容・健康を害する為、早めに断煙するようにしましょう。

2.日焼け

色素沈着によって黒ずんでしまう原因の多くは、紫外線にあります。紫外線からのダメージはとても大きく、顔のパーツの中でも唇は皮膚が薄い為、どうしても多くのダメージを受けやすいのです。特に夏場の紫外線量は強く、思った以上に唇の皮膚内に入り込み、深層部にあるコラーゲンを破壊してしまうのです。

コラーゲンが減少してしまうとハリと弾力を無くし、保湿成分のビタミンCを作ることが出来ません。ビタミンC不足によって水分量が減れば、紫外線バリアが崩壊してより多くの紫外線量を浴びることになります。この悪循環が唇の色素沈着を加速してしまうのです。晴れた日は

出来るだけ日傘をさす、つばの広い帽子を被る等でしっかりと唇を紫外線から守るようにしましょう。

日焼け止めクリームは刺激が強いので唇に塗ることは止め、保湿ケアに徹するようにニベアやウォーターinリップ等を使うと良いですね。

3.ストレスが原因

ストレスは様々な障害を引き起こす原因となっていますが、唇が黒くなる原因の一つにも挙げられます。過度にストレスを感じてしまうと、血管が収縮されて血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなると言うことは、大切な栄養素が行きわたらなくなりますので、どうしても血色が優れない等の症状が出てくるでしょう。

唇の場合も例外ではなく、血行が悪くなれば当然、唇の色も悪くなり黒ずんできます。職場の人間関係や仕事の責務から日々ストレスを感じている人も多いでしょう。しかし多忙な日本人には、ストレス解消をする機会が少ないと言うこともあり、どうしても溜めやすくなってしまいます。その影響が唇に出てしまうのです。

自分の好きな時間を増やす等で、日ごろからストレス発散を心がけてください。

4.睡眠不足が原因

睡眠不足も唇の健康状態に影響してきます。睡眠中は基礎代謝が上がり、血行が良くなることで全身に栄養を行き届かせます。美容成分もしっかりと唇に届くので、翌朝になると色艶の良い唇になっていることでしょう。特に午後10時から午前2時は美容のゴールデンタイムなので、この時間にしっかりと睡眠を取っておくことが大事なのです。

しかし夜更かしをして睡眠時間が短くなってしまうと、この効率的な循環が上手く行かずに、血行が悪くなり、朝起きても艶の無い黒ずんだ唇になってしまうのです。睡眠時間を取っていれば良いと言うわけではなく、大事なのは睡眠の質です。浅い眠りの状態レム睡眠に対して、脳もしっかりと眠っているノンレム睡眠を十分に取ることが睡眠不足解消に繋がります。

睡眠時間ではなく、睡眠の質を重視して眠るように心がけましょう。

5.腎臓の病気・動脈硬化の疑いが

唇が黒いとどうしても何かの病気ではないか?と不安になるものです。主に考えられているのが腎臓の病気でしょう。実際に腎臓の病気や動脈硬化が進行している場合、唇が黒ずんでくると言った症状が出てきます。腎臓が冷えることで機能が低下し血流が悪化しますので、当然唇の色が黒ずんできます。又、動脈硬化では、初め紫色から黒色に変色することもあるので注意が必要です。

血行が悪くなると血液が行き届かなくなりますが、動脈硬化が起こっていると血液がドロドロになり、血栓が出来ることで、益々血流が悪くなってしまいます。唇の血色も悪くなることから黒ずんでしまうわけです。血行が悪くなることで循環器系(心臓等)にも影響して唇の色が黒く変色していきますので、気になるようであれば、早めに内科を受診しましょう。

自己ケアで唇の血色を良くする7つの方法

1.食生活の見直し

唇が黒い原因は主に血行が悪いと言うことですから、当然血行に良いことをすることが先決です。その方法の一つに食生活の改善があるでしょう。体を冷やすような食べ物は裂け、出来るだけ体を温めるような食材を主に取ることで、体の中からポカポカになって、唇の血行も良くなってくることでしょう。しょうがには発汗効果があり、体の中から温めてくれるのでオススメです。

擦ったしょうがを味噌汁に入れたり、冷奴の上に乗せたり、普段の食事の中に取り入れることで、体がポカポカになってきます。その他にもとうがらしやにんにく等のスパイス、漬物や納豆等の発酵食品、ねぎやタマネギに玄米や豆類、そして根菜類(ニンジン・レンコン・ゴボウ・山芋)にも効果が高いので、これらの食材を中心に摂るよう、食生活を改善していきましょう。

2.温かい飲み物を飲む

食べ物だけでなく、飲み物でも発熱効果は高く、注目しなければいけません。唇の血行を良くする為にも温かい飲み物を飲めばいいと単に思ってしまうものですが、それは間違いです。温かい飲み物の中でも体を温める飲み物でなければ意味がありません。ホットミルクは体が温まりそうですが、実はあまり効果が無いと言われています。

一番良いのがしょうが湯です。ジンゲロールやショウガオールと言う成分が血流を良くして、体の芯から温めてくれるので、唇にとっても血行が良くなることで黒色が明るく変化していきます。ジンゲロールには血管を拡張させる働きがあるので、まさに効果的でしょう。又ココアにも多く含まれるポリフェノールと言う成分が血管拡張作用がある為、こちらも効果的です。

しょうが湯とココアを実際に冷え性の人たちに飲ませたところ、ココアの方が体温上昇や低下が緩やかで長く温まっていることから、ココアを積極的に飲むと良いでしょう。

3.禁煙する

タバコを吸うことで健康や美容を害することは、昔から知られていることです。しかしストレス社会の中で、タバコに快楽を求めてしまう人が多いのも事実です。それがなかなか止められない理由でしょう。タバコは美肌効果の高いビタミンCを破壊することで、外部からの刺激にバリア機能が緩くなってしまうので、どうしても刺激を受けやすくなります。

その為、色素沈着が起こりやすいのです。又、血管を収縮させてしまうことで血流が悪くなる為、血色不良によって唇が黒ずんでしまうのです。勿論唇だけでなく、肌がくすんだり目の下のクマが増えたり、水分不足でシワやたるみ等の老化現象が如実に現れてきます。動脈硬化や脳卒中、肺がん等のリスクも高まりますから、早めに禁煙を心がけるようにしましょう。

4.しっかりと浴槽に浸かる

血行を良くする為に入浴の仕方を見直す必要もあります。普段シャワーだけで済ませていると言う人は特に注意が必要でしょう。体の芯から温めるにはシャワーだけではいけません。そのまま浴室から出てしまうと、すぐに体が冷えてしまうからです。唇の血行を良くする為にも、しっかりと浴槽に浸かるように心がけてください。

出来れば効率的に温める為に浴槽に天然塩や炭酸を入れると良いでしょう。炭酸はキッチンにあるベーキングパウダーやクエン酸を使用することが出来ますが、勿論市販された炭酸系の入浴剤でも良いでしょう。単なるお湯よりも体の温まり率が高まりますので、試してみてください。

5.リップで乾燥予防

唇の皮膚はとても薄くてデリケートなので、ちょっとした刺激に対してもすぐに乾燥しやすくなります。その為、リップで保湿ケアをすることは大事な要素です。特に冬場は乾燥が激しくなる為、こまめな保湿が重要になってきます。保湿を徹底することで外部からの刺激に対するバリア機能が正常化するからです。

又、皮膚の皮が剥がれやすくなるので、一般的なリップクリームによる予防ではなく、薬用タイプのリップクリームを使うと良いでしょう。塗る際には唇のキメに合わせて縦方向に塗っていくようにしましょう。リップクリームが冷えている時は、温めてから使うと唇の肌に優しく塗ることが出来ます。

6.唇マッサージをする

唇の血行を良くするにはマッサージと言った方法もあるでしょう。優しい力で刺激を与えることで、血行が促進されて自然なピンク色へと近づいていきます。マッサージ方法は色々あり、まず唇をくるくるマッサージする方法です。ワセリン・保湿リップを唇に塗り、唇の中心から口角に向かって薬指の腹でくるくると円を描くようにマッサージしていきます。

右側の口角にきたら、次は中心から左側の口角をくるくるとマッサージしていきます。上下の唇を行い各5回ずつ繰り返します。二つ目の方法には、唇ぽんぽんマッサージがあります。こちらもワセリンと保湿リップを塗り、唇の端から端まで薬指の腹でぽんぽん叩きます。これを上下各10回程繰り返していきます。

最後は唇ぷるぷるマッサージ法です。アヒル口をして上下の唇をぷるぷると震わせる方法で、こちらも1日10回程度行います。この3つのマッサージ方法を実践することで、黒ずんでいた唇が徐々に血色が良くなり、ピンク色に改善してくることでしょう。

7.ホホバオイルもオススメ

保湿用リップも良いのですが、もっと効率的で安全なリップケアと言うと、植物オイルのホホバオイルでしょう。浸透力も良いので、短時間ですっと唇内に入り込む、たっぷり潤いを与えてくれます。天然植物由来ですから、敏感肌と言う人にも適しており、唇が黒ずんでいる状態はまさに乾燥が酷く、ダメージも大きくなっているので、こういった天然植物オイルは積極的に取り入れるべきです。

リップパックとして使うのが一般的で、唇にホホバオイルを乗せて、サランラップで覆います。その後、蒸しタオルをして1分程放置したら終了です。これだけでもっちりプリプリの唇になり、血行も良くなってくるので、毎日やってみてください。

医師に唇の色を治してもらう方法!不安なら即病院へ

レーザー治療で治す

血行不良による唇の黒い色は、当然血行を良くする方法を行うことが効率的なのですが、シミとなっている場合は、医療機関にてレーザー治療を行うと効率的でしょう。皮膚科や美容皮膚科で受けることが出来ます。唇のシミを取るレーザーでは、特に痛みを感じることなく一点集中でシミの元となるメラニンに作用します。

濃い色に反応すると言う特徴から、白っぽいシミに対しては効果が無いことを事前に周知しておかなければいけません。そして、他の治療法よりも効果が高い分、費用の方もかかってしまうことを頭に入れておきましょう。大体1回数千~数万円程かかるようです。しかし、本格的に唇のシミを解消したいのであれば、レーザー治療はオススメと言えるでしょう。

リップリフトで治す

リップリフトと言うのは、鼻の下が長いと悩んでいる人の為の整形手術です。文字通り唇の位置を挙げるための手術で、ほとんど傷の跡が分かりにくい特徴があります。なぜなら、手術跡が目立たないような場所を切開するからです。手術後には、鼻と唇の間隔が狭くなる為、唇の位置が上がることで、リップリフトと呼ばれているのです。

鼻下を短くするには、上唇を厚くすると言った施術があり、この場合、ヒアルロン酸を注入することが多いのです。ヒアルロン酸は保湿ケアには欠かせない成分ですから、当然唇に潤いを与えることで外部からのダメージをしっかりとガードしてくれると言う作用があるのです。

外からのダメージによって、過剰なバリア機能が働き、メラニン色素沈着の作用を抑える働きがあるからこそ、唇が黒くなるのを防ぐことが出来るのです。リップリフト自体は唇の黒さを治療するものではありませんが、結果的に唇の色を変えることが可能なのです。鼻下の伸びも気にしている方は、一度医師に相談してみてください。

まとめ

いかがですか?普段唇が黒いことにあまり注意していなかったと言う人も、怖い病気が潜んでいるかもしれないと知った今、毎日きちんと観察していく必要があります。しっかりと原因を知った上で、適した治療を行うことが大事な要素です。血行が悪くなっているのであれば、自分で血色を良くする方法は多くあります。

又、病気が原因となっているのであれば、きちんと適した治療を受けることで病気が改善し、その結果、唇の色も元の明るい色に変ってくると思うので、諦めずに治療を受けていくことが大事でしょう。