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風邪はにんにくで治る?!人気のにんにく成分の効果を調べました。健康食品としても近年注目されています!

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にんにくは健康に良いというのは昔から言われていて、今やにんにく成分配合のサプリメントも大人気!しかしそのにんにくには風邪に対する効果がどのくらいあるのでしょうか?そして風邪の予防効果は?気になるにんにくについての疑問を詳しくご紹介。さっそく風邪の時に簡単に試せるにんにく料理のレシピもご紹
介します♪大いににんにくを食卓に取り入れて活用しましょう!



にんにくを風邪のときに食べても大丈夫?

にんにくは風邪を治します

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にんにくの成分には、風邪ウィルスから体を守る効果や、ウィルス自体を排除させるようサポートしてくれる効果、血液の流れを良くして体温を上げて菌を死滅させる効果など、様々な風邪に効果的なものが含まれています。

世界各国の様々な料理にも使われているにんにくには、食材の臭みを消してくれる効果や香りを付ける効果などがあり、最も食欲をそそられる食材とも言われています。

日本でもすっかりおなじみの食材ですが、にんにくの臭いは次の日も残ってしまう為、なかなかいつでも大量に食べる訳にはいきませんね。しかしこの臭いこそ、風邪に有効な成分「アリシン」なので、とっても重要な役目を果たしてくれているのです。

風邪が流行って来て予防を強化しなくてはいけないと思った時、風邪を引いたかなと思った時や、風邪を引いて熱まで出てきてしまったという時にも、にんにくの成分は有効に私たちの体の中で活躍してくれます。疲れが溜まって来たときも風邪に罹りやすいので要注意。疲労回復の効果もあるにんにくを食べる事がおすすめです。

にんにくが風邪に有効といわれる5つの理由とは?

1.にんにくの臭いに隠されたパワー

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私たちの体には、有害なウィルスが体の中に侵入してくるとそれを排除しようとする働きが起こります。しかし一旦入り込んでしまったウィルスは、私たちの体からどんどん免疫力を奪っていき、治そうとする力を弱くしていきます。発熱や咳、鼻水が続き食欲も減退すると、なかなか風邪は治らず病院に行って薬や注射のお世話になるという顛末になります。

にんにくには、風邪ウィルスを体の中に入れないよう、そしてウィルスを増やさないようにサポートしてくれる効果があります。これはアリシンに免疫力を高めるという効果があり、にんにくを食べる事によって体の中で作用して効果を発揮してくれるのです。

風邪は先ず予防が一番大事です。罹らないようにする事が基本となりますので、周りに風邪の人がちらほら出てきたら、先ずはにんにく料理を食べて風邪ウィルスの侵入を防ぐ対策を取りましょう。

2.鼻や喉がつらいときはにんにく

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にんにくにはビタミンB1が含まれています。この成分には体の粘膜を健康な状態に保ってくれるという効果があり、風邪などで鼻水が止まらなかったり、苦しい鼻づまりになってしまったり、喉が赤くなって痛みを感じた時に有効です。特に風邪の引き始めは鼻水や喉の痛みが多いですよね。そういった初期の段階で、にんにくを食べておくとかなり症状が軽減されると言われています。

また、このビタミンB1にも体の免疫力を高めてくれる効果があり、疲れを回復させる作用もあるので、風邪が重症化してきてしまった時にも体の中にしっかりと摂り入れたい成分と言えます。過剰に摂取しても副作用などは無い成分なので、安心して病中でもビタミンB1が豊富なにんにくを食べる事ができます。

3.体を温めてくれるにんにく効果

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にんにく料理を食べている時に、何となく体が熱くなってきたという経験はありませんか?にんにくには、血管を拡げてくれて血液をサラサラな状態にしてくれる効果があります。この効果によって全身に血が勢いよく巡って行くようになるため、体中がポカポカに温められます。

これはにんにくだけでなくネギや生姜、ラッキョウやニラなどにも見られる効果で、にんにくや他の食材にも共通している独特な匂いの成分でもあるアリシンの効果によるものです。

実はこのアリシン、にんにくに含まれているビタミンB1と結合する事によってアリチアミンという成分に変化しています。これはビタミンB1の効果をより一層高める効果があり、にんにくは、何よりも風邪効果には強力なタッグを組んでいる食材という事が言えます。

3.にんにく注射は風邪の初期に効果的

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体に元気が無い時や、食欲が無い時に有効だと言われているにんにく注射。これはビタミンB1やビタミンB2などを多く採り入れている注射です。この2つの栄養素は、もちろんにんにくにも多く含まれていて、にんにく同様疲労回復効果があったり、滋養強壮の効果があるということで使われています。

にんにく注射は体の中に溜まってしまった乳酸を燃焼させて、血液の循環を良くして体を温める効果があります。とてもにんにくを食べる事で得られる効果と似ていますね。ですから、特に風邪の引き初めなどはにんにく注射を打つことは大変有効だと言われていて、直接血液の中に注入する形となるので、にんにくを食べるより効果が早く出ます。

4.にんにくの活性酸素の除去効果で風邪予防

にんにくにはビタミンCが含まれています。このビタミンCには活性酸素を取り除く作用のある抗酸化作用があります。美容にもビタミンCは有効だという話はお馴染みですが、これも抗酸化作用による若返りの効果がある事から言われています。

抗酸化作用が風邪予防にどうして効果があるのでしょうか?そもそも抗酸化作用とは、人間が呼吸や食事を摂ることで体の中に一緒に取り入れてしまうもの、体のサビともよく言われますが、活性酸素という有害な成分を除去してくれるという作用です。この活性酸素は体の細胞に影響を及ぼしてしまうので、体や皮膚の老化を促進させてしまうので女性なら気になりますよね。

にんにくは活性酸素を取り除くことで、免疫力を高めるという効果があり、風邪を引きづらくしてくれる効果があります。更には美肌の効果も兼ね備えているという事になるので、一石二鳥の効果を実感することができます。

5.解熱作用のあるにんにく

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にんにくの匂いの成分でもあるアリシンには体を温める効果がありますが、これは発熱している時に摂ると発汗効果と解熱効果もあります。発熱している時は体がウィルスと闘っているとき。むやみやたらに解熱剤などの薬を使って熱を下げるのは、ウィルスが無くなっていない状態で闘いを終わらせる事となってしまうので、その後の風邪の回復を遅らせる事にもつながると言われています。事実、解熱剤の効果が切れた途端、また熱が上がったという経験はありませんか?

その点にんにくなら安心です。免疫力を高めながらウィルスを撃退する効果もあり、しかも体を温めて熱を下げてくれるので、早く体が楽になるというメリットがあります。できれば長くは熱で苦しい思いをしたくはないですからね。にんにくの成分が体に残ってウィルスと闘ってくれるので安心ですね。薬をあまり使いたくない妊婦さんにもおすすめです。

にんにくを風邪のときに食べる際の注意点やデメリット

1.生のにんにくを食べるのは控えましょう

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しかし、風邪の時生にんにくを多く食べるのは注意が必要です。生のままのにんにくは、胃壁を傷つける恐れがあり、風邪のように体が弱っている時に食べるには不適切な食べ方となります。さらに殺菌作用がはたらくにんにくは、生のままだと相当強い殺菌力があるので、腸内細菌なども殺してしまう恐れがあります。健康な状態で食べてもあまり気にならないかもしれませんが、風邪のウィルスが入り込んでいる免疫力が落ちている体には、生のにんにくはおすすめできません。尚、妊婦さんには特に注意が必要で、風邪に関係なく生のにんにくを食べることで流産の恐れがあると言われているので、必ず火を通したにんにくを食べましょう。

2.にんにくと抗ウィルス薬

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にんにくには健康に有効な成分がたくさん含まれていますが、そのせいで相性の良くない薬があります。それは風邪のウィルスを撃退させる為に服用する抗ウィルス薬です。にんにくにはあの独特な匂いの素となっている成分、アリシンが含まれていて、この成分は免疫力を高めてくれたり殺菌効果があったり、体を温めてくれる効果があったりと、風邪の時にはとても有効と思える効能ばかりが揃っているのですが、肝臓の代謝に関わる酵素に影響を与えてしまい、抗ウィルス薬の効果を小さくしてしまう恐れがあるのです。

これは実は抗ウィルス薬に限ったことではなく、常時薬を飲まれている方や、薬を処方されている方は確認が必要です。にんにくにはそれだけ体に有効な成分がしっかりと入っているという証明にもなるのですが、せっかく体のために飲んでいる薬の成分を邪魔しているようではにんにくを食べる意味もありません。自分自身が飲んでいる薬の効果とよく照らし合わせて食べることが重要です。

3.にんにくは胃腸に関わる風邪にNG

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にんにくには風邪に有効な成分が大変多く含まれているので、風邪をひいたときに積極的に取り入れたい食材なのですが、胃腸に症状が出ている風邪の時は控えた方が良いでしょう。にんにくは胃や腸を刺激する効果もあり、弱っている時に刺激をするのは逆効果となってしまいます。下痢や吐き気などの症状を増幅させてしまう可能性も十分考えられます。

これは、にんにくに含まれているアリシンという匂いの素にもなっている成分に殺菌作用があるためで、優れた解毒作用もあるのですが腸内の善玉菌まで殺してしまう効果があります。健康な時には差しさわりは殆どありませんが、胃腸が弱っているときには善玉菌をやっつけてしまうのは絶対に避けたいところです。感染性胃腸炎と診断された場合や、その疑いがある時はにんにくの使用をやめましょう。

風邪のときにおすすめのにんにくレシピ

1.にんにくスープ

出典:レシピブログ

たまねぎのスライスをじっくりと時間をかけて炒めます。それにお水と細かく刻んだにんにくを入れ煮込みます。コンソメスープの素や塩こしょうでお好みの味に仕上げれば完成。たまねぎとにんにくは料理の上でもとても相性が良く、この組み合わせは色々な料理に登場します。お味も去ることながら風邪対策もパワーアップされるという利点があります。たまねぎも、にんにく同様に風邪に効果のある成分がギュッと詰まっています。発汗効果や解熱効果、免疫力アップの効果など、にんにくに負けないくらいの栄養素が含まれています。体もかなり温めてくれる効果があるので、寒気がするときにはおすすめです。

2.にんにくラーメン

出典:レシピブログ

いつものラーメンにたっぷりにんにくのすりおろしを入れて食べます。インスタントラーメンでも、生ラーメンでもどちらでも美味しいですが、風邪の時にはできればインスタントより生ラーメンの方が良いでしょう。

ラーメンは、色々な具材を入れることができるので栄養が豊富。食欲が無い時でも、不思議と食べることができてしまう不思議なメニューです。特に風邪の時はネギを多めに入れてあげると、より一層風邪に効く成分が摂れるのでおすすめです。熱いラーメンの湯気で鼻の通りも良くなったり、体もポカポカにしてくれます。

まとめ

にんにくが持っている風邪に対抗するパワーは、かなり凄いということが分かります。ただ、効果がしっかりある食材だからこそ、食べ方には気を付ける点があるという事を理解してください。