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肩関節の痛み!6つの種類と痛みの原因とは?!二十代や三十代でも起こる「五十肩」の症状!治療方法や予防方法を徹底解析!

肩関節が痛みが原因で腕が上がらないと不便ですし、何をやるにも大変ですよね。昔から五十肩は良く知られた症状でした。しかし現代では50代からでなく、若いと20代からなる人達がいます。それには運動不足が大きく関わっているようです。運動不足になると色々な症状を体に生じるようになりますね。日頃から肩の
ストレッチなどをして予防を心掛けていきたいものです。



ある日突然やって来る肩関節の痛み

肩が痛いと言った場合、肩のどの部分が痛むのでしょう。例えば、肩の関節が何らかの原因で炎症を起こし痛みが出てしまっている場合があります。

原因としては、肥満や運動のしすぎもありますし、逆に、運動不足や加齢によって肩に大きな負荷がかかってしまった場合なども考えられます。また、肩周辺の関節の変形が原因で起こる炎症や痛みもあり、これは肩関節周囲炎と言います。これらの痛みのことを四十肩・五十肩と言いますが、聞いたことがある場合が多いのではないでしょうか。

痛みが突然やってくる場合を急性期、動きが制限されてしまう場合を慢性期と呼びますが、治療には時間がかかり、6ヶ月~1年くらいかかるとされています。これらの肩の関節炎はストレッチなどの簡単な運動をすることにより予防することができます。

肩関節痛から考えられる病気の種類とは?

肩関節周囲炎(四十・五十肩)

稀に若年層でも見られますが、40代、50代に多く発生するもので、一般的には四十・五十肩と言われている物です。肩には腕全体の重みがいつも加わります。そして、肩は前後、左右によく動き、回転させたりもできるので、動かす範囲がとても広いのです。

更に、重い荷物を持ったりしたときも、肩に負荷がかかってきます。つまり、肩の周りの筋肉、靭帯、腱を使わなくては生活できないというくらい、いつでも肩を使っています。

それだけ毎日使っていますので、やはり負担はかかっていまして、50歳位から少しの負荷で肩の腱が傷付きやすくなってきてしまうようです。傷付いてしまえば炎症も起きてきます。それが肩関節周囲炎と呼ばれる症状です。

肩関節周囲炎は、肩の腱だけではなく、肩の周りの他の組織にまで炎症が広がってしまいます。炎症がひどくなると色々な症状を引き起こし、非常に強い痛みに襲われるようになります。

腱板損傷

腱板断裂とも言います。腱板の老化は40歳辺りから始まると言われています。腱板というのは、肩を動かすためにとても重要な役割を担っていて、肩の関節を安定して動かすために使われる部分です。

しかし、年齢を重ねていくことで少しずつ弱くなっていき、40歳頃からは断裂してしまう危険が増してきます。腱板が断裂してしまう原因は様々ですが、特に多いのは肩を強打したことによるケガと、重いものを持った時の肩にかかってくる負荷であるようです。

また、大きな原因はないものの、年齢とともに弱くなってきていますので、日常生活の中で普通に行った行動で断裂してしまう可能性もあります。腱板が断裂しまい、疼くような痛みがひどくなると、眠ることすら困難になってしまうこともあるようです。

腱板断裂の治療法としては、主に痛み止めや理学療法などを使って症状を落ち着かせていくようです。ほとんどの場合は、数ヶ月経つと徐々に肩を上げる事ができるようになって行きますが、症状が落ち着かず、肩も動かせない、痛みも取れないという状態が続く場合は手術を行うこともあるようです。

上腕二頭筋腱炎

上腕二頭筋腱炎とは、上腕二頭筋の腱が断裂や炎症を起こしてしまう症状の事を言います。上腕二頭筋腱炎の時に痛むのは、手を上げた時と、腕を外側に回した時だということです。寝ているときにも痛むようですので、安静にして早めに治す必要がありますね。

もし腱が断裂してしまった場合は、腕の内部で出血や腫れなどの症状が起こってしまうということです。また、普段は上腕二頭筋に見られる力こぶが、断裂によって下に下がってきてしまい、肘あたりにあらわれてきてしまうそうです。

石灰沈着性腱板炎

肩の腱板の中に、リン酸カリウム血症が沈着してしまうことが原因で、炎症を起こしてしまう症状のことを石灰沈着性腱板炎と言います。最初は柔らかかった石灰も、段々固くなっていき、どんどん積もってきて痛みは徐々に強くなっていきます。そして、滑液包内に破れでてくるころには激痛が襲うようになってきます。

この症状は40~50歳代の女性に多くみられ、始まりは肩の関節が疼くように痛みだし、肩を動かすのが困難になってくるようです。夜は特に痛みが気になり、眠れない人も出てきてしまうということです。

変形性関節症

変形性関節症の症状は、肩の関節の周りが腫れてしまったり、肩を回すときに何かに引っかかるような違和感を感じたり、疼くような痛みが起こるようです。

加齢や、物理的な力が加わったことで、軟骨が傷付いてしまったり、すり減ってしまうと、それを修復しようとします。しかし、元通りに戻すことが出来ず、あまり負担のかからない部分に骨棘や異常軟骨という形で増えてしまいます。

軟骨の変形はこのような形で進んでいってしまいます。そして、軟骨の変形が進むと関節の周りにある滑膜に炎症が起こってしまい、水が溜まってしまうということです。リウマチや痛風など、他のケガや病気をきちんと治療しなかった為に変形性軟骨症になってしまうこともあるようですので、きちんと治療することが重要になってきます。

脱臼

脱臼とは、肩がはずれてしまう症状ですが、多くは10~20代のスポーツをやっている人に起こるようです。人に激しくぶつかるスポーツであるラグビーやアイスホッケー、転びやすいスポーツでは手を強く付いた時に脱臼してしまったりするようですので、スキーや柔道をやっている人も起こりやすいと言われています。

完全に肩が外れた場合は脱臼と言いますが、完全に外れる前に戻った場合は亜脱臼というそうです。しかし、どちらも同じケガですし、痛みはどちらにもあります。生まれつき関節が緩く、脱臼しやすい人もいるようです。ケガには気を付けるようにしなくてはいけませんね。

肩関節痛の原因とは?

加齢による身体能力の低下

加齢により筋力はどうしても低下してきます。肩周辺の筋力の低下が原因で、肩関節の可動域は狭くなってきてしまいますし、頚痛や肩こりなどの肩周辺の症状が出やすくなってきてしまいます。また、筋肉が低下するので、肩だけではなく身体を支える体幹や、その他の肩可動域も狭くなってきてしまい、結果姿勢が悪くなるなどの影響が出てきてしまいます。

さらに、加齢によって軟骨の変形が起きやすくなり、変形性関節症にもなりやすくなります。

運動不足

筋力は運動することによって鍛えられ、その筋力によって身体の様々な場所が支えられています。ですから、運動不足で筋力が低下してしまうと、肩関節の痛みの原因になってしまいます。例えば、筋力が低下してしまうと、腱板が痛みやすくなるそうです。

そして、そこに加齢による柔軟性の低下などが加わってしまうと、肩周辺の関節の炎症が起きやすくなってきます。加齢はある程度仕方がないことですが、運動不足は自分で解決できる部分ですので、無理のない範囲で身体を動かす習慣を付けておくようにしましょう。

スポーツによる負担

正しいフォームできちんと行っても、スポーツで使い過ぎると肩の痛みの原因になります。更に間違ったフォームで行えば、必ず身体のどこかに弊害が起こってきます。正しいフォームで適度な量のトレーニングを行い、準備運動や整理運動をきちんと行うことで、肩の痛みを起こさないようにすることが大切です。

また、痛みが出てきているのに無理してトレーニングを行ったり、その痛みが出ないようにかばいながらトレーニングを行うことは、更に他の場所を痛める原因になるのでやめた方がいいでしょう。まずはしっかり治すことが大切です。

狭心症・心筋梗塞の前兆

肩の痛みと、狭心症や心筋梗塞などは全く関係ないように感じますが、実はそうでもないようです。というのも、病気の前兆として左肩の痛みを感じる人は多いそうです。

狭心症は、心臓内の冠動脈が血行不良を起こすことで発症します。そして、肩こりも血行不良が原因で起こります。ですから、肩こりと狭心症は全く関係ないわけではなく、肩こりが狭心症の前兆となることもあるようです。

左肩が痛む理由は、心臓が近いからだと言われています。左肩に痛みを感じる場合は、狭心症の可能性があると考えてください。また、左肩の痛みと一緒に左手の小指にも痛みを感じる時は、心筋梗塞の前兆である可能性が高いと言えます。この様なサインが体に出たら、早めに病院で見てもらいましょう。

肩関節痛の治療法は?

消炎剤の投薬や注射

ほとんどの場合は自然に治るそうです。ですから治療法は、肩に無理をさせないことと、痛みを落ち着かせること、そして痛みが落ち着いてきたら少しずつ肩を動かしていくということになります。しかし、まずは痛みを落ち着かせなくてはいけないので、そのためには炎症を抑える非ステロイド性性消炎鎮痛薬(NSAIDs)などを使うそうです。

錠剤だけでなく、最近は貼るタイプの消炎剤などもあり、効果は同じようにあるのに副作用はかぶれぐらいなので、こちらを使っていくのでもいいですね。痛みの様子によって、薬やその組み合わせも変化していきます。筋弛緩剤や精神安定剤を併用して処方されることもあるそうです。

肩関節の手術

ほとんどの場合は痛み止めでと対応するとは言っても、手術が必要になる場合もあるそうです。しかし、肩関節の手術は関節鏡視下手術という方法で行われるので、切開されるわけではないそうです。

切開して行う手術に比べると、身体への負担が減らされていますので、術後の痛みが軽く、早期退院、早期職場復帰が可能になってくるようです。手術をした後は着脱可能な装具を付けて固定する必要がありますが、5週間ほどの辛抱のようです。日常生活が出来るようになるまでは2~3ヶ月、重労働が出来るようになるのは6ヶ月、完治までは1年というのが、術後にかかる平均的な日数のようですが、当然個人差はあります。早く治したい場合は、無理しないようにした方がいいですね。

術後のリハビリ

術後は安静にしておくことがまずは大事になってきます。しかし、身体は動かさなければ固ま

ってきます。痛みが落ち着いてきたら、少しずつリハビリをしていくことが大切です。筋力も

付ける必要がありますが、まずは肩の動かせる範囲を少しずつ広げていけるようにしていきま

しょう。

肩関節痛の予防法はある?

ストレッチをする

肩関節を痛めないようにするためには、ゆっくりストレッチをしてしっかり伸ばしておくことが大切です。普段からストレッチをする習慣を付け、ケガの予防に努めていきましょう。

  1. まずは腕を下ろしたまま、ゆっくり肩の上げ下げをします。
  2. 両腕を前からゆっくり上げて、耳の後ろまで持ってきたらゆっくり下ろします。
  3. 片腕を胸の前で伸ばし、もう片方の手で肘のあたりを持って伸ばします。
  4. 腕を伸ばして、肩を前後に大きく回します。

運動不足解消運動を行う

毎日できるウォーキングやラジオ体操などの簡単な運動を行い、運動不足を解消しましょう。

毎日少しずつでも身体を動かすことで、関節を柔軟に健康な状態で保つことが出来ます。

また、肩のストレッチを運動と組み合わせるようにすれば、より効果的です。首の運動、肩・背中の運動、肩・胸の運動、肩の運動、首から上背の運動を行い、肩の筋肉を柔軟にします。

それによって、肩の可動域を広げることが出来ます。

二十代・三十代でも起こる「五十肩」の症状は?

20代でも五十肩になる可能性があります。もし以下の様な症状があるならば、あなたは五十肩予備軍かもしれません。もし症状がある場合はストレッチなどをしたり、受診したりして様子をみましょう。

  • 手を上に上げるのが大変でバンザイが出来ない
  • 肩が痛くてトイレでお尻を拭くのが大変
  • 肩が痛くて腕を上げて髪を結ぶのが大変
  • 肩が痛くて腕を上げて髪を洗うのが大変
  • 胸を張る姿勢をとることがきつい
  • スカートのファスナーを上げようとすると腕が痛い
  • ブラジャーのホックを後ろで止めようとしても腕が回らない

まとめ

いかがでしたか?肩関節の痛みには五十肩だけではなく6つの種類があるんですね。いずれの症状にしても、肩は酷使する体の部位ですので、肩が痛いという事はとても不便なものです。

もし少しでも痛くなったらまずはストレッチなどをしてみて、改善されないのならば無理をせずに医者に診てもらった方が良いでしょう。