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風邪の時におかゆ以外の料理を食べても大丈夫?消化に良い5つの食べ物と3つの注意点をご紹介!

消化が良くて胃腸に優しいものならOKです。消化に優しい、体が温まる、食べてホッとするおかゆですが、風邪が治るまで続いてしまうと、たまには違うご飯が食べたくなるし、おかゆを作っている暇がないから、何か別の簡単な料理があればいいのにと思うこともあります。そこで、胃腸に優しく、サッと作れるおすすめ料理があれば嬉しいものです。いざという時に活躍する、手間のかからない美味しい料理をご紹介します。



この食材の栄養が風邪に有効といわれるおすすめの理由とは?その食材が持つ力の魅力

1.みかんなどの柑橘類

よく昔から「みかんにはビタミンがいっぱい入っている」と聞いたことがないでしょうか。そう言われてきた通り、ビタミンCやカロテンがたくさん入っています。この栄養素は感染症予防・美肌と作る・疲労回復にも一役買います。

またみかんの皮をむくと白いスジ上のものが実に付いています。しかし「食感が嫌」という理由で、手で丁寧に取ってから食べるという人が少なからずいますが、このスジにはビタミンPが含有されています。毛細血管の強化が期待できるもので、そのため動脈硬化予防ができる成分なのです。美味しく食べられて予防ができるなら嬉しいものです。率先して摂りましょう。

また最近では柑橘系の成分の中にある「β―クリプトキサンチン」が脚光を浴びており、抗がん作用の面で期待されています。さらにクエン酸も含有されていて、疲労・老いの要因といわれている酸化を阻害する「抗酸化作用」が特徴です。風邪を引くことによってたくさんのビタミンを消費してしまいます。そのビタミン類は、鼻や咽頭の粘膜を細菌・ウイルスから保護してくれる救世主なのです。

2.意外と知られていないハチミツの栄養素

ハチミツには

・ビタミンB1、B2、B6、ビタミンC、ビタミンK、葉酸、パントテン酸などのビタミン類

・カリウム、亜鉛、リン、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、鉄、銅などのミネラル類

・酵素

人の体内での生成が難しいといわれているアミノ酸がたくさん含有されており、まさに優れた栄養機能食品なのです。

健康・美容でも期待できますが、体内に入ることでエネルギー源として素早く切り替わる特徴があるため、疲労回復・体内の不要な塩分を体外に出す働きのカリウムがたくさん含まれていることで高血圧予防の面でも期待できます。

そしてハチミツに含まれている酵素は過酸化水素を出す特性があり、結果強い殺菌作用を持ちます。その殺菌力は呼吸器系の細菌が増えることを抑制してくれますし、せき止めや痰の切れを良くするといった側面も持っています。

さらに慢性的便秘や下痢といった消化器の症状を良くしてくれるところもあって、消化器系で悩まされやすい人にとっても、嬉しい機能といえます。

3.かぼちゃを含めた緑黄色野菜

緑黄色野菜はβ―カロテンが群を抜いてたくさん含まれています。β―カロテンはビタミンAに変化しますが、体内のビタミンAが不足すると粘膜が弱まったことで乾燥する可能性が高くなり、風邪を引きやすい環境となります。

ブロッコリー、ピーマンといった「青物野菜」は感染症予防に役立ち、風邪などからの早い回復が期待できます。風邪などで体調を崩したときには、意識して補給した方が良いでしょう。

さらにかぼちゃにも高い栄養が含まれています。かぼちゃも緑黄色野菜の1つで、β―カロテン・カルシウム・鉄・ビタミンB1、B2、Cを含んでいます。

βーカロテンがビタミンAに変化するといいましたが、C型肝炎といった感染症・ガンなどの免疫力の低下が原因で招きやすい病気を抑える役目も、ビタミンAにはあります。

そしてかぼちゃにはポリフェノール・ビタミンCやEといった成分も含有しているため、かなり高い抗酸化力が期待できます。かぼちゃにはその他に体を温めてくれる嬉しい特徴も持っているので、冷え性を気にしている人・風邪などで体を温めたい人には是非摂ってほしい野菜です。

4.やっぱり体に良い。納豆・味噌などの発酵食品

昔から日本で食べられてきた「納豆」「味噌」は、誰もが知っている発酵食品です。これらは健康食品の代表格といっても過言ではありません。

○納豆の栄養には、ビタミンB2、B6、K2、E、たんぱく質、マグネシウム、カリウム、鉄分などを含有しています。特に風邪予防で活躍してくれる成分があります。

・ビタミンB2…粘膜や皮膚の粘膜の維持に一役買います。体内の活性酸素を除去する抗酸化作用を持っているため、老化防止・病気予防でも期待できます。

・ビタミンB6…通称「リボフラビン」といわれていて、粘膜の維持に役立ちます。

・ビタミンE…体の中の脂質酸化を阻害します。生活習慣病・老化予防のおすすめです。

・マグネシウム…酵素の働きをサポートする成分です。体温調整で期待できます。

ただし納豆は消化されにくい一面もあるため、胃腸の調子が思わしくない時は避けましょう。

○味噌の栄養には、アミノ酸、ビタミン類、ビタミンB1、B2、B6、B12、E、K、ナイアシン、葉酸、パントテン酸など、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素など、食物繊維が含まれていて、栄養の宝庫となっています。

5.貧血改善だけではない!レバーの栄養

レバーの代表する栄養分は鉄分、ビタミンA、ビタミンB2、ビオチン、葉酸を含有しています。風邪のようなウイルスを体内から排除する際に、ビタミン類・ミネラル類などといった栄養を大量に使ってしまうため、その栄養を補うためにレバーを食べることで失った栄養分を補給できます。

また免疫力を上げる特徴がありますので、病気を回復する力を強くします。

この食材を風邪のときに摂取する際の注意点やデメリットは何?

1.とても体に良いハチミツ!でも生後1年未満のお子さんには気を付けたいこと

ビタミン類・ミネラル類といった美容や健康をサポートしてくれる成分が満載のハチミツですが、是非とも気を付けてほしいことが1点あるのです。

本当にわずかですが、生まれて1年未満の乳児には「乳児ボツリヌス中毒」の危険性をはらんでいます。

これはアメリカで1970年代に乳児ボツリヌス症が報告されました。ボツリヌス菌は通常土壌にいる細菌です。「ボツリヌス菌芽胞」を摂取した場合、菌が腸内で増殖していく中で毒素が発生して発症します。

症状は中枢神経に影響を与え、呼吸がマヒするなどの症状を引き起こしやすく、後遺症が出たりと、最悪生命に危機を及ぼしかねない状態となります。

そして「アレルギー」を持っている人も控えた方が良いでしょう。

2.風邪を引いたときにはできるだけ控えましょう。栄養はあるけどお勧めできない食材

本来なら栄養のある食材として日々口にしているものですが、体を冷やすという特徴があるため、風邪を引いているときは体調を考慮して避けた方が良いでしょう。

体を冷やすといわれている食材…トマト・ナス・ほうれん草・きゅうり・冬瓜・そば・(アサリ、牡蠣など)貝類・セロリ・白菜など。

風邪を引いている際は、風邪の菌を退治するために体の防衛反応として熱が出ます。その最中に体を冷やすものを摂取することで、風邪が長引いたりする要因の1つになりかねません。

この時期は、体を温める食品や料理を口にするように意識しましょう。

3.風邪を引いている時に摂取すると、逆に体調を悪化させる可能性のある食材

・大豆…アレルギー性喘息の悪化を引き起こしかねません。

・もち米やもち米を使った商品(もちなど)…喘息や咳に影響が出る可能性があります。

・たけのこ…喘息に影響を及ぼす可能性があります。

・みかんを多く採る…みかんはビタミンが多く、風邪の時には必要な栄養を補える果物ですが、摂り過ぎると咳、喘息などの影響が予測されます。

このような点には極力気を付けて、1日でも早い回復を目指しましょう。

おススメの料理レシピはこれ!これで風邪の時に体調と体力の回復を図りましょう

1.免疫力を高めたり、抗酸化力で活性酸素の弱体化にオススメの「かぼちゃ団子」

出典:レシピブログ

<材料>

かぼちゃ:約300g

片栗粉:30~45g程度(自分のお好みで調整してください)

塩:適量(隠し味程度)

砂糖:(味の微調整をしたい時にお好みで)

・かぼちゃを程よく切って鍋で茹でます。(お好みによって、蒸しても大丈夫です)

・柔らかくなったら湯切りをします。熱いうちに潰した中に片栗粉・塩(砂糖)を合わせて混ぜます。

・鍋の中で、手に乗る程度の大きさになる様に均等に生地を分けておいて、丸く生地を整えていきます。

・フライパンで焦げ目が軽くつく程度に焼きます。

βーカロテンは「抗酸化力」に期待できる魅力的な成分です。そのカロテンは、「油」と合わせることで、体内の吸収率が高くなりますので、オススメの食べ方です。

2.アミノ酸・亜鉛が含まれている“鶏肉”と葉酸・カロテンの“ほうれん草”を使った「味噌マヨグリル」

出典:レシピブログ

<材料>

鶏のもも:250~300g

ほうれん草:500~600g

しめじ:適量

味噌:10cc程度

マヨネーズ:30~45g

塩:1~1.5g

・水洗いしたもも肉をふきんなどで水分を取り、食べやすい大きさで切っておきます。

・ほうれん草やしめじを、もも肉に合わせて食べやすい大きさにしておきます。

・もも肉をフライパンで炒めておきます。火が通った事を確認して、しめじとほうれん草、塩

を加えて馴染むまで炒めます。

(調味料)

・容器にマヨネーズ・味噌を混ぜておきます。

・耐熱容器にフライパンで炒めた食材を入れて、上から調味料をお好みでかけてトースターな

どで焦げ目がつくまで焼きます。

この方法ですと、体を冷やしやすい“夏野菜”のほうれん草を温かく食べられますし、鶏肉の良い成分も合わせて摂取できる料理です。

3.簡単に1品のおかずになる!「揚げ納豆」

出典:レシピブログ

<材料>

納豆(パック):40~50g×2個

小さい揚げ:2~3枚

白ネギ:10cm程度

醤油:適量

・みじん切りか小口切りにした白ネギと納豆、醤油をボールで合わせておきます。

・揚げに包丁で切り込みを作り、ボールに合わせておいた具材を適量入れます。

・魚焼き器、トースター、フライパンなどで焦げ目がつくまで焼きます。

栄養豊富な発酵食品の納豆を香ばしく食べられて、時間がない時でもサッと作れるおかずです。

粘膜の健康維持や生活習慣病予防の嬉しい味方になってくれる成分ですので、意識して摂りましょう。

料理とは…

普段何気なく口に入れているものですが、健康でいられる様に食材から栄養を摂ることが重要です。どうしても好きな食べ物に走りがちですが、いつも健やかに過ごしたいとお考えなら、今一度食事を振り返ってみてはいかがでしょうか。