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フェキソフェナジンってアレグラのこと?風邪や蕁麻疹にも効果があるの?使用上の6つの注意点など詳しく説明します!

春先の楽しいはずの季節が、花粉症で涙目と鼻水で苦痛。そんなあなたの症状を抑える「フェキソフェナジン」があります。けれど、このお薬、色々な名前がついていて良くわかりにくい。辛い症状は良くしたいけれど、その前に、フェキソフェナジンについて理解したい。そんなあなたのために、フェキソフェナジンにコト、徹底調査しました!



花粉症の強い味方?フェキソフェナジン!

アレグラとか、フェキソフェナジンとか、お薬の名前は聞いたことがあるけれど、同じ薬なのか違うのか良くわからない。スギ花粉の症状から解放されたいけれど、やっぱり副作用は怖い。

そんなあなたに、フェキソフェナジンのコト、そしてフェキソフェナジンが主成分の薬剤のことをわかりやすくご説明します。

これから、スギ花粉が飛散する辛い季節がやってきます。その症状に強いと言われるフェキソフェナジの理解を深めていきましょう!

フェキソフェナジンとは?

どんな薬?

「フェキソフェナジン」が何かをまず整理していきます。

フェキソフェナジンは、2つの意味で使用されているため、混乱してしまいがちですが、商品名で「フェキソフェナジン」を使用しているジェネリック薬もありますし、一般名としてのフェキシフェナジンと呼ぶこともあります。

一般名とは、お薬の主成分(いわゆる有効成分)の正式名で、フェキソフェナジンは「フェキソフェナジン塩酸塩」と言います。

この成分を主成分として日本で初めて発売されたお薬が、「アレグラ」であり、その後「フェキソフェナジン酸塩酸」が商品名に付いたジェネリック薬が発売されました。

このフェキソフェナジンは、1990年ごろに使用されていた「テルフェナジン」という抗アレルギー薬の変わりとして作られたお薬です。テルフェナジンは、副作用が強く現在は使用されていませんが、フェキソフェナジンは、第二世代抗ヒスタミン薬として、抗アレルギー作用を持ちながら、眠気や口渇などの副作用も少なく、妊婦さんにも比較邸に安全に使用できるお薬として、多くの人に使用可能なお薬として知られるようになりました。

適応疾患は、何かある?

フェキソフェナジン塩酸塩を主成分とする薬剤の適応疾患は、アレルギー性鼻炎やじんましん、アトピー性皮膚炎や皮膚炎、皮膚そう痒症などに伴う「かゆみ」に対して効果があるお薬のようです。

アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎を治すためのお薬ではなく、その病気によって引き起こされる辛い自覚症状を抑えるお薬ということです。つまり、症状緩和、対症療法のお薬です。

けれど、花粉症の涙目や鼻水を抑えられる、予防できれば、不眠にならないで済む、気持ちが落ち込まなくて済む、ティッシュを抱えて歩かなくて済むご利益があります。また、皮膚炎を悪化する要因の一つが「かゆくて掻く!」なので、かゆみが治まると掻かなくなるので、結果として皮膚炎の悪化を抑えることにもつながります。

薬価を比較

薬価は基本、先発薬が一番高く設定されています。

平成28年2月の時点では、一錠当りの薬価は

先発薬 アレグラ錠60mg 75.6円

アレグラ錠30mg 59円

メーカー:サノフィ

後発薬は、2013年から販売が始まり、現在は多くのメーカーが「フェキソフェナジン塩酸塩」を主成分としたジェネリック薬を販売しています。

価格は、フェキソフェナジン塩酸塩60mg:31.1円~41.4円

フェキソフェナジン塩酸塩30mg:24.3円~31.9円

先発薬と比較して安いですね。

また、フェキソフェナジン塩酸塩は、アレルギー専用鼻炎薬としてHisamitsuから市販薬「アレグラFX」も販売されています。フェキソフェナジン塩酸塩60mgを主成分として

14錠入り:1,314円 (一錠 93円)

28条入り:1,886円(一錠 67円)

ジェネリックよりは薬価は高いですが、実は、先発薬と同じ製薬会社のサノフィ製品。28錠入りの1条あたりの薬価は、先発薬アレグラよりもお買い得価格の様子。チェックですね。

フェキソフェナジンはアレグラと同じ?

ジェネリック・医療用医薬品・市販薬について

ここで、判りにくい用語をご説明します。

新薬(先発薬)の開発から、ある一定の期間を経て特許が切れた後に発売される、先発薬と同一成分量・同一投与経路であり、効果・効能、用法・用量が原則的に同一で、先発薬と同一の臨床効果・作用が得られることが認められた薬剤のことを、ジェネリック薬と言います。

ジェネリック薬は、開発経費が掛からない分、安価で経済的ですが、安全性を確かめる「生物学的同等試験」をクリアできていれば発売できること、先発薬と異なった添加物などを使用している面が、異なります。

「生物学的同等試験」とは、実際に何人かの方に後発薬を服用してもらい、先発薬と比較して、その主成分の血中濃度の変化などが同等かどうかを調べる検査です。この方法もいくつかありますが、先発薬と後発薬とで比較したパラメーターの平均値を90%信用区間法で統計解析

した値が、log(0.8~1.25)に含まれることで「同等である」と証明しています。

はあ・・・?と思いますが、まあ、簡単に言えば、90%の方が、先発薬と同等の効果が得られてるといことです。個人の個体差を考えると、許容範囲ともいえますよね。

また、先発薬とは違う添加物を使用しているため、先発薬では大丈夫だたのに、その添加物でアレルギーを発症することもまれにはあります。

医療用医薬品と市販薬の違い

医療用医薬品とは、医師や歯科医師の監督下によって指示したり、処方箋を記載することによって使用されることを目的に供給される医薬品のコトです。そのため、お薬の形状・形態に制限はなく、注射などの製剤も含まれます。

一方、一般用医薬品、いわゆる市販薬は、一般の人でもその症状(鼻水、頭痛など)を理解した上で、自分の判断で使用できる医薬品のコトです。形状なども、誰でも用いられるものであり、安全性が確保されている成分が配合され、効果がない時などは服薬を中止し、医師の診察を受けることが説明書きになわれています。

フェキソフェナジン塩酸塩を主成分とした市販薬に「アレグラFX」がありますが、対象は成人用の60mgのみ、第一類医薬品に分類され、薬剤師などが常駐していない薬局では買えない市販薬になっています。

フェキソフェナジン60とアレグラ60の比較(効果に違いは?)

フェキソフェナジン60(後発薬)とアレグラ60(先発薬)の効果の比較は、先程ご説明した「生物学的同等試験」で証明されているため、ほど同等を考えられます。90%の人には、同じ効果が認められると考得られます。

けれど、現在、フェキソフェナジン塩酸塩60mgのジェネリック薬は、10種類程度あり、メーカーの個別な工夫や添加物などの違いによって、「同じだと思ったのに、ちょっと効きが悪い」とか、「前の薬よりも早く効く気がする」ということもあり得ます。ジェネリック薬を変更する時は、初回は短めに処方してもらうと良いかもしれませんね。

フェキソフェナジン60とアレグラ60の比較 (血中濃度:ほぼ同じ)

先発薬アレグラ60は、服用後の血中濃度が最大なる時間は、2.2時間と言われています。そして、その濃度消失半減時間は、9.6時間と添付文書に示されています。

後発薬フェキソフェナジン60の場合も、90%の方がほぼ同じ時間で血中濃度に達し、半減期も同様になると考えられます。

フェキソフェナジン60とアレグラ60の比較(効果発現時間)

アレグロ60の効果発現時間は、服用後速やかに出現してきます。後発薬も同様で、多くの方が服用後、速やかに吸収され効果が出現してきます。

ただ、注意事項といて、OD錠に関しては、粘膜で吸収されるタイプのお薬ではないので、口腔内で溶けた役愛を唾液か少量の水分で、しっかりと飲み込まないと効果発現する時間が遅くなることもありえるのでご注意ください。

フェキソフェナジン60とアレグラfxの比較(効果)

この二つを比較している文献はありません。

ですが、アレグラFXが、アレグラと同じメーカーから販売されていることを考えると、アレグラと同等と同じと考えることができると思います。

ここで注意したいのが、アレグラFXの対象疾患が「アレルギー専用鼻炎薬」であることです。

市販薬として安全性が保障されている症状緩和は、この部分のみの効果になります。

フェキソフェナジン60とアレグラfxの比較(血中濃度)

この比較も、先程比較したことと同じになります。

フェキソフェナジン60(後発薬)とアレグラFX(市販薬)を比較することはありません。アレグラ(先発)とアレグラFXはほぼ同じ効果であると考えられることと、アレグラFXが、後発薬解禁になる前に市販薬として販売されていることから、安全性は確かとも考えられます。

フェキソフェナジン60とアレグラfxの比較(効果発現時間)

アレグラFX、フェキソフェナジン60mgの錠剤、そしてアレグラ60mgの錠剤は、服用語、速やかに吸収され、効果が出現し始めることは同等の考えられます。

けれど、症状を我慢してから服用したり、脂肪分が高い食事を食べた直後に服用すると、効果発現時間が遅くなることがあると思われます。

大切なのは、お薬の服用方法と、症状コントロールの方法かもしれませんね。

フェキソフェナジンの作用・効果とは?

作用機序

フェキソフェナジンは4つの作用があると言われています。

  1. 抗ヒスタミン作用
  2. 炎症性サイトカイン酸性抑制作用
  3. 好酸球遊走抑制作用
  4. ケミカルメディエーター遊離抑制作用

この4つは、アレルゲンが粘膜等に付着した際の抗原抗体反応によって引き起こされるアレルギー症状をブロックする作用があるということです。アレルギーは自分の体に「良くない物」が入った時の大切なサインですが、過剰に働いすぎることを効果的に抑えてくれるのは嬉しいですよね。

花粉症への効果

フェキソフェナジンの適応疾患のトップに記載されているのは、アレルギー性鼻炎です。アレルギー性鼻炎の代表格は、「ハウスダスト」と、季節性の患者と言われる「花粉症」です。

添付文書に記載されている臨床試験データには、花粉症の主症状である「くしゃみ・鼻水・目のかゆみ」を、プラセボ(効果のないお薬)とフェキソフェナジンを服用した人との2つの群に分けて比較して、症状の改善に有意に差があったことが記されています。花粉症にも強い味方の、フェキソフェナジンです。

効き始める時間・持続時間

フェキソフェナジンは、胃で溶けてすぐに吸収されていきます。最大の血中濃度になるのが服用後2.2時間と言われています。速攻性があるから、アレルギー症状を抑えてくれる強い味方になるわけですね。

お薬の半減期は約9.6時間と言われています。1日2回服用なのは、お薬の効果がなくならない前に服用することによって、血中濃度を一定に保つためなんですね。

お薬が1、2時間ずれて服用しても問題ないですが、症状が出現したから飲むというよりも、効果を考えて時間を決めて服用することが、よりベターな服用の仕方だということが判りますね。

どのタイミングで飲み始める? 気になる花粉対策

花粉症などの季節性アレルギー鼻炎の場合には、花粉が飛び始める直前から服用を開始し、花粉が飛ばなくなくなるまでの期間に服用することが、より効果的と言われています。

国民病になりつつある「スギ花粉」であれば、テレビなどの天気予報などから情報を得て、花粉が飛び始めた時から服用し、スギ花粉情報が終了するまで服用を続けると、辛い症状から解放されることになると思います。

また、テレビは見ない、もっと細かな花粉対策情報が知りたい方は、環境省の「花粉情報サイト」や、日本気象協会の「花粉情報」を確認すると、色々な情報をゲットできます。

眠気は出ない?

フェキソフェナジンは、抗ヒスタミン薬の中では、眠気が少ないと言われています。そのため、特に車の運転などについてのの注意書きなども特にありません。

けれど、先発薬であるアレグラの添付文書では、0.1~5% 未満の方が精神神経症状を示し、その症状の中の一つに眠気も含まれています。お薬の作用は、体型や代謝機能、体調などによって個人差があります。以前に抗ヒスタミン薬を服用して強い眠気が出たことがある、体調が良くないときなどは、眠気の作用が他の人より出現しやすいかもしれませんので、注意が必要です。

風邪の鼻水にも効果的?

風邪に伴う症状の一つである鼻水にも、抗ヒスタミンが効果があります。ということは、抗ヒスタミン作用があるアレグロも、効果があります。

アレグロは、眠気が強くないため、車の運転などを避けなくてもよく、比較的処方しやすいお薬のようです。ただし、すでに抗ヒスタミン薬を服用している場合は、副作用が強く出現する可能性があるので、今服用しているお薬を話した上で、処方してもらうようにしてくださいね!

効果がなかったときの対処法

フェキシフェナジンを服用しても、あまり花粉症の症状が改善しないこともあります。その際には、お薬を増量したり、他の薬に変更するなどの対応が必要となります。ただ、漫然と服用を続けずに、効果がないことを医師に相談するようにしてください。

また、お薬は、症状が強くなった時に服用すると、効果が出現するまで時間がかかることもあります。そのため、花粉症等の症状を予防する時には、症状が出現する前から服用を開始することも、効果がでやすい対処法になります。

フェキソフェナジンは蕁麻疹にも効く?

蕁麻疹にも効くか?効かないか?

フェキソフェナジンは、蕁麻疹の時に出現する「かゆみ」の症状には効果があります。急性の蕁麻疹の治療としては、第二世代抗ヒスタミン剤を使用することがメジャーと言われているそうです。

ただ、慢性化した蕁麻疹への効果は個人差が多いとも言われ、フェキソフェナジンを使用して効果がない時には、お薬の量を増加したり、他のお薬に変えることが必要になります。

作用機序は?

蕁麻疹が起こる時には、血液中にヒスタミンという物質が増加します。このヒスタミンは他の物質と結びつくことで、かゆみや皮疹などのアレルギー症状を起こします。フェキソフェナジンは、ヒスタミンH1受容体拮抗作用を持ち、ヒスタミンが他の物質とくっつののをブロックするため、蕁麻疹の症状を抑えることになります。

実際の使用例…それは

急性蕁麻疹の場合にフェキソフェナジンを使用する場合には、成人は60mgを朝夕でかゆみだけでなく、皮疹が落ち着くまでの数日間は服用するほうが良いようです。

慢性蕁麻疹の場合には、効果が出現するまでにも3~4日かかることもあるため、1~2週間継続して症状を判定。その結果で、お薬を増量したり、変更したりするようです。

きちんと処方されたお薬を飲み切って、症状を判定する感じですね。

効かない場合の併用薬って何がありますか?

効かない時は、併用するよりも、抗ヒスタミン薬の種類を変更するという考え方かもしれません。また、お薬を追加すると考えるよりも、蕁麻疹が起こる原因を突き止め、対処する方法を考えることも大切かもしれません。

慢性蕁麻疹は、感染症やストレス、慢性疲労、服用中のお薬なども、蕁麻疹を悪化させる要因になっていることもあります。「お薬が効かない=他の薬を追加」と考えず、生活を見直すことが、症状を改善する場合もあります。焦らず、原因を探ってみることも大切です。

フェキソフェナジンの使用上の注意点は?

用法

フェキソフェナジンは、内服薬です。1日2回服用することが基本になります。これは、フェキソフェナジンの半減期が約9時間であるので、一日中安定した症状緩和を図るためには適切な回数ということになります。ただし、お薬の効きは個人差がありますので、病院から処方されている回数が、あなたのベストと考えると良いと思います。

1日2回の服用方法について規定は特にありませんが、食直後では吸収率が落ちることが判っています。食事前か食間などに服用するほうが効果的とも言われています。

また、フェキソフェナジンには、OD錠・ドライシロップがあります。OD錠はお口の中で溶けますが、粘膜からは吸収されません。唾液か少量のお水で服用することが大切です。

ドライシロップの場合には、適量の水分に混ぜてかき混ぜ懸濁して服用します。けれど、顆粒が溶けきるわけではないので、小さなお子さんに飲ませる時は、お口の中を確認して、お薬成分が残っていないかを確認してあげて下さい。お口に残っていると、徐々に苦味が口の中に広がっていくので、ご注意を!

用量

フェキソフェナジンは年齢によって、主成分のフェキソフェナジン量に違いがあります。

基本的な用量としては、

12歳以上は、1回フェキソフェナジン60mgを、1日2回服用

7歳以上12歳未満は、1回フェキソフェナジン30mgを、1日2回服用

となります。

7歳未満の乳幼児には、ドライシロップがあります。

2歳以上から7歳未満の小児は、ドライシロップ30mgを、1日2回服用

生後6か月以上2歳未満の乳幼児には、ドライシロップ15mgを、1日2回服用が最大となります。

ドライシロップは、医師からの処方がないと購入することはできません。子供がアレルギー性鼻炎でお困りの方は、病院にいって診察を受けてもらって下さい。

使用できない人

禁忌とされているのは、主成分フェキソフェナジン塩酸塩にアレルギーがある方になります。また、生後6か月以内の新生児には、ドライシロップでも適応がないので適応外になります。アレグロ®、フェキシフェナジン塩酸塩を今まで病院で処方させた際に、呼吸が苦しくなっ

た、血圧が下がった、ぼーっとした、顔にむくみが出た、蕁麻疹がでたなどの症状が出現した方は、必ずそのことを医師や薬剤師に説明することが大切です。

薬剤にアレルギーがある方も、市販薬を服用する前に、薬剤師に相談して下さいね。

慎重に投与する人

アレグラ®での添付文書では、特に記載はありません。

ですが、フェキソフェナジンは、肝臓で代謝され、腎臓から排泄される経路を取りますので、肝臓や腎臓の機能が低下している方が服用する際には、医師に診察を受けることが適切です。

また、催奇性はないため、妊婦の方でも服用は可能と言われていますが、基本的に妊娠の可能性がある・妊娠している方がお薬を服用する前提としては、その薬の効果が妊娠継続をするためにどうしても必要な場合などになります。

妊娠の可能性がある方や妊娠中の方が、花粉症などの症状を抑えるために服用する際には、医師や薬剤師に相談してから服用するかどうかを判断するようにしてください。花粉症は数か月の期間に限定される尾のです。薬痛以外の対策を練って、出来る限り服用しないようにした方が良いと思います。

相互作用を気にかけるべき薬剤は?

フェキソフェナジンはエリスロマイシンと一緒に服用すると、血中のフェキソフェナジンの濃度が高くなると言われているので、気を付ける必要があるでしょう。クラリスロマイシンは、エリスロマイシンと同じ系統の抗生物質のため、クラリスロマイシンを服用する時は、フェキソフェナジンを服用することを避けるようします。

また、逆の作用として、マーロックスなどの水酸化マグネシウム・水酸化アルミニウムを含む制酸剤を一緒に服用すると、フェキソフェナジンの吸収を妨げる可能性があることが判っています。ただ、このお薬と同時に服用しなければ問題ないとされており、フェキソフェナジンを食間などに服用することで対処できます。

風邪の時などに処方される抗ヒスタミン薬を含む去痰剤は、同じ成分を含むため、同時併用を避けますが、カルボシステインは、同じ成分を含んでいないため、一緒に服用は可能ということになります。

良くわからない、他のお薬との相互作用。良くわからない時は、お薬手帳をもって、医師や薬剤師に草案することが大切ですね!

授乳中に使用できる?

動物実験の段階で、フェキソフェナジンが乳汁に移行することが判っています。そのため、授乳中は、フェキソフェナジンの服用を避けるようにしてください。特に、アレグラドライシロップでも、生後6か月以上が対象になっているように、生後6か月以内の乳児に対しては、安全性が保障させていません。

また、大人の服用量に比較して、6か月以上の乳児の服用量の上限は4分の1。皮膚科のガイドラインでは、フェキソフェナジンが母乳に移行する量は微量と考えられているようです。ですが、どの程度の濃度が乳汁に移行するかはわからないので、フェキソフェナジンを服用するなら、授乳は避けた方が良いかもしれません。

フェキソフェナジンの副作用 何かあるの?

太る……その真偽は?

フェキソフェナジンの副作用で、体重が増加するなどの副作用は報告されていないようです。

「飲んだら太った」ということがあれば、他の理由だと思われます。

生理に与える影響は?

基本的には、生理中でもフェキソフェナジンを服用することに問題ありません。ですが、添付文書上では、0.1%未満で「月経異常」の副作用が報告されています。もし、フェキソフェナジンを服用し始めて生理不順が出現した時は、医師に相談するとともに、思い切って産婦人科も受診もおススメします。

また、注意してほしいことは、「フェキソフェナジンを飲んだ=生理が遅れてもいつものコト」と自己判断しないことです。

フェキソフェナジンは催奇形の報告はなく、妊婦さんにも比較的安全に服用できる薬剤と言われていますが、やはり妊娠中は必要最低限のお薬でとどめないところ。もし、フェキソフェナジンを服用し始めた時期と、妊娠の可能性が重なる可能性がある時は、早めに妊娠検査を受けるようにしましょう。

下痢は対応可能な副作用

消化器症状の副作用の中で、下痢や消化不良は0.1~5%の割合で出現することが報告されています。フェキソフェナジンの80%が便から排泄されると言われています。そのため、フェキソフェナジンを服用を開始した後で、お腹がゆるくなった、下痢が出現した時は、医師と相談して、整腸剤などを処方してもらうことも一つの方法です。

下痢などの症状は、対症療法で対応可能は場合が多い副作用です。あなたのアレルギー症状と、下痢症状のどちらがあなたにとって苦痛を感じるかを考えて、フェキソフェナジンの服用を継続するかどうか考えてみると良いと思います。

むくみ……症状はいつからでましたか?

フェキソフェナジンの副作用に、頻度は0.1% 以下ですが、ごくまれに浮腫が出現することがあります。

むくみといっても、服用を開始して数分から数時間以内で出現する場合と、徐々に浮腫が出現してくる場合とでは対応も変わってきます。

フェキソフェナジンを服用して、数分から数時間以内え出現する場合の多くは、血管性浮腫と呼ばれる浮腫の可能性が高く、フェキソフェナジンに含まれる成分にアレルギーがある可能性があります。その場合には、お薬の服用を中止して、早めに病院に行くようにしてください。

徐々に足のむくみが気になるようになったなどの症状がある場合には、フェキソフェナジンを服用することによって、腎機能が低下したなどの症状が出現した可能性もあります。こちも、症状が気になりだしたら早めに病院に受診してください。

悪夢

抗ヒスタミン剤による悪夢をみたという副作用報告は、以前から知られているようですが、フェキソフェナジン服用による悪夢の報告は、添付文書上で0.1%以下となっています。

副作用の内容で「悪夢」という字を見ると、不安になりますが、99%以上の方は、悪夢を見ることはないというパーセンテージですので、安心して服用していいと考えた方がいいと思います。

市販薬のアレグラFXのHPなどには、副作用の頻度に関わらず悪夢も同列に副作用欄に記載されていますが、細かく調べると0.1% 以下の副作用報告割合。それを怖がるよりも、アレルギー症状を抑えてしっかり眠る方が建設的な対処法ですよね!

気になる他の副作用は?

他には、頭痛やどのの渇き、吐き気などの副作用が報告されています。フェキソフェナジンは第二世代抗ヒスタミン薬と呼ばれ、抗ヒスタミン薬特有の副作用は抑えられています。けれども、お薬の効きは個人の体質に大きく作用されますので、喉の渇きや頭痛などを感じる方もいます。

副作用が不安、アレルギー体質がある、以前抗ヒスタミン薬で強い副作用が出現したことがある方は、最初から市販薬を服用することは避けて、病院にかかって医師の診察を受けてからの方が、副作用対策が取りやすいと思いますよ!

まとめ

如何でしたか?フェキソフェナジンの効能・効果、フェキソフェナジンを主成分とする薬剤名とその違い、対象となる方、そして副作用について説明してきました。

もう花粉の飛散が始まっています。2016年の春は花粉が多いと予測されています。症状が出る前にフェイソフェナジンを飲み始めて、目のかゆみや鼻水から解放されましょう。

冬が終わって、花が咲きだすこれからの季節。花粉症だから仕方がないと、なるべく部屋に引きこもろうとしているあなた!しっかりと花粉症対策はしながらも、楽しくおしゃれに外の景色や気候を楽しむために、フェキソフェナジンを試してみてはいかがですか?