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鼻骨骨折ってどこ?原因・症状別の対処方法と応急処置の仕方!どんな症状なら病院へ行くべきかを徹底解説!

鼻を骨折したことがある人はいるでしょうか?鼻を骨折すると、激しく鼻血が出ることが多いため、いざその場面に遭遇すると焦ってしまうものです。バイクでの交通事故や、激しい接触のあるスポーツなどで発生しやすいと言われているため、それらの趣味がある人は事前にこの記事で予習しておくと良いでしょう。



鼻骨骨折とは

顔の中で最も出っ張った部分で、ぶつけやすい位置にある鼻。それだけに、骨折しやすい場所でもあると言います。特に、バイクに乗ったり激しい運動をしたりすることが多い男性が鼻骨骨折を起こしやすい傾向にあると言います。

この記事では、鼻骨骨折の症状や対処法についてご紹介しています。

鼻骨骨折の症状と原因

鼻骨骨折の症状

鼻骨と言うのは、他の骨よりも折れやすい骨となっています。鼻骨を骨折した時には、多くの場合鼻血が出たり、痛みや腫れといった症状が出るようです。鼻自体が左右どちらかに曲がってしまう場合もあります。

また、軽い場合には触ったときにだけ痛みを感じると言うこともあるようです。衝撃を受けた後に痛みが治まらない場合には、病院に相談すると良いでしょう。

よくある原因

鼻骨骨折が起きるのは、鼻に何らかの衝撃を受けた場合であることがほとんどです。例えば、バイクで何かにぶつかるような交通事故など、顔に直接衝撃を受けた場合に多く起こります。鼻は顔の中でも出っ張っているため、顔をぶつけた時には鼻がぶつかってしまうことが多く、その分骨折しやすい部位であるとも言えます。

また、サッカーやラグビーなど、接触プレーの激しいスポーツでも起こりやすいと言われています。

応急処置

鼻骨骨折の場合には、鼻血が大量に出ることが多くなります。出血が大量になると貧血になりめまいなどの症状を引き起こすこともありますので、鼻にガーゼなどを詰めて止血し、冷やしながらできるだけ早く病院へ行きましょう。病院へ行きながら、余裕があれば鼻血の量や鼻の形などを確認します。

鼻の形が変形してしまっている場合には、ほぼ確実に骨折していると考えて良いでしょう。そうでなくても骨折している可能性がありますので、なるべく触れない様にしながら病院に行くのが良いでしょう。

鼻血などの症状がなく、その場では大丈夫だと思った場合にも、鼻をぶつけた時にはしばらく触らない様にしておく方が良いようです。数日経っても痛みや違和感が消えない場合には病院に相談しましょう。

鼻骨骨折の診療と治療

受診するのは耳鼻科?整形外科?

骨折を治してくれるのは基本的には整形外科ですが、鼻骨骨折の場合には鼻血が出ることも多いため、耳鼻科とどちらを受診したらよいのか迷うところです。基本的には整形外科は四肢や体幹など大きな部分の骨を扱うのが専門であるため、鼻骨骨折の場合には耳鼻科を受診するのが良いようです。

骨折をするような大きな衝撃を受けた場合には、鼻の内部の血管や粘膜もダメージを受けてしまうことが多いため、耳鼻科でそれらの症状についても治療してもらうことができます。

検査方法

鼻骨骨折の場合、鼻が変形していれば明らかに骨折したとわかりますが、鼻が変形しないまま骨折している場合も多くあります。本人が気が付かないことすらあると言います。そのような場合には、医師が触って様子を見ながら検査することが多いようです。

形や骨の配列の異常、折れた骨が動いていないかどうかなどを確かめます。その時、痛みがあるかどうかについても聞かれることがあります。鼻の場合には、X線検査よりも医師の指先の方が正確に診断を下せることが多いようです。

治療方法

骨折した直後には腫れがあるため、治療は数日経って腫れがひいてから行われます。この時、痛みがひどければ鎮痛剤などが処方されることがあります。鼻は顔の中心にあるパーツですので、どうしても痛みなどがあると気になるものですが、なるべく触らない様に過ごしましょう。

腫れがひいた後に、鼻を正しい位置に押し戻します。この時、正しい位置に戻ったかどうかを確認しやすくするために腫れが引くのを待つのだそうです。骨折した後も骨の位置が正常なままであった場合にはこの作業は必要ないとされています。

手術が必要な症状と手術の方法

変形がひどかったり、鼻の通りが悪くなっている場合には、手術による治療が必要になることがあります。手術と言っても、メスなどを使うようなものではなく、特殊な器具を使って鼻の位置を戻していくという作業となるようです。

手術は、個人の状態をみながら局所麻酔または全身麻酔を選びます。鼻の骨を戻す作業をした後には、鼻血を防ぐ軟膏ガーゼを詰めたり、骨折の再発を防ぐアルミの板を鼻の外側に装着することもあります。手術後には腫れがでることもあるようですが、ほとんどの場合には時間が経つと戻ると言われています。

手術後1ヶ月程度は、鼻を再度ぶつけない様に注意して生活する必要があります。

鼻骨骨折の痛みと後遺症

鼻骨骨折の症状にはさまざまな段階があります。軽い場合には、違和感があるといった程度で本人も骨折に気が付かないことすらあるようです。しかし、多くの場合には触ると強い痛みを感じるということが多いようです。触らないと痛みがないこともあり、変形がない場合には、ぶつけた痛みと勘違いして放置してしまうこともあるようです。

適切な治療を受ければ、後遺症が残ることはまずないようです。ただし、治療を受けないまま放置すると、鼻が変形したまま戻らなかったり、鼻の通りが悪くなったりといった後遺症が残ってしまうことがあるようです。

治療費用

鼻骨骨折については様々な程度があるため、その段階によって治療費用は大きく異なります。手術を行う場合を考えると、手術費用の自己負担が6000円程度、それに加えて初診・再診の費用や検査費用、薬代などが必要になる場合があります。

治療期間

治療期間も骨折の程度によって異なりますが、手術を行う場合でもそれ自体は30分程度で終わることが多いようです。ただし、その後骨折を再発させない様に保護する期間が必要になりますから、それを含めると完治までは2~3週間から1ヶ月程度と考えておいた方が良いようです。

鼻骨骨折について知っておきたいこと

子供の鼻骨骨折

子供、特に歩き始めたばかりの頃はまだ手をついて転ぶということも上手にできないため、転んだ時に顔から落ちてしまったり、テーブルなどに顔などをぶつけてしまうことも少なくありません。しかし、その年齢の子供の場合には、痛みを上手に訴えることができない場合も多いものです。

子供が鼻をぶつけた場合、鼻の変形などがあるようならばすぐに病院に行った方が良いでしょう。また、しばらく機嫌が悪いままで、鼻を触ると痛がるそぶりがあるような場合にも骨折している可能性がありますので、早めに耳鼻科を受診しましょう。

放置するとどうなるか

鼻骨骨折を放置した場合、変形があればその変形した状態のまま骨がくっついてしまうということが考えられます。くっついてしまった後から変形を治す治療は大変なものになると言います。

また、鼻を骨折すると鼻の通りが悪くなってしまうことも考えられます。骨折した際の変形などによって、鼻の穴を圧迫してしまうことがあるのです。こちらは、様々な病気の原因となることもあります。いずれにしても、鼻骨骨折を放置しておいて良いことはありませんから、なるべく早めに病院へ行きましょう。

まとめ

鼻骨骨折には様々な程度があり、それによって治療方法や必要な対処は様々です。ひどい骨折の場合には手術が必要になることもありますが、手術自体は30分程度で終わるような簡単なものだと言われています。鼻骨骨折は、変形がないと気が付かないこともありますので、鼻を強く打った場合にはその後もよく観察しておきましょう。

放置すると、変形したまま鼻がくっついてしまったり、鼻の通りが悪くなったりすることもあるため、異変を感じたらなるべく早く病院に行くことが必要になります。