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口ニキビの症状がよくならない。これって口唇ヘルペスかもしれない!予防とケア方法3つと治療方法2つを徹底解説!

口にきびは、ほかの部位と若干異なる体からのSOSです。一般的なにきびは皮脂分泌が原因でできますが、一方唇には皮脂腺がありません。そのため、口にきびは消火器系(口から胃腸はつながってます)といった体の内部からの不調を知らせるものでもあるのです。



口にきびとは?

にきびのでき方

10代の若い層にはおでこから鼻周りのにきびが多く、20代以降の特に女性ではストレスや肌の乾燥に伴って頬や顎、口周りのにきびが多く見られます。

にきびとは、乾燥肌や過剰な皮脂分泌による毛穴閉塞などの理由により毛穴に皮脂がたまった状態(面皰(コメド、めんぽう)をいいます。にきびには、白っぽい白にきび(毛穴が閉じている)と、黒にきび(毛穴が開大して黒色の皮脂が表面から見える)の、大きく分けて2種類があります。

今回は、にきびの中でも口ニキビについてみていきましょう。成人に多くみられる口にきびの1つです。口きにびができてしまう原因には消化器系の不調や食生活の乱れ、ホルモンバランスの乱れなどいろいろな要素がありますが、いくつかが同時に重なってしまうとできやすいと言われています。

口ニキビの症状と注意点

口の周りにできるできものとしてにきびと間違えやすいものに「口唇(こうしん)ヘルペス」があります。にきびとヘルペスの症状を比較してみましょう。

口周りのにきびの特徴

  • 口びるの周りや際に出来る
  • 白い芯がある
  • 赤く炎症している

口唇ヘルペスの特徴

  • 唇に出来る(にきびと形が似ている)
  • 水ぶくれ状のできもの
  • 痛みがある(ピリピリ)
  • かゆみを伴うこともある

ニキビとヘルペスは、見た目が非常に似ているため素人目には区別がつきにくいと言われています。しかし、あきらかに水ぶくれを伴っていたりピリピリとした痛みを感じたらヘルペスの可能性が大です。皮膚科に受診するようにしましょう。

口にきびの原因とは?

口にきびができてしまう原因は、内側からと外側からの両方があるといわれています。

内側の原因

  1. 胃腸の不調
  2. ホルモンバランスの乱れ
  3. 食生活の乱れ(暴飲暴食、喫煙、飲酒)
  4. 睡眠不足やストレス

外側の原因

  1. 間違ったスキンケア
  2. 肌の乾燥から
  3. 肌の傷から

これらが主な原因と言われています。

1.口ニキビ;内側からの原因とは?

口周りににきびができてしまう内側の原因は、胃腸の不調やホルモンバランスの乱れ、食生活の乱れや生活にストレスを抱えている時に多くみられるといわれます。口とはそもそも消化器官のスタート地点です。口→食道→胃→腸とつながっています。

口ににきびができてしまうのは、胃腸の不調が影響している場合が多いと言われており、内臓機能の弱りを口にきびによりSOSしていると言っても過言ではないでしょう。また、これらの消化器系の不調により、口ニキビだけではなく、体の疲労感、むくみ、貧血、めまい、血液のにごりも同時に起きてしまいます。

これらを放置していると、ホルモンバランスも乱れてくるので要注意です。ホルモンバランスの乱れの原因は、暴飲暴食、食生活の乱れ、ストレス睡眠不足など、消化器系の不調とリンクしています。

口ニキビの原因は、いろんな要素が重なって起きてしまう、口の外に出来る口内炎的なイメージ(胃腸の不調やビタミン不足など)と考えて頂いてよいかと思います。

2、口ニキビ;外側からの原因とは?

口の周りはとても乾燥しやすい部位です。乾燥から肌を守ろうとして角質部分が厚くなりすぎていつの間にか毛穴がつまりニキビができたり、スキンケアがしっかりできていなくて洗顔剤がのこっていて肌に刺激となりニキビの原因になったりします。また、乾燥から肌が切れてしまったり傷がついてしまったところにニキビができてしまうこともあります。

このように主に外的因子は、ほんの些細なことが口ニキビの原因になります。

口にきびの予防とケア方法とは?

1.スキンケアの方法とは?

皮膚科にて主に行われている洗顔指導は、基本的には毛穴につまった皮脂の排出物を促すための洗顔を正しく行うことです。まずはお湯などで肌を少し温めましょう。低刺激石鹸(可能であればにきび用)を充分に泡立てて、こすらずに撫でるように洗うことがポイントです。

洗顔方法(1日2回 朝と夜)

  1. お湯で顔全体を馴染ませる。・・・皮脂はお湯に溶けやすいのです!
  2. 石鹸をネットまたはお湯でよく泡立てましょう。
  3. 擦らずに優しく洗います・・・しっかり泡立てるようにしましょう!
  4. しっかりすすぎ、タオルで押さえるよう拭きましょう
  5. 洗顔後は保湿をしっかりおこないましょう。

にきびができやすい人の7、8割の方が乾燥肌状態とのデータがあります。肌の乾燥は、角栓を形成させてにきびを悪化させますので、洗顔したあとに保湿を行うことがポイントになると言われています。

2.食生活の見直し方とは?

食事を規則正しく1日3食食べるのは基本ですが、あまりに動いていないのに食事だけをしっかり取ったり暴飲暴食をするのは考え物です。時間だからといって、無理してご飯を食べるのはやめましょう。胃をあまりに働かせると胃腸も疲れてくるのは当然で胃腸の働きも弱まってきてしまいます。

食欲がないなあと感じる時には、胃が休みたがっているサインかもしれません。

3.ストレスのコントロール方法とホルモンバランス

特に女性とホルモンバランスは切っても切れない関係にあります。食生活の乱れによってもストレスによっても、睡眠不足によってもホルモンバランスは狂ってしまいます。その狂った状態をSOSとして私たちに教えてくれる現象の1つがこの口にきびです。

口にきびは、食生活だけを直したら改善するわけでもありませんし、一時期のストレスを軽減することでも根本的なところは直せません。やはり生活の全般を整えて、食生活のバランスを整えていくことにより、ホルモンバランスも自然に整っていくものです。

特にホルモンバランスとストレスは、とても密接な関係にあると言われています。ストレス発散方法を自分の生活の中に取り入れるようにして、ストレスを抱えたままの生活が継続しないように注意しましょう。

口にきびの治療方法とは?

1.口ニキビの治療薬とは?

今まで、日本にはにきびの面皰事態を治療するお薬はありませんでした。しかし、平成20年ににきびの標準治療薬であるレチノイド製剤のデュフェリンゲルが日本でも保険適応となり、にきびの治療は劇的に変わり幅広くなりました。日本皮膚科学会作成の「ニキビ治療ガイドライン」でも、推奨度の高いものはデュフェリンゲル+抗菌剤外用、抗菌剤内服となっています。

症状にもよりますがにきびの標準的な外用処方は、

  1.  外用ローション(保湿剤)
  2.  デュフェリンゲル(毛穴の掃除)
  3.  ダラシンゲルやアクアチムクリーム(アクネ菌に対する抗菌外用剤)

使用の順番は、洗顔→ローション→デュフェリン→ダラシンの順番です。デュフェリンゲルによる肌のツッパリ感を感じることが報告されているため、しっかり保湿剤を塗ってから患部にだけで少量を塗布する治療が主流となっています。

加えて、患部にきび(面皰)の化膿がひどい時には、内服薬に化膿止めを処方されることもあります。

化膿止めは、内服薬でいう抗生物質です。医師の考えにもよりますがにきび領域で処方されるのは

  1. ミノマイシン錠
  2. ルリッド錠
  3. オラセフ錠

などの抗生物質です。1日1回の服用のタイプから1日3回服用のものまでさまざまで、患者さんの生活スタイルに合わせてコンプライアンスが良好になるように処方されています。

2.口ニキビ予防と食生活について。

食生活を見直す際には、まず自分自身が暴飲暴食をしていなかったか?アルコールの量は?喫煙は?と、自分の普段の生活を振り返ってみましょう。案外、ストレス続きで、食生活に気を使っていなかったことに気が付くかもしれません。

胃が荒れていたり、食欲がないなあと感じる時には無理して食事をするのは止めましょう。そして、胃をいたわりながら機能の回復を待つのがよいでしょう。

胃をいたわる時には。。。

  • ポカリスエット
  • 牛乳(ホットミルク)
  • 野菜ジュース

3.口ニキビとスキンケア方法

肌が荒れているような疲れている時には、なるべく合成香料、着色料、石油系界面活性剤、パラベンなどの添加物が配合されていない低刺激性のものを使いましょう。

  1. 洗顔料をしっかり洗い流しましょう
  2. 油分の多いスキンケア用品を使用する際には、少量を薄く延ばすように塗りましょう。(油分の多いクリームなどは肌の再生能力を弱めてしまうことがあります)
  3. 低刺激性のスキンケア用品を使用しましょう。(添加物が多く含まれている用品は肌を刺激したりにきびを悪化させてしまいます)

低刺激性のスキンケアは、町のドラッグストアの薬剤師や皮膚科の医師に相談してお勧めを聞いてみましょう。自分の肌の体質に合ったものをチョイスできるとケアが楽しくなるでしょう。

口にきびと間違えやすい口唇ヘルペス

口唇ヘルペスとは?

口唇(こうしん)ヘルペスの原因はウイルスです。ヘルペスはウイルスが原因で、一方にきびは繁殖原因は最近です。

ウイルスと最近に違いについてですが、ウイルスは細菌よりも小さく他の細胞内に自分の遺伝子を送り込んで自己の細胞を増殖したり複製させたりするものです。細菌は1つの細胞からなる微生物で、外から栄養分を取り込んで毒素を作り細胞を溶かすなどをして分裂することにより増殖していきます。

口唇ヘルペスは、唇のまわりに小さな水ぶくれができて、原因は単純ヘルペスウイルスといわれています。ヘルペスができてしまうきっかけは風邪やストレスや疲労によって体の抵抗力が落ちる時期が多いと言われています。免疫力が非常に低下してしまうと、いつもは静かにしているウイルスが、神経節から出てきて増殖を始め口唇ヘルペスが発生してしまうのです。

口唇(こうしん)ヘルペス経過と症状

口唇ヘルペスと口周りのにきびは、似て似つかわないものです。一般的な口唇ヘルペスの症状と経過を見てみましょう。

前駆期 ;水ぶくれが現れる前に、ピリピリ、ムズムズといった違和感を感じます。

初 期 ;皮膚の違和感から半日後から赤いプツッとした腫れがみられます。ウイルスの増殖が活発になりはじめます。

中期 ;水ぶくれができます。この水疱の中にウイルスが存在し、水疱が破れると水のような液体が出ます。破れたところを直接手で触るとウイルスが付きます。付いた手で目や体、他の人に触れないようにしましょう。ウイルスが触れると感染します。ウイルスに触れてしまった場合は、慌ててずにすぐに手洗いをしましょう。

後期 ;水ぶくれのあとにかさぶたができ塞がって完治します。

見た目は似ている口唇ヘルペスと口にきびですが、原因がウイルスと細菌とで全く異なるものです。にきびかな?と思ってヘルペスを放置しているとウイルスが増殖して大事に至ってしまうこともありますので、にきびか?ヘルペスか迷ってしまう時には早めに皮膚科に受診して診断を仰ぐようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか、口ニキビについて書いてみましたが、色々なスキンケアなど自分に合った物を選んでやはりお肌を健康に保つのが一番いいと思います。食生活に注意してニキビを予防する参考にしていただけたら幸いです。