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うつ病治療の今を紹介!あなたもこれで安心!5つの治療法と注意点・全国の名医6選紹介!

身近にうつ病の患者さんがいる方おられませんか?また、ご自分自身がそうではないかと心配している方もいる?もう治らないかもと心配しているのかもしれませんね。でもうつ病は治る病気です。いまや治療方も様々あります。そんな治療法を今回はご紹介したいと思います。



うつ病の治療や治療方法について

うつ病の治療や治療方法は日々進歩しているようです。今まででしたら、抗うつ薬に頼るのみの場合が多かったと思います。しかし今は、認知行動治療法、対人関係療法といった精神療法や電気けいれん療法、磁気刺激治療などの治療法が開発されているようです。また、うつ病診断に有効であると言われている「近赤外線スペクトロスコピー」という診断方法は、現在、注目を浴びている診断法でこれからのうつ治療に期待されています。

うつ病はきちんと休息をとり、向き合えば改善、感知することのできる病気です。様々な治療法も開発されてきており、ますます治療効果が高まってきていると状況だということができます。

うつ病の治療方法とは

1 休養と環境調整

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うつ病患者さんの場合、うつの治療に向けた環境調整と休養を十分に取らなければならないようです。うつ病にかかりやすい患者さんの傾向は、責任感が強く、自分に厳しいといわれています。

そのために、心身ともに疲れ、ストレスが溜まりやすいといえます。うつ病患者さんを治療するにはそのうつ病の要因となった周りの環境を変えなければ治療の効果も期待できないといわれているようです。

多くの場合取られる措置は「休む」ということです。会社員でしたら休職になりますね。主婦の方でしたら家事を家族の方に協力してもらわなければならないでしょう。周囲の理解と協力がとても重要になりそうですね。

先程も言いましたがうつ病患者さんは責任感が強い傾向にあります。「休む」といった行為に罪悪感を抱えていしまうかもしれません。心療内科へ行き、しっかりと医師から説明を聞き、家族からも休んでほしい旨をきちんと伝えるとよいといえますね。

うつ病患者さんは不眠や食欲不振に陥っている可能性が高い、といわれています。規則正しい生活を行うことで、改善することができるそうです。環境調整は患者さんにとって、とても大切なようですね。環境調整を行い、十分な休息がうつ病を改善させる良い治療と言えるようです。

2 薬物治療や入院治療

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抗うつ剤を使用した薬物治療も、うつ病治療にとって効果的な治療として行われているようです。抗うつ剤にはいろいろな種類があるようです。

主にSSRA(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)、NaSSA(ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬)、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬が使用されているようですね。

これらの抗うつ剤の特徴として、すぐには効果が現れない、時間がかかるということが言われています。そのため、効果が見られないからと服用を途中で中断したり、減薬したりする患者さんがいらっしゃるそうです。医師の指示に従い、薬物療法に真摯に取り組むことが重要とです。今のことからも、薬の服用には家族のサポートもいると言えるでしょう。

うつ病の症状が軽ければ外来で治療を行います。激しい躁状態(異常に気分の高揚した状態)が見られ、自分をコントロールできず、周囲との関係に著しい障害がでるおそれがあれば入院治療も必要です。

重度のうつ病では「生きていてもしょうがない」と思い、自殺衝動に駆られる傾向にあると言われています。このような場合では入院治療で安全な環境で治療を行うことをおすすめしたほうがいいのかもしれません。

うつ状態のため、自分をうまくコントロールすることがもはやできす、周囲と関係にも悪い影響を与えてしまう恐れがあるそうです。そうなってしまうようであれば入院治療は視野に入れなくてはならないといえますね。

うつ病は自殺との関連性が大きいと言われている病気です。それを防ぐためにも入院治療を行い、安全な場所で治療を行うことは重要だ言えますね。

3 精神療法

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薬物療法と同時に行われる治療に精神治療というのがあるそうです。認知行動治療法、対人関係療法などを行うそうです。毎日生活を続ける辛さや不安を軽減し、悲観的な考えを起こす思考パターンを修正する効果があるようです。

また、対人関係において正しい対処法を学んで、考え方を変え、うつ病の再発を防ぐ治療だそうです。精神療法においても医師の指導のもと、途中でやめずに続けることが大切なようですね。

4 電気けいれん療法

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電気けいれん療法は現在におけるまでうつ病、躁うつ病、統合失調症をはじめとする精神疾患の治療に利用されてきているようです。海外において高い有効性・安全性が確認されている先進医療の一つでだそうです。

短時間に脳に電気刺激を行うことにより、脳波上けいれん波を起こし、脳内の化学変化による精神症状の緩和を行います。緊急性の高い傷病や薬物治療で十分に効果が得られていないような患者さんに対して、行われる治療法なようですね。

5 最新治療法の磁気刺激治療

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うつ病はいまや「心の病気」というのではなく、「脳の病気」と捉えられ治療にあたっているようです。その先端医療の一つに磁気刺激治療(TMS)があります。

磁気を使用して脳の特定部位に働きかけて、脳内血流を増加させ、退化していた機能を改善させます。抗うつ薬物治療や電気けいれん療法に比べると副作用が無いとされていて、安全性には一目置かれた存在になっているようです。

「背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや:判断、意欲、興味をつかさどり、機能が低下すると、やる気がなくなるそうです)」に磁気刺激を与えて、神経細胞を通じ、深部にある「扁桃体(へんとうたい:不安、悲しみ、自己嫌悪、恐怖などの感情をつかさどるそう部位だそうです。機能が低下すると、感情が強く出てしまうそうです。)」に2次的な刺激を与えるそうです。そして、脳の活動を回復させると言われています。

NHKで紹介された常識が変わる治療方法とは

最新治療法の磁気刺激治療とは

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NHKで紹介された磁気刺激治療法(TMS)についての内容(2009年放送)を触れたいと思います。TMSはうつ病先進国であるアメリカで開発されました。電磁機器を利用して脳の深部に直接刺激を加えるのですが(「5 最新治療法の磁気刺激治療」で少し触れましたが)、この治療の特徴的なところは、抗うつ薬に頼らないところだといえます。

これまでの多くうつ患者さんのうつ治療法は抗うつ薬が処方されての治療法がメインでした。

患者さんもそれに頼って、治療に専念していたといえます。しかし、中には抗うつ薬を服用してもなかなか改善が見られないうつ患者さんもおられ、それはご自身のみならずご家族をも相当、苦しめる結果となっていました。

このTMSはアメリカの食品医薬品局によってうつ病治療に効果があると認められ、うつ病患者に対する治療許可が出されました(2008年頃)。この番組が放送された当時、このTMS治療により、100人以上の患者を治療した医師がいました。これまで抗うつ薬治療では効果が出なかった患者さんが、このTMSによって完治に至るケースがでているということでした。

このTMSの治療の効果は高く、受診された7割の患者さんが回復しているそうです。中には日本からわざわざうわさを聞きつけて治療を受けに来ている方もいらっしゃったそうです(現在では日本でも認可がおりており、治療に取り入れている病院が複数あります)。

この放送からもわかる通り、当時や今でもこのTMS治療である磁気刺激治療は画期的な治療法と言えます。それは、これまでは抗うつ薬の対処療法が主な治療法でしたが、脳の原因個所に根本的に治療が行われ、かつ副作用もないといわれているからです。

まだ日本では広く、この治療法が認知されるに至っていません。早く多くのうつ病患者さんに認知さるものとなり、この治療法が広く活躍する日が待ち遠しく感じますね。

うつ病の治療薬について

1 抗うつ薬・抗不安薬

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うつ病患者には「抗うつ薬」が処方されます。その効果は広く認められており、うつ病から回復するためには不可欠な治療法という人さえいるようです。

抗うつ薬の効能は一言で言いますと、脳内環境の調整といったところでしょうか。うつ病を引き起こす原因は人様々かもしれません。例えば「親しい人との死別」「労働過多」「人間関係」などです。きっかけはこのような出来事が多いのかもしれませんね。しかし、脳内ではどのようなことがおこっているのでしょうか?それは脳内神経物質のバランスが悪化した状態となっているそうです。

ですから、ただの「心が弱いからなる病」というような単純な病気ではないと言えるかもしれませんね。この脳内物質のアンバランスを調整する薬が抗うつ薬ということになるようです。抗うつ薬は服用してすぐに効果が現れるといったものではないようです。医師の指示に従い服用を続け、約1~2週間後に効果が現れるそうです。なかなか効果が見られないからと患者さんの判断で勝手に服用をやめてしまったりしてはいけないのです。

「抗不安薬」は不安、緊張を和らげる薬です。日常の生活で不安、緊張が強く出てしまい、多大な支障が出る人に処方されるようです。しかし、一般的な不安、緊張に対処するような薬ではないようです。例えば、人前で発表しなければならない機会があるからだとか、面接が控えているとかの場合に処方されるようなものではないようです。

2 睡眠薬

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精神的な悩み、ストレスが原因で不眠症になる人がいます。多くのうつ病の人は不眠症を経験していると思われます。多くの場合、うつ病の場合朝早く目が覚めて(早朝覚醒)、ストレス原因を考え巡らす傾向があるそうです。

睡眠薬は世間一般には「中毒性が高く、量が増えていく」などよく耳にし、印象のいいものではありません。しかし、実際はそういうことはほとんどなく、それ以上にうつ病患者さんにとっては不眠を改善させることのできる重要な薬となっているようです。

睡眠薬の薬の種類は4種類ぐらいに分けることが出来るそうです。作用する時間によって分けることができるそうですね。つまり、超短時間作用型(6時間以内)、短時間作用型(6~12時間以内)、中間作用型(12~24時間前後)、長時間作用型(数日)に分けることが出来るのです。多くの場合は短時間作用型、長時間作用型が使用されるようです。しかし、不眠が著しく悪い場合には中間作用型など使用するそうです。

3 抗精神病薬

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見えないはずのものが見えたり(幻覚)、きこえるははずのないものが聞こえたり(幻聴)、誰かに見張られているはずもないのにそう思い込んだり(妄想)する人がいます。このように、現実と非現実の区別があいまいになってしまっている人に対して本来の自分自身を取り戻してもらうべく、服用してもらう薬が抗精神病薬となります。

向精神薬の作用する脳神経伝達物質はドーパミンです。ドーパミンは日常で快感を感じたときに脳内に分泌されます。統合失調症のように現実認識が低下していて、幻覚、幻聴が生じているときにドーパミンの分泌に異常がきたしているため、抗精神病薬で対処することになるようです。

4 気分安定薬

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気分安定薬とは、躁うつ病(ハイテンションで活動的な躁状態と、憂うつで無気力なうつ状態をくりかえす病)において双方向性(躁状態と憂うつな状態)の作用をもっています。また、気分変動を抑制し、躁うつの両病相の予防効果があります。

うつ病の治療について

治療期間と治療費用について

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うつ病は特徴として、通料の病(風や怪我等)とことなり、治療期間がはっきりとわからない、人それぞれ異なるということができます。短い人で2~6ヶ月、長くなると1年、2年と年単位の治療期間となってしまう場合もあるようです。それはうつ患者さんそれぞれのうつ背景、環境がことなるので当然といえば当然のようです。

治療期間が明確にできないデメリットは治療費、仕事など経済的な問題が多いと考えられます。うつ病は保険対象ですので、治療費で支払う額は3割負担ですむそうです。しかし、治療期間が長くなればなるほど患者さんにとっての経済的負担は増す一方となります。それに、うつ病患者の多くは休職しながら治療を受けている人で金額的負担は大きなマイナスとなるはずです。

3割ではなくこのように長期にかかる治療の場合はなにか公費で援助はないのでしょうか。そこで紹介したい制度があります。それは「自立支援医療制度」です。この制度は障害があり、長期に治療が必要な人などを対象に考えられた制度でうつ病患者さんもその制度を利用できることになっているようです。

申請窓口は市町村の窓口で、この制度を利用すると今まで3割の治療負担が1割に減額されます。また、所得に応じて1ヶ月あたりに支払う金額の上限も定められるようです。このような公的支援は利用しない手はありません。経済的な損失が少しでも軽減できれば、治療に励むこと上で安心材料となり、精神的なダメージも減るのではないでしょうか?

治療において家族が出来る事とは

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一番大切なことは「安心して休息できる」ことになります。「食欲不振」「元気がない」「口数が減った」「趣味に興味を示さない」「ため息が多い」「不眠」などと今までの行動と異なってきます。これらに対して、言葉だけでなく、さりげない気遣いも、うつ病患者さんには安心感を与えることとなり、病気への進展を防止するだけではなく、回復にもつながるかもしれません。

1)傾聴しましょう

患者さんの話をゆっくりと聞きましょう。その際は否定はせず、患者さんが何を言いたいのか理解しようとする姿勢が大事です。ただ、本人が話したくないようでしたら、無理強いはいけません。本人の意思により話したくなれば、という気持ちが大事です。見守るという姿勢がちょうどいいこともあるようです。

2)病院を勧めてみましょう

患者さんの様子が以前と異なる状態が続くのでしたら、病院に行くことを勧めて見ます。体の病気と同様、早期に対応することで、回復も良好となるようです。その時には、「うつ病」という言葉は使わないでおきましょう。こちらが「体調が優れないようなので心配している」という旨を伝え、初めての受信には付き添って行けるなどすると尚いいでしょう。

3)専門医療機関について

精神科医、心療内科医などの専門医に診てほしい、必要なら治療してほしいという場合には、次により病院や診療所(クリニック)をお探しください。ご近所にかかりつけ医がいれば、精神科医、心療内科医などの専門医を紹介していただけるかも知れません。

4)精神科や心療内科はなんとなく気が引ける..。相談する場所は他にある?患者さんだけでなくご家族もご相談いただけるようです。

・電話などによる無料の相談機関

・ご本人の職場の産業医、保健師、臨床心理士など(職場の専門家に相談する時は、本人の了解を得ることが望ましいといえます。)。

・かかりつけの医者がいるのであれば、相談し、専門家を紹介してもらえる場合もあるそうです。

5)病気の理解と基本的な対応について

治療には家族の協力が重要です。大きな責任を感じて、力が入りがちですがあまり特別なことをする必要はありません。一つ々の言動に気をつけ過ぎていると患者さんが「心配を家族にかけている」と考えてしまう場合があります。力を抜き、うつ病という病気の理解から始めてください。

6)原因を探さない

「なぜ、この人は病気になってしまったのだろう」「自分たちに何か問題があったのか」など、原因が何なのか家族として大変、気になるかと思います。実際は様々なことが関与して特定できないことがよくあります。「今できること」を中心に考えるようにしてみましょう。家族の生活の中で、本人が家でストレスを感じることがあれば、今は取り除くということも大切です。

7)励まさないように

励まさないようにして下さい。頑張りすぎて、心の病になっている場合、励まされることで逆に、何も出来ていない自分に落胆し、症状が悪化する可能性があります。

8)無理に特別なことはしない

「気分転換が必要、旅行に連れ出そう」など考えることがあるかもしれませんね。しかし、患者さんはこころが弱りきっている状態ですと、むしろ疲労感が増してしまい、悪化する可能性があります。また、こうした気遣いに答えることのできない自分を悲観してしまい、自殺リスクが高まることも考えられます。ご本人の回復を待ちましょう。また、医師に相談してみるのもいいかもしれません。

9)大きな決断は先延ばしに

「職場や家族に迷惑をかけている」と自責の念に駆られ、退職、離婚などを口に出す場合があるそうです。うつ病患者さんでは、心理的な視野狭窄が起きていると考えられます。悲観的な発想しか考えられなくなる状態だといえます。自責の気持ちも、くみつつも表現に気をつけて「もう少し良くなってからいっしょに考えよう」と説明してあげてください。

10)受診に付き添いはお勧めです

毎回の受診に付き添う必要はありませんが、一緒に主治医のお話を聞くことで、ご本人のどんな点に気をつけてサポートするといいのか分かることがあります。また主治医に面会しておくことで、ご本人が調子を崩してどうしても通院できないときに、代理で受診して相談することもできます。主治医にとっても家庭での様子をご家族からの客観的な情報が治療の役に立つこともあります。注意していただきたいのは、あくまで「付き添い」ということです。ご本人と主治医の貴重な接点の場ですので、ご家族がしゃべりすぎないようにしましょう。

◆自殺サインについて

11)基本は、いつもと違う言動に気がつくこと

うつ患者は自殺リスクが高いといわれています。自殺サインに気が付付くことが重要なのは言うまでもありません。自殺をしようと考えている人は意識、無意識にかかわらずサインを発しているそうです。下記の自殺予防の10箇条を参考にしましょう。

※自殺予防の十箇条(次のサインが数多く見られる場合は、自殺の危険が迫っています。早く専門家に受診させてください)

1、うつ病の症状に気を付ける

2、原因不明の身体の不調が長引いている

3、酒量が増える

4、安全や健康が保てていない

5、仕事の負担が急に増える、また、大きな失敗をしてしまう、職を失ってしまう

6、職場や家庭でサポートが得ることができない

7、本人にとって価値あるものを消失する

8、重症の身体の病気にかかってしまう

9、自殺を口外する

10、自殺未遂に及んでしまう

◆過労死について

12)労働過多による脳・心臓疾患を予防するために家庭では、健康状態に気をかけて食生活、継続した運動、禁煙などの生活習慣の改善に心掛けてあげましょう

13)健康状態は、肥満、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、高血糖症などは特に注意が必要です。脳・心臓疾患の発病の危険を増大させます。

14)患者さんが労働者の場合、職場の産業医、保健師、あるいは、かかりつけ医(主治医)などから健康の維持・改善のため、保健指導を受けたならば、家庭も指導された内容を実践するために協力することが重要となります。

うつ病治療のガイドラインの概要

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1)身体疾患、薬剤がうつ状態の原因であるか、うつ状態に影響を与えていないかを検証するそうです。もし可能性があるのであれば、身体疾患の治療または薬剤の中止、変更を考えるようです。この場合でも、うつ状態が重症であれば抗うつ薬療法を併用するそうです。

2)身体疾患や薬剤が無関係で、うつ病が(大うつ病エピソードの診断基準(DSMIV))のような基準を満たす時、抗うつ薬療法を考えます。ただ、うつ病が軽傷の時は抗うつ薬はあまり効果がないという報告もありますので、抗うつ薬の効果と副作用を検討する必要があります。また、躁うつ病のうつ状態では基本、抗うつ薬ではなく、気分安定剤を処方します。

環境によるストレスが大きい時は調整出来るか検討して、対応します。過去に上手く適応できず、うつ状態になってしまったことのある人で性格面で問題がある時、精神療法も考えます。

3)抗うつ剤治療が好ましいと考えられるときにはSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)を用いることが多いようです。SSRIは人にもよりますが、副作用があり、頭痛、下痢、嘔吐などがあります。また、服用開始時にはセロトニン症候群、減量や中止時には退薬症候群といって、不安感やイライラ感が強くなったように見えることもあるようです。

4)SSRIやSNRI(セロトニンノルアドレナリン再取り込み阻害薬)で薬物治療を行うことがありますが、薬剤ごとに副作用、薬物相互作用の差が小さくないので、適切な知識を得てから処方する必要があります。まずはきちんと決められた通りに服用することが大切だと言えます。

5)うつ病の精神療法には認知行動療法、対人関係療法などがあります。認知行動療法として職場復帰を目的としたりワークが注目されています。また、難治性うつ病や抗うつ薬の副作用が出やすい高齢者には無けいれん電撃療法も重要な選択肢となります。

うつ病治療の最前線について

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うつ病の研究は生物学的、精神的な面からたくさんの研究が続けられているようです。その一例を紹介します。主要となるものは新しい抗うつ薬の開発です。副作用を軽減させ、効果の強い薬剤が出てきています。

うつ病を生物学的に解明しようとする研究は、分子生物学的研究、神経内分泌研究、動物モデルを用いた研究、画像研究などがありますが、特に「近赤外線スペクトロスコピー」というものは、うつ病診断に有効であると言われ注目されているようです。

精神療法面では認知行動療法、リワークプログラム(職場復帰プログラム)、子供のうつ病(受験うつなど)、自殺との関連性など多くの報告があるそうです。

抗うつ薬の副作用とは

抗うつ薬を服用することでおこりやすい副作用

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抗うつ薬には、吐き気などの副作用が現れることもあります。しかし、このような副作用は一般には、服用した初め頃に現れ、だんだん収まってくると言われています。

抗うつ薬は効果が現れるまで時間がかかると言われていることからも、患者さんが焦りを感じたり、副作用を心配していたりすることがあるかと思います。特にうつ患者さんの思考の傾向は「否定的」なものの見方が強いといえ、「服用しても役に立たない」「副作用があるだけで自分が悪くなる」といった偏った考えになることもあります。

そうした場合には優しく「薬に関してはきちんと医師に話、どうすればよいのか相談しよう」と声かけして下さい。また、診察の際にはご家族もご一緒していただくと患者さんもご家族も安心できることとなるでしょう。

先程も述べましたが抗うつ剤は飲み始めに副作用がよく現れます。今は、SSRI(選択的セロトニン最取り込み阻害薬)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)やNaSSA(ノルアドレナリン作動性、特異的セロトニン作動性抗うつ薬)は、古くから使用されている三環系抗うつ薬や四環系抗うつ薬に比べ副作用は少ないそうです。しかし、飲みはじめのときは特に、「吐き気、むかつき」などの副作用があらわれることがあります。

原因は脳の中にある「吐き気をコントロールする器官」などを刺激することで起こるといわれています。多くの場合は、続けて服用を続けていくと収まってきます。抗うつ薬を服用していると、「吐き気、むかつき」以外にも「口の渇き」「便秘、排尿障害」「眠気」「胃腸障害」「頭痛」なども起こります。患者さんがもし不安に思っているのでしたら、医師に相談しましょう。

うつ病治療の名医が居る病院とは

下記は概要となりますので詳しくはHPで確認するなり、電話で確認するなりしてくださいね。参考になればと思いまして数名の名医をご初回させていただきました。また、ほかにもたくさん目いいの方はいらっしゃると思います。

もっとたくさんの先生方を紹介したかったのですが臨床医ではなく研究医の方も多く、今回はご紹介を割愛することにさせていただきました。

北海道・東北エリア

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病院:新潟大学医歯学総合病院

先生:染矢俊幸先生

※書籍「この病気にこの名医」でうつ病の名医として紹介されているそうです

場所:〒9502181

新潟市西区五十嵐2の町8050

TEL: 0252626244

FAX: 0252627517

利用時間: 9:00~17:00

関東エリア

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病院:東京女子医科大学病院

先生:石郷岡純先生

※ うつ病治療の名医、テレビ東京等のマスメディアでも紹介されているそうです

場所:1628666

東京都新宿区河田町81

精神科予約専用電話

TEL:0333538138

FAX:0333518979(当科専用)

受付時間:月曜~金曜 9:00~16:00

土曜 9:00~12:00

(第三土曜日は休診です)

病院:三惠病院

先生:上島国利先生

※うつ病治療の権威、日本うつ病学会初代理事長だされているそうです

場所:〒1890002

東京都東村山市青葉町3291

TEL:0423913035

受付時間:外来建物の開錠時間

平日・土曜 8:15 ~ 17:30

日曜・祝日 9:00 ~ 17:30

病院:杏林大学医学部附属病院

先生:古賀 良彦先生

※うつ病、睡眠障害、統合失調症・研究の第一人者といわれているそうです

場所:〒1818611

東京都三鷹市新川6202

TEL:0422475511

診察曜日:火曜日 午前

木曜日

午前/平日 8:45~12:00

土曜 8:45~11:00

中部・北陸・東海エリア

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病院:あらたまこころのクリニック

先生:加藤正

※うつ病、パニック障害など心の問題をケアするスペシャリストだされているそうです

場所:〒4670066

名古屋市瑞穂区洲山町149

TEL:0528528177

関西エリア

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病院:関西医科大学附属滝井病院

先生:木下利彦

※うつ病専門外来(水・木・土)に開設しているされているそうです

場所:〒5708507

大阪府守口市文園町10番15号

TEL:0669921001

受付時間:午前8時30分~午前11時30分(初診)

中国・四国エリア

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病院:広島大学病院

先生:山脇成人先生

※うつ病研究拠点に指定されている広大精神神経医科学のトップだされているそうです

場所:〒7348551

広島市南区霞123

TEL:0822575479

受付時間: 8時30分~11時00分(土日祝除く)

13時00分~15時00分

病院:岡山大学病院

先生:高木学先生

※ 統合失調症の名医で、「たけしのみんなの家庭の医学」にも出演したそうです

場所:〒7008558

岡山市北区鹿田町251

TEL: 0862237151

受付時間: 受付時間 8:30~12:00(初診)

(休診日 土・日・祝日・年末年始)

病院:川崎医科大学附属病院

先生:青木省三

※ 「NHKあさイチ」で子どものうつについて解説した名医だされているそうです

場所:〒7010192

岡山県倉敷市松島577

TEL:0864621111

受付時間:≪月曜日~金曜日≫

午前8時30分~午前11時30分

午後1時30分~午後4時

≪土曜日≫

午前8時30分~午前11時30分

九州・沖縄エリア

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病院:大分大学医学部附属病院

先生:寺尾 岳

※双極性障害やうつ病の臨床や研究を行い、沢山の患者を治療してきた名医だされているそうです

場所:〒8795593

大分県由布市挾間町医大ヶ丘1丁目1番地

TEL:0975866820(6821)(完全予約制)

受付時間:8:30~9:00

※診察当日は原則として患者さん本人のみでの単独受診は出来ません。

患者さんのご病状に最も詳しいご家族の方などと一緒に来院してください。

まとめ

うつ病は何度でも言わせていただきますが、治る病気です。治療法もどんどん進歩を続けており、また、抗うつ薬の開発も続いております。また、治療法も開発されています。患者さんの人数も増えつ続けており、国としても何か手を打たなければならない状況になっているかと思います。

まだまだ、患者さんご本人やご家族にとっては周囲のサポート体制が充分整っている環境ではないのかもしれません。しかし、今や、「私、うつ病です。」といっても珍しくもなく、恥ずかしく感じる必要もないのではないでしょうか。患者数が増え続けています。

厚生労働省の発表によりますと、うつ患者は2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と、著しく増加しています。また、生涯にわたり、うつ病にかかる人は15人に1人といわれています。

しかし、4人に3人の患者さんは病院に診察に行っていない現状もあるようです。本当の患者さんはもっともっと多いということです。心療内科などの敷居は、初めて行く場合は、高く感じるかもしれません。そう思っている患者さんが多いからこの数字になっているのかもしれませんね。しかし、あなた、ご家族が楽になるための病院です。診察してもらわない手はないと思います。また、うつ病患者さんは何をするにも億劫になる傾向にあります。こういう時は家族のサポートが必要かもしれません。病院に行くときは付き添ってあげるといいかと思います。