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捻挫の完治までの期間は?足首や手首のしびれは大丈夫?腫れや内出血などの3つの症状とRICE処置などの治療法をご紹介

捻挫の完治までの期間とは、損傷した靭帯が修復され、制限された可動域を広げ、筋力を戻し、反応遅延を再教育し、靭帯が元の状態に戻るまでを治療の期間と考えます。痛みがなくなったからと言って、治療を終了するのは危険で、それが捻挫を癖にしてしまう要因の一つとなっているようです。靭帯が再生される時間と、その靭帯をもとの状態に戻すまでの時間をしっかりと考えてスポーツに復帰するようにしましょう。



捻挫が完治するまでに期間はどの位かかる?

捻挫をしてしまったら、気になるのはいつ頃完治するのか?ということですね。大事な試合がある、大好きなトレッキングの予定がある、ヒールのある靴でオシャレをして出かけたいなど、数週間先のスケジュールを見てため息をついている方も多いと思います。

捻挫を受傷後、痛みが無くなってくるのはいつ頃か?腫れが引いてくるにはどのくらい時間がかかる?損傷した靭帯がもとに戻るのにかかる時間は?そして、スポーツ競技は何時再開できるのか?捻挫の完治までの期間を確認してみましょう。

捻挫とは?どんな症状?

靭帯や関節が傷んだ状態

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捻挫は関節に無理な力が加わり通常の可動範囲を越え、関節に捻りが加えられた状態になり、それにより関節の靭帯や関節包が損傷することを言います。捻挫は程度により、三段階の重症度で表されるとのことです。

【捻挫1度】

靭帯が伸びる、靭帯の微細損傷。1週間程度で痛みはなくなります。

【捻挫2度】

靭帯の一部断裂。腫れて痛みを伴い~6週間程度の治療が必要となる場合があるようです。

【捻挫3度】

靭帯断裂している状態。骨折、脱臼も併発していることがあります。歩行が難しく、手術が必要な場合もあります。

腫れや内出血

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捻挫をした患部が腫れたり、内出血を起こしている場合があります。この原因は、靭帯が切れ出血を起こし腫れた状態になるようです。また、靭帯を損傷すると細胞が壊れてしまいますので、この壊れた細胞を修復しようと、いろいろな物質が血管を通って患部に集まってくると言います。

これを浸出液といい、これが原因で患部は腫れてくるようです。また、捻った際に骨がずれてしまう、骨が折れてしまうこともあり、それが腫れを引きを越していることも考えられるようです。

【捻挫の腫れの原因】

1.内出血

2.浸出液

3.骨のずれ

4.捻挫と一緒に骨折や脱臼を起こしている。

足の甲のしびれ

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足の捻挫といえば足首の痛みと、つい思ってしまいますが、足の甲にしびれを感じてしまう捻挫もあるので注意が必要になってきます。足の甲の中央部、足の指の骨と甲の骨を繋ぐアーチ状の構造をした関節のことを、リスフラン関節といいますが、このリスフラン関節の靭帯を損傷してしまったことによる捻挫が原因で、足の甲のしびれが起きているのかもしれません。

リスフラン関節というのは、着地したときに足に走る衝撃を和らげてくれる働きをしてくれる、とても大切な関節です。歩くときにつま先で地面をける時にも力が加わります。この関節を痛めてしまうと、歩行することも困難になってきてしまいます。ですから、治療しようにも歩くと使ってしまう場所なので、しっかり固定する必要があります。きちんとギブスなどで固定し、治るまで安静にしておくことが大事になってきます。

捻挫の治療

すぐに応急処置

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応急処置の基本はRICE処置です。捻挫に限らず、どんなケガの時でも使える応急処置方法なので、これを機にぜひ覚えておくといいと思います。まず、RICE(ライス)とは、Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)を行うことです。捻挫などのケガが疑われるときは、すぐにこの処置を行うことが重要です。

捻挫の場合は出血していないので、安静と冷却が必要ですね。すぐにゆっくり休ませて、シップではなく氷水などでしっかり幹部を冷やしましょう。シップでは冷やす効果はないそうなので気を付けてくださいね。

この処置をすぐに行うことができれば、痛みや腫れが落ち着くだけでなく、治りも早くなるそうです。ケガをしたときは少しでも早く行いましょう。そして、早めに病院を受診しましょう。ケガは早目の対応が大切です。油断せずに病院に行き、しばらく安静にしてしっかり治しましょう。

固定

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応急処置RICE後は、捻挫の治療で一般的に行われる治療法は温存療法です。これは、ギブス、シーネ、サポーター、テーピングなどで患部を固定し、靭帯損傷の回復を待つとのことです。重度の場合はギブスによる強固の固定が必要となるようです。ギブスの固定期間は1~2週間程度ということです。

ギブスを外した後、また中度、軽度の捻挫の場合はサポーター、テーピングなどによる固定を行い痛めた靭帯を固定しながら可動範囲を広げ、筋肉の衰えを防ぐため、運動療法も同時に行う治療が多いようです。

リハビリ

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受傷直後から積極的にリハビリをしながら完治を目指す治療が主流になってきているようです。これは、筋肉の衰えを極力避け、修復された靭帯の可動域を広げ、反応遅延を起こしている神経を再教育する必要があるためということです。

この早い段階からのリハビリにより、患部を積極的に動かし体重負荷を与える機能的治療を行ったほうが回復が早まると言った研究結果もあるようです。

捻挫で一般的に行われているリハビリは、タオルギャザー、ビー玉集め、チューブかけ、、カーフレイズ、ストレッチボード、リストカールなどです。

捻挫が完治するまでの期間

捻挫1度

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捻挫1度の軽症は5日~14日程度で完治とされ日常生活に支障がなくなるとのことです。さらにスポーツ復帰は3週間程度を考えるといいようです。これは、痛みが引いた期間ではなく、靭帯が修復され、リハビリなどで狭くなった可動域を広げ、筋肉の衰えなどもトレーニングにより回復した状態までの期間とのことです。

捻挫2度

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捻挫2度の中度の捻挫の場合は、通常の日常生活に戻るまでに2週間程度、スポーツ復帰については、4週間程度は待つべきだと考えられているようです。痛みが引いた=完治ではなく、靭帯が修復されることが必要で、これは一般的に靭帯の主成分であるコラーゲンが靭帯を修復するのにかかる時間は、受傷後3~8週間程度と言われるからのようです。

リハビリで行う運動治療では可動制限、不安定感や疼痛が残存しないことが重要となり、最低3ヵ月の経過観察期間が必要とのことです。後遺症を残さずに治療をおえないと、不安定感などが残存し、完全治癒は難しくなってくると言われているようです。

捻挫3度

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捻挫3度の重度の捻挫の場合は手首と足首は同じ位で1~2カ月、指は3~5週間程、スポーツ復帰ができ完治とされるまでは数か月の期間が必要とされているようです。これも痛みが引いた=完治ではないなく、靭帯が修復されることが必要とのことですので、靭帯断裂が疑われる重度の場合は、靭帯が修復されるのに8週間程度かかる場合もあるようです。

その後、スポーツ復帰までのリハビリによる運動療法については、~3カ月程度は必要とされ、2か月を過ぎたころからジョギング、ランニング、ジグザグ走り、スキップ、ジャンプ、横歩行など様々な動きを確認しながら行うことが大切のようです。

まとめ

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捻挫の完治するまでの期間や治療法などを紹介しました。今までは痛みが治まったらそれで治った~と、思っていたのですが、それではちゃんとした捻挫の完治の状態出ないことを知りました。修復された靭帯をしっかりとリハビリして、捻挫を癖にしないように努めたいと思いました。