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お尻に吹き出物ができた!4つの原因と3つの皮膚病の可能性や7つの予防・治療法について解説!

顔の吹き出物はケアするのに、お尻の吹き出物は放ったらかしなんていう方、案外多いのではないでしょうか。普段、人から見られない部位とはいえ、ブツブツを彼に見られたら、がっかりされてしまいそうです。それに、意外とお尻の吹き出物って、なかなか治りにくいらしいのです。どうすればお尻の吹き出物が治るのか、原因と治療、予防法についてまとめてみましたので、是非参考にしてみてくださいね。



お尻にも吹き出物はできる?

お尻は普段は日光にも当たらないですし、顔や背中のように皮脂の分泌も少ないにもかかわらず、お尻がブツブツができやすいという方は多いようです。

お尻の皮膚は、実は他の部位と比べて負担が多い割には、人から見られることも少ないため、ついついケアも怠りがちになります。しかし、一旦お尻に吹き出物ができると、なかなか治りにくく、見た目もかなり悪いものです。お尻に吹き出物を作らないためにはどうしたらいいのでしょうか。

なぜ吹き出物ができるの?

摩擦による刺激

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ショーツやガードルなど下着は、肌を守る役目がある一方で、皮膚とこすれ合い刺激も与えています。また、長時間座った状態でいる、自転車によく乗るなど、日常生活ではお尻の皮膚に負担をかけている行為はたくさんあります。

私たちの皮膚は、普段目には見えなくても、洋服の着脱や接触で、垢となって自然に剥がれています。しかし、摩擦や刺激が多くなると、防御反応として角質層を肥大させ肌を守るようになります。正常なターンオーバーが行われないと、肥厚した角質層に皮脂や垢が溜まり、吹き出物の原因となってしまうのです。

毛穴のつまり

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毛穴には皮脂を分泌する皮脂腺やアポクリン汗腺などの器官があり、そこから分泌される皮脂や汗は、皮膚を保湿する役目を担っています。それらの分泌が過剰となり、毛穴の中で皮脂や汗がつまると、表面が凸凹したりブツブツするようになります。また、目に見えないホコリや洋服の繊維、ボディーソープやシャンプーなどのすすぎ残しも、毛穴をつまらせる原因となることがあります。

お尻の蒸れ

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下着はもちろん常に何かをまとっているお尻は、夏場だけでなく、冬でも蒸れていることがあります。また女性は、生理やおりものなどによって、お尻周辺が蒸れやすいといえます。

吹き出物の原因となる雑菌やカビ、ダニなどは湿度が大好きです。多くの菌は高温多湿を好み、湿度が70%を超えると、繁殖するには好条件となります。

また、皮膚をエサにする菌は角質が栄養となります。角質が溜まり、湿度の高くなった蒸れたお尻なら、菌が繁殖しやすいのは当然のことといえます。

お尻の血行不良

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血液には栄養や酸素を運ぶ以外に、老廃物を運び去るという重要な役割があります。衣服や長時間座るなどお尻に圧力がかかっている状態だと、血行が悪くなってしまいます。静脈内に溜まった老廃物は、毒素となって血管の外に染み出てきます。毒素はやがて皮膚下まで達して滞り、毒素は吹き出物となってしまいます。

また、リンパ液は血液のように心臓のようなポンプを持っていないため、筋肉の収縮によって老廃物を運びます。しかしお尻の圧迫によってリンパ管が潰されると、リンパ液が滞り、吹き出物の原因となってしまうのです。

吹き出物の種類

にきび

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にきびは「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚疾患の一つです。皮脂腺から分泌された過剰な皮脂が毛穴に充満し、毛穴の壁を過剰に厚くして毛穴を塞ぐことで起こります。

にきびには様々な状態があります。非炎症のコメドや白にきびは炎症を起こしておらず、角栓として皮脂を取り除ける状態です。また、皮脂が酸化した黒にきび、にきび痕含めてにきびと呼びます。

コメドや白にきびの状態に、アクネ桿菌が繁殖することで炎症を起こします。いわゆる赤にきびや黄にきびといわれるものです。にきびを悪化させないためには、非炎症の白ニキビの時点で、角栓を取り除くことが大切となります。

毛孔性苔癬

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毛孔性角化症ともいいます。お尻以外にも二の腕にできやすく、小さいざらざらしたブツブツが特徴です。遺伝が原因と推測されていますが、感染性はなく健康上も特に問題はありません。ただ、やはりブツブツしているので見た目も気になりますよね。だからといって、タオルでごしごししたり、無理やり丘疹を潰そうとするのはご法度です。

毛孔性苔癬の原因は、水分が失われ角化し肥厚した皮膚です。皮膚に刺激を与え乾燥すると、症状はひどくなる一方です。まずはまずは尿素配合のクリームなどで硬くなった皮膚を柔軟にすることから始めましょう。

粉瘤

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にきびと思って放置しておいたら、いつまでも治らない。おかしいなと思って潰してみると、中から恐ろしい臭いを放つ白い液体が出てきたことはありませんか?これが粉瘤です。

皮膚の中に皮膚と同様の構造をもった「袋」ができ、内部に角質や皮膚の垢が溜まっていきます。この角質や垢などが臭いの正体です。毛穴にできるにきびと違い、袋を取り除かないとまた垢が溜まってしまうことがあります。なぜ皮膚の中に袋ができるのか原因はさまざまですが、ウイルスや外傷性、毛根を形成する組織の一つだともいわれます。

無理に潰したりすると、細菌感染を起こすことがあり、小さいうちに取り除かないと、粉瘤の袋が大きくなり皮膚と癒着して、手術で取り除く場合に大きな傷痕となる可能性があります。

きれいに治す方法

お尻を清潔に

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お尻は蒸れやすいく、また体重もかかることから皮膚も厚くなりがちです。雑菌のほとんどは湿気が大好きな上に、角質の肥厚した皮膚は、繁殖場所として好条件といえます。

お尻は洗いにくいところではありますが、毎日清潔にしましょう。できればシャワーで済ませるのではなく、お風呂に入ることがベスト。お風呂に入るだけで皮膚の垢の80%を落とせるといわれます。入浴に加え、入浴では取れない汚れを優しく洗うようにすれば、皮膚にかかる負担が最小限に抑えられます。

お尻もきちんと保湿を

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皮膚の角質層には保湿作用があり、天然保湿因子(NMF)やセラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分によって皮膚の水分は保たれ、また水分が逃げないように皮脂膜で覆っています。

しかし、お尻は体重がかかる上に、下着やズボンの上げ下ろしなどで摩擦が多いため、角質層がはがれやすく、保湿成分も壊れがちです。その上、顔や背中に比べ皮脂の分泌も少ないので、余計に乾燥しています。

シャワーやお風呂から上がり体を拭いたら、できるだけすぐにボディクリームやボディミルクなどで保湿をしましょう。皮膚が柔らかいうちの方が皮膚への吸収もよく、保湿効果も高まります。もし吹き出物がひどいときは、オロナインなどの消炎効果のあるクリームを塗るのも良いでしょう。

マッサージで血行促進

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お尻に吹き出物ができるのは、老廃物が溜まっていることも原因の一つです。お尻の深部にはリンパ管が通っており、さらに臀部を通って鼠径リンパにつながっています。

お尻の付け根の当たりをほぐし、お尻の横のラインを通って、鼠径リンパに流すようにマッサージしていきましょう。マッサージするには、ベビーオイルも悪くはありませんが鉱物由来のものは、敏感肌の方には刺激が強すぎることがあります。

天然のオリーブオイルやグレープシードオイルは、ビタミンEが豊富で酸化もしにくくておすすめです。また、鮫由来のスクワランは、人間の皮脂に最も近いといわれているので、刺激も少ないといえます。

ひどい場合は皮膚科に

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吹き出物がひどいときは、できるだけ早めに皮膚科に行くことをおすすめします。吹き出物がなかなか治らない場合は、思いもよらない病気が隠れていたりすることも多く、判断を間違うと治りが遅くなるばかりか、悪化してしまうこともあります。

また吹き出物は繰り返すと、色素沈着やシミになってしまうこともあります。黒ずんだお尻とならないためにも、早めに治療していた方がよさそうですね。

予防する方法

下着を見直してみる

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下着は小さめで可愛いものを身につけたいのが女心ですが、サイズが合わないものをつけていると、皮膚を締め付けてしまいます。本来下着には、汗や皮脂汚れを吸収して体を清潔に保ったり、衣服内の温度変化から体を守るなどして、快適な状態を保つ役割があります。

綿100%の下着が良いとされるのは、綿の水分の吸収率が良く、通気性も優れているから。汗や皮脂を吸いにくい素材では、皮膚が蒸れてしまい吹き出物の原因となってしまいますので、素材を見直してみることも大切です。

洗うときは優しく丁寧に

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手が届きにくく、また皮膚も厚いので、ついついゴシゴシ洗いがちですが、お尻は普段から体重がかかりこすれている部分ですので、強く洗ってしまうと皮膚がダメージを受けてしまいます。

お尻を洗うときは丸みに合わせて優しく丁寧に洗いましょう。また、ナイロンのタオルは使いすぎると黒皮症となる可能性もあるので、できるだけ天然素材のタオルを使うようにしましょう。

睡眠でターンオーバーを正常化

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基本的に肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の周期は、28日といわれますが、年齢とともに周期が遅くなり、ターンオーバーがうまくいかないと、シミやくすみの原因となってしまいます。

肌は夜10時から夜中の2時ごろに新陳代謝が高まります。これを「肌のゴールデンタイム」といいます。夜の10時までには布団に入り、夜中の2時には深い眠りについて、正常なターンオーバーが行われるようにしましょう。

まとめ

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いかがでしたか?血行不良が吹き出物の原因になるなんて、意外でした。皮膚も器官の一部ですので、新陳代謝をアップさせないと、やはり衰えてしまうものなのですね。

また、彼とのデートの際、気合いを入れて可愛いランジェリーを着てても、お尻にブツブツがいっぱいだなんて、全然セクシーじゃないですよね。素敵な女性は、見えない部分も手入れを怠らないものです。

特に夏は水着になる機会も増えます。突然のお誘いもお尻のブツブツが気になって断ることがないよう、日々お手入れをしてた方がよさそうでですね。