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花粉症の検査って?子供と成人では耳鼻科での検査方法に違いが?!費用や各地での病院なども紹介!

花粉症の検査は受けてみたいけどどんなものなのか知らない人も多いかと思います。ここでは、花粉症やアレルギー検査について成人と子供での違いや費用、受診する科などを詳しくみていきます。そして、各地での病院なども紹介します。



花粉症検査は何科で行うの?

成人の場合は何科?

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成人の場合は、花粉症やアレルギー検査は何科で行うか知っていますか?通常、花粉症やアレルギーの症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、湿疹、蕁麻疹などが考えられますので、耳鼻咽喉科や耳鼻科、皮膚科を受診すると思います。症状から花粉症などが疑われる場合だけでなく、患者さんが希望して検査の必要があると思われた場合は、それらの病院で、花粉症やアレルギー検査を行ってもらえます。

子供の場合は何科?

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子供の場合は、小児科がいいのか、耳鼻科や皮膚科がいいのか迷うところだと思います。検査や治療に際して多くの知識や経験があるのは、耳鼻科や皮膚科です。ですから、子供の場合は耳鼻科や皮膚科を受診されるとよいでしょう。花粉症やアレルギー検査が必要に応じて行われます。費用は、子供の場合でも保険適応される場合があります。

花粉症の検査:耳鼻科での流れ

耳鼻科での検査の流れ

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耳鼻科以外の皮膚科などでも、検査に先駆けて、問診が行われます。くしゃみがあるか、鼻づまりはあるか、目やのどに痒みがあるかなどの症状の有無や発現し始めた時期などが聞かれます。症状により単なる風邪か花粉症かの診断に役立ちます。その他に、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの有無、家族歴、職業や環境などについても問診されます。

花粉症の検査方法として、鼻水の顕微鏡検査が行われます。また、鼻の粘膜の色や、鼻水の性状を観察するために、鼻の視診が行われます。スギ花粉症では鼻の粘膜が薄赤になるのが特徴です。

血液検査をすることで原因物質に対する抗体が高くなっているか分かります。どの花粉に対してまた、どのアレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)に対して陽性かどうかだけでなく、自分のアレルギーの強さが分かるため、どのくらい強い薬が適しているか判断できます。花粉症以外にも、ハウスダストなどの検査ができます。そして、薬が処方されます。

子供の耳鼻科の検査も同じ過程をたどりますが、血液検査は子供には難しい場合もあるため、キットによる検査が行われます。耳鼻科の料金は検査内容により異なってきます。検査の費用は、保険適応される場合とされない場合があります。

花粉症の検査方法

非特異的IgEと好酸球検査

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花粉症やアレルギー疾患を疑ったときに最初におこなわれることが多い検査は、非特異的IgEと好酸球検査です。この2つはアレルギー疾患を持っている人は高い値を示すことが多く、どの程度のアレルギー体質かを知る手がかりになるからです。

アレルギーが原因の症状の場合は鼻水の中に好酸球というアレルギーのときに見られる細胞が増えます。顕微鏡で細胞の数を数えます。血液検査では、不特定のIgEの合計である非特異的IgEの量を調べます。

RASTによる検査方法

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ある特異的なアレルゲンに対するIgEを個別に調べることを、特異的IgE検査(RAST)と言います。自分はどのような花粉にアレルギーがあるのかを調べる検査となります。花粉症の場合は、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどに対する値が調べられます。

RASTの検査結果は数字で出ます。RASTの数字の大きさは、必ずしも実際のアレルギーの重症度と相関しません。が、参考にはなるので、病院によっては、検査結果の数字によってお薬の種類を決めるところもあるようです。通常血液検査は、5歳未満ではできない病院が多いようです。

プリックテスト

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プリックテストはその場ですぐ(数十分後)結果がわかる検査です。通常は乳幼児のアトピー性皮膚炎の原因が食物やハウスダスト、花粉かなどを調べる検査です。子供でもできます。

前腕の皮膚に細い針で、浅く傷をつけ(プリック)、そこに草木の花粉やハウスダスト、食物などの抽出物から作られたアレルゲンエキスを1滴ずつ落とします。15~20分後、これらの物質に対してアレルギーがあれば、プリック部は赤味を帯びて中央が盛り上がり(膨疹)、かゆみがでてきます。膨疹が5mm以上、その周囲の明らかに赤くなっている部分が10mm以上なら陽性と判定されます。

花粉症の人の中には、口腔アレルギー症候群といって、特定のフルーツなどを食べた後に唇やのどに違和感がみられるアレルギーを持つ人がいます。口腔アレルギーは、特定の花粉に対して果物などのアレルゲンが交差反応をすることによって起こります。プリックテストは、口腔アレルギー症候群では非常に有効だそうです。

キットによる検査方法

成人の場合

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通常の血液検査では、一つ一つアレルゲンを指定していくつかについて検査するのですが、スクリーニング検査といって一度に検査するためのキットがあります。MAST33という優先度の高い33項目を一度に調べる検査キットと、Viewアレルギー36という検査キットがあります。

花粉症の原因であるスギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カモガヤ、ブタクサ混合物、ヨモギの花粉をはじめ、ハウスダストやペットのフケ、アスペルギルス、ソバ、小麦、ピーナッツ、大豆、米、エビ、カニ、ミルク、牛肉、鶏肉、卵白などの食品などが調べられます。

子供の場合

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0歳の子供からお年寄りまで実施できるImmuno CAP Rapidというアレルギー簡易検査キットは、採血が苦手な方でも、ストレスなく検査を受けることができます。指先に針を刺して、血液を採取するため、子供でもできる検査です。

スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、イヌ、ネコ、ダニ、ゴキブリの8津のアレルゲンに対して迅速に検査することができ、一度の通院で治療が開始できます。

検査時間

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通常のRASTなどの血液検査の場合は、検査結果が出るまで3~4日かかります。MAST33やViewアレルギー36の場合、検査結果が出るまで約1週間かかります。このため、再診して検査結果を聞いてから治療が開始されます。

子供も使えるImmuno CAP Rapidの場合、約20分とその場で検査結果が分かりそのまま治療が開始されます。忙しい人や花粉の選択肢が少なくてもよい人は、後者のほうがいいかもしれませんね。

検査時期

いつ検査したらいいの?

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花粉症の症状は、治療を始める前にアレルゲンを特定することで、花粉症を起こりにくくすることができます。ですから、以前から花粉の時期に症状があった人などは、花粉が飛散する時期の前に検査をして、花粉を日常的に取り込まないようにしたり、花粉の飛散前に予防的に治療薬を服用することで症状を軽くすることが可能になります。

ですが、花粉と言っても、春のスギ花粉をはじめとして、5月~8月頃にはカモガヤや、ブタクサなどの草本類の花粉もあります。自分で予想するのは難しいため、花粉症の症状があらわれたら、なるべくすぐに検査を受けるとよいでしょう。アレルゲンを特定することにより、少ないお薬で症状も軽くて済みます。

検査費用はどれくらい?

保険適応する場合

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病院を受診して支払う場合、保険で決まっている通常の診察料に加えて、花粉症やアレルギー検査の費用として検査実施費用や検査費用などの合計となります。アレルギーを疑わせる症状があって、医師の判断のもとで行う検査は保険適応となります。

例えば耳鼻科の費用は、花粉症の初診時の診察料が1,510円で、非特異的IgEと好酸球のみを調べた場合1,200円プラスとなります。さらに、6種のRAST(スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨボギ、ハウスダスト)を調べた場合3,180円プラスとなります。

MAST33

やView36検査をする場合は、保険適用の場合、窓口負担は6,000円程度だそうです。この場合は、検査結果を次回聞くために通院しますので、再診料がかかります。費用は子供の場合も同じような計算ですが、Immuno CAP Rapidを行った場合は3000円程度プラスとなります。

保険適応しない場合

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患者さんの希望により、アレルギーを疑わせる症状がないのにスクリーニングで行う検査はすべて実費(保険適応外)となります。医師が診察して、検査を必要と認めないのに患者さんの希望によりアレルギー検査を行う場合には検査費用のほか診察料もすべて実費となります。

保険適応の場合は自己負担は3割ですみますが、保険適応でない場合の検査料はかなり高額となります。医師に確認してから、検査を行うのかどうか決めたほうがいいでしょう。

花粉症やアレルギー検査のできる病院

花粉症やアレルギー検査のできる東京の病院

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病院検索サイトホスピタで耳鼻咽喉科や花粉症で検索したり、QLifeの病院検索で花粉症を検索して地域を指定することで、自分の近くの病院を探すことができます。QLifeの病院検索では、口コミも掲載されていますので、参考になります。

例えば、ホスピタでは昭島市には、7件の耳鼻咽喉科があります。QLifeの病院検索で口コミの多い太陽こども病院は、小児科と耳鼻咽喉科です。

花粉症やアレルギー検査のできる千葉の病院

千葉県の柏市では、19件の耳鼻咽喉科があります。柏市で有名な耳鼻咽喉科として池松耳鼻咽喉科の口コミが多くあります。

花粉症やアレルギー検査のできる大阪の病院

大阪市中央区には、23件の耳鼻咽喉科があります。なかむらクリニックでは、花粉症のレーザー治療も受けれるそうです。

花粉症やアレルギー検査のできる福岡の病院

福岡市中央区には、25件の耳鼻咽喉科があります。吉田耳鼻咽喉科は、患者さんが多く説明が丁寧と評判が良いようです。

まとめ

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花粉症の検査は、主に耳鼻咽喉科や皮膚科で行われています。内科や小児科でも対応している場合もありますので、かかりつけの病院がある場合は医師に確認するといいですね。

検査としては、問診のほか、鼻の視診などが行われ、花粉症の検査が必要な場合は、血液検査や、スクリーニングキット検査、簡易キット検査などが行われます。検査でアレルゲンが確定すると治療が始まります。ですから、花粉症の症状が以前あった人は花粉の飛散前に、花粉症の症状があらわれた人はなるべく早く病院で検査を受けたほうがよいでしょう。

検査の費用は、保険適応がある場合は、自己負担3割で済むのですが、保険適応のない場合は全額自己負担になりますので、医師に確認して検査を受けたほうがよいでしょう。検索サイトや口コミで自分にあった病院を探して検査を受けましょう。