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花粉症で喉痛が出た!?風邪のような症状がでる?痰や鼻水などの原因やマスクなどの3つの対処法を説明

花粉症の季節がくると鼻水は出たり、喉も痛くなってきたりしませんか?実は喉の痛みも花粉が原因なのです。花粉症は鼻の症状だけではなく人によって、目がかゆくなったり肌がかゆくなったりする人もいます。こちらでは喉が痛くなる症状を紹介していきます。



花粉症とは

花粉症とは、花粉やハウスダストが原因でおこる急性アレルギー症状です。厚生労働省によると、国民の約20%もの人がスギ花粉症の症状あると訴えています。約5人に1人が花粉症と言われているのです。2016年は日本気象協会の発表によると、2月13日から杉の花粉が飛び始めたことを確認しています。毎年悩まされる花粉症の主な症状や原因は一体どこにあるのでしょうか。

花粉症の症状

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花粉症の症状は急性アレルギー性鼻炎の一種で、鼻水(鼻汁)、鼻づまり(鼻閉)、目の痒み、くしゃみ、ボーッとするなどです。鼻水は水様性でサラサラしていますが何しろ量が多いので、鼻づまりを起こします。鼻づまりが起こると、酸素の供給が下がるので、頭がボーッとしてきてしまいますね。

鼻が詰まっているとあまり考え事ができないと訴える方もいるほどです。鼻づまりの副産物と言えるのが、鼻をかみすぎて鼻の下が荒れてしまいとても痛いのです。「鼻セレブ」というティッシュの登場によりかなり救われた人は多いでしょう。

また、目の粘膜が充血し真っ赤になって猛烈な痒みが起こります。そして、掻けば掻くほどに痒みが増していってしまうのも大きな特徴と言えます。その他にも喉が痛くなることもあります。

花粉症の原因

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では、なぜこのような症状が起こるのでしょうか。鼻の役割は、鼻から入ってきた空気に湿気を与え、温めたり冷やしたり適温にして肺に届くまでに体にあった空気にかえることです。そして、鼻毛が外から入ってきたゴミやほこりをキャッチしてちょうど空気清浄機のフィルターのような役割をしていて、その鼻毛を鼻水で綺麗に洗い流しています。

あまりにもたくさんの花粉やゴミやほこりが鼻の中に入ってきてしまうと、鼻毛では取りきれず、鼻の中になる粘膜に花粉やゴミやほこりが付着してしまいます。この、粘膜についてしまった花粉が体にある反応を引き起こすのです。

アレルギー反応

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目や鼻などの粘膜部分には「肥満細胞」という細胞があります。肥満細胞は太っていることとは、まったく関係はありません。細胞の見た目がふっくらしているので「肥満細胞」と言われています。この肥満細胞は免疫系にとても重要な働きをしています。

鼻の粘膜に花粉がつくと、体は変なものが入ってきた!と察知してそれを攻撃して、無害化します。これが免疫反応ですが、この免疫反応が強すぎてしまい様々な症状を引き起こすことをアレルギー反応と言います。そして、このアレルギー反応を主に引き起こすのが「肥満細胞」です。

鼻の中に入ってきた花粉を攻撃する部隊を「抗体」と言います。種類は「IgE抗体」と言われるもので、この抗体が花粉を粘膜部分でキャッチすると肥満細胞が活性化し「ヒスタミン」を作り出します。このヒスタミンが多すぎると厄介で、痒みを引き起こし鼻水をどんどん出し、神経を過敏にさせてさらに異物感を高めて喉が痛くなったり、鼻水がでたりします。

アレルゲン

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この抗体に攻撃されてしまう物質を「抗原」といい、さらにアレルギーを引き起こす物質を「アレルゲン」と言います。花粉症の多くの方が、花粉がアレルゲンとなり、この花粉症の症状を引き起こしているのです。このアレルゲンは人によって違いますので、どのアレルギーを持っているかは、病院に行って検査して貰えば調べることができます。

花粉症からくる喉の痛み

花粉症の症状と一緒に喉の痛み、喉の違和感を訴える方がいます。では、喉の方ではどうなっているのでしょうか。

花粉症からくる喉痛の症状

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花粉からくる喉の症状は、喉が痛い、イガイガする、喉が痒い、咳がでるなどです。夜寝るときは大丈夫だったのに朝起きたら猛烈に喉が痛かったことや、花粉の季節はくしゃみも出て咳もでてとにかく顔が忙しい!ちょっと落ち着いてきても、なんだかイガイガしたり喉が痒かったりとにかく、喉の違和感がものすごい。唾液を飲むと結構痛かったりして、風邪をひいたかな?と思ってしまうほどです。

花粉症からくる喉痛の原因

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花粉症の症状と一緒に喉が痛くなるのは、鼻が詰まってしまって、口呼吸になってしまったことによる喉の乾燥と、喉の粘膜にも「肥満細胞」がいるのでヒスタミンが分泌されていることが、原因のほとんどだと言われています。

花粉症になると、とにかく鼻水がたくさんでます。鼻水がたくさん出すぎて、鼻が詰まってしまうと必然的に口呼吸になってしまいます。体にとって口呼吸はあまりオススメできるものではありません。鼻というフィルターを通さずに外気が直接体の中に入ってくるので、異物も多く、喉も外気から守ってくれる機能をたくさんは持っていないので、喉がやられてしまいます。そうして起こるのが、喉の乾燥です。

・・口呼吸による喉の乾燥

口呼吸によって喉の乾燥が起こると、イガイガしたり口臭が強くなったり、咳、痰、異物感、痛みを引き起こします。また、酷くなってくると細菌に感染して炎症を起こし、熱感や腫れぼったい感じがしてきます。そして、しゃべったりものを飲み込んだりするときに痛みを引き起こします。これが、花粉症のときに感じている喉の痛みだと言われています。

・・花粉による喉の炎症

さらに、喉の粘膜にも鼻の粘膜と同じように「肥満細胞」があり、口呼吸によって入ってきた花粉が喉の粘膜にもついてしまい、それを感知した抗体が花粉をキャッチして肥満細胞が活性化されてヒスタミンが分泌されます。そして、喉の粘膜が炎症をおこし腫れぼったい感じや違和感、異物感、イガイガ、痛みを引き起こします。

口呼吸による乾燥も、花粉による喉の炎症も、症状はほぼ同じですので、今自分の症状がどちらが原因で起こっているのか、ということはわかりませんが、どちらも合わせて併発している可能性が高いです。

風邪との見分け方

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さらに、通常の風邪とも喉の症状はほぼ同じです。ただし、風邪の場合は、喉以外の症状が違います。花粉症の場合は鼻水が無色透明で水様(サラサラ)です。寒気(悪寒)はありません。痰も無色透明で、強い発熱はありません。そして、季節性なので花粉が飛んでいる間は持続して症状がで続けていることが大きな特徴です。

風邪の場合は、悪寒があり、強い発熱があったり、鼻水が粘稠(ドロドロ)で黄色く、痰も黄色や緑のものがでます。全身症状も伴いますので、倦怠感(だるさ)があります。そして、短期間で治っていきます。

喉痛の対処方法

マスクをする

男の気持ち悪い

Man feeling bad.

鼻が詰まってしまって、口呼吸になってしまうのはどうしようもありません。口から入ってくる空気を刺激の少ないものにする必要がありますので、マスクをすることが最適です。マスクは、空気中のゴミや花粉をキャッチして、クリーンな状態にしてくれます。そして、吐く息に含まれている水蒸気がマスクの中に止まってくれるので、空気に適度な湿気を含ませてくれます。

保湿をする

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マスクだけでなく、水をこまめに飲むことによって喉の粘膜を潤します。大抵の乾燥の症状は水を飲むことによって改善することができます。花粉の季節は常にマイボトルで飲み物を携帯し、口の乾燥を感じる前に口の中を潤す程度に含ませて飲み込むことがオススメです。

免疫力をつける

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アレルギー症状は免疫機構の暴走と言われています。免疫が働いていないわけではないのですが、働きすぎてしまい必要以上に症状を重くしてしまいます。ですから、免疫力が正しく働く必要があります。

免疫力が正しく働かない原因は、強すぎるストレス、食生活の乱れ、生活習慣の乱れだといわれています。強いストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れます。特に交感神経が優位になってしまう、と言われています。交感神経が優位になってしまうと、ゆっくり休めなかったり、体力を消耗してしまったり、様々な不調が現れます。これを自律神経失調症といいます。自律神経が乱れると、免疫が正しく働くことができません。

食生活の乱れも同様です。食生活が乱れてしまうと、日々の暮らしの中で失われていく体の成分を上手に補給することができず、元気な細胞が作れなくなります。そうすると、抵抗力の弱い体になってしまうことで、免疫力が正しく働けなくなってしまします。

生活習慣の乱れは、ホルモンの乱れを引き起こします。喫煙の習慣があったり、運動不足、睡眠不足などは、ホルモンが正しく働かなくなります。睡眠不足で成長ホルモンがうまく働かなくなると、体は疲労が抜けずやはり、免疫力が正しく働かなくなります。

こういったことから、やはり快適な生活習慣とストレスの発散方法、そして、正しい食生活を意識してみることがとても大切です。

喉の痛みに有効なもの

蜂蜜

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喉の痛みには蜂蜜がとっても効果的です!蜂蜜は殺菌作用、収れん作用が強く、喉についた菌を殺菌してくれて、炎症を鎮めてくれます。そのまま蜂蜜をティースプーン1杯喉に行き渡るようにゆっくり飲むのも良いです。蜂蜜はどろっとしているので、しっかり患部に行き渡ります。

蜂蜜大根

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はちみつ大根は喉の炎症を抑えるのにとても重宝します。

レシピ

はちみつ 100g

大根 100g

作り方

大根を1cm角のサイコロ状に切り、コップに入れます。

その大根にはいちみつをかけて冷蔵庫に2~3時間置いておきます。

大根に全部はちみつがかかっていなくてもOKです。最初はどろっとしていたはちみつが2~3時間後にはサラサラになります。最後に大根を取り除いて完成です。

これを1日3回ティースプーン1杯程度喉に行き渡るように飲み込みます。あまり日持ちがしないので、2、3日で使い切りましょう。

まとめ

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花粉症からくる喉の痛みは、口呼吸による乾燥とアレルギーによって引き起こされます。しっかり養生して、免疫力をつけ、喉の保湿を心がけましょう。疲れがたまっている場合は、しっかりお風呂に入って、元気な体を取り戻すことも大切です。喉が痛いときの、はちみつ大根はとってもオススメです。ぜひ活用してみてくださいね!