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おでこの吹き出物が気になる!ストレス・妊娠・病気が原因!?正しいケアで大人ニキビを撲滅!

ある朝、お化粧をしようと思ったら、おでこに吹き出物が!目立つし、気になるし、赤く腫れていれば痛い!嫌ですよね。美肌の敵、おでこの吹き出物について、知識と生活の知恵、手入れの仕方などを見ていきましょう。



気になるおでこの吹き出物(大人ニキビ)

うわ、鏡を見たら、おでこに吹き出物ができている!大人ニキビともいわれる吹き出物、目立つし気になるしお化粧しづらいし、場合によっては痛かったりして、とても嫌なものですよね。

若いころにニキビができていたころ、下手にいじっちゃダメと言われてましたよね。大人になってもそれを思い出しませんか?

吹き出物とは、毛穴に皮脂や汚れが詰まった時に炎症が起きて腫れあがることを言います。そういう意味では若いころのニキビと同じものなのですが、もう「青春の証」とか言っていられません。どうしたらいいんでしょう…まずは「おでこの吹き出物」ができるメカニズムを見ていきましょう。

なんでできてしまうの?その原因は?

前髪が刺激しているかも?

髪の毛って、実は結構汚れているもの。夏、暑いときに、結構頭から汗が流れ落ちてきたりしませんか?頭には皮脂腺や汗腺がたくさんあるため、家にじっとしていて汚れるようなことを何一つしていなくても、勝手に汚れます。

夏じゃなくても、体の他のところよりもたくさん脂を出すのが頭です。そのうえ、いったん外に出ると、排気ガスなどで汚れます。お外の汚れが、脂のついた髪の毛についてしまいます。

その髪の毛で、おでこの吹き出物を隠してしまうと、汚れを吹き出物につけちゃっているようなもの。気持ちはわかるんですけれども…隠せるものなら隠してしまいたい。でも、気を付けていたいところです。普段前髪を下ろしている人も、おでこに吹き出物ができてしまっているときは、思い切って前髪を上げてしまいましょう。

正直な話、他人は自分が思っているよりもヒトのおでこに吹き出物ができていることなんて気にしていません。そんなことより吹き出物を早く治すことが大事です!

シャンプーやコンディショナーの刺激は大丈夫?

髪の毛を洗うとき、シャンプーやコンディショナーは当然おでこにも付いてしまいます。もしもおでこにシャンプーが付かない洗髪をしていたら、生え際が洗えていないということなのでちょっと考えもの。それはそれでおでこの吹き出物の原因になってしまいます。ちゃんと生え際まで洗っていたとして、流すときはどうでしょうか?

髪の毛と頭を洗い流すことは、みなさん頑張っていると思いますが、その先、おでこはどうでしょうか?逆に、シャンプーのついてしまった顔を洗い流すことはされると思いますが、前髪の生え際、ふちまで洗い流しているでしょうか?「やっている…と思う」という方がほとんどではないかと思います。

おでこに残ってしまったシャンプーやコンディショナーは、汚れと同じですから、お肌を刺激します。当然毛穴に詰まってしまえば吹き出物ができてしまいます。

それともう一つ、シャンプーやコンディショナーはそもそもお肌に合っていますか?髪を洗った後に、何となく地肌がカユカユになってしまうことはありませんか?お肌が荒れて皮膚が剥がれ落ちてしまうと、フケになりますよね。

その皮膚が、合わないシャンプーやコンディショナーのせいで傷んでしまっている毛穴に詰まってしまったら、やはり吹き出物の原因となります。もっと悪いと、その成分のアレルギーが出てしまってお肌が傷んでいるなんていう、怖い話も…。

髪の毛を洗う時のこと、ちょっと気にしてみてください。ここが改善しておでこの吹き出物が治るようならば、髪の毛だってきっとイキイキとしてきます。一石二鳥で嬉しくなっちゃうはずですよね。

食べ物、糖質や脂質の取りすぎだったりして…

前述の通り、吹き出物は皮脂が毛穴に詰まってしまっても起こります。おでこはTゾーンと呼ばれる脂の多く出る場所ですよね(他には鼻やあごもそうです)。そもそもおでこは吹き出物が出やすい場所なんです。そこに、普段の生活の中で、さらに脂が出るようなことを実はしてしまっている!なんてあんまり考えたくないですが…起こっていることです。

多くの女性は甘いものが大好き!シュークリームやチョコレート、ショートケーキにアイスクリーム…嬉しくなっちゃうような言葉が並びました。でも、洋菓子の多くは、お砂糖と油を多く使っています。お砂糖がないと甘くなりませんし、バターや生クリームはマストですよね。

みんなが気軽に入るカフェで、ちょっと甘いドリンクを頼むと、その上にホイップクリームがどっさり乗ってきたりなんてことも…。

その他、「外食でおいしいものを食べてきた(はあと)」なんて嬉しくなっているところにも水を差しちゃいます。外食で食べられるものは、美味しく食べさせるために、油やお砂糖を大量に使っているんです!

油やお砂糖は旨味になりますので、使われていると美味しく感じるように人間の舌は出来ているのです。お菓子を食べたわけじゃない、和食のお店で定食を食べただけなのに…と思っても、そこには煮物のお砂糖、揚げ出し豆腐の油、その他諸々…健康そうに見えるのに、とちょっとがっかりしてしまいます。

油の過剰摂取がお肌に悪いのは、何となくわかりますよね。体に必要のない油はお肌から出ていくか、いつか油が足りなくなった時のために脂(脂肪ですよ!)としてため込まれます。単純に顔が脂っぽくなって、そうでなくても脂っぽいおでこに吹き出物ができてしまうこと、そして、太ってしまって多く汗をかくようになると、余計お肌が脂っぽくなります!怖っ!

でも、どうしてお砂糖が吹き出物の原因になってしまうのでしょう?普段私達が食べている精製されたお砂糖は、体に入ると活性酸素を多く作り、活性酸素が悪くする脂とタンパク質が結合すると、体のあちこちを老化させる物質になってしまうとか。当然お肌の調子は悪くなり、嫌な脂がおでこに吹き出物を作ってしまうことに…。

うがー!ストレスが悪さをしていることも

ほんの微量で数々の体の働きをつかさどるホルモンのうち、男性ホルモンというものがあります。男性ホルモンは「敵が来た!緊急緊急!闘うか逃げるか、どっちかにしろ!」というホルモンです。

大昔、原始のころの人間は、狩りや集落の警護を男性がやっていたと考えられています。多くの動物も、メスをめぐって闘ったり、なわばりを守ったりするのは大体オスです。

男性ホルモンは男らしさを形成するために必要なホルモンですが、男性にしか出ないわけではなく、女性にも出ますし、適量は出ていないと困るものです。

…が、ストレスが多い生活をしていると、古来の男性の生活をしちゃっているのと同じ状態になります。つまり、毎日が闘いなのです。むかつく上司に嫌味を言われながら書類を突き返され、お局様に給湯室の空気を支配され、先輩にはミスを押し付けられ、後輩は教えた仕事のメモも取らない…。

これは果てしなく、辛い闘いですよね…。それは、立場は違っても同じ。お子さんを抱えたお母さん、恋愛でてんやわんやの人や反対の干物女の人、お姑さんとバトルをやっているお嫁さん、etc…

そのストレスに、「戦争が始まったぞ!」と感じた体では、男性ホルモンが頑張っちゃいます。男性ホルモンは皮脂腺という油を出すところを活発にする働きもするので、顔も脂っぽくなっちゃいます。とりわけTゾーンがテカテカになって、気づいたらおでこに吹き出物が、ということになってしまいます。

なんと、内臓の不調からくる場合も

もしも「最近胃の調子が悪いなあ」とか「お腹が…」という人のおでこに吹き出物ができているとしたら、それは実は関係があるようです。「おでこに吹き出物ができる時は胃腸の調子が悪い」というのは割と一般的に言われていることみたいで、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

胃腸がうまく機能していないと、食べたものの消化がうまくいかず、未消化の食べ物が体の中に残ってしまいます。それがお腹の中で腐敗したり、ガスを発生させたりすることで、毒素として働いてしまうことがあるようです。

それに、必要な栄養素が取れなかったことで、ビタミンなどの栄養素が足りなくなり、肌を健康に保つ機能が弱ってしまうということもあるとか…。

飲み会続きの時などには、ちょっと羽目を外して食べ過ぎ・飲み過ぎてしまい、次の朝後悔したりすることってありますよね。そういうときの体の中では、胃が一生懸命食べたものを消化しようと頑張って、血液を胃に集めています。

結果、肌に来るべき血液が減ってしまい、そこに入っているはずの栄養がお肌に届かず新陳代謝がうまくできなくなっておでこの吹き出物の原因となることもあるという話です。

え?!妊娠でも出るの?

さらに、妊娠しているときにもおでこに吹き出物ができることがあるようです。特に妊娠初期から中期にかけて、女性ホルモンが大幅にバランスを変えます。その時に増える「黄体ホルモン」というホルモンが、皮脂の分泌を活発にしてしまって、結果Tゾーンがテカテカに、おでこには吹き出物…という状態になるようです。

黄体ホルモン自体は妊娠に必要なホルモンで、けっして悪者ではないのですが、お肌に対しては悪さを働くことが多いみたいです。もちろんこの理由でのおでこの吹き出物は妊娠時特有のものですので、出産が終わってしまえば自然と落ち着くものですが、出産を終えたころには体は疲れ切っていて肌も荒れていることかと思います。

さらに、赤ちゃんのサイクルで起きなければいけないことなどのストレス、お肌の手入れにまで手が回らない忙しさと、おでこの吹き出物が居座ってしまう原因ができてしまいそう…。

お家でのケア、治し方

洗顔方法を見直してみて!

まずは、毎日必ずお化粧を落とすこと!これはマストです。顔にずっとお化粧をくっつけたままにしておくと、お化粧品の脂が酸化して、汚い汚れと同じ役割を果たします。それをずっと付けたままで「なんかこの頃おでこに吹き出物が出来ちゃって…」という愚痴はダメ!どんなに疲れていても洗顔してから寝るようにしましょう。

そして、クレンジングや洗顔料が肌に合っているか、チェックしてみましょう。顔の脂を取ることを一番の目的に据えている「ニキビ専用」のものは、皮脂の分泌が活発なティーンのためのものです。大人はティーンよりも脂の量は少ないので、それほど脂を取ることに特化しなくてもきちんと洗えます。

そのほか、洗うと顔が赤くなる、ピリピリするなど、合わないな、と思ったら、自分に合った洗顔料を探してみましょう。洗顔の時は、洗顔料を泡立て、泡で顔を洗うようにするといいようです。あまり泡立てずに肌をこするようにして洗うと、肌が刺激を受けて過敏になり、吹き出物にはよくないようです。

そして、流すときは、髪の生え際をしっかり流すこと!髪の毛があるので濡らしたくないがためにあまり生え際を流さないことはあるかと思います。でも、その洗顔料の残りは、汚れになって残ります。洗顔の時はヘアバンドなどで髪を全部上げて、顔の縁の縁まで丁寧に洗い流しましょう。

化粧水や乳液の選び方や使い方

化粧水や乳液も、肌に合ったものであることが大事です。さっぱりタイプとしっとりタイプがありますが、どちらを使っていますか?顔がギトギトになってしまう人ならともかく、混合タイプの人はTゾーン以外は乾燥していることもよくありますよね。

Tゾーンの脂も、大人でそこがテカテカするときは、仕事が忙しすぎてストレスが溜まっているときや食べ過ぎ飲みすぎの時など限定されているかと思います。また、しっとりしすぎるタイプが合わない人もいらっしゃると思います。

今の自分に合っていない化粧水や乳液を使っていると、もちろんお肌には負担になります。そしてやはり、肌を守るために脂がたくさん出て、結果余計な脂でおでこに吹き出物ができてしまうなんてことにもなりかねません。

一度、お肌と相談してみてはいかがでしょうか?自分でわからなくなってしまったときには、化粧品売り場の美容部員さんなどに相談するというのも手です。きちんと数値を測ってくれたり、肌の様子を直接見てくれるなどして、お肌に合った基礎化粧品を勧めてくれることでしょう。

ビタミンA、B、Cが豊富な食事

ビタミンはお肌の健康に欠かせません。栄養が偏るとこれらの栄養素が不足して、肌の健康を損ねてしまいます。でも、ビタミン類はどうして肌に良いのでしょう?また、どんなものに含まれているのでしょう?

ビタミンAは皮膚のターンオーバーを活発にして、古い皮膚や汚れを外に出してくれる働きをするようです。カサカサ肌がずっと残っているのを防いで、新しくみずみずしい肌を作ってくれるなんて、美容液みたいですよね。このビタミンは緑黄色野菜に多く含まれています。また、レバー類や牛乳などにも多く含まれています。

ビタミンB群は脂の代謝を良くしてくれるそうで、皮膚の脂もどんどん排出してくれます。このビタミンにはB1、B2、B6などがあり、それぞれ必要な栄養素です。B1は豚肉やウナギなど、B2はレバー類や魚卵など、B6はニンニクやマグロ、カツオなどに多く含まれています。レバーはB群がそれぞれ豊富で、食べないのはもったいないです。

ビタミンCは肌の酸化を防止してくれる作用があるそうです。また、炎症を沈めてくれる効果もあるとか。美白に使うことでも有名ですよね。このビタミンは果物や野菜に多く含まれています。これはなんとなく分かりますよね。

市販のお薬で治したい!どんなお薬があるの?

オロナインH軟膏

オロナインの有効成分は「クロルヘキシジングルコン酸塩」という、殺菌力のある成分です。吹き出物を作る原因となる「アクネ菌」をやっつけてくれるそうです。アクネ菌は、健康な肌にも常に住み着いている、普段の状態では悪さをしない菌ですが、脂分が多い場所を好みます。

その菌が毛穴の中に入ると脂肪を分解して毒素を排出します。そして炎症を起こします(赤ニキビ)。それを抑えるためにオロナインH軟膏は有効ですが、炎症を起こす前の段階の白ニキビや黒ニキビの状態の吹き出物にはあまり効果がないとか。吹き出物の状態を見ながら使えば効果的なようです。

クレアラシル

クレアラシルといえば、一昔前には頻繁にCMをやっていて、若い俳優さんがニキビに悩むところを演じていましたよね。

クレアラシルには、イオウやサリチル酸といった、古い皮膚を除去したり、殺菌したりする効果があります。皮膚を除去してしまうので、刺激はちょっと強めかも。刺激になるということは、肌が過敏になってまた皮膚が荒れて、吹き出物の原因となってしまう可能性があるということ。

ターンオーバーが活発な若い肌には何ともないことも、大人になるにしたがって厳しくなってくることもあります。ただ、吹き出物への効用を見ると、やはり治すための工夫がされています。肌との相性が大事ですので、使うならパッチテストをしておくと安心です。

ビフナイトSニキビ治療薬

ビフナイトは塗っておいて眠っている間にニキビや吹き出物を治すという商品です。これにもイオウが含まれていて、刺激は強いものです。他にもグリチルリチン酸が肌の炎症を沈め(これは赤ニキビ状態に効果があります)、イソプロピルメチルフェノールがアクネ菌を殺菌するそうです。

ということは、まず白ニキビや黒ニキビの段階の吹き出物への効果はちょっと薄そうですね。また、やはりイオウの角質除去効果でお肌がピリピリしてしまって、使用感も悪い…という肌の状態の人もいそうですね。

それでも、これも吹き出物自体には有効だと思いますので、クレアラシル同様パッチテストをするようにするといいかもしれません。使うとしたら、吹き出物にピンポイントで塗ることが大事なようです。

テラ・コートリル

こちらは抗菌作用のある成分と、炎症を抑えるヒドロコルチゾンという副腎皮質ホルモンの一種が有効成分です。ヒドロコルチゾンとは、ステロイド剤と呼ばれるもので、優れた抗炎症作用がある一方、「え、ステロイドってすごく副作用があるんでしょう?」というイメージの方も多いかもしれません。

けれど、ステロイド剤の中では、強さの5段階のうち一番弱い「5」とされていて、それほど強烈なお薬ではありません。しかも、他にあげた薬と同様第2類医薬品として、薬剤師を通さずにも買える薬なので、気にしすぎなくても大丈夫かとは思います。炎症を抑えるので、赤ニキビに効果があるようです。

ペアアクネクリームW

こちらの主な成分はイブプロフェンピコノールとイソプロピルメチルフェノール。前者は抗菌作用と炎症を抑える作用、後者は殺菌する作用があり、吹き出物に働きかけます。

イブプロフェンピコノールは、アクネ菌を減らし、皮脂の分泌も抑えてくれるので、白ニキビでも赤ニキビでも対応できるようです。

大人ニキビに有効と謳われていて、若い人よりも大人の吹き出物をターゲットにしているようです。お化粧したいとき、ファンデーションをつけるのは避けるにしても、いかにも薬塗ってます!っていうつき方をするのはちょっと嫌。その点、この薬は塗ると透明になるそうです。

長引く場合は皮膚科を受診しましょう!

見てきたとおり、おでこには吹き出物はある意味「付き物」。自分で治せれば治したいし、今後もならないように気をつけられることは気をつけていたいものです。できることはいろいろあります。

でも、もしもいろいろやってみても治る様子がなく、長引いてしまったり、とても痛くなってしまうなど、自分では手に負えなくなってしまったら、遠慮なく皮膚科に行きましょう。

「え、でも、吹き出物程度でお医者さんに見てもらうなんて迷惑じゃないの?」と思うかもしれません。しかし、吹き出物は医療の対象となる皮膚疾患です。ちゃんと診てもらえますのでご安心を。

まとめ

顔に異変があると、とても気になりますよね。まして、おでこのように、目立つところなら尚更です。おでこの吹き出物はとても嫌な存在ですよね。

変にいじったり、潰したりしてやり過ごそうとすると、クレーターになって残ってしまうことも。「ニキビ」ではなく「吹き出物」になってしまったと大人であればこそ、正しい対処の仕方を学んで、綺麗で艶やかなおでこを保ちたいものです。