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手の甲が腫れてる!内出血や骨折に注意!かゆみの他の8つの原因と腱鞘炎などの病気や怪我を紹介!

明らかな原因があって手の甲が腫れる場合はともかく、急に腫れたり痛みが出てきたりすると不安ですよね。今回は手の甲に腫れが出る原因を詳しく調べてみました。病気の可能性とあわせてご覧下さいね。



手の甲が腫れる9つの原因とは?

打撲

スポーツや日常生活で手首を打撲することで腫れが出ます。軽度のものであれば1週間もすれば完治しますが、関節周囲の強い打撲の場合には、動かすたびに痛むので関節硬縮を生じてしまい、治癒までに時間がかかったり完全には治らなかったりします。

骨折

骨折を起こすと皮下出血を起こすので腫れが生じます。骨折はそのままにしておくと変にくっついてしまうので、医療機関で整復してもらうことが大事です。

内出血

骨折や打撲、捻挫などが原因で皮下の血管が破れて青黒く見える状態です。

皮膚炎

手の甲の表面の皮脂膜が取れすぎたり、乾燥してかぶれたり、水仕事が多かったりするとなります。

腫瘤

手の甲側にできやすいゼリー状のものが詰まった腫瘤により腫れる症状で、ガングリオンが有名です。通常は無症状ですが、稀に神経の近くにできると痛みやしびれを生じることがあります。

石灰沈着

石灰沈着により関節炎や腱鞘炎が起こることによって手首が腫れるケースです。普段の手作業で痛みが段々増してくる場合には、手を使うのをやめて様子を見る必要があります。

虫刺され

蚊やブヨ、ノミや毒蛾などに刺されることによって腫れるケースです。ステロイドの塗り薬や、かゆみをとめるための抗アレルギー剤で治療します。

アレルギー

金属やうるしなどの植物によるかぶれ、化学薬品などによるアレルギーのために腫れるケースです。

尿酸

血液中の尿酸値が上がってくると、尿酸の結晶が関節を攻撃しだして腫れと痛みが生じます。いわゆる痛風です。

手の甲が腫れる時に考えられる病気とは?

中手骨骨幹部骨折

スポーツなどでよく見られる骨折で、打撲かと思っていたらなかなか治らずに、検査してみたら骨が折れていたというケースがよくあります。手を握ってみると明らかに見た目が違うので、その様な場合は早めに病院に行くことが大事です。

手湿疹

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手に現れる湿疹で、家事を行なう女性に多く見られることから「主婦湿疹」と言ったりもします。他にも飲食業の人や美容師など、水を使う仕事の人がなりやすい疾患です。

最初は主に利き手の親指、人差し指、中指の順番に水泡ができたり、カサカサになったり、固くなってひび割れしたりします。慢性化すると皮膚がザラザラになるといった経過をたどります。

乾癬性関節炎

乾癬性関節炎とは皮膚の乾癬にともなって、関節に炎症が生じる疾患です。乾癬が学生期(5歳から15歳頃)に多いのに対して、乾癬性関節炎の場合は20歳から50歳あたりに多く見られます。原因は今のところ不明ですが、免疫機能の異常によるものではないかと考えられています。

リンパ浮腫

リンパ浮腫とは、なんらかの原因によってリンパ節やリンパ管が圧迫されることにより、リンパの流れが悪くなることによって起こる浮腫(むくみ)です。乳がんや子宮などの婦人科系の手術を行なった後に発症するケースが多いようです。

いったん発症すると完治するのが困難なのですが、適切な治療をすることで、今以上に悪化させないようにすることは可能です。治療の骨子は生活習慣の改善と運動療法、リンパドレナージなどです。

ドゥ・ケルバン病

狭窄性腱鞘炎ともいい、短拇指伸筋腱と長拇指外転筋腱を通す腱鞘が腫れることによって起こる疾患です。手の甲の親指側に起こるのが特徴です。フィンケルシュタインテストといって、親指を他の4本の指で握り、手の甲を外側に向けた状態で手首から先を下に傾けます。このときに痛みが出る場合はこの疾患の可能性が高いです。

石灰沈着

手首の関節内にカルシウム沈着=石灰沈着することによって、手の甲から手首にかけて腫れて痛みが生じます。腱鞘炎と似ているために判別が遅れるケースが多いのですが、レントゲンやエコー(超音波検査)で画像診断すると、石灰の影が見えるのでこの疾患だと言うことがわかります。

痛風

痛風と言うと一般的には足の親指の付け根や足の甲、アキレス腱などに起こることが多いとされています。ただ、関節であればどこでも起きる可能性はあり、特に症状が進行してくると手の甲や膝の関節にまで腫れや痛みが現れます。また通常は1箇所にしか発作は出ませんが、進行してきた場合2箇所に起こることもあります。

血液中の尿酸値が上がることにより、関節破壊が始まります。尿酸の結晶は画像で見るとトゲトゲとしていて、そのため風が吹いても痛いといわれるような激甚な痛みが出ることが特徴です。

症状が収まったら治ったと思いがちなのですが、適切な治療や生活習慣の改善を行なわないと、だんだんと発作の感覚が短く、しかも痛みが増してきます。また、繰り返しているうちに腎臓の機能も低下してきます。

手の甲が腫れる時の治療法と対策

投薬治療

皮膚の疾患や手湿疹の場合は非ステイロイド系の外用剤を用いて治療を行います。痛風の場合は尿酸を下げる薬を長期にわたって飲み続ける必要があります。また、痛風発作時や、その他の関節痛の場合には消炎鎮痛剤が処方されることもあります。

安静

手の使いすぎで手が荒れていたり、関節炎や腱鞘炎が起こっている場合には、水仕事を避けたり、細かい作業をしないようにして手を休める事が大事です。

生活習慣の改善

http://gty.im/514398343 痛風の場合は生活習慣によるところが大きいので、普段から適度な運動をしたり、アルコールを控えたり、規則正しい生活を送るようにすることが、根本的な症状改善につながります。

リハビリ

リンパ浮腫は難治性の疾患なので、根気強いリハビリが必要となります。日常の生活習慣を見直したり、スキンケアやリンパドレナージを行なったり、圧迫療法や圧迫下での運動療法を行ない、症状の改善と、これ以上の悪化防止を図ります。

固定

中手骨骨幹部骨折の場合はギプス固定、ドゥ・ケルバン病の症状がひどい場合にはシーネで固定するなどして保存療法(手術をしない療法)を図ります。

手の甲が腫れた時は何科に行くべき?

明らかな関節の痛みやスポーツによるケガの場合には整形外科を、皮膚に異常が見られる場合には皮膚科を、その他の場合はまず内科を受診しましょう。

まとめ

ひとくちに手の甲が腫れると言っても、さまざまな原因と症状があるのですね。あなたの痛みはどのタイプでしたか?異常がある場合には早めに検査をして適切な治療を受けて、早く治るようにしてくださいね。