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お尻にしこりができた!どんなとき病院にいくべき?ムレやすいなど5つの原因やイボ痔などの3つの病気を紹介!

お尻はデリケートゾーンであり、座りっぱなしの生活や日々の摩擦で、常に負担がかかっています。さらに、トイレでばい菌をひろってきたり、洗い残しがあったりすると、お尻にしこりが出来てしまうことも!痛みや腫れがひどくなってしまうと、手術が必要になってしまう場合もあるんです。ここでは、お尻にしこりが出来てしまう原因や、考えられる病気を紹介していきます。対処法も紹介していくので是非参考にしてみて下さい。



お尻にできるしこりってなに?

1.ニキビ

お尻にできるしこりの正体はニキビだった、ということもあります。ニキビは顔だけというわけではなく、皮脂腺があるところどこにでもできるため、当然お尻にもニキビはできます。お尻のニキビにも顔にできるものと同じように、さまざまな種類があります。

2.粉瘤(ふんりゅう)

お尻にできるしこりとして、粉瘤があります。ニキビに非常に似ていますが、ニキビとは違い粉瘤は良性の腫瘍で、よくある「できもの」です。痛みは特にありませんが、触ったりすると痛みを感じることもあります。

粉瘤のニキビと違う特徴として、「ヘソ」と呼ばれるしこりの真ん中に黒い点があり、中にはゼリー状の液体が溜まっています。潰れた場合、もし炎症を起こしていると膿になっているので臭いを発することがあります。

3.脂肪腫

この脂肪腫も良性の腫瘍です。薄い膜が被っており、色も皮下脂肪のような黄色をしています。お尻以外にも、この脂肪腫は背中や肩まわりにもよくでき、40~50代女性に多く発症されます。痛みもなく、小さい場合は経過観察ですむことがあります。痛みがあったりひどくなったりしてしまうと、日帰りで手術をすることがあります。

お尻にしこりが出来やすい原因とは?

原因1.お尻はムレやすい

お尻はとてもムレやすい場所です。下着の締め付けがつねにあり、下着の素材によっては吸水性が悪いものも多くあります。例えばサテン系の生地やレース生地など、女性の下着には多いと思います。ムレてしまうことにより、ばい菌は溜まりやすくなります。

原因2.お尻は負担がかかりやすい

デスクワークやパソコンの前に座っている姿勢を考えてみて下さい。ほとんど座っていませんか?長時間椅子に座る時間がながいと、その分お尻には負担がかかってしまいます。さらに、生活していると常にお尻は摩擦を感じています。摩擦は乾燥の原因にもなります。座っているときは、お尻に体重がのってしまうので、リンパや血流が悪循環になってしまいます。

原因3.お尻の洗い残し

お尻はデリケートゾーンです。トイレに毎日いくときに、お尻にばい菌がつきます。毎日お風呂で洗っているつもりでも、お尻は自分からは見えません。洗いづらいので、汚れが完全に落ちきっていないことがあります。

さらに強く洗いすぎてもいけません。摩擦により色素沈着が起こってしまうことがあるからです。洗いすぎ・こすりすぎにより傷になってしまうことや、治っても跡が残ってしまうこともあるので、優しく丁寧に洗い流しましょう。

原因4.お尻は肌のターンオーバーが起こりにくい

皮膚はつねにターンオーバーしています。このターンオーバーは新陳代謝がしっかり行われている状態であり、皮膚の生まれ変わりをさせてくれます。新陳代謝が悪いと、毛穴部分に古い角質がたまってしまいます。ターンオーバーがしっかり行われるためには、肌が正常で清潔な状態を保たなくてはいけません。

肌の正常な状態は、水分・油分があり、皮膚がしっかりしていることです。乾燥がひどい肌では、角質が弱くなってしまいます。皮脂が一番いい保湿になるので、保湿をしっかりしましょう。

原因5.お尻の皮膚は厚くてかたい

お尻の皮膚は、顔や手足の皮膚に比べて分厚く固いのです。角質層が厚いため、保湿をするとしてもクリームや薬が奥まで届きにくい・治りにくい可能性が考えられます。さらに、お尻の皮膚が厚くなってしまう症状には、臀部角化性苔癬化皮膚・老人性臀部苔癬化局面という名前が医学的についています。

年をとるにつれて、座っている時間やお尻に負担がかかっている時間が増えていきます。これはお尻のたこと言えます。毎日の保湿や清潔を保つ積み重ねがとても重要となっていくので、気を付けましょう。

お尻にしこりが出来てしまった!考えられる病気は?

病気1.イボ痔

  • 排便時に肛門が痛い
  • 立ったり座ったりすると、お尻が痛い
  • 痛みは無いが、イボやしこりがある

以上の項目があてはまるとき、痔の可能性があります。痔は、お尻のしこりの原因の可能性が考えられます。痔には、イボ痔・切れ痔・痔ろうの3タイプがあります。

お尻のしこりと考えられるイボ痔は、痔を持っている人の約半分を占めます。イボ痔は、肛門の中や外にイボが出来てしまうことです。このイボは、主に排便時の強いいきみのために、肛門がうっ血して、しこりのように膨らんでしまうことでできます。痛みが出ない場合がありますが、ひどくなるとイボから出血したり、生活に支障が出るほど痛みが出たりする場合があります。

2.粉瘤・アテローム

粉瘤は、アテローム(アテローマ)や表皮嚢腫とも呼ばれる病気です。冒頭で説明しましたが、お尻にしこりができる病気の1つに、粉瘤があります。

この粉瘤は良性の腫瘍の一種です。ニキビと違うのは、ヘソと呼ばれる真ん中に黒い点があり、つぶれるとドロッとして嫌な臭いのする液体がでます。つぶれたことで細菌によって炎症がおこり、痛みが強くなることがあります。この粉瘤を治療するには、手術で取り除くしかありません。

痛みが無ければ放っておいていい場合もありますが、粉瘤は同じ場所に何度もできるという特性があります。自然に治らないため、完治を目指すには、病院へいって治療してもらいましょう。

病気3.皮膚炎

皮膚炎は文字通り皮膚の炎症です。代表的なものとして「おでき」があります。このような皮膚炎は、1本の毛穴や複数の毛穴に炎症が起こってしまいます。膿が溜まり、しこりになってしまうと痛みを発する場合があります。

無理に自分でしこりをつぶすのはおすすめしません。傷口が大きくなってしまったり、新たに細菌に感染してしまったりすることがあるからです。最悪、手術しなければならない必要もでてきます。しかし、自然につぶれて中の膿が出てしまうと、痛みが治まったり、しこり自体が無くなったりすることもあります。安易な自己処置はより重症化させてしまうこともあるので、心配になったら病院へ行きましょう。

お尻にしこりがある…どうしよう?そんな時の治療法や対策

治療法・対策1.長時間同じ姿勢をとらない

長時間の同じ姿勢はお尻に悪いです。特に、座っている姿勢が一番お尻に負担がかかります。

さらに、同じ姿勢では血流が悪くなります。特に肛門付近は常に圧力がかかっている状態なので、肛門内の血管の集まっている場所でぼ血液の流れが滞り、うっ血するために痔になりやすくなってしまいます。下痢や便秘の原因ともなるので、注意しましょう。

治療法・対策2.生活習慣をととのえる

就職する時期や、成人を超えたあたりに、ニキビやできものが出来てしまうことがあります。このニキビは、顔やフェイスラインだけではなく、お尻といったデリケートゾーンにも同じことが言えます。この大人になってからのニキビの原因は、生活習慣の乱れが考えられます。

アルコールや刺激物が増えるといった食生活の変化、喫煙、ホルモンバランスの乱れ、ストレスにより、ニキビやしこりができてしまうことがあります。睡眠不足や生活の変化により、健康な生活習慣がおくれなくなってしまうからです。衣食住の生活習慣をしっかり整えることが必要です。

治療法・対策3.お風呂にしっかりつかる

時間がないから、パパッとシャワーで済ませてしまう方が最近増えているようです。しかし、お風呂につかることは、お尻にとって非常に良い効果があります。

■新陳代謝がよくなる

肌のターンオーバーのカギとなる、新陳代謝がよくなります。入浴により、体があたたまります。体の芯から温まることができるので、汗をかきます。さらに、冷えは痔にも悪いと言われています。痔の予防にも効果的です。

■お尻の清潔な状態を保てる

お尻は皮膚が厚く、乾燥しやすいゾーンです。さらに、ムレてしまったり、トイレで細菌がついてしまったり、非常に洗いにくいゾーンです。清潔な状態にすることが難しいパーツだからこそ、気を付けるようにしましょう。

ボディーソープやタオルでごしごしこすり過ぎるのは、逆にお尻にとって悪影響を及ぼすことがあります。それは、ボディーソープや洗剤には、刺激物が入っていることがあるからです。手で優しくお湯で洗い流し、毎日入浴して清潔な状態を保ちましょう。

■血流の流れが良くなる

入浴で全身が温まることにより、全身の血のめぐりが良くなります。ゆっくり入浴することは、肌や血の循環だけではなく、リラックス効果もあります。ストレス解消や健康にもつながっていくため、シャワーだけではなく、お風呂につかることをおすすめします。

お尻のしこりでお悩みの方は病院へ!…でも何科に行くべき?

しこりの状態によって選びましょう

お尻にしこりができてしまったとき、病院へ行くのは恥ずかしいという方も多いかもしれません。しかし、ただの違和感だけではなく、痛みやかゆみを感じてしまうことがあります。是非、病院に行くことをおすすめします。ですが、自分で判断できない場合はまずは総合的に診察してもらい、医師による指示をあおいでみましょう。あくまで以下の説明は、参考程度にしてみて下さい。

■内科

血液検査やレントゲンをとり、検査をしっかり行うと、重大な病気がひそんでいるとき、見つける可能性が高くなります。

■皮膚科

ニキビや粉瘤の際、皮膚の専門家なので治療とケアや予防についてしっかり学ぶことができます。さらに日帰りの手術を行ってくれるところもあります。

■美容外科

お尻のニキビ跡やできものの跡までしっかり施術してくれます。無料カウンセリングを行っているところもあるので安心です。

■肛門科

お尻のしこりが、痔の可能性が考えられる場合、肛門科に行くことをおすすめします。痔は下痢や便秘の原因となる食生活の乱れも関係しているので、生活習慣を整えることも大切です。

まとめ

いかがでしたか?ここでは、お尻のしこりの原因や考えられる病気についてまとめていきました。お尻のしこりが気になる場合、病院に行くことをおすすめしますが、普段の生活における対処法や予防策も多くあります。

お尻は大変デリケートなゾーンです。お尻はつねに清潔にする、乾燥をしないように保湿する、シャワーだけではなくお風呂につかる、生活習慣を整えるということを、心がけてみましょう。