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肩甲骨の痛みが右にあるのは病気?吐き気が起こることも!肝臓の異常などの5つの原因や睡眠などの5つの改 善法を解説!

肩甲骨の痛みが右にありませんか?痛みがあると気になりますよね。ここでは、右肩甲骨の痛みの原因と炎症、5つの改善法などを詳しくみていきましょう。



右肩甲骨の痛みについて

肩甲骨が痛む時はほとんどの場合が筋肉痛や姿勢の悪さによるこりが原因の痛みで、左右ともに痛むのですが、左右のどちらかに痛みが集中している場合は、左右でコリ以外に原因がある可能性があります。右側だけがいつも痛むという人は、内臓に疾患がある可能性があります。

その他にも、ストレス、疲労、筋肉の異常、炎症による痛みなどが考えられます。筋肉の異常は、左だけ痛む場合もあります。

ここでは、右肩甲骨の痛みの原因と炎症、5つの改善法などを解説します。当てはまる症状がないかなど参考にしてくださいね。

右肩甲骨の痛みの原因

ストレスや疲労

右の肩甲骨は神経との繋がりが深いため右肩甲骨の痛みには、ストレスが起因している可能性があります。ストレスには、急激な寒さや激痛、疲労といった肉体的ストレスと、悩みや悲しみなどの精神的ストレスがあります。

多少のストレスには、防衛反応が働いてある程度適応しようとしますが、限度を超えるストレスが続くと、体の臓器や器官などを調節している自律神経がバランスを崩し、体調の変化が起こります。内臓が自律神経から受けた信号は、常に中枢神経を通って筋肉の緊張度を変化させ、こりを感じやすくなります。また、肩がこると、頭痛がしたり気持ち悪くなったりします。

筋肉の異常

肩が内巻きになっていて、肩甲骨が本来の位置にないため、関節や筋肉に負担をかけ続けていたり、猫背で背中が丸まっていたりと姿勢が悪い場合、肩甲骨が引っ張られ痛みを生じることがあります。寝違えでも、首の周りから肩にかけてと肩甲骨が痛みます。

背骨が歪むと、正しい位置に戻そうと筋肉が緊張します。姿勢が悪いと、肩甲骨が動きません。肩甲骨が動かないと筋肉が動きません。筋肉が動かないと、うっ血して肩甲骨の痛みとなります。

胆のうの異常

右肩や右肩甲骨周辺、背中が痛む時は胆のうに障害がある場合があります。胆のう炎や胆石があると右脇腹が激しく痛みます。胆のう炎は通常、胆石が胆汁の流れを妨げることで発生します。多くの場合、6時間以上腹痛が続き、発熱や吐き気も生じます。痛みは、右肩甲骨の下部や背中に広がることもあります。

肝臓の異常

肝臓が疲労しきっていて右の背中の筋肉が凝り固まり、右の肩甲骨に痛みを引き起こしている場合もあります。アルコールの好きな人や甘いものの好きな人、薬を常用している人は常に肝臓に負担をかけています。肝臓が疲労すると、右の背中全体の筋肉が固くなり、肩甲骨の痛みを引き起こします。

胃腸の異常

第7頚椎(首を少し下に曲げると1番出っ張る首の骨)の付近の痛みは心臓の異常が、その下の両側の肩甲骨と背骨の真ん中あたりにかけての痛みは胃腸の異常が関連していると言われています。具体的には、食道炎や逆流性食道炎、胃炎・神経性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどがあげられます。

右肩甲骨に痛みが発生する体の炎症

頚椎椎間板ヘルニア

椎間板は、首の骨と骨の間に存在し、首に可動性を持たせながらクッションとしての役割を果たしています。椎間板は真ん中に髄核とその周りの線維輪で構成されていて、10代後半から変性が始まり、髄核の水分量が減少したり線維輪に小さな傷ができたりします。その傷から髄核が外に飛び出した状態が椎間板ヘルニアです。

頚椎椎間板ヘルニアの症状としては、首を動かすことで、首から肩、手にひびく痛みが起こったり、せきやくしゃみで痛みが強くなったりします。手も痺れることがあります。手を下げていると痛くなったりしびれたりするので、手を頭に持ってきてしまうなどの症状もあります。髄核が神経の根元を圧迫し神経を刺激する事で症状が起こると考えられています。

頸椎椎間板ヘルニアは、中年以降の方に多くみられ、症状はヘルニアの出方によって異なります。一般的にはどちらかに偏って出ることが多く、その場合には脊髄から分岐した神経の枝(神経根)を圧迫することにより、片側の頚部、肩から肩甲骨の痛みやしびれ感、腕へひびく痛みや手の力の低下を生じます。治療は保存的な治療が中心ですが、脊髄の圧迫による神経障害が出現した場合には手術を行う場合もあります。

胸郭出口症候群

上肢やその付け根の肩甲帯の運動や感覚を支配する腕神経叢と鎖骨下動脈は、様々な部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性があります。その絞扼(こうやく)部位によって、斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群と呼ばれますが、総称して胸郭出口症候群と言います。なで肩の女性や、重いものを持ち運ぶ労働者でよくみられます。

胸郭出口症候群の症状としては、つり革につかまる時や、物干しの時のように腕を挙げる動作で上肢のしびれや肩や腕、肩甲骨周囲の痛みがあります。また、前腕の小指側と手の小指側に沿ってうずくような刺すような痛みと、しびれ感などの感覚障害に加えて、手の握力低下と細かい動作がしにくいなどの運動麻痺の症状があります。手指の運動障害や握力低下のある場合は、手内筋の萎縮により手の甲の骨の間がへこみ、手のひらの小指側のもりあがり(小指球筋)がやせてきます。

予防と保存療法が大切です。症状を悪化させる上肢を上に挙げた位置での仕事や、重い物を持ち上げるような運動や労働、リュックサックで重いものを担ぐようなことは避けます。症状が軽いときは、上肢やつけ根の肩甲帯を吊り上げている僧帽筋や肩甲挙筋の強化運動訓練が行われ、安静時も肩を少しすくめたような体制を取ります。消炎鎮痛剤、血流改善剤やビタミンB1などの投与も行なわれます。

肋間神経痛

肋間神経痛の症状としては、肋骨の間である肋間(あばら骨の間)に通っている神経が圧迫されて痛みを感じたり、脊髄から肋間にかけて痛みが走る事もあります。普段の生活で身体をねじった時や深呼吸をしたり、咳をした際に肋骨が動く事によって痛みが誘発されて肋間神経に痛みが走る肋間神経痛は 、発作的に痛みが起こる事もあれば、慢性的にずっと痛みが続く事もあり ます。

痛みの特徴としては、痛みに関係する肋間神経の部分に痛みが集中する事がもっとも多く、激痛であることです。特に椅子や車の座席に座っていて顔を上に上げる動作や顔を下に向ける動作をした時が肋間神経痛の背中の痛みの引き金になる場合が多く、動作をした瞬間に背中や肩甲骨の内側の部分が突っ張る様な感覚に襲われ、徐々に痛みへと変わっていきます。

そして背中や肩甲骨の内側の痛みは激痛に変わり、首や顔、背中など身体を少しでも動かそうとすると背中の脇の部分や肩甲骨の内側の部分に強い痛みが走り、身体を動かす方向によってその痛みは強くなったり弱くなったりします。

慢性的な肋間神経痛の痛みに対して整形外科や外科で行う主な治療方法は消炎鎮痛薬や湿布を使用して行う治療です。さらに強い慢性的な肋間神経痛の痛みには神経ブロック注射が行われる場合もあります。

変形性頚椎症

中年以降の人で、いつも肩がこって背中に痛みがあったり手がしびれるというような症状がある場合は、首の骨が一種の老化現象を起こし変形している事が原因と考えられます。首の骨(頚椎)や椎間板が痛んで骨のとげ(骨棘)や軟骨が出来てくることで、首が痛くなる状態を頚椎症といいます。

うなじや肩甲骨の周囲に鈍い痛みがでることもあります。軽い体操や温めたり、または安静にし最初は様子をみます。この状態が進むと、手足のしびれや痛み、運動麻痺や進行して排尿障害が生じてくることがあります。骨棘の部位やその大きさをレントゲン線写真で調べたり、脊髄や神経症状の程度を見たり、脊髄変形を頸椎MRIなどで検査する必要があります。軽度のシビレ感や感覚障害、痛みといった症状であれば薬剤や神経ブロックの治療が行われます。

右肩甲骨の痛みを改善する方法

姿勢を正す

肩が内巻きになっていて肩甲骨が本来の位置になかったり、猫背など姿勢が悪い場合は、姿勢を正すことで、右肩甲骨の痛みを改善することが可能です。デスクワークで常に視線だけが右をみる状況だったり、下向き状態が毎日続くと、頭蓋骨のねじれは直接的あるいは間接的に首や肩、背中、肩甲骨の位置を崩し、個々の筋肉に緊張を及ぼします。

パソコンとの向き合い方が肩こりに大きく影響しているので、モニターやキーボードを真正面に置いたり、キーボードやマウスは体に近づける、モニターの位置を高くして視線が水平よりちょっと下向きになるぐらいにする、イスや机の高さを調整していい姿勢を確保し背もたれを使わないなど工夫することにより、腕のねじれや猫背姿勢や過度な下向き目線を減らすことができます。

湯船につかる

ストレスが続いていると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が常に優位な状態になってしまいます。すると、筋肉の緊張が起こり、肩甲骨の痛みを引き起こします。副交感神経は、リラックスしたり、安心している時に働く神経で、痛みを和らげ身体を修復する機能があります。

寝る前に湯船にゆっくり浸かったり、リラックス効果のあるラベンダーやクラリセージなどのアロマオイルを垂らして入浴することで、副交感神経を優位とすることができ、痛みの緩和が期待できます。

しっかり睡眠をとる

通常は、人間の体は昼間は交感神経が優位になり、夜は副交感神経が優位になるようになっています。しかし、夜更かしをすることにより、夜も交感神経が優位な状態が続いてしまいます。すると、自律神経のバランスが崩れて、肩や肩甲骨などの痛みの原因となってしまいます。しっかり睡眠をとり、交感神経をはたらかせ、寝ている間に痛みを和らげ身体を修復させましょう。

適度な運動

姿勢が悪いと、筋肉が固まって、うっ血して痛みが出ます。血行をよくしましょう。体を動かすことによって肩まわりや体全体の血行が良くなり、肩こりや肩甲骨のこりによる血行不良や老廃物のたまりを改善できます。軽い運動でいいので、ウォーキングなどしましょう。

運動しない時でも、普段からしっかりとお風呂で暖まったり、服装や羽織物をするなどして首や肩をはじめ体を温かく保つことも血行促進には大事なことです。

整体院へ行く

身体の歪みにより右肩甲骨の痛みが生じる場合、整体院で施術してもらうと改善されることが多いようです。体の歪みを整えるためには、左右・前後・上下・内外の筋肉バランスを整える事が必要で、自律神経の乱れも整いやすくなるそうです。病気の可能性はないけど、痛みが辛いというときには、整体院へ行くことも考えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

肩甲骨の痛みが右にあるのは、ストレスや疲労、姿勢の悪さからくるもの、胆のうや肝臓、胃腸など内臓の異常から来る場合、頚椎椎間板ヘルニアなどの病気が原因となります。

ストレスや疲労、姿勢の悪さからくる場合は、ここに挙げた5つの改善法でも改善効果が期待できますが、内臓の病気や頸椎や神経の病気からの痛みの場合は、病院での治療が必要です。

当てはまる症状があった場合は、内科や整形外科などの診療科を早めに受診してくださいね。