TOP > 部位から探す > 頭・顔 > > 目が黄色い!暴飲暴食や免疫の異常は関係がある?胆石症など7つの病気や5つの治療や対策方法!

目が黄色い!暴飲暴食や免疫の異常は関係がある?胆石症など7つの病気や5つの治療や対策方法!

鏡を見ると子供の目をよく見ると何だか目が黄色い!と言う事はありませんか?一部が黄色かったり、全体が黄色かったり・・・。目が黄色い時は早く対処しなければいけない場合があります。早く対処しなければいけない時には内臓疾患が関係している事も多く気を付けたい症状です。今回は目が黄色い時の病気と対処についてまとめました。



目が黄色い原因とは?

血液にビリルビンという色素(黄色)が出て全身の皮膚や粘膜につき外から見ると黄色に着色しているように見えます。この色素がつく症状を黄疸(おうだん)と言います。黄色い目も黄疸 1つで、何らかの理由で血液にビリルビンという色素が漏れ出す事で起きます。

それでは、どんな事で黄疸が起きるのでしょう?

1.暴飲暴食で肝臓の調子が悪い?

脂質の暴飲暴食、お酒の飲み過ぎ、などで肝臓の調子が悪くなります。これは肝臓の役割が栄養の貯蔵、消化液補助の胆汁分泌・排出、有害物質の解毒・分解など様々な役割を負っている他、食事内容に調子を左右されやすいという理由があります。喫煙、ウイルス、お薬で調子が悪くなる事も。

2.免疫の異常?

まだはっきりとわかっている訳ではありませんが、免疫に異常があり自己の体を攻撃する事が予想されています。自身の赤血球を攻撃し、自身の赤血球を破壊してしまいます。

赤血球が破壊されると赤血球を構成する成分の1つヘモグロビンが分解され、ビリルビンができます。血液中にビリルビンがたまると色素沈着を起こし黄疸が出ます。黄色い目も黄疸 1つです。

3.胆汁の流れが悪い?

肝臓では消化を助ける胆汁という消化液を作っています。胆汁は胆管という管を通って排泄されます。しかし、胆管が何らかの理由で狭まり、胆汁が流れにくなる事があります。

胆汁が胆管内などに停滞すると全身に黄疸ができる症状が現れます。目が黄色いのも黄疸の1つです。

4.もともとの体質?

体質性黄疸と言って元々肝臓でのビリルビンが取り込みにくかったり、胆汁を排出しにくかったりする体質です。さほど黄色い部分も大きくなく体にも影響はありません。

けれども他の大きな病気のサインである場合もある為、医療機関を受診しましょう。

5.もしかして、がん?

がんで黄疸ができる場合もあります。がんの場所は様々で、膵(すい)がん、胆管がん、胆嚢(たんのう)がん、肝細胞がん、転移性肝がんなどが挙げられます。

目が黄色いときに考えられる病気とは?

体質が原因なのはともかく、他の原因からなる病気は何でしょう?各病気についてまとめました。

1.原発性胆汁性肝硬変(げんぱつせいたんじゅうせいかんこうへん)

全身の皮膚がかゆくなり、数年後に黄疸が出てきます。悪化すると浮腫・腹水(お腹に水が溜まる)・吐血や下血(いわゆる血便)などがでます。

また、シェ−グレン症候群、関節リウマチ、慢性甲状腺炎などの自己免疫病を同時に起こす場合もあります。かなり悪いと肝移植治療が必要となる事も。

2.自己免疫性肝炎(じこめんえきせいかんえん)

まだ分からない事の多い病気です。肝臓で免疫に異常が起こり、本来ウイルスを攻撃する免疫が自己の肝臓の細胞を攻撃してしまいます。

自己の肝臓の細胞を攻撃する事で肝臓の炎症を起こし、関節痛、発熱、ひどくなると腹水(お腹に水が溜まる)、黄疸、食吐血や下血などの症状がでます。

3.胆石症(たんせきしょう)

結石という石のような物が肝臓の胆管に詰まり、黄疸が出ることがある病気です。他の症状は出にくいですが、ひどい場合は発熱を伴います。

4.自己免疫性膵炎(じこめんえきせいすいえん)

自己免疫性肝炎同様よくわかっていませんが、免疫の異常によるものです。症状は黄疸以外には詳しく分かっていないようです。

5.肝硬変

C型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルスの感染などのウイルス感染の他、アルコールの飲み過ぎ、食べ過ぎによる脂肪肝から進行したものなどがあります。初期にほとんど症状は出ません。病気が悪くなると倦怠感や黄疸、むくみが出てきます。

肝硬変のアルコールの飲み過ぎ、食べ過ぎによるものは生活習慣を正す事で予防できたりするので食べ過ぎ、飲み過ぎには注意しましょう。※自己免疫性肝炎、原発性胆汁性肝硬変などが原因で起こる事もあります。

6.B型肝炎

B型肝炎はウイルスの感染によって起こり急性肝炎と慢性肝炎に分けられます。急性肝炎は症状があらわれない事もあり、倦怠感、食欲不振、黄疸などが症状として出ます。

慢性肝炎は症状がほとんど出ない事が多いです。ただ、ひどい急性肝炎のような症状が出る事もあります。慢性肝炎は肝臓がんに成る可能性があるので早めに治すよう心がけましょう。

7.内臓のがん

http://gty.im/724241675

目が黄色いなどの黄疸が起こるがんには上記にも書いた通り、膵(すい)がん、胆管がん、胆嚢(たんのう)がん、肝細胞がん、転移性肝がんなどがあります。各症状をまとめました。

膵がん:腹痛、黄疸、腰や背が痛い、体重が減る

胆管がん:黄疸(主な症状)、尿が赤茶色、便が灰白色、皮膚がかゆい

胆嚢がん:黄疸(主な症状)、尿が赤茶色、便が灰白色、皮膚がかゆい、近くの臓器に広がると嘔気・嘔吐

肝細胞がん:黄疸、腹水、むくみ、お腹の中での大出血転移性肝がん:黄疸、むくみ、倦怠感、他の部位から転移したものを指し、他の臓器にもがんがあります。

がんは治療が遅くなれば遅くなるほど転移んどで治りにくくなるので早目に治してください。

目が黄色いときの治療法と対策

大事に至りやすい病気が多い事が分かります。こんな時どのような治療があるのでしょうか?

1.自己免疫性のもの

原発性胆汁性肝硬変や自己免疫性肝炎、自己免疫性溶血性貧血は各過程の病状においてお薬を飲みます。原因がはっきりと分かっていないので、自己免疫性のものから起こる不調を治す形になります。

使用するお薬は原発性胆汁性肝硬変:胆汁を流れやすくするてウルソデオキシコ−ル酸、胆汁の毒性を弱める

ベサフィブラート

自己免疫性肝炎:免疫抑制剤

自己免疫性溶血性貧血:副腎皮質ステロイドホルモン薬、免疫抑制薬(手術する場合もあります)

※自己免疫性溶血性貧血は難病指定されています。心辺りがあれば病院に行きましょう。

2.手術する!

胆石やがんなどできてしまった物は基本的に手術で摘出するようです。できた物が小さければ開腹しなくても内視鏡で取れる場合もあります。

がんでは取れない場合もあり、その際は放射線治療や化学治療を行います。

3.肝硬変は原因によって治療法が異なるので注意!

C型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルスの感染などのウイルス感染の場合は薬物治療を、アルコールの飲み過ぎなら禁酒、食べ過ぎによる脂肪肝から進行したならば食事の改善などが必要になります。

4.C型肝炎ウイルス、B型肝炎ウイルスの感染の薬物治療はややこしい!

B型肝炎は感染したウイルスのタイプと量によって治療方法が変わります。ウイルスにはB型とC型があり、C型は3タイプに分かれます。B型肝炎ウイルスに感染しているけど、肝障害や肝臓病がない人は現在B型肝炎ウイルスを排除する方法がなく、あまり治療を行いません。

B型肝炎ウイルスに感染し、肝障害や肝臓病になっている人には核酸アナログ製剤という薬を飲む事が多いようです。C型ではウイルスの感染量が少ない場合はインターフェロンという注射を週1回の投与する事が多いようです。

C型1型タイプではテラプレビル、シメプレビル、バニプレビルの飲み薬どれか1つとリバビリンという飲み薬とインターフェロンの週1回の投与が行われるようです。C型2型タイプではリバビリンという飲み薬とインターフェロンの週1回の投与が行われるようです。

C型3型タイプはあまりいないウイルスのようです。病院できちんと治療しましょう。

5.食生活を見直す

ややこしい治療方ばかり上げていましたが、私たちが日常でできる肝臓関連の病気予防は食生活の見直しです。肝臓は食事内容に影響を受けやすいので良い食生活をしましょう!

肝臓に悪い影響を与えるのは中性脂肪だと言われています。中性脂肪は脂質だけでなく糖質でも増えてしまいます。特に砂糖は吸収されやすく、中性脂肪に変わりやすいので甘いものの取り過ぎには気を付けましょう。

また、脂質も中性脂肪になります。揚げ物や肉類の食べ過ぎには気を付けましょう。ただし、タンパク質は良質な物を適量、野菜は350グラムを目安に食べてください。適切な食生活が大切です。

目が黄色いときは何科に行くべき?

体質以外の場合は大事になりかねない病気ばかりです。何科に行くべきでしょうか?

消化器肝臓内科か消化器外科に行きましょう

消化器肝臓内科か消化器外科にまずは行きましょう。そこで異常がなければ1度血液内科に行ってみましょう。自己免疫性溶血性貧血でないかどうか確かめておきましょう。

まとめ

目が黄色いだけと油断していると大きな病気を見逃すかもしれません。1度医療機関を訪ねてみましょう。