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中指が痛い原因とは?指先や付け根が腫れたりすることも?腱鞘炎やリウマチなどの5つの病気の可能性や治療法も紹介!

突き指などのケガが原因で中指が痛い、などということはよくありますが、原因も分からないのに痛みが出たり、その他の症状をともなう場合には、病気が隠されている可能性も否定できません。今回は中指に出る痛みに注目してみました。



中指が痛む7つの原因とは?

外傷

バレーボールやバスケットボール、ボクシングや柔道などの指を怪我しやすい競技や、交通事故、転倒による怪我などが原因で痛みが出るケースです。

乾癬

皮膚の疾患である乾癬によって関節に炎症を起こし、痛みが現れるケースです。

腱鞘炎

指の使いすぎなどで、指の腱に炎症が生じて痛みが出るケースです。弾発指やドゥ・ケルバン病などが有名です。

神経圧迫

脳から出て腕を通って指先にいたる神経が、その通り道で圧迫されて痛みが出る場合です。

加齢

年とともに段々と指の骨が変形して痛みが生じるケースです。40歳以上の女性に特に多く見られます。

妊娠・出産

原因はよく分かっていませんが、妊娠中や出産後の女性の、特に人差し指から中指にかけて痛みが現れることがあります。

リウマチ

はっきりとした原因は分かっていませんが、ストレスや遺伝による自己免疫疾患によるものと考えられます。本来であれば免疫はウイルスなど体に害となるものに働きます。それが、害のないものにまで攻撃してしまい体の至るところの関節に痛みが起きてしまします。特に指や手首、膝などに多く見られます。

中指が痛いときに考えられる病気とは?

手根管症候群

手首にある手根管というトンネルのような部分を、指先に抜ける正中神経が通っているのですが、ここがなんらかの原因で圧迫されることによってしびれや痛みの出る疾患です。原因はよく分かっていないのですが、特に妊娠、出産期の女性に多く見られることから、女性ホルモンが関与しているのではないかと考えられています。

初期には人差し指と中指がしびれる程度ですが、症状が進行すると箸を使いづらくなったり、ものをつまみにくくなります。これは親指の付け根の筋肉が低下し衰えたり、5本の指全ての付け根の筋肉の麻痺により起こります。

乾癬性関節炎 (かんせんせいかんせつえん)

http://gty.im/726793553

乾癬性関節炎とは、皮膚の疾患である乾癬に、関節の痛みを伴う病気です。原因はよく分かっていませんが、もともと発症しやすいタイプがあると考えられています。自己免疫疾患と呼ばれる、ウイルスだけではなく害のない正常なものまでも排除しようと戦ってしまう症状のひとつです。

皮膚の症状のほかに、主に手の指に腫れと痛みが出るのが特徴で、リウマチとは違って、第一関節に症状が現れます。皮膚の症状と関節の症状は必ずしも同じ程度に進行していくわけではありません。

関節炎に関しては通常、非ステロイド系の抗炎症薬が用いられますが、半年ほど経っても改善が見られない場合には、抗リウマチ薬のひとつであるメトトレキサートの使用が勧められます。副作用が強い場合にはサラゾスルファピリジが用いられます。それでも病状の改善がはかばかしくない時には、生物学的製剤を併用するそうです。

リウマチ

関節リウマチといわれるもので、全身の関節に現れますが、指に出る場合には第2関節に見られることと、左右の手に同じように症状が出るのが特徴です。自己免疫疾患の一つで、原因は分かっていませんが男性より女性に多く見られます。男女比は1:4といわれています。

関節リウマチは症状が長く続くほど関節の破壊が進行してしまうので、早期に発見して治療するほど予後が順調であることが分かってきています。

治療は抗リウマチ薬である、リウマトレックス、メトレート、メトトレキサートなどを用いるのが主流になっています。それでも改善が見られない場合には生物学的製剤や、手術も検討されます。

ばね指

ばね指は弾発指ともいいます。指の屈筋腱が通るトンネル部分を腱鞘と言いますが、腱または腱鞘が炎症を起こして腫れることにより、指を曲げる際にトンネル部分で引っかかってしまい、曲がらなくなってしまいます。また、頑張って曲げた時にばねを弾いたようにカクンと曲がることからこの名前がついています。

ばね指は、手や指を酷使すると起こりやすくなります。また、中高年の方、ストレス・PMS・更年期・妊娠・出産後など女性ホルモンのバランスが崩れたり変化している場合もなりやすいようです。手を使う動作の多い家事や育児でなりやすいため、女性がばね指になりやすく、マッサージやタイピングなどの仕事をしている方もなりやすい傾向があります。

ヘバーデン結節・ブシャール結節

ヘバーデン結節は手の指の変形性関節症です。指の第一関節が赤くコブができたように腫れるのが特徴で、リウマチと違うのは朝起きた時のこわばりがないのと、リウマチが第二関節に出るのに対して、ヘバーデン結節の場合は第一関節に現れます。

似たような病気にブシャール結節というのがあり、こちらは第二関節に症状が現れますが、やはり朝のこわばりが見られない点でリウマチと判別が可能です。

変形のスピードが速いと痛みが強く、手をグーに曲げるような動作が困難になります。ゆっくりと変形する分には見た目はともかく、症状はそれほど強くは現れません。原因ははっきりとは分かっていませんが、40歳以上で発症するケースが多いようです。

中指が痛いときの治療法と対策

テーピング

指を動かして痛みが強い場合には、テーピングを施してサポートすると楽になります。サポーターや装具をつけることでも同様の効果が得られます。

安静

指を使いすぎて痛みが出ている場合には、痛みを誘発するような動作を避けて安静にするようにします。細かい作業を行なう場合は、休憩を入れながらにしましょう。また、夜寝るときは温かくして眠るようにしましょう。

リハビリ

http://gty.im/724242959

痛いからとあまりにも動かさなすぎると、それはそれで周辺の筋肉の緊張を招き、血行を悪くして回復を遅らせてしまいますので、できる範囲でリハビリなどの運動を行ないましょう。

中指が痛いときは何科に行くべき?

中指が痛いときには整形外科に行きましょう

http://gty.im/724241649

中指が痛いときにはまず整形外科を受診して、徒手検査や各種画像診断を受けましょう。検査の結果によって治療法を決めたり、適当な科を紹介されることになります。

まとめ

中指の痛みについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。場所や症状の出方によって、ある程度判別できることが分かっていただけたと思いますが、あくまでも参考にする程度にしてもらい、心配な場合はやはり、早めに医療機関を受診するようにしてくださいね。