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指が曲がらない時はどうしたらいい?あなたはどのタイプ?突き指やリウマチなど7大原因と6つの病気の可能性を探る!

突き指などの怪我が原因で指が曲がらないことはありますが、朝起きたら曲がらないとか、腫れがある場にはどのような原因が考えられるのでしょう。また病気の可能性はあるのでしょうか。指が曲がらないタイプ別の疾患もあわせて紹介しますので、ぜひご覧になってください。



指が曲がらない原因とは?

ケガ

バレーボールやバスケットボールなど、指先にボールが強い勢いで当たった場合に、腱や靭帯を痛めてしまうことにより炎症を起こし、指が曲がらなくなります。いわゆる「突き指」と呼ばれているものです。また、スポーツ以外でも日常生活で痛めてしまうことももちろんあります。

突き指という言い方から、安易に考えてしまいがちですが、下手をすると靭帯にまで影響が及んでいることがあったり、また、ひびが入ったりすることもあります。指が曲がらないような時には、早めにお医者さんで診てもらうようにしましょう

骨折

スポーツや交通事故、転倒して打つなどして指を骨折した場合です。特に球技などのスポーツで起こりやすいと言われています。突き指の場合と同様、安易に考えていたら靭帯損傷を起こしていたり、日々が入っていたりする可能性もあります。やはり、指が曲がらないような時には速やかに医療機関を受診するようにしましょう。

加齢

加齢によって指の関節が変形することがあります。原因不明の疾患で変形性指関節症(ヘバーデン結節)と呼ばれています。リウマチと勘違いしやすい疾患ですが、リウマチが指の第二関節に現れるのに対して、へバーデン結節の場合は指の第一関節に症状が現れると言う違いがあります。また、リウマチの場合は通常、両側性といって、両方の手に症状が現れます。

神経麻痺

外傷などによって腕から指先にかけての、手にとって重要な正中神経が障害を受け麻痺することによって、指が曲がらなくなるなどの症状が表れます。正中神経は手のひらの感覚を支配しているので、指先だけではなく、手首が曲がらなくなるケースもあるそうです。

腱の損傷

指の屈筋腱(指を曲げるための筋肉)に損傷が起きた場合です。指の屈筋腱の障害としてはドゥ・ケルバン病やばね指(弾発指)、腱鞘炎などが有名ですが、強い外力によって腱断裂を起こしてしまうと、屈筋が働いても力が伝わらなくなるので、指が曲げられなくなってしまいます。もしもケガをして指が曲がらなくなったら、お医者さんで調べてもらうようにしてくださいね。

糖尿病

糖尿病性神経障害といわれるもので、指先の末端神経がダメージを受ける事によって指が曲がらなくなったりします。病状が進行することで感覚異常が生じて、何もしないとどんどんひどくなってしまうそうです。

リウマチ

リウマチは30代から50代の女性に多く見られる疾患で、関節の腫れや痛みが出る疾患です。

原因については現在のところよく分かっていませんが、免疫系に異常が生じることによって発症すると言われています。特徴的なのが、指の第二関節に腫れや痛みがでることと、それが両手に起こることです。

症状は朝起きた時の手指など、小さい関節のこわばり感から始まることが多いそうです。次第に痛みが強くなってきて、大きな関節にも症状が現れるようになります。重症化してしまうと関節が破壊され、手術が必要となるケースもあるそうです。

指が曲がらない時に考えられる病気とは?

関節リウマチ

30代から50代の特に女性に多く見られる症状ですが、原因はよく分かっていません。膠原病の一種と言われており、本来は自分の体を守ってくれる免疫機能の異常によって、自分の体が攻撃されることで発症します。

症状が現れるのは特に指が多く、特徴は第二関節に腫脹が生じることと、片手ではなく両手に症状が出ることです。初期には手のこわばりが見られる程度なので投薬治療がメインになりますが、悪化して日常生活が困難になるような場合には、滑膜を除去する手術を行なうこともあります。

糖尿病

糖尿病の怖い所は、放置しておくと合併症を起こすことです。糖尿病には三大合併症と言うものがあり、それは「糖尿病性神経障害」と「糖尿病性腎障害」、そして「糖尿病性網膜障害」の3つです。その内、糖尿病性神経障害が最も先に現れると言われており、末梢神経や自律神経の障害が現れることで様々なトラブルが発生します。

末梢神経の障害が起こると、手足の指にしびれや痛みがでたり、力が入りにくくなったりします。最悪の場合には足を切断しなければいけなくなることもあるので、症状が初期の内に治療を始めることが重要です。

ヘバーデン結節

へバーデン結節は、変形性関節症の一種です。痛みが出るだけでなく、赤く腫れることもあり、次第に指を曲げて手を握る動作が困難になってきます。原因は今のところよく分かっていません。リウマチと間違えられることもあるのですが、へバーデン結節は指の第一関節に出るのが特徴です。

関節リウマチの場合は症状が指の第二関節に出るので、判別が可能です。また、へバーデン結節は変形性指関節症とも言われます。通常は保存療法といって、安静やテーピングを行なったりしますが、痛みが強い時にはステロイド系の薬を用いて治療したり、手術療法が選択されることもあります。

ばね指

ばね指は、指の腱が腫れることにより、指を曲げる際に腱鞘という、腱が通っているトンネルのような部分で引っかかることによって、指を曲げるのが困難になります。腱鞘を通り抜ける時にカクンとばねで弾かれたようになることからこの名前がついています。

手の使い過ぎが原因だと言われたり、スポーツが原因と言われたりしており、プロ野球選手でもばね指が引退の遠因になった人もいます。妊娠出産期や、更年期などの女性に特に多いということです。

突き指

バレーボールやバスケットボールなどで指に強い力が加わることによって起こる怪我の総称です。突き指の種類にも色々あって、マレットフィンガーや、ジャージーフィンガー、剥離骨折や指骨骨折などがありますが、最も多いのが、側副靭帯の損傷だといわれています。突き指をしてしまった時に、指を引っ張るのは禁物です。ちゃんとお医者さんで診てもらうようにしましょう。

ドゥ・ケルバン病

手首の親指側にある腱と腱鞘に炎症を起こすことで痛みが生じる疾患です。また親指を曲げる時に痛みが現れます。手をよく使う職業の人などによくみられます。

あなたはどのタイプ?

指が曲がらない場合に、どこに痛みが出ているかによって、症状の判別が出来ることがあります。ただ、自己判断は危険なのであくまでも参考程度にしてもらって、痛みがひどい時には医療機関を受診するようにしてください。

指の第一関節が痛い場合

指の第一関節が痛んだり、腫れている場合には、ヘバーデン結節やマレットフィンガー、剥離骨折の可能性があります。

指の第二関節が痛い場合

指の第二関節が痛んだり腫れたりしている場合には、関節リウマチを疑います。ただ、リウマチの場合は両方の指に症状が現れるので、片側だけの場合は可能性が低いようです。

親指の付け根が痛い場合

親指の付け根が痛む時には、ドゥ・ケルバン病の可能性があります。フィンケルシュタインテストといって、親指を他の4本の指で握った状態で、手の甲を外側に向けてさらに手首を下に傾けます。このときに親指の付け根に痛みが出る場合には、この病気の可能性が高いです。

指が曲がらない時の治療法と対策

安静

患部を休めたり、スポーツは一時的に中断しましょう。

リウマチの場合には抗リウマチ薬や生物学的製剤を服用したり、関節症の場合はステロイド注射をすることもあります。

リハビリ

指が曲がらない時には、関節や筋肉が固まってしまわないうように、リハビリを行うことも重用です。痛いからと動かさないでいると、余計に固くなったり筋力が低下して、治癒が遷延することとなってしまいます。リハビリ法を工夫して、患者さんが楽しみながら取り組めるようにしてあげることが、症状の早期回復につながります。

指が曲がらない時は何科に行くべき?

整形外科に行きましょう

指が曲がらない場合はまず整形外科に行って、レントゲン検査や徒手検査などを受けましょう。その結果、内科系の疾患が疑われる場合には専門の科を紹介してもらうことになります。

まとめ

指が曲がらない原因と病気の可能性について見てきました。思った以上にたくさんの症状がありますよね。軽い怪我なら良いのですが、あまり長く続く場合には、転ばぬ先の杖と思って医療機関を受診してくださいね。