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右腕がしびれる!力が入らなかったり、だるいときは気を付けて!痛みなどの原因やストレッチなどの4つの対処法を紹介します!

右腕がしびれることって誰でも一度や二度は経験していると思います。ただ、あまりにも頻繁に起こる場合や、痺れが長引く場合には、思っても見なかった病気や疾患が隠れている可能性もあります。早めに検査をして対処できるよう、右腕のしびれの危険性についてまとめてみました。



右腕のしびれが出始めたら

肘をぶつけたり、右側を下にしていて寝てたりしてしびれが出たことって、多くの方が経験していると思います。ただ、思い当たる節もないのに突然しびれが出だしたり、長く続いたりするような場合には、思いもよらない病気や疾患を抱えている可能性があります。まずは原因と病気の可能性について見ていきましょう。

しびれの原因とは?

神経の圧迫

しびれの原因は、神経が圧迫されることです。神経は脳から出て体の各部へとつながっていますが、なんらかの原因によって、その通り道が圧迫されると、そこから先の部分がしびれることとなります。腕に行く神経が圧迫されれば手にしびれが出ることとなります。

ピリピリ痛むような感覚や、うずくような感じ、灼熱感といって火照るような感覚や、チクチクするような痛みなどなど、こういった症状すべて感覚異常として知られており、このような症状が継続することでしびれを引き起こします。

しびれが出るとすぐに脳の異常を心配しますが、その場合には巧緻作業が困難になったり、手にしたコップを取り落としたり、呂律が回らなくなったりといった症状を伴うので、むしろしびれ全体から見ると少ないようです。

病気

しびれの原因は実に様々で、肩や首のこりによるものから、頚椎の変成が原因になるもの、また、腕自体の疾患のケースや、もちろん脳に原因がある場合もあります。

たかがしびれと放置せずに、長く続く場合、または頻繁に起こる場合は、早めに医療機関を受診して、症状が重篤化しないよう、将来の心配の芽を摘んでおくことが大事です。

右腕のしびれの考えられる原因とは?

肩こり

肩こりや首のこりが起こると、血行不良による栄養状態の低下が引き起こされ、筋肉が固く収縮したままになってしまいます。その固くなった筋肉が、右手に抜ける神経を圧迫することによってしびれを誘起するケースです。

肘関節の圧迫

主に右手の小指側(尺側)にしびれが出ている場合に一つ考えられるのが、肘関節の圧迫の可能性です。肘の内側をぶつけた時に指先までしびれたことがありませんか?

そのしびれが疾患として現れる代表的なものが、肘部管症候群です。肘の内側の尺骨神経が慢性的に圧迫されることで、右手の小指側にしびれがでます。

原因はさまざまで、骨折によって神経が圧迫される場合もあれば、ガングリオンによる圧迫の場合もあります。また、幼少期の骨折に伴う骨のゆがんだ形での成長や、加齢に伴う肘関節の変形などさまざまです。

デスクワーク

意外に思われるかもしれませんが、パソコン、特にマウスをよく使う人は、右腕に掛かる負担が大きく、結果としてしびれが出てしまうケースがあります。普段意識することは余りありませんが、腕は非常に重いです。その腕の重量がマウスに掛からないように常に筋張していなければならないので、右腕に疲労がたまりやすくなるのです。最近ではマウス症候群などといったりするようです。

変形性頚椎症

変形性頚椎症とは、頚椎の変形が原因で首や肩の痛みが生じたり、神経圧迫を起こすことによって手のしびれや痛みが出る疾患です。加齢によって段々と変形してくるのが一般的です。

ただ、症状が現れるかどうかは、変形の程度や、もともとの頚椎の構造に依るものが大きく、個人差がとても大きいので、症状が出ない人も中にはいます。

椎間関節症候群

頚椎椎間関節症はその名の通り、頚椎(首の骨)の椎間(骨と骨の間)の関節に症状が出る疾患です。特徴の一つが可動痛と言って、動作に伴っての痛みが出ることです。しびれはでないケースが多いのですが、ゼロではないのではじめから除外してかかることはできません。

椎間板ヘルニア

首の骨と骨の間にあるクッションの働きをする椎間板に負担がかかり、中から髄核が飛び出して神経を圧迫することによって、しびれや痛みが現れるケースです。首を後や横に倒した時にしびれが増強する場合には、この頚椎椎間板ヘルニアの可能性を疑います。

脳梗塞

脳の血管が動脈硬化などによって詰まってきて、酸欠や栄養不足状態に陥る状況が続くと、該当部分が壊死してしまいます。それが右手に関する場所だった場合に右手にしびれが出ます。

また、脳梗塞の場合は言葉が出にくかったり呂律が回らない、手に力が入らない(脱力感)などの症状を伴いますので、そういった場合には可及的速やかに病院にいかないと、重篤な症状を招く危険があります。

手根管症候群

初期には人差し指と中指、最終的には親指の内側から薬指の内側にまでしびれや痛みが出てくる場合には手根管症候群の疑いがあります。正中神経が手首の手根管というトンネルのような部分で圧迫されることによって発症します。

原因はよく分かっていませんが、妊娠・出産期の女性や更年期の補正に多く見られることから、ホルモンバランスに関係しているとの考え方もあるようです。

胸郭出口症候群

首の下部、鎖骨の中外側の前斜角筋と中斜角の間に腕神経叢という、腕に伸びる神経の束があります。この神経叢がなんらかの原因で圧迫されることによりしびれが出る症状を胸郭出口症候群といいます。デスクワークなどで肩がこっているなで肩の女性に多く見られ、しびれのほかに、腕のだるさも生じます。

右腕のしびれを感じたら?

病院へ行く

右腕にしびれを感じたら、自己判断をせずにまずは医療機関を受診しましょう。

ストレッチ

右腕のしびれに限らず、しびれに関しては検査をしても異常がないという結果になることが多々あります。ただ、いずれにせよ症状が出ている場所には必ずと言っていいほど血行不良が起こっています。日頃からストレッチなどで血行を促進することで体の回復機能を高め、病気を未然に防ぐことが大事です。

胸郭出口症候群に効果的なストレッチです。首の前側というのは普段コリを感じることが少ない場所ですが、頭の重さを支えるためにいつも多大な負荷が掛かっています。デスクワークの人は特に重点的に行ないましょう。

広背筋、棘下筋、肩甲下筋、大円筋、小円筋などを網羅的にストレッチングできるエクササイズです。腕がおもだるい、肩甲骨周りが痛い、けだるい感じのある方に特におすすめです。

入浴

体を温めることにより血液の循環を促し、体の回復力を高めます。また、リラックスすることにより副交感神経を優位にして、睡眠の質を高めることも期待できます。

ツボ押し

東洋医学のツボにもしびれに効果的といわれているツボがいくつかあります。そのうち、右腕のしびれに効果があるツボをご紹介します。手首のど真ん中にあり、しびれだけでなく、全身のリラックス効果もあるといわれているツボです。

右手の小指の第二関節を曲げて、手首に指先が触れた位置にあります。尺骨神経のしびれに対して効果があるといわれているので、肘部管症候群の人や、手の小指側にしびれが出ている人におすすめです。

まとめ

右腕のしびれとその危険性についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょう。病気になってから病院にいくよりは、事前の検査や生活習慣の見直しで、病気を未然に防ぐ方が時間もコストも少なくて済みます。心配な方はお早めに検査をしてスッキリしてくださいね。