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足の甲がしびれる!ヘルニアの可能性がある?!麻痺などの6つの症状や冷やす温めるなどの対処法を紹介!

足の甲がしびれていませんか?原因がわからなくて困っている人も多いと思います。ここでは、足の甲のしびれの症状とそれに関する病気について、そして、6つの治療法について詳しくみていきましょう。



足の甲にしびれを感じたら?

足の甲がしびれて悩んでいませんか?足の甲のしびれや痛み、麻痺は、脊髄や末梢神経の異常が考えられます。ここでは、足の甲のしびれの原因と、主な症状により考えられる病気について解説します。また、6つの治療法についても紹介します。当てはまる症状がないか参考にして、早めに病院を受診するようにしてくださいね。

足の甲のしびれ、主な原因は?

足の親指元を圧迫

ヒールの高い靴を履いたり、合わない靴を履いてたり、長時間同じ姿勢が続けたことにより、足の親指の元が圧迫されると、足の甲がしびれることがあります。痛いのをがまんしてきつい靴を履き続けると、靴を履いていなくても、しびれや痛みを感じるようになります。

外側のくるぶしを圧迫

外側のくるぶし付近が圧迫されることにより、足の甲や指先にしびれを感じることがあります。人が指の先まで動かすことができ、痛みやかゆみ、熱い、冷たいなどを感じることができるのはそこに神経があるからです。

そしてもちろん、足にも神経があり、くるぶし付近が圧迫されることで、くるぶしから先の足の甲や指先などにしびれが出ることがあるそうです。

具体的になんという神経かというと、外側のくるぶしの下にある「腓腹神経」だと言われています。腓腹神経は名前の通り、腓腹つまり、ふくらはぎから伸びている神経になり、外側のくるぶしの下を通り、足の指先へと続いています。

そのため、ローカットの靴など、履き口がちょうどこの腓腹神経に当たるような靴を長時間履くようなシチュエーションが多い人は気に留めておくと良いかもしれません。

脛骨神経を圧迫

腓骨神経、つまり脛にある神経の圧迫が原因で足の甲や指先へのしびれが起こる場合もあるそうです。但し、この場合は、腓骨神経障害という病気の場合もあるので注意が必要です。

この腓骨神経障害になってしまう原因には、ガングリオンなどの神経腫瘍や糖尿病といった別の病気の場合もあれば、外傷などによる癒着によるもの、または病気が原因ではなく、加齢や姿勢が悪いといったように様々あると言われています。

脊髄腫瘍

脊髄腫瘍も足のしびれの原因の一つです。脊髄にできた腫瘍が神経を圧迫するなら、足の甲や指だけじゃなく太ももとかのしびれが起きるのでは?と思う人が多いかもしれませんが、そうでもないそうです。

脊髄の神経が圧迫される場合は、圧迫されている部分よりも遠い足の指などにより強い症状がみられるそうです。

足の甲のしびれ、主な症状は?

足の親指元がしびれる

足の甲と足の親指元がしびれる場合、浅腓骨神経麻痺(せんひこつしんけいまひ)の可能性があります。浅腓骨神経とは、脛から足首の前を通り、指先まで伸びている神経の一つになります。

そのため、圧迫される部位によっては、足の指全体ではなく、親指側だけであったり、小指側だけに症状がでるなど様々です。但し、この浅腓骨神経は知覚神経と呼ばれる感覚を感じる神経であるため、浅腓骨神経麻痺になっても心配することはなく、足の指の麻痺や筋力低下などの症状はないそうです。

下肢の外側部分から足の甲にかけてしびれる

下肢の外側部分から足の甲にかけてしびれる場合は、腓腹神経麻痺(ひふくしんけいまひ)の可能性があります。

腓骨神経とは、脛の外側にある神経になります。腓骨神経障害は、この神経が圧迫されることで脛の外側から足の甲にかけてしびれが生じるだけではなく、痛みが伴うのが特徴です。また、稀に足首や足の指を動かしづらくなるという症状もあるそうです。

但し、坐骨神経痛による可能性もあるため、このような症状が出た場合は、自分で判断するのではなく、一度診てもらった方がよいかもしれません。

かかと以外の足の裏のしびれ

足の裏にしびれや痛み、何もないのに違和感を感じる場合は、足根管症候群(そくこんかんしょうこうぐん)の可能性があります。主に、かかと以外の足の裏に症状が出ますが、足全体や指などにも症状が出ることがあります。但し、足の甲には出ないというのがこの病気の特徴です。

また、この病気は、内くるぶしの下を通っている後脛骨神経と呼ばれる神経が圧迫されることが原因です。足に腫瘍ができ、後脛骨神経を圧迫しているという場合もありますが、多くの場合は偏平足だと言われています。皆さんも足に土踏まずがあると思いますが、足の筋力が低下すると土踏まずが無くなり偏平足になってしまうそうです。

そのため、男性と比べると女性の方が多く、中でも中高年の人に多いそうです。更に足根管症候群の場合は、外反母趾などの足趾の変形や糖尿病やリウマチなどの合併症があるそうです。

なお、足根管症候群とまぎらわしい病気として、しびれはなく痛みだけの症状の足底腱鞘炎、足首の内側が痛む有痛性外脛骨腫などがあるそうです。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアは、腰痛と足のしびれや痛み、ひどくなると麻痺といった症状がでるそうです。また、どこの椎間板が原因になっているかで症状が出る場所が異なると言われています。

腰椎は全部で5つの骨からできていますが、このうち5番目とそれにつながる骨盤の仙骨の1番目の間にある椎間板が原因の場合は、足の裏や足の小指の痛みや、膝の後ろから足の甲の外側にかけてのしびれ、そしてつま先で歩きづらいといった症状があるそうです。

そして、腰椎の4番目と5番目の腰椎の間にある椎間板が原因の場合は、この症状に加えて、足の甲や足の親指の痛み、膝の外側から足の甲にかけてのしびれ、かかとで歩きづらいといった症状があるそうです。

腰椎椎間板ヘルニア腰の多くは上記の2つですが、稀に腰椎の3番目と4番目の間にある椎間板が原因となる場合もあります。この場合は、太ももの前側から膝の内側にかけてのしびれや痛みといった症状がでるそうです。

また、ヘルニアと聞くと手術をしないと治らないというイメージがあるかもしれませんが、実は手術をしなくても自然に治ることが分かってきたそうです。ヘルニアの原因は椎間板が神経を圧迫することが原因ですが、一番は同時に起きる炎症だと言われています。

そのため、炎症が治まってしまえば、ヘルニアの症状は改善するそうです。しかも多くの人は、症状がおさまるだけではなく、原因となっていたヘルニアが消えてしまうということも分かってきたそうです。

手足のしびれ

手足のしびれといった症状がある場合は、脊髄腫瘍の可能性があるかもしれません。脊髄にできた腫瘍が原因で感覚を感じる神経である知覚神経と筋肉を動かす神経である運動神経が同時に圧迫されます。その結果、しびれの他、麻痺や筋力低下といったような症状がでることがあるそうです。

治療としては、原因となっている腫瘍を取り除くというのが一番になります。そして、腫瘍の種類によっては、切除だけではなく、切除した後に放射線照射や化学療法も合わせて行う場合もあるそうです。但し、このような治療は体への負担が大きいため、高齢者の場合は、症状が軽く進行が遅い場合に限り、治療はせず経過観察の場合もあるそうです。

腰の痛みから来るしびれ

前述の腰痛椎間板ヘルニアの他、腰部脊柱管狭窄症になってしまっている場合は、足の甲のしびれに加え、腰の痛みといった症状も出ることがあるそうです。

但し、腰部脊柱管狭窄症の場合は、しびれは足の甲だけではなく、お尻から足の裏にかけて起こることがあるそうです。また、片方の足にしか起きない場合もあれば、両足に症状がでることもあると言われています。

足の甲のしびれ、主な治療方法は?

圧迫している部分を開放する

足の甲のしびれには神経が圧迫されているもの、血管が圧迫されているものなどがあり、治療法としては、原因となっている圧迫を取り除いてあげることになります。そして原因となっている圧迫には、外的要因と内的要因といった大きく2つに分けることができます。

内的要因としては、腫瘍があげられます。腫瘍が神経などを圧迫していることが原因の場合は、手術などで腫瘍を取り除いてあげる必要があります。一方で外的要因としては、長時間同じ姿勢でいることやサイズの小さな靴を履くこと、女性の場合は、矯正下着など体をきつく締め付けるものを長時間着用しているなどがあげられます。

このような場合は、姿勢を変える、靴などを脱ぐ、替えるといったことで症状は良くなっていくそうですが、数日たっても症状が改善しないようであれば、実は腫瘍などが原因ということも考えられるため、一度病院で診てもらったほうがよいでしょう。

冷やす

足のしびれや痛みを感じた時に、冷やした方が良いのか、温めた方が良いのかというのが気になりますよね。判断方法としては、突発的なものであれば、冷やすとよいそうです。

なぜなら、突発的な症状は炎症が原因であることが多いためです。直接的な原因は筋肉を傷めた場合もあれば、靭帯を傷めた場合など様々です。但し、何日も冷やし続けることはNGです。

ポイントは、まず最初はしっかりと冷やして、痛みが落ち着いたら、温めてあげることです。炎症が起きている場合は自分でも原因が分かっていることが多いため、まず間違いはないかと思いますが、身に覚えがない時やしばらくたっても良くならない時(目安は1週間程度)は病院で診てもらうようにしましょう。

温める

突発的なしびれや痛みの場合は冷やしますが、慢性的なしびれや痛みの場合は、温めた方が良いそうです。しびれや痛みが慢性化している場合は、炎症がずっと続いているのではなく、筋肉の疲労や緊張により体を十分に支えることができずに、発生していることが多いそうです。

このような場合は、温めることで血行をよくし、筋肉の疲れや緊張を緩和させてあげることが大切だと言われています。お風呂にしっかりつかって温めるといったような、日々の体のケアが症状改善の近道です。

ストレッチ

ストレッチで筋肉の緊張をほぐすというのも一つの治療法になります。例えば、足のしびれの原因の一つである坐骨神経痛は、症状が進んでしまうとストレッチでは手に負えない場合もありますが、軽いものであればストレッチでよくなるそうです。

そもそも坐骨神経痛になってしまうのは、お尻の筋肉が緊張し、坐骨神経を圧迫していることが原因だと言われています。そのため、ストレッチでお尻の筋肉の緊張をほぐしてあげるのがよいそうです。

自分でできるストレッチとしては、仰向けの状態または椅子の上で半あぐらの姿勢です。やり方としては、仰向けで膝立ちまたは椅子に座ります。片方の足をあぐらをかくように反対の膝に載せます。この時に出来るだけ背筋は伸ばします。そのまま体を前に倒していきます。

お尻の筋肉が引っ張られる感じまで伸ばします。体を前に倒していく時に引っ張られる筋肉が坐骨神経痛をもたらしている筋です。初めは、お尻の筋肉が伸びて気持ちがいいなぁというところで5秒や10秒止め、慣れてきたら1回20秒を1セットとして、1日何回も行い、筋肉をほぐすとよいそうです。

坐骨神経痛は、ひどくなると歩くことも困難になる場合があるそうです。なんだかいつもお尻に違和感を感じる、お尻にしびれや痛みを感じて座っていられない、足や腰に痛みがあるなど、坐骨神経痛の症状は様々あると言われています。

坐骨神経痛になったからストレッチを始めるのではなく、日頃からストレッチを行い、お尻だけではなく、体全体の筋肉の緊張をほぐしてあげることが、足のしびれだけではなく、体全体の健康につながりますよ。

腰痛ベルトで補強

腰痛ベルトで補強するというのも一つの手段です。人は、痛みやしびれなど体に違和感を感じると、自然とそれを避ける体勢を取ってしまいます。そしてそれは、体にとって不自然な体勢であることがしばしばあります。そして、この体勢だと元々感じていた痛みやしびれを感じないからいいと思っていると危険です。

なぜならば、不自然な体勢は、時間が経つにつれて、違う箇所に痛みが出たり、しびれたりと体に別の悪影響を与えることがあるからです。そこで腰痛ベルトの出番です。

腰痛ベルトが骨盤をしっかりとサポートし、筋肉の補助をしてくれることで、疲れていたり、緊張していた筋肉への負担を減らすことができます。そうすることで、正しい姿勢を保つことができるため、体に余計な負担かける心配もなくなるということになります。

腰痛ベルトは、接骨院などで販売しているほか、接骨院による通販サイトでも購入できますので、気になった方は一度見てみてはいかがでしょうか。

鍼治療

鍼治療も足のしびれなどには効果的です。人の体は動かすと血行が良くなり、温かくなります。逆に動かずじっとしていると冷えてしまいます。

つまり、足にしびれがあるということは、足を動かしづらい状態になっているため、冷えに繋がります。そして、長引けば長引くほど筋肉も落ちていってしまいます。他にも、しびれにより感覚が鈍くなり、気付いたら別の場所を痛めてしまったり、腫れていたりということも考えられます。

針治療には、表面的な症状の緩和を目的とした対症療法と、動きの悪い所や血液循環の悪い所を全体的に治療することで体の機能を取り戻す原因療法があります。但し、対処療法の場合は原則保険適用ですが、椎間板ヘルニアの症状を改善として行われる原因治療の場合は保険適用でない部分もあるそうです。

痛みも伴う痺れの原因は?

椎間板ヘルニア

足のしびれだけではなく、痛みを伴う症状の一つに坐骨神経痛があります。坐骨神経痛は名前の通り、坐骨神経という腰から足のつま先まで伸びている神経が、圧迫されることにより起きる症状だと言われています。

そして、この坐骨神経痛を引き起こす原因で一番が多いのが、加齢などで変形し、飛び出してしまった椎間板が、様々な神経を圧迫する椎間板ヘルニアだと言われています。

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症も、しびれだけではなく、痛みも伴う病気の一つです。また、他にも、足が上がらない、何もないところでつまずくといったこともあるそうです。

脊柱管狭窄症は、加齢に伴い、靭帯が緩むことで脊椎がずれたり、椎間板が飛び出したりすることで、脊柱管が狭くなり、神経を圧迫することが原因だと言われています。

そして、脊椎の中でも腰の部分は腰椎といい、腰椎で起こっているものを腰部脊柱管狭窄症と呼ぶそうです。つまり腰部脊椎管狭窄症により、腰に存在している神経である坐骨神経を圧迫し、坐骨神経痛の原因となっているということもあるそうです。

また、人の背骨S字カーブを描いているため、体を後ろに反らすと腰部脊柱管が狭くなり、背中を丸めるように前にかがむと広くなります。そのため、腰部脊柱管狭窄症の場合は、前かがみの姿勢だと痛み等がなく、楽という特徴もあるそうです。

変形性腰椎症

椎間板が薄くなったり、神経の通り道である椎間孔が狭小化することで起こる変形性腰椎症も、足のしびれや痛みを伴う病気だと言われています。また、原因が脊柱管狭窄症と似ていることから、変形性腰椎症から脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などになってしまうこともあるそうです。

ちなみに、そもそもなぜ、椎間板が薄くなったり、神経の通り道である椎間孔が狭小化してしまうのかと言うと、毎度おなじみの加齢によるものの他、ストレスなどが原因としてあげられるそうです。

すべり症

最後に紹介するのがすべり症です。名前の通り、脊椎や腰椎などが滑って、ずれてしまうことで、神経が引っ張られてしまい、足のしびれや痛み、腰痛などが症状として現れるそうです。神経が引っ張られるなんて想像しただけで怖いですよね。

すべり症もまた加齢に伴い、椎間板が変形し、クッション性が失われてしまうことが原因で、その状態のところに圧力がかかり、支えきれずに脊椎や腰椎の椎体がずれてしまうというものだと言われています。

まとめ

足の甲のしびれの原因は、靴による神経の圧迫や、長時間同じ姿勢でいることによる神経の圧迫、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの脊椎の神経の圧迫、そしてそれらを原因として起こる坐骨神経痛などが考えられます。

靴などによる神経の圧迫の場合は、圧迫を開放するように靴を変えたり、テーピングの仕方を変えるだけで治る場合もあるようです。また、突発的なしびれは冷やすこと、慢性的なしびれは温めることにより緩和されます。ストレッチや腰痛ベルトを用いること、鍼治療などにより改善が期待できます。

自分で改善できる場合もありますが、当てはまる症状がある場合は、早めに整形外科などを受診してくださいね。