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眼球が腫れる病気にはどんなものがあるの?コンタクトに要注意!6つの原因や3つの治療法を知って慌てず対処しよう!



眼球が腫れる原因とは?

1.眼球が腫れる原因で多いのがコンタクト使用によるもの

眼球の腫れの原因がコンタクトレンズの使用にある場合があります。

コンタクトを使用することで、ドライアイになる傾向があります。目が乾くとコンタクトがコロコロしますので、ついつい目をこすってしまうこともあるかと思います。目をこすることは眼球の腫れを引き起こす大きな要因です。また、コンタクトには、手の汚れや花粉、ほこりなどが付着しやすく、裸眼やメガネよりも眼球の腫れを引き起こしやすいです。

2.眼球が腫れて充血している場合はアレルギー?

アレルギーが原因で眼球が腫れる場合もあります。アレルゲンは人によって違いますが、一般的に多いのが、花粉やハウスダスト、ダニなどです。それ以外にも、もし犬や猫などを飼っていて眼球が腫れるのであれば、ペットがアレルゲンとなっている可能性もあります。アレルギーが原因で眼球が腫れる場合は、眼球が腫れて充血し、かゆみがある場合が多いです。

3.眼球が腫れて頭痛がするのはウイルスが原因?

急性出血性結膜炎のように、ウイルスが原因で眼球が腫れることもあります。

急性結膜炎ではアデノウイルス8型が主な原因となっています。眼球のなかでも白目が充血して腫れ、同時に頭痛や発熱を伴うこともあります。痛みや異物感もありますので、このような症状であれば、ウイルス性の眼球の腫れを疑ってください。最初は眼球の腫れが片目で始まり、両目に広がっていくのもウイルスが原因のときの特徴です。

4.眼球が腫れて痛いのはホルモンの異常が原因?

甲状腺ホルモンが増えすぎてしまい、眼球の容積が大きくなってしまうこともあります。甲状腺機能に異常をきたすバセドウ病では、眼球突出が現れてまぶたや眼球に炎症が出ることもあり、専門的な治療が必要になります。

5.眼球の腫れが片目だけのときは炎症や外傷によるもの?

眼球が片側だけ腫れる症状は、アレルギーやウイルス、甲状腺眼症などどの疾患でも見られますが、まず可能性を疑うべきは外傷によって片眼だけに菌が入った状態です。

傷が原因で黄色ブドウ球菌が入ったり、副鼻腔炎など他の炎症が原因で関連する菌が入ることにより、眼球に炎症が起こります。これにより眼球突出や結膜の腫れが引き起こされることがあります。

6.別の疾患に起因するもの

体の不調からの副作用や合併症として眼球が腫れることがあります。代表的なものでは、糖尿病による糖尿病性網膜症があります。網膜からの出血や眼球の腫れが症状としてあります。進行性の疾患になりますので、早めの受診が必須になります。

それ以外でも目のそばにできる腫瘍や遺伝性の疾患などから眼球が腫れることもあり、直接的な原因は出血や水膨れなど様々です。それぞれ対処法が違いますので独自の判断での治療は控えましょう。

眼球が腫れてる感じがしたら疑うべき病気とは?

1.眼球が腫れぼったい感じになる結膜浮腫

子供に多い症状ですが、眼球の白目部分が腫れてぶくぶくになり腫れぼったくなるのが結膜浮腫です。目がかゆくて掻いてしまったりして起こります。白目の表面を覆っている結膜の下にある隙間に水が溜まることで、水膨れのような状態になります。目薬などで治りますので眼下を受診して適切な目薬を処方してもらうのが良いでしょう。

2.眼球の一部が白く腫れる結膜嚢腫

眼球の白目がぶよぶよになり、一部がゼリー状に腫れる疾患に結膜嚢胞があります。

結膜浮腫に似ていますが、一部分に水膨れができているような場合は、結膜嚢胞のことが多いでしょう。

結膜嚢胞ではその名の通り、結膜上に水膨れ上の袋ができますので、結膜下全体に水が溜まる結膜浮腫の違いが区別できます。原因は不明のこともありますし、手術の後や、傷ができたことをきっかけに症状が出る場合もあります。

結膜嚢胞は見た目は大げさでできたらビックリしますが、自然治癒することも多いようです。

再発防止のために簡易的な手術が必要のこともありますので眼下の受診は必須でしょう。

3.眼球が突き出すように腫れてるときは円錐角膜

円錐角膜は、眼球の黒目がコーン状に飛び出したように腫れる疾患で進行性のものです。

20代までの若い人は、乱視はあってもピントの調整力がたくましいため、視力低下を自覚しないこともありますが、それ以降では徐々に視力の低下が見られます。

角膜が変形するだけでなく、眼球真ん中の部分が白く濁ったように腫れることもあります。この状態を急性水腫と言い、通常は2ケ月ほどで自然に治るようですが、角膜の腫れや濁りがひどくなると、視力に影響を与えるケースもありますので、角膜移植が必要なこともあるようです。

原因は未だ解明されていませんが、遺伝以外であると言われています家族のためにも多少最近報告、遺伝的な要因と、アレルギー結膜炎で眼をこするなどの環境要因の合併により発症することも示唆されています。

4.眼球が腫れて強く痛む眼窩蜂窩織炎

副鼻腔からの炎症から眼に感染し、瞼に熱や腫れの症状が見られたり、結膜が腫れるのが眼窩蜂窩織炎です。特徴としては、目が飛び出たように見えてくることと、まぶたの圧痛です。全身症状にまで広がると髄膜炎や敗血症の恐れも出てきますので早急に治療が必要です。

5.瞼が落ちてきたり目の様子が変わってくる眼窩腫瘍

眼の周辺に腫瘍ができることで、場所によっては眼球突出が見られることがあります。眼窩腫瘍(がんかしゅよう)には、良性のものと悪性のものがあります。視力障害や目の痛み、頭痛を伴うことがあり、眼球突出以外でも、瞼が下垂したり腫れたり目の方向がずれたりといった他覚症状が出ることもあります。

このような症状がある場合は早急に検査を行うのがよいでしょう。

眼球が腫れてるときの治療と対策

1.眼球の腫れ治療の基本は目薬と眼軟膏

眼の感想を防ぎ、汚れを流れ落とすことで、ほとんどの眼球の腫れを予防することができます。目薬を使用してアレルゲンや菌などの汚れを洗うことを意識し、常に目が乾かないようにしておきましょう。また、かゆみのもととなるヒスタミンを抑える働きのある目薬を使用することで、直接手で触れず、かゆみを緩和させられます。

症状によっては薬入りの眼軟膏を処方されることもありますので活用して早く治しましょう。

眼科で受診して、眼球の腫れに合った目薬や眼軟膏を処方してもらうのが無難です。薬局などでも良いものはありますが、選ぶ目薬によってはあまり効果が期待できず、せっかくの有効な予防、治療が長続きしません。

2.眼球の腫れは自然治癒することも多い?

眼球の腫れは生活環境を見直すことで、自然に症状が消えていくこともあります。コンタクトレンズを使用している人は、常にクリーンに保つことを意識することが大切です。ハウスダストが原因の目のかゆみから腫れを引き起こす可能性がありますので、頻繁に掃除機をかけましょう。また、空気清浄機は、ハウスダストを低減するのに非常に有効です。

汚れた手で眼球を触れる、傷つけることは腫れを引き起こす原因ですので、第一に手洗いの習慣をつけて石鹸でしっかり手を洗い、かゆくても目を触れないよう意識しましょう。

雑菌やウイルス性の眼球の腫れでしたら感染の恐れもありますので、タオルを共有しないことや、お風呂は最後に入るのがよいでしょう。市販のアルコール消毒も一部の雑菌に有効ですので活用しましょう。

3.手術による治療が必要な疾患も

結膜浮腫、結膜嚢腫では一般的に針で袋の中の水を抜く治療が行われますが、結膜脳腫では症状によっては、袋を切り取る手術が必要なようです。円錐角膜では進行を抑えるための治療として、ビタミン剤の点眼と紫外線の照射や、角膜にリンクを挿入する手術があります。

眼窩蜂窩織炎も急性の場合では1週間ほどの入院が必要なこともあり、症状によっては手術で治療します。それ以外でも、眼窩腫瘍も手術で治療するケースがが主な治療法です。

目の手術と聞くとゾッとされる方も多いと思いますが、術後の視力低下の影響のほとんどない手術もあります。手術を行わなくても治るけど、手術したほうが治りが早い場合もあり、好んで手術を選択される方もいるようなので、主治医と相談して治療方針を決めましょう。

眼球が腫れてるときは何科に行くべき?

眼球が腫れてる感じがしたら眼科に受診しよう

自然治癒が前提の目の病気も、一度は受診したほうがよいでしょう。症状がひどくなり、治りにくくなってしまうこともありますので、早めの受診をお勧めします。眼球が腫れたときは基本的には眼科に受診しますが、バセドウ病など甲状腺眼症では甲状腺外来で診てもらいましょう。また、円錐角膜の手術など、専門的な治療が必要な場合は設備の整った病院を選ぶことが必要になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?眼球の腫れの原因や症状によって疾患を切り分け、生活習慣を改善するなどして様子を見ましょう。眼の病気はほっておくと視力の低下など重篤な症状に発展するものもありますので、一度はかかりつけの眼科で診てもらい、目薬などを処方してもらって早めに治すことが大切です。