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咽頭炎でのどが痛くてツバを飲むのも辛い!キスでもうつるって本当?7つの原因と10の対処法・治療法を紹介!

咽頭炎というのは、いわゆる「のどの風邪」のことで、炎症がのどに広がっている病気のことです。のどが急に痛くなったり風邪をひいてしまったり、風邪をひいてから喉が痛くなってくることもありますよね。咽頭炎は何故起こるのでしょうか?空気感染だけでなくキスでもうつるかもしれないのです。また、抗生物質は効くのか効かないのか、急性と慢性では何が違うのかといった疑問にもお答えしたいと思います。



咽頭炎って?

のどが痛くて病院にいったら「咽頭炎(いんとうえん)です」と診断されたことがある方もいるかと思います。咽頭炎というのは、かぜ症候群のひとつでいわゆる「のど風邪」のことです。

原因は、主にウィルス感染で、咽頭(のどの入り口付近)に炎症がひろがる疾患です。主な症状はのどの痛み、飲み込んだときにのどがしみるなどの症状です。のどが痛いと声も出にくくなったり、熱が出てきたりなど様々な症状がいっしょに出ることも多いですよね。

咽頭炎といっても急性のものから慢性のものまで幅広い症状があります。どのような咽頭炎があり、予防するにはどうしたらよいのか知っておくことが大切です。治療法についても知っておくと、万が一かかったときにも安心です。ここでは咽頭炎に関して役立つ情報をお伝えしていきたいと思います。

咽頭炎とは

咽頭炎というのは、一体どのような病気なのか、他人から感染するものなのかなど、基本的な情報をまずは確認しておきましょう。喉が痛いと思った時に、咽頭炎かどうか判断するためにも参考にしてください。

咽頭ってどこにある?

咽頭(いんとう)というのは、いわゆる喉(のど)のことですが、厳密にいうと喉(のど)といっても機能によって医学的には使い分けています。くちを大きく開けた時に見える部分も咽頭です。

咽頭は、鼻で息を吸った時の通り道である上咽と、食べ物が通る中咽頭と下咽頭の3つに分類することが可能です。ざっくり言ってしまえば、いわゆるのどちんこである口蓋垂(こうがいすい)があるのが中咽頭です。それが上咽頭と下咽頭とを分けています。咽頭は実は鼻と奥でつながっているので、上咽頭というと鼻と喉の間の部分になります。

また、下咽頭の前方(のどぼとけの部分)に喉頭(こうとう)があります。これら鼻から喉の部分までは耳鼻咽喉科での診療対象となります。

咽頭の炎症とは

「咽頭」は細菌に対する抵抗力(免疫作用)に関わっています。空気や口などがから入ってきたウイルスがこの咽頭に侵入すると、免疫が反応してウイルスをやっつけようと戦い始めます。この結果として炎症反応がでてきてしまうのです。

喉に炎症が起こると、嚥下(飲食物を飲み込むこと)が困難になったり、発熱をしたりするケースもありますが、ちょっと痛い程度では病院にいかないで済ませてしまう場合も多いかと思います。ただ、のどの痛みから別の症状に発展してくることもあります。

もちろん咽喉が痛くなったからといって、すぐに何でも耳鼻咽喉科にかかる必要はないといわれていますが、何日も痛みが続くときや、炎症を何度も繰り返したりするようであれば、医師に相談した方が安心です。脅かす訳ではありませんが、場合によっては呼吸困難を起こし、命にかかわることも絶対にないとは言えません。

喉の炎症や痛みが見られるような場合には、なるべく早めに医療機関を受診して、適切に対処することが大切です。

風邪の子供がなりやすい?

咽頭炎の大半は風邪のウイルスが原因でなるといわれていて、風邪をひいた子供が咽頭炎を起こしやすいといわれています。子供の場合も、咽頭炎は自然に治ることも多いといわれていますが、厄介なのはそれが感染症であるケースです。

小児の場合の症状は、喉の痛みがその大きな特徴です。ほとんどの子供において嚥下時痛が見られ、喉がイガイガします。また耳が痛むこともあるようです。鼻かぜと一緒に咽頭炎がみられる小児には、鼻水、せき、微熱の症状がでることがあります。

原因のウイルスは、レンサ球菌性咽頭炎(溶連菌)が疑われる場合もあり、病院でのどの奥を綿棒のようなものでこする検査を行い、その日のうちにウイルスが陽性か判定してもらうことも可能です。熱が高くなることも多いので注意が必要です。小児科を受診して抗生物質などを処方してもらうと良いでしょう。

溶連菌がみられる場合には、所定の期間、幼稚園やや保育園を休まなくてはいけないこともあります。

咽頭炎はうつるの?

咽頭炎はうつるのかどうかも気になるところですよね。咽頭炎といっても人から人へうつるタイプと、うつらないタイプがあります。人からうつるタイプは、原因がウイルスや細菌の感染による急性咽頭炎の場合です。例えば、原因として風邪ウイルス(アデノウイルス、インフルエンザウイルス、コクサッキーウイルスなどなど)によるものが多いといわれています。

最初はウイルス感染だけでも、後々、細菌感染が生じることもしばしばあります。また、最初から細菌感染が起こることもあります。例えば性病の淋菌などでも咽頭炎になることがあります。

近年はPM2.5や黄砂が悪影響をおよぼしていることもありますが、この場合は感染するものではありません。他にも副鼻腔炎、鼻炎から咽頭炎もひきおこしている場合や、アルコールやタバコの吸いすぎなどで刺激を受けて咽頭炎を起こしている場合もあります。これらはウイルスや細菌が原因ではないので感染しないものといえます。

咽頭炎の種類

咽頭炎には大きくわけて3つのタイプがあります。あなたの咽頭炎はどのタイプにあてはまるでしょうか。

急性咽頭炎

咽頭炎の中でも急に症状が出てきた場合には、急性咽頭炎が疑われます。急性喉頭炎とはのど(喉頭)の粘膜に急性の炎症がでるものをいいます。

原因としては、風邪ウイルスによるものが多いといわれていますが、細菌感染でも起こることがあります。また、鼻炎症状とあわせて起きることもあります。 症状としては、のどの不快感、痛み、発赤、嚥下痛(えんげつう)などのどの症状が主に見られますが、場合によっては37~38度位の発熱、だるさ、倦怠感、 声がれ、乾いた咳、のどの乾燥感、異物感などが出ることがあります。

喉頭の中でも声を出す声帯に炎症がおきた状態を急性声帯炎と呼んでいます。喉が痛いときの喉の炎症と声をだす声帯の炎症はまた別の部位の炎症ですが、同時におきることもあるので、声が出にくくなったりするわけです。

治療には炎症止めや痛み止めなどを使いますが、細菌感染が疑われる場合には抗生物質も有効になります。原因がウイルスの場合には抗生物質は効果が期待できません。多くの場合は数日から数週間で治ることが多いようです。

慢性咽頭炎

症状が長引く場合には慢性咽頭炎になっている可能性があります。急性咽喉頭炎にかかってから、症状が長く続いて慢性化した状態を「慢性咽喉頭炎」といいます。

慢性化してしまう主な原因としては、飲酒や喫煙による喉への刺激や大気汚染、逆流性食道炎などさまざまです。また、急性咽頭炎から移行することもあれば、シェーグレン症候群などの膠原病で免疫が低下しているような時に起こることもあります。また、喉を酷使する様な仕事をしている方にも多いようです。

症状は、のどの不快感、喉の奥の赤みと腫れ、せき、喉のリンパの腫れなどがみられます。また、のどに白い苔が付く場合もあります。しかし、急性咽頭炎と比べて我慢できないほどの症状に悩まされるというよりは、症状がある程度治まっていることも多く、症状の悪化と改善を繰り返すようなイメージです。

風邪をひきやすくなったり、熱がつづくこともありますが、日常生活にはあまり支障がないため放置してしまいやすいとも考えられます。長引く症状の場合には、早めに対処して悪化させないことが大切です。

咽頭特殊感染症

http://gty.im/724242953

咽頭特殊感染症というのは、特定の細菌、ウイルスに感染することが原因の病気です。原因となる病原体としては、クラミジアや梅毒、淋菌、トレポネーマや結核菌、ジフテリア菌などの特殊な病原体が挙げられます。特に近年問題になっているのが、性病の原因になるクラミジアや梅毒、淋菌などに感染するケースです。感染経路はディープキスや、オーラルセックスなどの行為がもとになっているといわれています。

これらの症状は咽頭炎の自覚症状(喉の痛みや発熱など)が出にくいとも言われています。尿道炎や膣炎などの症状を起こしていて、体にこれらの菌の感染がある場合には咽頭にも菌がいる可能性が高いので、パートナーなどにうつさないようにするためにも早めの治療を受ける様にしましょう。

咽頭炎の症状

咽頭炎の症状は次のようなものがあります。単に喉が痛いだけが咽頭炎とは限りません。ご自分の症状をチェックしてみてくださいね。

喉が痛い

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咽頭炎の症状として代表的なのは「喉が痛い」という痛みの症状でしょう。なぜ痛くなるかと言うと、炎症を起こすからです。炎症=熱と痛みです。この炎症がもとになって、体内で痛みを感じやすくなり喉が痛むようになってきます。

咽頭痛は生活習慣の乱れや過労などで体力が低下して、免疫力が正常に働かないことによって、病原体に感染してしまうことで起こります。喉が痛いと感じたら、咽頭炎の症状が出てきたサインです。症状を悪化させないようにするには、喉の乾燥を防いで、体力の低下を起こさない様に十分な休息をとることを意識しましょう。

喉に違和感

特に痛みとして感じなくても喉がいがらっぽい、イガイガ、ヒリヒリするなどのような違和感を感じる場合もあります。これらも炎症からみられる症状と考えられます。喉の違和感を感じる場合には、咽頭炎の場合もあれば、咽頭の他の病気が原因の可能性もあるので、長引いている場合は放置しないようにしましょう。

飲み込むと痛い

食べ物や飲み物を飲む時に痛みを感じる場合もあります。さらにひどいと、唾をのむことも痛くて辛いという経験がある人も多いのではないでしょうか。飲み込むと痛い場合にも炎症が関わっている場合が考えられるので、刺激物を食べたり、アルコールやタバコを吸うことも控えたほうが良いでしょう。

咳が出る

咽頭炎から咳の症状が出はじめる場合もあります。特に慢性咽頭炎では、のどの違和感や咳症状が起こることがあるといわれています。また、長引く咳の原因が「上咽頭炎」である場合もあるようです。上咽頭炎というのは外からは見えませんが、鼻の奥と喉がつながっている部分である上咽頭に炎症が起きている状態です。

鼻とのどの間が常に重い感じがして、粘液がからみついて出そうとおもっても出せない、しかも鼻水は前には出ず、のどに降りてきてしまい、ときに咳が出てくることがあります。そんな状態が続くとき上咽頭炎が疑われるといいます。この病気は副鼻腔炎(蓄膿症)の人でよく見られることがあります。

熱が出る

咽頭炎では熱の症状も出ることが多いといえます。高熱の場合もあれば、微熱が続くということもあり、原因によって症状の現れ方に違いがみられます。

咽頭炎で高熱が伴う場合もありますが、急な高熱と咽頭炎の症状が出た場合には、たとえばインフルエンザや、溶血性連鎖球菌(溶連菌)が原因である場合があります。38℃~39℃の高熱がでて、喉が痛い場合には注意が必要でしょう。

また、微熱が出る場合もあります。特に症状が慢性化している場合には微熱が続くという場合あるようです。例えば、慢性疲労症候群という病気では、のどの痛み、微熱、頭痛などさまざまな不定愁訴をうったえることがあるようです。原因がなかなか特定されず、生活にも支障をきたす厄介な病気といえるでしょう。

いずれにせよ、熱が出ているということは体が何らかの異常を起こしてサインを発していると考えられるため、放置せずに医師に相談するようにしましょう。

頭痛

急性咽頭炎では、のどの痛みが急にあらわれて、熱などと共に頭痛の症状が出てくる場合もあります。特に上咽頭炎の場合には、頭痛の症状が特徴的になります。頭痛、倦怠感といった症状が起こることがあり、なんとなく頭が重いということもあるでしょう。急性期には発熱症状がみられることもあるため、熱が原因で頭が痛いという場合も考えられます。

咽頭炎の原因

様々な原因が引き金となって咽頭炎を起こすことがあります。必ずしも咽頭炎は感染だけが原因ではないのです。あなたの咽頭炎の原因はどれでしょうか?

ウイルス感染

咽頭炎の原因には、ウイルス感染がほとんどであると言われています。たとえば、風邪の原因ウイルスである、アデノウイルス、インフルエンザウイルス、コクサッキーウイルスによるものが多いとされています。ウイルス感染には流行期があることも多く、例えば夏場であればプール熱としても知られるアデノウイルス、冬場ならばインフルエンザウイルスが原因になりやすいでしょう。

ウイルスが空気やウイルスに汚染されたものを口にいれたことを介して咽頭の粘膜に貼り付くと、体の免疫反応によってウイルスをやっつけようと防御反応が働きます。この反応が炎症反応となって様々な不快な症状をおこすのです。

ウイルスが原因となっている場合は、インフルエンザを除くと特効薬がないので、のどの炎症を抑える薬などが処方されます。通常は、治るまで通常13週間かかるのが一般的ですが、炎症が強い場合は1カ月近くかかることもあるようです。

細菌感染

細菌感染が原因のこともあります。原因菌として多いのは、溶連菌性(溶血性連鎖球菌)、肺炎球菌、インフルエンザ桿菌(インフルエンザウイルスとは別のもの)などの一般的な細菌です。また百日咳、マイコプラズマ、クラミジアなどが原因であることがあります。

これらが原因に疑われる場合は原因菌に対応した抗生物質を投与することが必要となります。

溶連菌、肺炎球菌、インフルエンザ桿菌の場合には、ペニシリン系、セフェム系の抗生剤が用いられることが多いといわれています。また、百日咳、マイコプラズマ、クラミジアなどの非定型の場合には、マクロライド系の抗生物質を使うことが多いようですが、ニューキノロン系、テトラサイクリン系を使うこともあります。

刺激性ガスの吸入

刺激性ガスを吸い込んだ時にも咽頭炎が起こることがあります。例えば排気ガスなどを吸い込んで喉が痛くなったという経験がある方はいませんか?最近は、大気汚染の原因になるPM2.5などでも咽頭炎を起こす人がいるようです。

声の使いすぎ

声を使いすぎて喉が痛くなった経験がある人もいると思います。例えばコンサートに行った次の日などに喉が痛くなったり、飲み会などで大騒ぎをした次の日などに喉がおかしいといったことは記憶にある人も多いのではないでしょうか。

また、普段から声を使った仕事をしている人は要注意です。もし症状が出てしまったら声をあまり使わない様にしばらく過ごすようにしてください。また、うがいなどの喉のケアも日頃から常に行うように習慣づけましょう。

たばこやアルコール

タバコを吸ったり、アルコールを飲みすぎることが喉に刺激となって、咽頭炎を起こすことがあります。もし咽頭炎になったら喫煙者は禁煙をするようにし、お酒もしばらく控えるなど注意することが必要です。

食物アレルギー

食物アレルギーが原因で咽頭炎の症状が出る場合もあります。特定の果物や野菜などを食べた時などに、喉が痛くなるという場合には、その食品が原因となっているケースも考えられます。症状が穏やかな場合もあれば、症状が急性的に出る場合も考えられるので注意が必要です。

風邪などで免疫力の低下

風邪をひいた時や、もともと疲労やストレスが積み重なって免疫が低下している方、自己免疫疾患や糖尿病、免疫を抑える薬を服用している方などは、免疫力が低下している場合が多いので咽頭炎にもかかりやすくなっていると考えられます。乾燥などで粘膜がウイルスに侵されやすい状態の時でも元気であれば症状を起こさずに済んでも、免疫力が低下していると咽頭炎の症状が出やすくなってしまいます。

免疫力を低下させないように、普段か疲れをためない生活を心がけて、栄養や睡眠を十分にとるように心がけましょう。

咽頭炎の予防や対処法

咽頭炎にかかってしまうと、辛いのどの痛みなどの症状に悩まされることになってしまいます。ここで、咽頭炎にかからないように予防する方法と、万が一かかった時の対処法を確認しておきましょう。

人ごみを避ける

咽頭炎にかからないようにするには、ウイルスや細菌への感染を極力避けることが大切だといえます。家族が風邪をひいた時や、学校や仕事場など避けられない状況もあるかと思いますが、自分で意識して人混みを避けることは可能かと思います。

インフルエンザなどが流行している時期にあえて人混みの所に出向くのは避けたり、電車では極力空いている車両を探してみる、映画館など換気の悪い場所は避けるようにした方が無難です。

手洗い、うがいをする

風邪の予防の定番中の定番ともいえますが、咽頭炎予防にも手洗い、うがいは効果的です。細菌やウイルスは空気からだけでなくウイルスなどに汚染された物を触った手で自分の口や鼻などを触っても体内に入ってきてしまうことがあります。手洗いは手についたウイルスや細菌をできる限り洗い流すためにも大切なのです。

また、うがいで喉に貼りついたウイルスや細菌が粘膜の中にそれ以上入り込まない様に洗い流すのも効果的です。うがいには洗い流すだけではなく、乾燥している喉をうるおす効果も期待できるので、のどを感染しにくくしてくれます。

アルコールなどの手指消毒剤で手を消毒するのが習慣となっている人もいるかと思いますが、アルコールでは殺菌されないタイプのウイルスや菌も多いのです。手洗い、うがいと共に合わせて行うと効果的といえるでしょう。

温度、湿度に気を付ける

飛沫感染という言葉をお聞きになったことがあるかと思います。くしゃみや咳に含まれる「しぶき」を吸入してしまうことによって、ウィルス感染してしまうことをいうのですが、くしゃみや咳には無数のウィルスが含まれているそうです。そして、風邪をひいている人がくしゃみや咳をするたびに、ウィルスが大気中にばらまかれる訳です。

毎年冬場になると、お決まりのようにインフルエンザが大流行しますよね。そして、インフルエンザウィルスは低温・低湿をことのほか好みます。他のウィルスに比べても繁殖力が強いため、感染してしまうと厄介です。湿度が下がると長時間ウィルスが大気中を漂うことになるので、加湿器を使ってお部屋の湿度を50%程度に保つようにしましょう。

たばこをやめる

タバコの煙は正常の粘膜をはぎ取って、粘膜の防御能を低下させてしまうと言われています。その結果、ウイルスなどが侵入しやすくなって咽頭炎などの症状を起こしやすくしてしまうのです。

咽頭炎にかかってしまったときにタバコをやめるのは勿論ですが、免疫力が落ちている時はより粘膜を弱めてしまうのでタバコを控える様にした方が無難です。でも、一番良いのは普段から禁煙することでしょう。

アルコールをやめる

アルコールを飲みすぎた次の日に、喉が痛くなった経験がある人もいるのではないでしょうか。同時に声がおかしくなる場合もありますよね。お酒の飲み過ぎはのどにも負担となってしまいます。

大量のアルコールは免疫能を低下させるといわれています。そのため、体力が弱っているときにお酒を飲んだり、元気な時であっても大量なアルコールを常時飲む様なことは避けた方が良いでしょう。お酒を楽しみの一つとして適量をたしなむ程度に心がけることは、咽頭炎だけでなく健康を維持するためのポイントといえます。

市販薬を使う

のどの痛みの症状が気になり、病院に行くほどでもないという場合には市販薬を使って対処することも可能です。場合によっては病院で診てもらった方が良い場合もあるので、症状が強い場合や熱やその他の症状も出ている時、症状が長引いている時は医療機関を受診するようにしてください。

市販薬として、のどの痛みに使えるお薬にはいろいろなタイプがありますが、まずは「ペラックT錠」があります。のどのはれ、のどの痛み、口内炎に効果を発揮する成分を配合したお薬です。抗ヒスタミン薬は入ってないので風邪薬のように眠くなりにくいのもおすすめです。

また、うがい薬で対処することもできます。「パブロンうがい薬AZ」とは、口腔・咽喉のはれ、口腔内の洗浄に使えるうがい薬です。抗炎症剤のアズレンスルホン酸ナトリウム水和物を配合しているので、のどのはれをしずめる作用のあるうがい薬なのです。

市販薬は症状に応じて使い分けた方が効果的であり、何が良いかわからない場合は薬剤師さんなどに店頭で相談してから買うと良いでしょう。

ストレスをためない

心因性で咽頭炎の症状を訴える人もいます。ストレスなどが原因となって免疫が低下してしまうことが関係しているとも考えられています。不定愁訴として原因が不明なまま治療が難しいとされる場合も多いようです。ストレスを溜めがちな人は、ストレスの発生源から距離をおくように心がけて、運動や趣味などに時間を割いてこまめに発散することが大切です。

咽頭炎の治療法

咽頭炎は自然になおる場合も多いとはいわれていますが、症状によっては受診した方が良いこともあります。病院ではどのような治療を受けられるのでしょうか。市販薬とは違う種類の薬も使われているので、違いを確認しておきましょう。

炎症を抑える薬を使う

医師から処方してもらう薬でよく使われるのは、炎症を抑えるお薬です。たとえば、トラネキサム酸(トランサミンなど)は扁桃炎、咽喉頭炎の発赤・充血・腫脹等の症状を改善する薬として使われています。出血を止めたり、シミを改善するためにも使うお薬ですが、のどの痛みがある場合にも処方されることがあるお薬です。

このトランサミンという成分は市販薬にも含まれていることがありますので、もし病院に行く時間がないという方は、市販薬で探してみるのも方法の一つです。例えば「ペラックT錠」などがあります。

抗生物質を使う

通常の風邪による咽頭炎の場合にはウイルス性のことがほとんどであり、抗生物質の投与は必要ではないという意見もあります。しかし、細菌性が疑われる場合や二次感染対策として抗生物質が使われる場合もあるようです。抗生物質は市販薬では買えないので病院を受診することが必要です。

たとえば細菌性として代表的なのは溶連菌ですが、この感染があるかどうかは病院で迅速検査キットですぐに結果がわかります。もし陽性ならば、ペニシリン系、セフェム系などの抗生物質を使う場合が多いようです。また、溶連菌の場合は、抗生物質を比較的長期間にわたって服用を続けることが必要で、およそ1週間から10日程度は服用しなければならないことが多いそうです。処方された分は飲みきる様にしましょう。

解熱剤を使う

咽頭炎では発熱を伴う場合もあるので、熱が高くて辛いという時には解熱剤が使われることもあります。解熱剤は鎮痛作用も持ち合わせている場合がほとんどなので、痛みを取るためにも有効といえます。例えば、お子さんがかかりやすいアデノウイルスによるプール熱などでは熱が高く出やすいでしょう。

熱が出ている場合は、小児で推奨されているアセトアミノフェンなどを指示を守って使うようにしてください。しかし、解熱剤を使う場合は使い過ぎないようにすることが大切です。例えばお子さんがもし1日に2回以上も使う場合には、医師に相談した方が安心です。

鎮痛剤を使う

もし原因がウィルスが原因の場合は、細菌が原因の場合は、抗生物質を処方して治療することができますが、原因の大半をしめるウイルスでは抗生物質は使うことができません。

原因がウイルスと思われる場合には、消炎鎮痛剤を使って痛みや炎症を抑えながら、自然にもっている免疫作用で治していくことがあります。たとえばロキソニンなどの鎮痛剤が使われます。しかし鎮痛剤は胃を荒らしたりする場合もあるので飲み過ぎには気をつけましょう。

ただしインフルエンザの場合など、ロキソニンなどの解熱鎮痛剤は小児で使わない方がよい場合もあるので医師からの指示に従うようにしてください。

まとめ

咽頭炎は身近な病気の一つですが、一旦かかってしまうと、のどの痛みの症状というのは意外と辛いものです。咽頭炎にかかると、熱がでたり咳が出てきたりと症状が悪化するだけでなく、生活にも支障をきたしてしまいます。

咽頭炎にならないように、休息を十分にとって、栄養バランスの良い食事をとるようにして、からだ作りをしておくことが大切です。のどの痛みに悩まされることが無いように、なるべく乾燥をさけて、のどを使いすぎない様に気をつけるなど、日頃から十分にのどをケアしてあげるようにしましょう。