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手首のサポーターの使い方が知りたい!テーピングとの違いは何?3つの選び方や使い方を知って痛みを素早く治そう!

手首を痛めてしまったとき、サポーターを使おうかと思う人も多いことでしょう。でも、手首のサポーターとはどのようなものか、どんなふうに使えば良いのかと悩んでしまいますよね。この記事では、手首のサポーターの役割やその機能、選び方のポイントなどなど、詳しく解説していきます。



手首を痛めたときにはサポーターが便利

手首は日常生活やスポーツで、もっともよく使われる関節といわれている非常に重要な部位。それだけに痛めやすい部位でもあります。

とくに手首の疾患として多いのが腱鞘炎です。腱鞘炎などになってしまった場合、最も良いのは手を休ませること。ただ家事や子育て、仕事と忙しい毎日を送る皆さんには手首の安静など難しいでしょう。そういった時にサポーターを使えば、手首の痛みや負担を軽減することができます。

サポーターの着用によって、無意識に動かしそうになる指や手首の関節の動きをある程度制限して、痛みを緩和するだけでなく手首をそれ以上痛める可能性を減らすこともできます。サポーターは固定性を維持しながらも、テーピングなどに比べてある程度の運動範囲が確保されるのが特徴です。

手首を痛めてしまう原因

パソコン、スマホの使いすぎ

手首の痛みで一番良く耳にする症例が「腱鞘炎」です。腱鞘炎とは手首の親指側で腱のトンネルになっている部分が狭くなるために手首や親指を動かすと痛みを生じる病気です。

手首の腱鞘という鞘の中を通っている腱は、通常は摩擦がなく手指を滑らかに動かすことができます。腱鞘炎担った場合は、その部分に何らかの炎症が起こり腱鞘に摩擦が生じて痛みを感じることになります。

その炎症の原因は、手や指の使い過ぎです。手や指を酷使する職業から起こるもの、介護や育児などから起こることが多いですが、最近ではパソコンやスマートフォンの使いすぎという例も少なくありません。腱鞘炎と診断される人の中でもとくに多いのが、「ばね指」と「ドケルバン病」のいずれかの腱鞘炎だそうです。

スポーツなどで

またテニスやゴルフなどの手を酷使するスポーツをしている人はTFCC損傷という手首の疾患になるリスクがあります。

TFCCとは,腕の骨と手指の骨の間の小指側にある三角の形状をした「三角線維軟骨複合体(さんかくせんいなんこつふくごうたい)」という、いくつかの靭帯や軟骨が組み合わさった軟部組織の総称です。

TFCCの役割は,手首の滑らかな運動を実現するためのベアリングであり、手首の外側の衝撃を吸収するサスペンションです。TFCCにより手首は安定して複雑に動かすことができるのです。

このTFCCが傷つくことを「TFCC損傷」といい、スポーツ障害のひとつとして発症したり、交通事故などで手首に過度な負荷がかかった場合にも発生します。手首の小指側の痛みの原因には、この疾患が多く見られるそうです。

患部が痛んだり、物が挟まっているように感じられたり、患部の腫れも伴い、手首を返す動作が制限されたり、握力が低下したりなどの症状が見られます。日常生活において、コップを持ったり、ドアのノブを回したりする動作ができなくなることが多いようです。

ストレス

手首の痛みは明らかな手の酷使がない人にも現れる場合があります。

病院で検査しても異常がみつからないのに、何だか手や手首が痛い。それは「自律神経失調症」かもしれません。自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかいたりなど自分ではコントロールできない動きを司る神経のこと。

自律神経は活動する神経の交感神経と、休む神経の副交感神経のふたつに分類され、必要に応じて自動的に切り替わって働くようになっています。

しかし不規則な生活習慣やストレスなどにより、身体を働かせる自律神経のバランスが乱れると「自律神経失調症」とになって、体に様々な不調が現れることがあります。

「自律神経失調症」とは正式な病名ではなく、自覚症状があるのに検査をしても異常が見つからないときに自律神経失調症と診断されることが多いようです。

症状としては、体の一部が痛くなったり具合が悪くなったり精神的に落ち込んだりと人によって様々。いくつか症状が重なって現れたり症状が消えたりする場合もあります。遺伝体質、性格、ストレスの感受性により症状の出方もいろいろのようです。そんな様々な症状のひとつに、手のしびれ、手の痛み、手の冷えも含まれています。

もし手や手首が痛いのもに整形外科を受診しても何の異常も見つからなかった場合は、自律神経の乱れからくるものかも知れません。思い当たる人は心療内科などを受診してみてはいかがでしょうか。

手首の痛みの治し方

ストレッチ

手首の痛みを軽減したい時、サポーターの使用と併せて行いたいのがストレッチです。手首はどうしても日常生活の中で使わなければならない部位。手首の痛みが出たらまずは手を休めて、普段からまめにストレッチなどをして、腱鞘炎などにならないよう予防することが大切です。

仕事や運動など手を酷使する人は手首や指のストレッチングなど、手を使う前の「準備体操」と使った後の「整理体操」を習慣づけたいものです。

腱鞘炎予防のストレッチとしては「グーパー運動」というものがあります。両腕を肩の幅で、地面に水平に心臓よりも少し高さで前に伸ばし、両手をグーパーと交互にゆっくり動かします。

またパソコンのマウスをよく使う人にオススメの手首のストレッチ運動としては次のものがあります。いわゆる「マウス症候群」「パソコン症候群」と呼ばれる腱鞘炎の一種に有効と言われています。

両腕を肩の幅で、地面に水平に前に伸ばし、手のひらを上に向け、一方の手でもう一方の手の人差し指から小指までの4本指をゆっくりと反らすように引っ張ります。それに合わせてゆっくりと腕を伸ばします。反対側の手も同様に行います。

上記の方法はほんの一例です。症状緩和としても、予防としても効果があるそうです。手を動かすときは必ずゆっくりと、可能な範囲で行いましょう。無理をして動かすと余計に患部を痛めてしまいます。その場合はすぐ中止してください。

手首を休ませる

手首の痛みを慢性化させたり悪化させたりするのを防ぐには、まずは筋肉を休ませることが大切です。とくに腱鞘炎は、筋肉が硬くなっているにもかかわらず、手首を動かし続けてしまったために起こるものです。

つい動かしてしまうという人には、患部の動きを制限するためにもサポーターやテーピングは有効でしょう。腱鞘炎など手首の痛みは、初期の段階で適切な処置をすれば治る可能性も高いですが、放っておくと慢性化して治りにくくなってしまいます。

もし、十分に休ませても改善が見られない場合は、早めに整形外科を受診しましょう。軽症であれば、消炎鎮痛薬を使って患部を休めることで症状はかなり改善されるそうです。

湿布薬を使う

手首の痛みには、消炎鎮痛剤の入った湿布薬や塗り薬を使うのも有効です。湿布には整形外科などで処方される医療用と、 ドラッグストアや薬局などで購入可能な市販用があります。

近年では有効成分の含有量の高い市販品もあるため、医療用も市販用も効果は同等といわれているようです。ただ医療用の方が価格が安く、医師が処方しているということで安心感があるかもしれません。

湿布には「温湿布」と「冷湿布」があり、素材もテープ剤とパップ剤があります。パップ剤というのはいわゆる白い布でできた湿布で市販用で広く販売されています。テープ剤は文字通り粘着力のあるテープ状のもの。汗などにも落ちにくく、臭いも少なく色も目立ちにくいが特徴で、現在の日本の医療現場ではテープ剤が広く普及しているようです。

整形外科で処方される湿布の大半はケトプロフェンが含まれる「モーラステープ」です。またはロキソプロフェンが含まれる「ロキソニンテープ」が処方されることもあります。 この2つは効果の差異はあまりないそうです。テープ剤は薄くてはがれにくいので、手首のような良く動かす部位には向いているでしょう。

腱鞘炎など、初期の炎症が強いときは冷湿布でまず炎症を抑えます。初期段階で温湿布で患部を温めてしまうと、炎症がひどくなるので要注意。炎症が治まってきたら、血行を促すために温湿布に切り替えます。冷湿布をずっと使っていると、患部が冷えて筋肉がこわばったり、血行が悪くなってしまうそうです。

痛みまではいかなくてもダルさや疲れを感じる場合は、温湿布を使うと血行が促されて腱鞘炎予防になるそうです。併せてストレッチやマッサージを取り入れると、より効果的です。痛みが無いのに冷湿布を使うと、血行が阻害されるので逆効果になるのだとか。また、温湿布は貼るとぴりぴりとした刺激があるので肌の弱い方はさけた方が無難だといわれているそうです。

サポーターを使う

サポーターは、外傷や炎症による関節の痛みを抑えるために有効です。関節を圧迫固定して安定させる、保温によってとくに慢性の炎症を鎮めるという2つの効果があります。とくに腱鞘炎の痛みは激しく手を動かすのが苦痛になってしまうため、サポーターは手首の固定と痛みの緩和に効果を発揮してくれます。

基本的には手首の関節を動かす時に使用し、夜寝るときには外すようにします。外さないとかえって血流を妨げてむくんだりすることがあるので注意が必要です。値段が高いから良いとか、締め付けが強いほど良いということはなく、人それぞれで症状によって合うものは様々です。薬局、薬店で売っているような安価なサポーターでも十分という場合もあります。

サイズも豊富で、タイプもすっぽりと靴下のように着けられるものや、マジックテープで着脱するものなどいろいろ。痛む部位や固定したい部位によっても種類が違ってきます。

様々なサポーターがありますが、固定性、フィット感、指の自由性を考慮して自分に合うものを選びましょう。

サポーターの効果

痛みの軽減

痛みがあるときに関節の安定性をサポーターでまかなうことによって、筋肉や腱や靭帯の負担を減らせるからです。また無意識に動かしそうになってしまう手首を、柔軟性を持ちつつ固定することができます。

手のひらや手首を安定させながら繊細な指の動きが必要なスポーツシーンにも、また指を酷使する、長時間のパソコン作業時にも手のひらや手首の安定させながら、痛みを緩和してくれる効果が期待できます。

腱鞘炎の痛みが出たときは、冷却剤などで患部を冷やしてサポーターで親指や手首、また手首全体をを固定することが効果的な治療法といわれています。

けがをしにくくなる

サポーターは手首などを補強して関節の可動域を制限する事でけがを予防します。サポーターやテーピングを、手首をはじめとしたけがが予想される部位に施せば、ねんざや靱帯損傷、脱臼などを防ぐほか、腱鞘炎の「再発防止」にも効果を発揮します。

とくに腱鞘炎は動くことで腱と腱鞘が擦れて痛み、それがさらに炎症を悪化させるのでサポーターで固定することは有効です。ただサポーターには依存し過ぎてはよくないと言われています。サポーターやテーピングをしたからといってけがが治るわけでも、けがを全くしないわけでもありません。半年や1年と常用すると筋力を失ってかえって治り難くなるともいわれているので要注意です。

スポーツでのパフォーマンス向上

スポーツ選手がサポーターをしている姿は競技の中継などでよく目にすることでしょう。しかし選手は痛みの緩和や怪我の予防という理由だけでサポーターをつけているわけではないそうです。サポーターをすることで、パフォーマンスが向上することも多いのだそうです。それはテーピングも同様です。

パフォーマンスを上げるためには、選手の持っている筋力や体力を長く持たせる、もしくはその筋力を100%に近い形で発揮させやすくすることが必要。

サポーターは筋肉や靭帯を程良く圧迫することによって筋出力を補助します。関節が安定し長く運動し続けられ、無駄な方向に筋力が逃げてしまうのを防ぎ運動の連鎖をスムーズにすることができるのです。良いサポーターが選手の体のポテンシャルをより引き出してくれるというわけです。

また、サポーターやテーピングには、けがに対する心理的な不安を軽減し、安心してプレーすることができるようになるという、お守りのような役割もあるのだとか。

サポーターやテーピングの使い方

炎症がある場合は冷やしてから

急性的な腱鞘炎など、手の酷使によって手首に痛みが出たとき、患部が炎症を起こしている状態なので患部を冷やす「アイシング」を行うと症状が緩和されます。

一日に1~2度、1回につき10分を目安に保冷剤や氷水で冷やしてみましょう。アイシングをして痛みが引いてきたら、サポーターやテーピングなどで固定し動きをある程度抑えて、しばらく様子を見てください。

アイシングをする時には、氷のうなどを患部に直接当てるのではなくタオルなどで包んでください。冷えすぎてしまうと逆効果になってしまうことがあります。アイシングをしても効果があまりないときは整形外科を受診することをおすすめします。

テーピングとサポーターの違い

サポーターもテーピングも基本的な効果は同じです。テーピングとは特殊な布で出来た粘着テープを用いて主に関節や筋肉、靭帯や腱などを保護する技法のこと。運動するときに必要な身体の動きを妨げることなく患部を保護します。

とくにスポーツシーンでは広く使用されていて、ケガを防ぐことを目的とした応急処置のテーピング、ケガの再発防止のテーピング、また、短期間で回復するためのリハビリテーションでのテーピングなどがあります。

テーピングとサポーターの違いとしては以下の通り。

●巻き方…テーピングは巻き方や部位についての専門的な知識と経験が必要だけれど、サポーターは装着にそれ程の難しさはない。

●固定力…テーピングは一度巻いた後に調整が難しいけれど、サポーターはいつでも固定をし直して調整しやすい。テーピングに比べてサポーターは固定力が弱いとの報告もある。

●コスト…テーピングは使い捨てのためトータルでは高いものになりがちだけれど、サポーターは繰り返し使用できるのでランニングコストは安くなりやすい。

また、皮膚が弱い人はテーピングだと皮膚をかぶれさせてしまうこともあります。サポーターは皮膚に違和感があればすぐに外せますし、汗を拭きとれば清潔に保つことができます。

このように、特徴は一長一短といった感じですが、サポーターに比べテーピングは巻き方の基本さえおさえれば使い勝手がよく、運動レベルや体格に合わせた使い方ができるので便利ともいわれています。

テーピングの巻き方

テーピングの巻き方としては、手首のどの部分が痛いのかによって、巻き方が異なってきますが、基本的には手首の痛みを感じる側と指を固定するようにしましょう。巻き方の基本は「固定」と「炎症抑え」と「補助」の3パターンです。

「固定」は関節を固定するという動きを制限します。手首を親指側や小指側に曲げると痛みがあるときにこの巻き方をします。巻き方は簡単。関節部をぐるぐる非伸縮タイプのテープで巻くだけ。注意すべきは、関節を固定する角度と巻く強さ。関節の固定角度は手首であれば「じゃんけんのグー」のときの角度くらいがベター。固定の度合いは何周巻くかで変えることができるので、強く引っ張って巻く必要はありません。

「炎症抑え」は応急処置として患部を圧迫するときに使います。痛みや炎症の範囲を抑えることができます。筋肉に炎症があるときや、腫れがあるときに効果があります。これも強く引っ張って巻きすぎないことが重要です。ただし腫れがある部位への直接のテーピングは、循環障害を起こす恐れがあるため避けましょう。

もっとも一般人には難しいテーピングが「補助」です。けが明けで痛みが取れてからすぐの運動や、痛みの少ないときにこの巻き方をします。このテーピングでは筋肉の走行方向についての知識が必要です。

少し間違えると全く意味がない、または逆効果になることも。損傷した腱が繋がる筋肉や損傷をした筋肉の走行方向に沿ってテープを貼ります。筋肉の向きさえ分かれば、その上に伸縮性のあるテープを置くだけでOK。けして強度をもたせようと引っ張ってはいけません。

テーピングは運動後に取り外すのはもちろん、テーピングをした部位周辺の皮膚に変色やしびれなどの血行障害や、その他の異常が感じられた際はすぐにテープを外しましょう。

大切なのは、サポーターもテーピングもあくまで補助的なものだと認識しておくことです。日常的に常時使用することは本来の自分のコントロール力を弱めることにもつながりますから注意しましょう。

つけっぱなしにはしない

痛みが引いてからも手首にサポーターを使い続けているという人もいるようですが、トレーニングやリハビリをしながらの併用以外では、あまり推奨できません。病院に行かずに、自己判断でずっとつけっぱなしにするのは避けましょう。

サポーターは予防効果もありますが、サポーターが関節を安定させるのでそこに働くはずの筋肉が弱まってしまうのです。1カ月以上日常的にサポーターを装着していると、筋力が衰え始めるといわれています。少しのことで疲労がたまり、腱鞘炎が再発しやすくなることもあるのだとか。

また、サポーターもテーピングも患部の血流を遮断する可能性があります。長時間の装着や強く締め付け過ぎると血流が妨げられ、手や指に栄養が届かないため結果として腱鞘炎などの治りも遅くなってしまいます。

基本的にサポーターは関節を動かす時に使用し、夜寝るときになどは外すように心がけましょう。

おすすめのサポーターの選び方

手首をよく使うならスポーツ用

サポーターは、とくに市販用だと薄いゴム状のものですっぽりと靴下のように装着するだけといったタイプのものが多いですが、このタイプは固定力はあまり期待できません。手首をよく使う人はマジックテープで調節が出来るアスリート向けに作られたスポーツ用のものをおすすめします。

アスリート仕様のものは、そもそも患部を動かすことを前提にして作られているので患部を固定しながらも細かい動きができるように設計されています。ですからスポーツをしない人でも

日常生活を送る上で便利です。

また中には、手首をよりしっかりと固定できるようにテーピングの効果があるものも。普通のサポーターでは固定に不安がある場合はこうしたモデルを選んでみてもよいでしょう。

スポーツサポーターは、スポーツ障害の予防と再発予防、冷えやすい関節部を覆って熱の放出を防止する、包帯やテーピングの代わりに傷害部を圧迫し固定するといった、スポーツテーピングと同様な効果を期待できます。

ただし、自分の体と目的に合ったものを選ばないとせっかくのスポーツサポーターの効果が半減します。

信頼のあるスポーツに特化したサポーター会社が作っているものを選びましょう。

適度な圧迫

サポーターの中には固定力があまり無いわりに、締め付けがきついものがあります。 適度な力で患部を固定しながら、締め付けすぎずフィットする自分に合ったサポーターを選びたいものです。防寒を目的にしているような肌着に近いサポーターを選んでしまうと、患部を固定するといった意味では効果が弱く痛みの再発を繰り返すことになってしまいます。

程よい圧力を加えて筋肉の不安定感を緩和し、筋肉の余分な振動を抑えて関節の動きを制限しながら、なおかつ正確に手首を動かせる、そんなサポーターが理想的です。とくに腱鞘炎用に使われるサポーターは、下記のように症状によって主に3つに分けられますので、参考にしてみてください。

手首が痛い場合は、手首にくるっと巻きつけるタイプの「リストバンド型」を選んでみると良いでしょう。手のひらや指にかからないため、作業の邪魔になりづらく、手首の痛みを軽減することができます。指を動かした時に痛む場合などには不向きです。

物をつかむ時などに親指に力が入りにくく、親指を動かすと手首が痛いという場合は、親指と手首のサポートが一体化した「親指サポート + リストバンド型」を。このタイプは親指に沿った支柱があるタイプも。ただし手作業をする時に邪魔になりやすく、細かい仕事はしづらいというデメリットもあります。

指を伸ばす時に引っかかりがある場合は「指関節サポート型」を。指の関節に巻きつけ、曲げたり伸ばしたりする動きを制限します。指を伸ばした状態で固定するため、ふとした動作で指が曲がらなくなります。水仕事や調理の際には外す必要があるので、主婦には少し煩わしさもあるかもしれません。

サイズの合ったものを選ぶ

サポーターは痛めてしまった関節や筋肉の代わりに手首を支えてくれるものです。手首サポーター購入時の注意としては、サイズ、左右、強度を確認することが大切。とくにサイズが合わないと、効果がないどころか不自然な方向に固定されるので逆効果になってしまいかねません。自分にピッタリ合ったサイズを選ぶことはとても重要です。

サポーターのサイズ表記を確認して、手首周径(手くびの一番細いところ)に合わせて選んでください。計測値が2サイズの間になった場合は、大きい方のサイズを選んでください。

とくに腱鞘炎用サポーターは、店頭で症状や装着感等を確認の上、店頭スタッフに相談することをおすすめします。商品ごとに規格や対応サイズがあるのでよく確認しましょう。やはり、一番安心なのは整形外科を受診して医師に相談することでしょう。

まとめ

サポーターのおかげで家事や仕事やスポーツができるのは大変ありがたいことです。でも頼り過ぎは禁物。症状の軽い時は外し、痛みが出そうな時のみ予防的につけるなど工夫しましょう。

テーピングやサポーターの固定力については専門家の間でも議論の余地が多くあるそうです。固定するために使用していたとしても、捻挫するほどの強い力には対抗できないものです。専門家がしっかり巻いたテーピングですら20分弱の運動を繰り返すと固定力はほぼ失われてしまうのだとか。

サポーターを使うなら出来る限り医師やトレーナーに相談して、効果や注意点をしっかり把握して使うようにしたいものです。サポーターを使っても症状が変わらない、または悪化するような場合には整形外科医に相談して装着方法や治療方法を見直すなどしてみてください。