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肩の痛みに効く!テーピングの巻き方や種類6つと脱臼した時のRICE処置、便利な商品などを一気にご紹介します!

肩の痛みでお悩みの方、スポーツをやっていて怪我をしてしまった方に、テーピングを巻いて、怪我を予防したり、回復を早める方法を広くご紹介します。この記事を読めば、テーピングのことがまるっと理解していただだけると思います。



肩の痛み・治し方やテーピング紹介

肩の痛みでお悩みの方、スポーツをやっていて怪我をしてしまった方に、テープを巻いて、怪我を予防したり、回復を早める方法を広くご紹介します。この記事を読めば、テーピングのことがまるっと理解していただだけると思います。

テーピングの種類とは?

予防のテーピング

予防のテーピングとは、怪我を事前に防ぐことを目的として行うものです。スポーツをする前や特定の部位に負担がかかることが予想される力仕事などをする前に、怪我をしやすい部位にテーピングをして、関節、筋肉、じん帯などの怪我を予防することを目的とします。ただし、テーピングをしたら怪我をしなくなるということではありませんので、注意をしてください。

応急処置のテーピング

応急措置のテーピングとは文字通り、急に応じた一時的な措置のことを言います。お医者さんに行く前の暫定的な措置として、二次的な障害を防ぐことがその最大の目的です。応急措置をしたから「これでもう大丈夫」という訳ではなく、やはり病院でちゃんと見てもらいましょう。

スポーツの現場では、ケガの程度によってはテーピングを施してそのままプレイを続行するケースがありますが、それは専門的知識を持ったトレーナーによって判断されていることです。一般の人がケガをした場合はやはり、プレイを中断して病院を受診するのが先決です。

再発防止のテーピング

再発防止のテーピングとは、同じ怪我を防止することを目的として行います。捻挫など一度怪我をした箇所は再度怪我をする場合が多いようです。スポーツ選手の場合は、怪我の再発の恐れを取り除くためにテーピングを行う場合もあるようです。

また、怪我から回復するためのリハビリ中にテーピングを行うことあります。ただし、専門的な知識なしでのテーピングは怪我の悪化につながり危険ですので、怪我をした患部へテーピングをする場合は、くれぐれもご注意ください。

テーピングはどうなのか?

メリット

テーピングにもいろいろ種類があって、運動機能を補助するために行うテーピングや、炎症を防ぐために行うテーピング、ケガをした関節を動かさないように完全に固定してしまうテーピングなど、その用途は実に様々です。また、テーピングを巻くメリットには、運動機能の向上や炎症拡大の抑制、ケガの再発の防止などがあります。

デメリット

テーピングの役割は、あくまでも怪我の箇所を補助することと認識してください。また、テーピングの仕方を間違えると、かえって怪我をしやすくなったり、痛みが増したりすることもあるようです。肌の弱い方はテープによる肌荒れにも注意する必要があるようです。

いろんな巻き方

痛み予防基本編

では、テーピングの方法を見て行きましょう。ただし、現在痛みにお悩みの方や、すでに治療中の方は、医師に相談してから実施してください。

肩の痛みを予防するとされる基本的な巻き方から、見て行きましょう。二の腕の真ん中から、ややひじに近い部分に一周テープを巻きます。これを下側のアンカーにします。アンカーとは、テーピングするときの起点(土台)となるテープのことを言います。

上側のアンカーを貼ります。上側のアンカーは肩に貼ります。前は胸から、後ろは肩甲骨の下あたりまで一直線に縦に貼ります。肩から腕に沿ったラインに垂直方向になります。

長さは、前は胸から後ろは肩甲骨の下あたりまで貼ります。腰に手をあてた状態ので、下のアンカーから上のアンカーまでを、上腕三頭筋の上にまっすぐ通すような形でテープを貼ります。

このように筋肉や関節の動きを補強したり、固定したりするメインのテープのことをサポートと言います。この例では、三本サポートを使用します。二本目と三本目は、一本目のサポートテープを真ん中にして両サイドに貼るようにします。

一本目は、腕のラインに沿ってまっすぐ貼りますが、二本目、三本目は、腕の上(肩との境目)くらいでX字に交差させるように貼ります。このように関節の可動域を制限するようにX字のようにサポートテープを貼ることを、Xサポートと言います。

最後に、アンカーテープの上から、サポートテープの上にテープを巻いて、サポートテープをはがれないように補強します。これをサーキュラーと言います。これで、痛みに対して予防的なテーピングの貼り方が完成しました。

痛み予防動きやすさ編

上の例では、アンカーテープやサーキュラーテープを使いました。この例で動きずらさを感じる場合は、キネシオテープ(セラポアテープ)を使って、同じように、三本のサポートテープを貼ります。

キネシオテープは、伸縮するテープです。この場合、アンカーテープやサーキュラーテープは必要ないようです。キネシオテープは、筋肉や関節の動きに合わせ伸縮するため動きやすく感じるようです。

自分で貼るキネシオテーピング

採寸&貼り始め位置の決定

キネシオテープには、動きやすさというメリットと同時に、自分でも貼りやすいというメリットもあるようです。ここでは、その貼り方をご紹介しましょう。

まず、背中の肩甲骨の出っ張ったところから、腕の三角筋に沿った形でキネシオテープを貼ります。終わりの位置は三角筋の終わりの位置(力こぶの終わりの位置)くらいです。キネシオテープを貼る場合は端1cmにテンションを掛けないで貼ります。

テンションとは、力を入れて伸ばす時の伸ばし具合のことです。一枚の目の終わりの位置から、二枚目を、一枚目とは腕の逆側(体の前側)に貼ります。終わりの位置は鎖骨の肩側の端くらいです。

一枚と二枚目で、三角筋の淵を囲むような形で貼ります。なお、テープのテンションは25%(25%くらい伸ばして貼るという意味)くらいです。さらに上の2枚のテープをつなぐような形で、肩にキネシオテープを貼ります。

テープの長さを20cm程度で、一枚目のテープの背中の終端のやや内側から貼り始めます。

50~75%のテンションで関節を覆う

上で貼ったテープをまっすぐ前まで引っ張って、肩にできたくぼみにそう形で貼ります。その時、テープは50~75%のテンションで貼ります。

貼り終わり位置への誘導

貼り終わりの位置は、二枚目のテープの終端から少し肩側によった位置です。ややきつめ(テンション50~75%)で貼るので、一枚目、二枚目がはがれないように注意します。肩を持ち上げた貼ると上手く貼れるようです。

すべてのテープの両端1cmにテンションを掛けないことに注意してください。以上、キネシオテープを貼る例をご紹介しましたが、こちらはあくまでも参考ですので、実際にテープを貼る(巻く)場合は、特に痛みがある場合は、専門家に相談の上で行うようにお願いします。

脱臼した時はRICE処置

REST:安静にする

テーピングとは少し離れますが、怪我をした際の応急処置の考え方に、RICE処置(らいすしょち)という考え方がありますのでご紹介します。脱臼(だっきゅう)をした際などにお役立てください。

ただし、早急に医師の診断を受けることが最も重要であることは言うまでもありません。受診が遅れて症状が悪化することも考えられますので、充分に注意してください。

R:Rest(安静)

できるだけ安静にします。患部に体重をかけるなど、体を動かくことをできるだけ避けます。日常的な動作でも負担になることは、なるべくしないようにします。腫れや内出血などをできるだけ防ぐことが目的です。

添え木や三角巾などで患部を固定したりします。テーピングも有効と言われていますが、専門家が巻かないと、かえって痛みが増す可能性もあります。

ICE:患部を冷やす

I:Ice(冷却)

野球のピッチャーが登板を終えた後に肩を冷やすように、ケガをした場所に氷水を入れた袋をあてたりして冷やしながら、炎症や内出血の拡大を防ぐ方法です。冷やしていて感覚がなくなってきたら、一度氷水から患部を離し、感覚が戻ってきたらまた冷やすということを繰り返しましょう。

COMPRESSION:圧迫

C:Compress(圧迫)

患部を圧迫すると内出血や腫れ、痛みを抑制する効果があるようです。子供の頃にお腹が痛い時に、お母さんにお腹をさすってもらうと不思議と痛みが引いたりしませんでしたか?運動経験者ならよくご存じのことだとは思いますが、ケガをした部分を圧迫することにも同様の効果が期待できるんですよ。

ELEVATION:持ち上げる

E:Elevation(挙上)

足を骨折した時など、ベッドの上に仰向けになって、足を高い位置から吊るすことがあります。このように、患部を心臓より高い位置に置いて血液の循環を抑制することで、炎症の拡大を防ぐことが可能です。多量の出血が見られる際にも、同様の措置が取られることがあります。

固定する時のテーピング

くっつくバンテージ

ここからは、テーピング用品として使える便利な商品をご紹介しましょう。

「くっつくバンテージ」は、巻くだけでテープのように手軽に圧迫・固定ができる商品です。くっつくと言っても、肌に直接くっつく訳ではないため、肌荒れが心配な人や、剥がす時の痛みが気になる人にもおススメです。アイシングを固定するのにも便利ですよ。

テーピングテープEL

「テーピングテープEL」は、ガチガチに固定するタイプのテーピングではなく、関節の動きをサポートするためのテーピングです。最大の特徴は手で切ることが出来るという点でしょう。そのため、素早く処置を行うことが可能となっています。

エラスティックテープ

エラスティックテープは、先に紹介したテーピングテープELに比べると、若干伸縮性が抑えられています。そのため、可動性を保ちつつも、ケガを防止するために関節固定を行いたい場合などに効果的です。通気性も良く、ムレにくくなってます。

病院へ行くのが良いのか?

行くタイミング

繰り返し述べてきましたが、病院へは、なるべく早く行ったほうが良いでしょう。少しでも気になる症状があるのでしたら、なおさらでしょう。でも、実際に何科を受診するのが良いでしょうか?

整形外科

肩の痛みを感じた際には、整形外科で受診するのが一般的だと思われます。肩の痛みを伴う病気としては、五十肩、石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせいけんばんえん)、頚椎症(けいついしょう)、腱板損傷(けんばんしょうしょう)、上腕二頭筋長頭腱炎(じょうわんにとうきんちょうとうけんえん)、などがあります。

循環器内科

循環器内科を受診したほうが良い場合もあるようです。狭心症(きょうしんしょう)などで、肩の痛みをともなく場合が指摘されています。ただ、原因不明の場合は、とりあえず総合病院で受診することも良いでしょう。痛みや違和感を感じたら早目に受診するように心がけましょう。

まとめ

  • 肩の痛みにテーピングを貼って、緩和する方法があります。
  • テーピングには、予防、応急措置、再発防止の役割があります。
  • テーピングには、痛みを軽減したり、怪我の回復を早める効果が期待できる反面、根本的な治療法ではありません。
  • 痛みを予防する方法とともに、動きやすさを追求したテープもあります。
  • 自分でテーピングができるキネシオテーピングというテープの種類があります。
  • 怪我の応急処置には、RICE処置を覚えておきましょう。
  • くっつくバンテージ、テーピングテープEL、エラスティックテープなど便利な商品もあります。
  • 痛みが出たら早目に整形外科を受診しましょう。症状によっては、循環器内科を受診することも必要なようですが、いすれにしても早めに受診をお願いします。

テーピングは専門家に巻き方を聞かないと逆効果で痛みがますなどの恐れがありますので、注意しつつ、痛みの緩和などに上手にお役立てください。