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首のかゆみや赤みはなぜ起こる?考えられる8つの原因とその病気って?湿疹と蕁麻疹の違いや効果的な対処法6選!

首のかゆみや赤みの病気って、いくつか考えられるんです。原因も、アレルギーに関するものから、汗や乾燥やホルモンバランスの崩れなどさまざまです。対処法は、肌を清潔に保つことはもちろん大切ですが、その他にも保湿や刺激を与えないなどがあります。首まわりの皮膚って、顔の皮膚よりも薄いので、とてもデリケートなんです。



首のかゆみや赤みでお困りではありませんか?

首まわりは、顔と同じくらいに意外と人からよく見られている部分です。首を見て年齢を判断すると言われるぐらい露出している部分でもありますよね。それに、首まわりの皮膚って、顔の皮膚よりも薄いので、とてもデリケートなんです。

振り返ると、首回りに、ネックレスやスカーフをしたり、髪の毛やハイネックのセーターや洋服の襟など、結構さまざまなものに触れたりして、皮膚がこすれたりしているんですね。首のお手入れってしていますか?首のかゆみを感じ始めると気になり、いてもたってもいられなくなることもあると思います。でも、そのままかき続けていると症状を悪化させてしまうことがあるんですよね。

首が赤くなり始めると、人前にそのまま出るのは恥かしくなりますよね。これから、首のかゆみや赤みから考えられる主な原因やその病気と、あわせて対処法などもお伝えしていきたいと思います。

首のかゆみや赤みから考えられる8つの原因とその病気とは?

原因1.「アレルギー性皮膚炎」

「アレルギー性皮膚炎」の症状は、かゆみや赤み、痛みがあったり、かぶれたり、腫れあがったりします。「アレルギー性皮膚炎」とは、アレルギー性炎症によって発症する湿疹皮膚炎を意味します。代表として知られている病気は、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹(じんましん)、花粉症、食物アレルギーなどです。

人間は外から体内に侵入してきた異物を撃退する機能が血液中に備わっています。通常は、抗体をつくり、体を守ろうとするのですが、本来は無害な物質が、自分自身の体に対してアレルゲン(異物)と認識されてしまうのが原因だそうです。

原因2.「アトピー性皮膚炎」

「大人のアトピー性皮膚炎」が増えているそうです。実は一口にアレルギー性皮膚炎といっても2つの発症パターンがあります。1つ目は子どもの頃からアトピー持ちであるパターン。もう1つは子供のころは何ともなかったのに、大人になって突然アトピーになってしまうパターンです。

症状として、全身のいろいろな部分にかゆい湿疹があらわれます。さらに、大人の症状で特徴的なのは、首から上に症状がでやすいということ。首に波状のしわが現れたり、皮膚の組織が沈着し、全体が赤黒く染まったりする症状が散見されます。

「アトピー性皮膚炎」になる多くの人は、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、食物アレルギーなど、アレルギー反応を起こしやすい体質の人だそうです。その他、ストレスや不安が原因とも考えられています。また、「アトピー性皮膚炎」の人の皮膚は「乾燥肌」という体質的な特徴があるともいわれています。

原因3.「乾燥肌」

「乾燥肌」は、肌のうるおいや水分が不足している状態で、肌が赤くなったり、カサカサしたり、皮膚がピリピリします。首は、乾燥しやすいうえに、紫外線などを受けやすく、シワやシミになりやすいそうです。首の皮脂は、顔と比べると保護がないそうなので、首も顔と同じようにケアが重要なんです。

次のチェック項目に3コ以上心あたりがある場合、乾燥肌の予備軍の可能性があるそうです。

  • 長時間エアコンをつけっぱなしにしがち
  • 冬場や雨の日は日焼け止めを塗らない
  • 長風呂が好き、入浴後のお肌のケアは適当
  • ストレスを抱えていると思う
  • 食事を作る時、栄養バランスはないがしろにしがち
  • 愛煙家だ

原因4.「ビダール苔癬(たいせん)」

「ビダール苔癬(たいせん)」は、中年以降の女性に多いそうです。症状として、かゆみが強く、首の横からうなじに湿疹ができることが多いそうです。

たいていの場合、原因となっているのは気にもしないような小さな刺激です。例えば常に同じ髪型だと、背中の同じ部分が髪でこすれ続けることになります。毎日使うスプレーやムース、お気に入りのアクセサリーも微小な刺激になっている可能性があります。たとえ一つ一つの刺激が小さなものであっても、長年にわたり繰り返し同じ部位をかくことで皮膚のきめが粗くなり、次第にごわごわと盛り上がった状態になるといわれています。また、周囲の健康な皮膚と比べて白いきずあとのような状態になったり、色素が沈着したりするそうです。

原因5.「あせも」

「あせも」と聞くと、赤ちゃんや子どもがなるイメージが多いかもしれませんよね。近頃の気候は、高温多湿で、気温も急に上がったり下がったり激しいですよね。そんなとき、急に激しく大量の汗をかくことが原因で「大人のあせも」が増えているそうです。「あせも」ができやすい部位は、服の硬い部分が当たっている部分です。例えば首元は襟でこすれやすいですし、腰はベルトで締め付けられています。こう言った部分にあせもはとてもできやすいといわれています。また、女性の場合はブラジャーで締め付ける胸囲にもあせもがよくできます。

あせもは赤いものと白いものの2種類に分類することができます。どちらかといえば赤いあせもができる人が多く、かゆみが強いことが特徴です。放置すると悪化し、膿んだようにぐちゃぐちゃになってしまうこともあります。

白いあせもは文字通り白いものと透明なものが大量にできることが特徴です。かゆくなったり痛くなったりすることはめったにないようです。主に日焼けした後やたくさん汗をかいた後にできるようです。

原因6.「金属アレルギー」

ネックレスをつけると、肌がだんだんと肌が赤くなり、次にかゆみや痛みなどの症状がでてきた場合、もしかすると「金属アレルギー」が考えられるかもしれません。例えば、金メッキのネックレスやイヤリングなどの下地として使用されている「ニッケル」は金属アレルギーが最も起こりやすい方といわれています。「クロム」はハンドバッグなどに使われていて、こちらも金属アレルギーが起こりやすいそうです。

「金属アレルギー」の原因となるのは溶けてしまった金属だといわれています。金属が溶けるなんて自体、日常ではそうそう起こりそうにないと思うのは間違いです。暑さや汗でほんの少し金属が溶けだしてしまうことは、決して珍しいことではありません。突然なってしまうこともあるうえに、一度その金属に反応してしまうと治らないといわれています。

原因7.「首ニキビ」

ニキビって、10~20歳代頃は顔にできるイメージがありますが、30~40歳前後になると、首などの身体にもできるんです。首にできるニキビは、顔にできる「大人ニキビ」と同じように、皮膚バリアの低下や、角質層の乾燥が原因と考えられています。

また、30~40歳代女性に多く見られる「大人ニキビ」は、生理周期の影響や寝不足や肉体的疲労といった肉体的・精神的ストレスに影響されて、ホルモンバランスの崩れが原因であることが多いそうです。

原因8.「首のしこり」

首には多くのリンパ節があり、そこが炎症を起こしたり腫瘍ができたりすることでもかゆみが発生することがあります。炎症が起こっている場合、普通は数ヶ月で自然と元に戻るようです。

しかし、腫瘍ができている場合は、放置していても勝手に小さくなっていくことは期待できません。また、悪性の腫瘍ができている可能性もあります。首のしこりが気になる方は、早めに病院に行き、超音波エコーなどでチェックしていただくことをおすすめします。

湿疹(しっしん)と蕁麻疹(じんましん)の違いってあるのでしょうか?

「湿疹(しっしん)」とか「蕁麻疹(じんましん)」とか、耳にしますよね?どちらも皮膚の病気で、主に「かゆみ」がでる症状なので似ているらしいのですが、原因と治療法が違うんです。

湿疹(しっしん)の症状と原因

症状:首筋などの皮膚のやわらかい部分に起こりやすく、最初にかゆみをともなった赤いブツブツができます。次に症状が進むと大きな水疱(すいほう)ができます。かゆみを我慢できずにかいてしまうと症状は悪化していきます。全身にできることはあまりなく、多くは体の一部に現れます。一度できてしまえばしばらくは治らず、少なくとも数日は症状が続きます。

原因:ネックレスや指輪などに含まれる金属・下着に使われているゴム類などの刺激物の接触・洗剤に含まれる界面活性剤・化粧品に含まれる化学物質

軽傷の場合はかきむしる前に保湿剤を塗るとよいといわれていて、重症の場合は皮膚科を受診することをおすすめします。

蕁麻疹(じんましん)の症状と原因

症状:赤み、ふくらみ、かゆみがでます。最初の症状から1ヶ月以上治らない人は、夕方から夜にかけて症状がでて、翌朝から翌日の午前中には症状が治まるということを繰り返すそうです。蕁麻疹は、疲労やストレスをためると悪化させることがあるので、できるだけためないようにしましょう。

原因:食べ物・食品添加物・植物・虫・発汗など皮膚科のお医者さんは、診察のときに症状があらわれていなくても、問診で診断できるそうですので、早めに受診することをおすすめします。

首のかゆみや赤みの対処法6選!

対処法1:保湿する!

「首ニキビ」は、角質層の乾燥などによって引き起こされるのが原因だそうです。ひどく悪化していない限り、市販されている保湿化粧品を使って、角質層に水分を与え、乾燥を防ぐことで、角質層のバリア機能の働きを高め、多少外部から刺激があっても、お肌にトラブルが生じなくなっていくといわれています。

また、肌あれ・かさつきなどの「乾燥肌」の対処法として、保湿クリームをぬり、お肌にしっとりとした潤いを与えるのもいいかもしれませんね。

対処法2:清潔に保つ!

人間にとって汗をかくことは、もちろん大切です。でも、汗をかきっぱなしにしてしまうと「あせも」の原因になります。「あせも」は、汗をかいた後に、汗の出口がふさがれて汗を排出する管が詰まることで、ブツブツができてしまうそうです。

「あせも」の対処法として、肌を清潔に保つことがカギになります。汗をかきやすい季節は、髪の毛は雑菌がついているので、首にかからないように、束ねたスタイルにした方が肌に優しいそうです。汗をかいたら清潔なハンカチやタオルでなるべく早く汗を拭きとりましょうね。そして、大量に汗をかいたと思ったら、シャワーで洗い流し、清潔な肌を保つように心がけましょう。

対処法3:刺激を与えない!

首のかゆみや赤みが気になるときは、刺激を与えない方がよさそうです。例えば、「アトピー性皮膚炎」の人は、皮膚のバリアが低下しているので、汗や汚れを落とすせっけんで、ボディスポンジなどを使い、ゴシゴシ洗うと、皮膚をさらに刺激してしまうことがあるそうでうす。また、せっけんは、きちんと洗い流すようにしましょう。

対処法4:汗をかかないようにする!

首に汗をかかないようにすれば、かゆみや赤みの原因が少なくなるような気がしますよね。首に大量に汗をかくのは、更年期障がいの症状が原因かもしれないのですが、最近、若い人も首に大量の汗をかいて悩まされているそうです。

原因として、自律神経が乱れている疑いがあるそうです。自律神経を正常な状態にするには、不規則な生活をしないことや、食生活の改善、軽い運動を取り入れたりするとよいそうです。心配なときは病院で診てもらってくださいね。

対処法5:アクセサリーの素材に気をつける!

おしゃれにネックレスをつけたいときってありますよね。金属の種類によって、アレルギーが起こりにくい金属があるんです。例えば、「チタン」や「プラチナ」などです。その他、ご自分に安全な金属を推定されたい方は、皮膚科で金属アレルギー検査を行っているところもありますので、ぜひお医者さんに相談してみてくださいね。

ネックレスなどのアクセサリーが肌に触れると「あせも」を悪化させることもあるそうなので、注意してください。

対処法6:皮膚科で診てもらう!

市販の薬をつけているのに治らないと感じている方は、早めに皮膚科のお医者さんに相談してくださいね。皮膚疾患って、違う病気なのに似たような症状がでる場合もよくあるそうですし、症状は似ているけれど、治療法が異なる病気があるんです。かゆみや赤みの治療で大切なのは、お医者さんにきちんと症状を伝えて、原因を調べていただいたうえで、それに応じた治療法をみつけてもらうことが早く治るための対処法といわれています。

お医者さんに、かゆみの程度などを伝えるのは難しいかもと思っている方は、事前に「かゆみセルフチェック票」をつくり、整理しておくとよいかもしれませんね。皮膚科では、次のようなことを聞かれるようです。

Q1.日中は、どのくらいかゆみを感じますか?

(例えば、かなりかゆく、人前でもかいてしまう、など)

Q2.夜間は、どのくらいかゆみを感じますか?

(例えば、ほとんどかゆみを感じない、かゆくて眠れない、など)

Q3.かゆみが出始めた時期はいつ頃ですか?

(例えば、2週間ぐらい前から、1ヶ月ぐらい前から、など)

Q4.かゆみの出るシーンはどんなときですか?

(例えば、日中ずっと、就寝中、仕事中、ネックレスをつけたとき、など)

まとめ

首のかゆみと赤みの原因や病気は、いろいろあるんですね。違う病気なのに似たような症状がでることがあったり、似ている症状なのに治療法が異なることがあるなんて、症状から病名を自分で判断するのは難しいときもあるんですね。きれいな肌に早く戻したい方や、市販薬で様子を見ていても症状が改善されない方は、皮膚科を受診されてはいかがでしょうか。