TOP > 部位から探す > 上半身 > 背中・腰 > 背中にしこりができたら!?原因や対処法に5つのチェックポイント!7つの検査・治療法から病院での診察まで徹底的に紹介します!

背中にしこりができたら!?原因や対処法に5つのチェックポイント!7つの検査・治療法から病院での診察まで徹底的に紹介します!

背中に出来た”しこり”が気になるけど、どこで診てもらえばよいの?粉瘤や脂肪腫など、しこりにも種類はあります。中には早期に受診が必要なモノも。どう言ったものが多いのかをしっかりと覚えて対処出来れば安心できると思います。



背中のしこりの原因や対処法は?

原因は?

ある日、気づいたら背中にしこりが出来ていて、放っておいても大丈夫なのか?何か重病のサインなのか?何より背中に出来てしまうと、自分ではどういった形か?変色とかしていないだろうか?不安になる事も多いと思います。このしこりは、毛穴の組織の一部が、深層部で袋状になっているものが多いと言います。つまり、表皮辺りで出来た袋状の腫瘍の可能性があると言う事です。

ニキビのように絞ると油のようなものが出てくるなどの状態もありますが、「出なくなって膨れれ大きくなった」などの症状は、注意するべき代表的な症状です。先天性の要因で出来やすい体質の方も多く、このような方は、症状が多発しやすい特徴があります。気をつけたい症状や、その症状の特性を理解するだけでも、今後の対処法が変わってくると言えるでしょう。

対処法は?

先ずはそう言った気になる症状があるようであれば、医療機関で診断してもらう必要がありますが、治療方法は切開して摘出する簡単な手術になると理解する必要があります。出来るだけ小さいうちに摘出する事が出来れば、術後の傷跡も最小限に抑える事が出来るのでなるべく早く医療機関で診てもらう事をおすすめします。

症状によっては放置する事がリスクを高める事になりますので、先ずはどのような症状で、どう言った可能性が考えられるかを理解してあげる事が大切だと思いましょう。

背中に痛みのないしこりができる原因は?

皮脂や角質などの不用物がたまる紛瘤

粉瘤(ふんりゅう)またの呼び方をアテロームと呼ぶ症状があります。これは皮膚の良性腫瘍の一つで、外傷が原因で出来る事もあります。本来であれば皮膚の新陳代謝として剥がれ落ちるはずの皮脂や角質など老廃物が袋の中に溜まってしまう事で起こると言われています。頭部に出来る事が多いのが特徴ですが、皮膚がある場所であれば、背中以外にも、顔、首、耳、お尻などどこでも起こる可能性があります。

脂肪の塊ができる脂肪腫

脂肪腫とは、脂肪からできる脂肪の事を言います。脂肪腫は、肩から背中やお尻と、背部に出来る事が多いのが特徴で、皮膚に出来る腫瘍として多い種類と言われます。血管の多い部位には血管脂肪腫と呼ばれるモノもあり、痛みも伴い、多発する事もあります。時間をかけて拡大していき、メロン大の大きさにまで成長する事もあります。

できると怖いしこり

臓器や骨組織意外に発生する軟部腫瘍

軟部腫瘍と聞くとイメージするモノは様々かもしれません。「骨の癌」と言われる骨肉腫のような ”肉腫”のようなもの(脂肪や筋肉、血管などにも出来ます)や、大腿部や膝関節部に発生するケースの多い滑膜肉腫などがあります。いずれも悪性の腫瘍ですが、皮膚にも軟部腫瘍は発生します。

「皮膚軟部腫瘍」と言って、ホクロやアザ、イボと言った皮膚の表面が変化してできた塊がしこりとなっているケースです。良性のモノから、癌化した悪性のものまでありますので、早期に診察をしてもらう事をおすすめします。

しこりのほとんどは良性だが、悪性のある可能性のあるしこりのチェックポイント

大きさ

ネットで同じ症状の方を見てみると、直径で1cm程度のモノでの摘出手術の例が多いようです。倍の2cmほどの摘出例もありましたが、軟部腫瘍など、5cmほどにまでなる例もあります。脂肪腫になるとさらに大きくなっていくケースもありますので、早期に診断してもらう必要があると思った方が良いでしょう。摘出される大きさによってかかる費用も大きくなっていくようなので、早めに医療機関での診察をおすすめします。

大きくなるスピード

しこりに気づいて医療機関に良く頃には、1cm程度の大きさと言う方が多いようですが、良性腫瘍と悪性腫瘍では、大きくなるスピードに違いがあるようです。先ずは気づいた時に、医師の診断を受けて、どう言った種類のものなのか、またどう言った原因で出来たのかを調べてもらう事が優先される条件と思ってください。

いつからあるか

良性腫瘍か悪性腫瘍かの判断もあると思いますので、いつからあるか?いつ気づいたか?によっての判断も大事かもしれません。このような症状がはじめてと言う方は、特に気になる点もあると思いますが、頻繁にできやすい体質の方もあるので、気をつけて観察する事も大事です。

痛みはありますか?

しこりに気付いた時には、触っても押しても痛みを感じないと言うケースもありますが、1cmほどの大きさになると、触って痛みを感じるようになる場合があります。腫瘍が大きくなって、その近辺の神経を圧迫する事による痛みや、炎症によって痛みを感じるようになっていると言えます。

「痛みを感じないから大丈夫」と医療機関での診断を見送っていると、どんどん大きくなってしまうかもしれません。先ずは、検査設備の整った医療機関で診察をしてもらう事をおすすめします。

しこりが動くかどうか?

脂肪の塊ではなく、筋肉に出来たしこりの場合もあります。筋腫や血管腫であったり、塊部分が動きやすい状態かもしれません。気になるようであれば、エコー検査だけではなく、CTやMRIなどで調べてもらって、良性のモノか悪性のモノなのかを調べてあげるだけでも安心できるのではないでしょうか?

何科で受診すればいいの?

粉瘤は皮膚科

皮膚に出来た粉瘤は、皮膚科で簡単な摘出手術が可能なので、気軽に診察をしてもらうと良いでしょう。一般的な施術は、傷跡を最小限に抑える「小切開摘出手術」と言って、1cm程度のモノであれば、3mmほど切開して袋ごと摘出する手術が一般的です。手術時の状態なども関係すると思いますので、皮膚科の医師に相談の上で行うと良いでしょう。

脂肪腫は形成外科

脂肪腫の中には、皮膚の下に出来る「浅在性脂肪腫」だけでなく、筋肉に出来る(筋膜や筋肉内、筋肉間)「深在性脂肪腫」もあります。皮膚科で扱う手術とは分野が変わってくる部位に出来ていたり、手術の規模も違うと思いますので、整形外科での手術が一般的に多いと思います。

特に背中に出来るしこりは、放置していて大きく肥大してしまってからでは大掛かりな手術になる可能性もあります。皮膚科での見解としても、筋肉にまで及んでいる脂肪腫は、総合病院などの整形外科での診断をすするケースが多いようです。

軟部腫瘍は皮膚科か形成外科

軟部腫瘍と考えられるモノは、その状態に合わせて受診を考えるべきかと思います。特に背中に出来たモノは見えにくいので判断が難しいケースもありますし、大きなものであれば整形外科で診てもらう方が良いかもしれません。

また、ホクロやアザといた色素の濃く出ているところのモノは皮膚科の方が得意であるかもしれないので相談してみてはどうでしょうか?

どんな検査があるの?費用は?

レントゲン

ある程度の大きさの腫瘍であれば、レントゲン検査の所見だけで十分診断がつくケースもあります。逆に、大きくないしこりではレントゲンでの検査は不向きである場合も考えられますので、状況に応じて相談しながら見てもらうと良いでしょう。

CT

CTによるスキャンは、MRIの検査と比べると「水分の少ない箇所での検査」に優れている検査方法になります。肺などの水分よりも空気が多い箇所に用いるにはMRIよりも効果的ではありますが、今回の背中のしこりであれば、そう言った面での違いはないかもしれません。

レントゲンと比べると、断面のデータを収集するのにとても活躍してくれますので、細かいところまで診る事が可能と言えます。

MRI

MRIは、皮膚だけでなく、筋肉や骨、その周りの軟部組織まで調べる事が出来ますので、より詳細なあらゆる角度からのデータ収集に役立ちます。CTと比べて、情報量ではより多くのデータが取れる点で活用できる検査になります。

ガンもわかる遺伝子検査キット

遺伝子検査をするにあたっては、最近では自宅で手軽な価格で行える遺伝子検査キットが販売されています。上手く活用すると遺伝性の腫瘍の発見を早める事につながりますので、今後に期待したいところです。その一方で、遺伝子検査を行っている医療機関での見解は、現在、自宅で行える遺伝子検査の方法では、まだまだ精度の面で不十分だと言う意見もあります。

現在市販されている遺伝子検査キットは、欧米人などの遺伝子統計データをもとに作られているので日本人の遺伝子統計とは若干異なると言います。その辺を理解した上で利用をすると良いと思います。

治療法は?

粉瘤は不用物を取り出す

粉瘤は、袋のの中の不用物を取り出すだけでは再度袋に溜まってしまうので、袋ごと摘出する事が基本です。一般的な「小切開摘出手術」で切開して袋ごと摘出する方法で行いますが、しこりの大きさや状況によっては施術の方法が多少変わるケースおあります。

状況によっては、さらに傷跡を小さくすることが可能な方法として、先に内容物を圧出してから袋を摘出する「小切開圧出後摘出術」もあります。

脂肪腫は脂肪を取り除く

脂肪腫は、しこり部分を切開して、中に出来た脂肪の塊を切除します。この手術では、しこりの大きさにもよりますが、切除した後の空洞が大きくなるケースもあり、さらに出血を伴うと、その処置が必要になります。

少量の出血であれば、自然と吸収されて問題ありませんが、多量なものになれば、傷口を開いて血腫を除去したり、ドレーンと言われる管を通して余分な出血を汲出す事もあります。

その他の軟部腫瘍などは検査次第

軟部腫瘍には、良性だけでなく、悪性のモノもありますので、検査次第でその後の治療が変わってくると思いましょう。皮膚の下にだけあるモノと思い込んでいたら、筋肉まで腫瘍が入り込んでいたり、CTやMRIで検査をして、わかる種類のモノもあると思います。

もちろん、摘出手術後にわかる事もありますので、色々なケースを想定した診察が必要になる時もあります。

まとめ

一言で ”しこり” と言ってしまっても、自然治癒できるモノではないのが特徴になるようですが、非常に簡単な検査や手術で治るモノでもあるので、まずは気軽に診療を受けると良いと思います。こう言った症状は意外と多いようで、力を入れてい取り組んでいる皮膚科や整形外科が多いことに驚きました。

あまり放置をせずに、早めにカウンセリングや受診をして気持ちの軽くしてあげると良いと思います。