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骨折の症状は様々!指や手首、足などにひびが入っている可能性?それぞれのタイプ別の症状や原因、対処法を徹底解説します!

骨折の症状は、いろいろです。場所も肋骨、手首、足首など様々です。痛くないから放っておいてはダメ!もしかしたら命に影響があるかもしれません。まずは、病院に行って、医師の診断を受ける事が大切、受けた後は、「RICE」で解決しましょう。安静にすること、冷やすこと、圧迫すること、高く上げること、どれも大事、すべて完全に行い、1日でも早く、骨折を治せるように、骨折の症状、原因、対象法を徹底解説します。



骨折の症状について

骨折すると当然、痛みをともないます。骨折の程度によっては、変形や腫れなどの症状がでる可能性もあります。たとえ、骨折の痛みを耐えられるからといって放っておいてはいけません。場合によっては、命に影響のある骨折もあるのです。

まずは、骨が折れた、もしくは、強い痛みを感じた時には、迷わず病院に行くよう心がけましょう。ほとんどの骨折は、早期治療、適切なリハビリで、後遺症を残さずに治せるといわれています

この記事では、骨折の症状、治療方法、応急処置などを徹底解説しています。初歩的な応急処置ならだれにでもできます。まずは、骨折について理解して、適切な治療と応急処置について学びましょう。

骨折による一般的な症状

痛み

骨折すると、骨とその周囲は神経と血管が豊富なために、その部位に痛みがあらわれます。骨折がひどい場合は、動かせなくなったり、外見が変形したりもするといわれています。しかし、打撲や脱臼でも似た症状がでるといわれているので、診断をはっきりさせるにはX線による診断の必要があります。完全に折れていなくても、ひびの場合にも痛みは発生します。

骨折は、骨に力がかかって発生するといわれていますが、骨粗鬆症などで骨全体が弱っていたりすると外から力が加わらなくても骨折したり、健康な骨でも、疲労骨折のように同じ場所に繰り返し、長期間力がかかり続けると骨折することもあります。

変形・異常可動性

変形とは、骨が曲がるなど、あきらかに外見上折れていることがわかる状態の折れ方をしてることをいいます。変形の場合には、強い痛みをともなうこともあり、腫れてもくると考えられています。

異常可動性は、骨折したと思われる箇所を動かすと、関節以外のところで骨が動く場合のことをいいます。異常可動性も、骨折に分類されており、特に長骨の完全骨折などに起きる症状だといわれています。

出血

骨折した場合には、内部において折れた骨が周辺の組織を傷つけて出血するといわれています。皮膚が切れて体の外に血液が流れ出すのではなく、皮膚の内側で内出血だけ起こるケースも多いといわれています。また、強い衝撃が原因で骨折した場合などには、その衝撃によって筋肉組織などが損傷して内出血が起こる場合もあるといわれています。疲労骨折の場合にも、内出血が起こります。徐々に折れた骨が周囲の組織を傷つけて起こると考えられています。

骨折の際の衝撃が強い場合、骨折による周囲の損傷がひどい場合には、大量の内出血になる場合があるといわれています。骨折から数時間後に内出血はピークになると考えられています。内出血の量が多いと、黒っぽい出血斑になります。その場合には、数日にわたって内出血が続き、腫れや痛みも強いといわれています。

打撲によっても内出血がおきる場合がありますので、軽い骨折の場合には内出血で見分けるの困難です。内出血の部分を軽く押してみて、痛みを強く感じたら骨折を疑ったほうがいいかもしれません。また、骨折の場合には、数日経っても痛みが続き、新たな内出血が起きる可能性があるといわれています。

内出血は、外見上ではひどい症状にみえないため、放ったらかしている方もおられますが、血管が損傷していることにより起きているため、油断は禁物です。もし、太い血管が損傷した場合には、多量の内出血が起き、場合によっては、命の危険もあるといわれています。大腿骨や骨盤の骨折、急激な腫れ、貧血、意識の低下などの症状がみられる場合には、早めに医師の診察を受けたほうがいいと考えられています。

腫れ

骨折してから数時間後に、折れた箇所周辺が腫れてくるといわれています。これは内出血や炎症によるもので、個人差がありますが、腫れがひくまでには2~3週間かかることもあると考えられています。

先に述べました内出血のように折れた骨によって太い血管が傷ついていることもあるので、急激な腫れ、貧血、意識の低下などの症状がみられる場合には、早めに医師の診察を受けたほうがいいと考えられています。

肋骨骨折の特徴的な症状

肋骨は胸部に左右各12本ずつの計24本あり、内臓を覆うように存在し、内臓を外部の衝撃から守るために存在しています。しかし、1本1本は細くて折れやすいといわれており、体の中でも腕、足の次に肋骨の骨折やひびは、多い症状といわれています。

肋骨は、呼吸をするたびに胸が動きますので、硬い骨ではなく柔軟性のある骨になっているため、折れやすいと考えられています。また、運動の際にひねったり、ジャンプしたりできるように柔軟性の高い骨になっているといわれています。しかし、肋骨は、骨折しやすいですが、治りやすいともいわれています。

咳やくしゃみによる痛み

肋骨は、体を動かした場合には、可動する骨になりますので、特に、咳やくしゃみをすると痛みをともなうといわれています。また、咳やくしゃみの場合には、勢いよく肋骨を動かしてしまうため、痛みを発生すると考えられています。なかなか難しいことですが、肋骨を骨折をしている場合には、なるべく、ゆっくり、かつ、肋骨の可動が最小限にすむように咳やくしゃみをすることが望ましいでしょう。

なお、咳やくしゃみは、それ自体を頻繁に行うことで、肋骨骨折を引き起こす可能性があるともいわれています。肋骨の骨が弱い人は、日頃から、咳やくしゃみはあまり、オーバーにならないように行うことが望ましいでしょう。また、咳やくしゃみが頻繁にでるということは、体自体も弱っており、骨折の治りも遅くなるため、まずは咳やくしゃみの原因を改善することが望ましいでしょう。

深呼吸による痛み

咳やくしゃみ同様に、深呼吸によっても肋骨骨折が引き起こされると考えられています。深呼吸をする際にも肋骨は、可動しますので、肋骨が骨折していると、深呼吸でも痛みがともなうと考えられています。ただし、深呼吸の場合には、咳やくしゃみと違い、ゆっくりやいきなり発生するということがないので、自分で肋骨を気にしながら行うことができます。

また、深呼吸のしすぎで肋骨骨折になることはないと考えられています。

橈骨遠位端骨折の特徴的な症状

橈骨遠位端骨折は、名前はややこしいのですが、手のひらをついて転んだり、自転車やバイクに乗っていて転んだりしたときに、前腕の2本の骨のうちの橈骨(とうこつ)が手首のところ(遠位端)で折れる骨折のことをいいます。手首に強い痛みがあり、短時間のうちに腫れるといわれており、折れた骨や腫れによって神経が圧迫され指がしびれることもあると考えられています。

特に閉経後の中年以降の女性では骨粗鬆症で骨が脆くなっているので、簡単に折れやすいと考えられています。また、子供の場合には、橈骨の手首側の成長軟骨板のところで骨折が起きると考えられています。

手首に強い痛み

橈骨遠位端骨折の特徴的な症状としては、手首に強い痛みを感じるといわれています。けがの仕方によって異なってきますが、手のひらをついて転んだ後にフォークのような形に変形するといわれています。手がブラブラで力が入らず、反対側の手で支えなければならないほどになるといわれています。

短時間で腫れる

橈骨遠位端骨折では、手首に強い痛みを感じた後に、短時間で腫れるといわれております。ときには、折れた折れた骨やこの腫れが原因で、腕や指にしびれなどの症状が起こる場合があるといわれています。また、骨折部分が腫れることにより、関節の可動域に制限が起こったり、ズレが起きたりして、結果として、手が変形してしまうことがあります。

腕に力が入らない

橈骨遠位端骨折では、手首の強い痛み、腫れとともに、しびれが生じることがあるといわれています。これは、折れた骨が原因で、近くの正中神経を直接圧迫したり、損傷することでしびれが起きると考えられています。また、腫れが原因でも、手根管症候群により正中神経の麻痺を引き起こすことがあるといわれています。

足関節果部骨折の特徴的な症状

ジャンプしたり、高い所から転落・転倒などにより、足関節に強い外力が働くと、足関節周囲の靱帯損傷や骨折が生じます。これを足関節果部骨折といいます。

歩行困難

足関節果部骨折が起きると、骨折の状態や骨のズレ方にもよりますが、足首に痛みや腫れ、外反・内反変形などがみられるといわれています。また場合によっては、足を着いて歩行すること自体も困難になると考えられています。

皮下出血

足関節果部骨折になると、外反変形、内反変形以外にも、非常に強い痛みとともに皮下出血にもなるといわれています。痛みとともにすぐに足首が腫れてきて、赤く熱を持つようになると考えられています。時間が経過するとともに腫れが悪化し、水泡が形成さると考えられています。骨折が、重度の場合は開放性骨折となって出血することもあり、腫れが強い場合は阻血性壊死に陥ることもあるので、皮下出血の際には早めに医師の診断を受診することが望ましいでしょう。

骨折による症状への対処法

安静

人間の骨の中には生きた細胞があるといわれ、骨折しても自然に治る能力を備えていると考えられています。しかし、条件を整えないと、骨はつきません。また、折れた部位や折れ方によって骨のつきやすさに差があります。一般に、骨折部のズレが小さく、骨折部の動きが少なく、骨折部に元気な細胞が多ければ、骨折はつきやすいといわれています。治療方法や骨の治癒までの期間は、折れた場所や折れ方によって様々です。

基本的には骨折した場合には、安静にしていることが大切だといわれています。ただし、骨折だけが治っても、その周囲が不健康になっていてはならないため、なるべく、骨折部の周囲の関節や筋肉は動かした方が良いとも考えられているため、医師に相談の上、体を動かすなどをすることが望ましいでしょう。

安静にする際の処置としては、肋骨骨折の場合には、消炎鎮痛剤と湿布などで経過をみて、痛みが強い場合には、バストバンドやトラコバンドとよばれる固定帯による圧迫固定をするといわれています。橈骨遠位端骨折の場合には、三角巾やギプス、ギプスシーネで固定するといわれています。足関節果部骨折の場合には、ギプスによる外固定で安静を図る保存療法を行い、その後は取り外しのできる装具に変更して運動をできるようにするといわれています。

冷却

骨折した部位は、基本的には、急性期は冷やし、慢性期は温める方がよいといわれています。

骨折をした直後から炎症の強い2、3日は、患部を十分に冷やすことで痛みや腫れを抑えることができると考えられています。痛みのピークを越えたら、温めて患部の血行を促すことで回復を早めた方がいいといわれています。ただし、痛みがおさまったからといって、動かしてしまうと、炎症や痛みが再び現れる場合もあるので、医師に相談の上、慢性化させないように治療することが大切だといわれています。

また、湿布などは、消炎鎮痛の効果が主ですので、患部を深部まで冷却するためには、氷などで20分程度冷や方が効果的だといわれています。

圧迫

骨折した場合には、冷やす以外に、腫れや内出血を防ぐために、弾力性のある包帯やテーピングで止血し、骨折部位を適度に圧迫しながら固定すると効果的であるといわれています。ただし、強く巻きすぎると局部的に血流が低下することがあるので巻きすぎは注意することが大切です。

挙上

骨折した後に、包帯やテーピングなどをした場合には心臓より高い位置にあげることで治りが早くなるといわれています。これは、患部を心臓よりも高くあげる事で血液の環流が良くなり腫れ、痛みを軽減する作用があると考えられているからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。骨折の症状は、骨折した場所によって様々です。また、外見上、問題がなさそうでも、内部では内出血したり、場合によっては命にかかわる状態に悪化する可能性もありますので、本記事で身につけた、知識をもとにまずは、怪我したときに正しい対処をすることが望ましいでしょう。

治療には以下の「RICE」がポイントとなるといわれており、正しく実践する事で怪我の治癒も早くなると考えられるでしょう。まずは、怪我をしたら早めに医師の診断を受ける事が望ましいでしょう。

  • Rest(安静)・・・怪我した後は、まずは、安静にする。
  • Ice(冷却)・・・・冷やす事で痛みや腫れを抑える。
  • Compressin(圧迫)・・圧迫して腫れや炎症を抑える。
  • Elevation(挙上)・・・患部を心臓よりも高くあげる事で血流を良くする。