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足のかゆみが気になる方!その原因はダニかも!?むくむこともあるという5つの疾患とその治療法、予防法まで一挙解説!

ピンポイントに足首がかゆいと掻くのもつらいし、原因もきになってしまいますね。そんな時のヒントになれるような考えられる原因と予防法について調べてみました。



足首にかゆみが!原因や対処法は?

なんだか足首がかゆい!そんなかゆみが続くと気になるし、何が原因かわからないと不安になる人もいるかもしれません。ここでは考えられる原因と対処法をまとめてみました。

足首にかゆみが出てくる原因は?

全身のかゆみもつらいけど、局所のかゆみもなかなかつらいものがあります。まずは足首のかゆみの原因を考えてみましょう。

ハウスダスト

まず最初に考えられるのは家じゅうのハウスダストが原因になる場合です。ハウスダストつまり家じゅうのホコリのことですが、その中にはダニや髪の毛、室内のカビや細菌などが含まれています。

中でもダニはヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの2種類が主にかゆみの原因になります。このダニは死骸でもハウスダストの症状を引き起こす原因になります。

またホコリの中には人のペットや毛、フケや虫の糞なども含まれており、これらはダニの栄養源となり、さらにダニを増やす原因にもなります。湿気が高いところに目に見えるほどのカビを見つけたら、カビ、細菌もハウスダストの症状を引き起こす原因になります。ブタクサや杉の花粉も室内に入ってきてかゆみの原因になることもあります。

冬の乾燥

冬の寒さと乾燥は肌のバリア機能を低下させてしまいます。通常は表皮の外側にある角層が水分を保ち、さらにその外側の皮脂膜が肌の潤いを保つのですが、乾燥によりこの機能が壊れやすくなります。

この機能が落ちると、肌の修復力が落ちたり肌への刺激を受けやすくなり肌荒れやかゆみなどのトラブルに繋がります。

その他寒くて血行不良になったりストレスなどでもバリア機能を低下させてしまいます。

むくみ

足がむくむ原因は冷えや仕事、生活などの影響があるのではっきりとは断定しずらいですが、むくみが原因でかゆみが出る場合もあります。

長時間の立ち仕事やデスクワークは足の静脈に圧をかけ、うっ滞が起こると血流が悪くなり代謝が落ちてかゆみや肌のツッパリなどの肌トラブルを起こすことがあります。最もわかりやすいむくみのサインは靴下の跡がついているかどうかで見てみてください。

足首にかゆみがあると考えられる疾患は?

足首のかゆみが気になる場合、もしかすると何か疾患が隠れているかもしてません。足首にブツブツなどの湿疹がないか、腫れていないか等をよく観察しながら考えられる疾患を調べてみましょう。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎はよくなったり悪くなったりを繰り返すかゆみのある湿疹を主な特徴とする疾患です。

湿疹の特徴としては赤みがあり、じゅくじゅくとしていて掻くと液体が出てきたり、ささくれだって皮がむけたり、繰り返すと皮膚がゴワゴワになり固くなって盛り上がります。

また左右対称に出ることが多く、アトピーや喘息などのアレルギー体質をもつ家族がいる場合その体質を受け継いでアトピー性皮膚炎の症状が出ることもあります。

家族でいなくても本人がアレルギーや花粉症などの病歴がある場合アレルギーを起こしやすい体質なのでアトピー性皮膚炎の可能性も考えられます。

うっ血性皮膚炎

うっ血性皮膚炎は主に足首に出るもので、足首から膝方向に広がっていくこともあります。はじめは足首周辺にあかみやむくみの症状が出ますが、症状が進んでいくと変色し痒みを伴ってきます。かゆみを伴ってくると皮膚の機能が低下して湿疹や湿潤、びらん、潰瘍といった症状がみられます。この状態を放っておくと、繰り返すことで色素沈着がおこり肌が黒っぽくして重症化する危険性があります。

蕁麻疹

蕁麻疹とは皮膚の一部に赤みを伴うぷっくりとした膨疹が出来てしばらくすると消えてしまいます。蚊に刺されたような小さな膨疹が現れそれがだんだん広がったり、体のあらゆるところに出ることもあり、強い痒みを伴いますが、やがて跡形もなく消えるのが特徴です。数分から数時間後で消えることがほとんどですが、半日から1日程度かかることもあります。

食べ物や食品添加物、動植物等に反応して起こるアレルギー性の蕁麻疹と摩擦や圧迫、寒暖差などで起こる非アレルギー性の蕁麻疹があります。アレルギーの体質がある人は蕁麻疹がでやすい傾向があります。

蕁麻疹が出てしまった時は、出来るだけ静かにすごして、蕁麻疹の出ているところを冷たいタオルなどで冷やしましょう。血行が良くなると蕁麻疹が悪化しやすくなるので摩擦や圧迫などの刺激を与えないことも大切です。

酷い場合は皮膚科へ行き薬を処方して貰いましょう。抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬などの内服薬を処方されることが多いですが、炎症を抑えるステロイド外用薬なども出されることがあります。薬の服用を含め医師の指示に従ってください。

蕁麻疹は過労やストレス、寝不足等の理由で起こりやすくなりますので、日ごろから規則正しい生活や食事を心がけると良いようです。

蕁麻疹の原因がわかっている場合はそれを遠ざけることが一番の治療になりますが、分からない場合で蕁麻疹が出る1時間前の事を思い出しながら思い当たることがあれば、血液検査などで原因を確かめることも出来るかもしれません。ただ蕁麻疹は原因がわからないことも多いようです。

接触性皮膚炎

接触性皮膚炎は原因物質に触れるとかぶれたような症状が出ます。原因物質によって誰にでも起こり得るものと、原因物質に対してアレルギーを持つ人が原因物質に触れると発症するタイプのものに分かれます。

誰にでも起こり得るタイプの接触性皮膚炎は原因物質の毒性の強さによって症状の強さが決まります。原因物質が接触した部位にかゆみを伴う発疹が出現し、水泡や紅斑、丘疹等の湿疹が現れます。

アレルギー性のものは原因物質に再び触れると、同じところが赤くなります。酷くなると表皮に水泡が出来、さらに進むとびらんに、最後はかさぶたになって治りますが、また同じものに触れるとこの反応が繰り返されます。

原因はさまざまで、有名なところだと薬品や金属、漆などの植物、化粧品などがあります。具体的には抗生物質の外用剤や消毒液、ニッケルやコバルトを使ってできた時計やネックレスなどが当てはまります。

治療は皮膚科に行き、問診や視診、場合によっては血液検査やパッチテストなどで原因物質の特定や自身のアレルギーの有無がわかります。

そして原因物質を避けるのが一番の治療ですが、薬だとステロイド外用剤や痒みに対して抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬が用いられます。

皮膚掻痒症

皮膚掻痒は外見に目立った湿疹などがないのにかゆみを伴います。そして掻いた結果炎症が起こり二次的に湿疹などが出来ることがあります。症状はかゆみだけですが全身に出ることもあれば、部分的に出ることもあります。

原因は皮脂の分泌が減り、乾燥することで外からの刺激を受けやすくなりかゆくなります。その他にも内臓などの疾患から内因性の原因で全身の皮膚がかゆくなることもあります。思い当たる疾患がある場合はその疾患の治療をしながらかゆみのことを伝えましょう。

皮膚が乾燥しているときは保湿剤、かゆみが強い場合は抗ヒスタミン薬、掻いて湿疹が出来ているときはステロイド外用薬などが用いられます。

日常で気を付けることは、皮膚が乾燥するとかゆみも出てきてしまうので加湿等をして湿度を高めに意識したり、お風呂上りに保湿剤を塗ったり、チクチクとした素材の衣服よりも絹や綿等の柔らかい生地で刺激を避けたりしましょう。

その他の考えられる疾患

いくつか考えられる疾患をご紹介しましたが、その他にも糖尿病の初期症状や、むずむず足症候群等、足首にかゆみを引き起こす可能性のある疾患は他にも考えられます。ですので症状がひどい場合や気になる場合はご自身で判断せず、専門医の判断を受けてください。

足首のかゆみをなくす治療法は?

足首のかゆみの原因はそれぞれですが、かゆみに対する治療法についてみてみましょう。

飲み薬

たかがかゆみと言ってもかゆみは皮膚症状の中でも辛いものです。一般的にかゆみを抑えるための飲み薬は抗ヒスタミン薬や、抗アレルギー薬が用いられます。

これらの薬は体質によって眠気が出たり、体のだるさや口の渇き、便秘や胃部不快感等の症状が出ることがあります。効果は個人差が大きいので医師と相談しながら服用ください。また他のお薬との併用は注意が必要になることもありますので薬剤師にご確認ください。

塗り薬

赤みがあって強いかゆみがあったり、一部で炎症などの症状があると、さらにかゆくて引っ掻いて症状を悪化させることがあるのでかゆみや炎症を抑えるためステロイド外用薬を用いられることがあります。

ステロイド外用薬と聞くと副作用の心配をされる方もいるようですが、医師に従って適切な強さを短期間だけ使って炎症やかゆみを止めたほうが結果的に早く症状が改善することもあります。

炎症の程度が低い場合ステロイドを含まない(非ステロイド系)外用薬で消炎外用薬が用いられることもあります。また皮膚の乾燥を防ぎ潤いを補う保湿剤などもあります。

外用薬は強く擦り込むように塗ると、かえって皮膚を刺激してしまうので症状が出ているところにちょんちょんと置き、それを手のひらや指で薄く伸ばすように塗っていくのがよいそうです。

保湿ケア

毎日のスキンケアに問題があると肌が乾燥したり刺激を受けてかゆくなることがあります。熱いお風呂に入ったり、体をごしごしと強く洗うと肌の潤いを保持するためのセラミドや天然保湿因子、皮脂などを洗い落として皮膚が乾燥しかゆみを引き起こす原因になることもあります。

保湿剤は皮膚の水分が逃げないようにふたをしたり、肌に水分を与える役割があるので季節に関係なく年間を続けて塗ることが大切です。皮膚に過度な刺激やダメージをあたえるものや、かゆみを誘発するものも避けましょう。

足首のかゆみの予防法は?

足首のかゆみを予防するために自身で気をつけれることをご紹介します。

清潔にする

上記にもある通りハウスダストはかゆみの原因になり得ますので、部屋はこまめに掃除し、ふとんやシーツなども清潔に保ちましょう。皮膚の乾燥を防ぐために湿度を保つことも大切です。

汗はかゆみを誘発することがあるので、汗をかいたらシャワーを浴びて汗を流しましょう。その際にスキンケアも忘れずに行いましょう。爪が長いと引っ掻いたときに傷つけてしまうので、短く清潔を意識しましょう。

保湿をする

肌はもともと保湿成分が備わっていますが、乾燥や洗浄などでその機能が低下してしまうことがあります。健康な肌であれば自分で保湿成分を補うことができますが、血行が悪くなったり、空気が乾燥していると肌の機能が低下し乾燥による肌荒れやかゆみを引き起こすことがあります。ですので乾燥が気になるときやお風呂上りなどにしっかり保湿しましょう。

締め付けすぎない

靴下の締め付けも血液の循環を悪くしたり、素材が肌に合わなかったりすると炎症が起きかゆみがでることもあります。靴下はなるべく天然素材のもので締め付けるものは避けると良いようです。

まとめ

かゆみの原因はハウスダストや乾燥などの身の回りから起こることもありますし、もしかしたら何かの疾患が潜んでいて起こるのかもしれません。保湿などできやすいことは是非意識して実践してみてくださいね。それでもかゆいときは自己判断せずお医者さんにご相談ください。