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風邪のときはやっぱりそうめん!疲れた体と胃を休めてくれるそうめんの魅力とおすすめレシピをご紹介

風邪をひいてお疲れ気味のときに恋しくなる食べ物のひとつがそうめん。喉越しがよくあっさりした味わいには体も心も癒されます。そうめんが風邪のときの食事の定番といわれる理由、取り入れるときに気を付けたい点、風邪のときに食べたいおすすめのレシピをご紹介します。



風邪のときにそうめんを食べても大丈夫?

風邪をひいたらそうめん。日本人の永遠の定番です

日本人にとってそうめんは夏の味覚の代表であり、風邪をひいたときの食事の定番メニューのひとつです。最大の魅力はなんといっても消化のよさ。お疲れ気味の胃袋を優しくいたわってくれるうえ、すぐにエネルギーになってくれるので、体調がすぐれないときにはもってこいのまた、冷やしても温めてもおいしく、熱が上がりきっているときはクールダウン、寒いときは体を温めてと、多目的なのも魅力です。あっさりした味つけで食欲が落ちているときでもするすると入り、炭水化物と水分が同時に摂れ、長期保存が可能なそうめんは季節を問わず常備しておきたいものです。

風邪のときにそうめんが有効といわれる5つの理由

1.風邪のときのそうめんは消化のよさが最大のメリット

風邪をひいたときの食品を選ぶ条件は、やわらかくて食物繊維が少なく、胃に留まる時間が短いこと。その条件を満たしているのがそうめんなのです。

体調を崩した時にもエネルギー源は必要ですが、そうめんは炭水化物なので消化されるとすぐエネルギーになるのも嬉しいポイントです。一般的に麺類は歯ごたえが重要視されますが、病気のときにはやわらかめにゆで、より消化しやすく仕上げましょう。

風邪のときはつゆにひたして食べるより、温かいつゆをかけて食べるのがおすすめです。

2.さっぱり味のそうめんなら食欲のないときでも食べやすい

風邪をひいても食欲が落ちていなければこってりしたものを食べてパワーチャージすることも可能ですが、食が進まないときでも栄養補給は必須。和風のだしであっさりと仕上げるそうめんはそんなときにも食べやすいのが魅力です。

そのままでは栄養が偏るので可能なら追加で具をのせるようにしましょう。もちろん消化のいい食品であることが大切です。

3.夏の風邪にも冬の風邪にもそうめん。常温で長期保存できるから通年で活躍

一年のうち最もそうめんの出番が多いのは夏でしょう。冷たいそうめんを食べて体の熱を下げる先人の知恵は現代にも受け継がれています。

夏に風邪をひいたときには当然そうめんを食べる機会も多くなりますが、冬の風邪のときにはそうめんは食卓に上らないということはありませんか。冬に風邪をひいたときこそそうめんの出番です。うどんにも乾麺はありますが、ゆで時間が短くて済むそうめんが断然おすすめ。夏に買ったそうめんがまだたくさんあるというときにも役立ちます。

4.喉越しがよく、つゆとあわせて喉の渇きをいやせる

そうめんのもうひとつの魅力は喉越しのよさです。細麺なのでするりと食べられ、つゆがのどの渇きをいやしてくれます。

温かいつゆは喉の調子が悪いときに粘膜を温めてくれるのでおすすめ。但し、喉の痛みがあるときには逆に炎症を起こしている箇所を刺激するので避けましょう。冷たいそうめんも喉の粘膜を冷やすことになってしまうので望ましくありません。

5.ゆで時間が短いのですぐに食べられる

日頃の食事は手早く作れることも重要なポイントです。そうめんのゆで時間は長くても2分。

お湯を沸かす間につゆや具の準備が済んでいればすぐに食べることができます。

ひとり暮らしなどで自分で食事を用意しなければならないときでも短時間で調理できるそうめんが役立ちます。また、食欲があるときや普段の風邪予防に役立てたいときには野菜などをトッピングしてサラダやチャンプルーに仕上げるとさらに栄養のバランスがよくなります。回復期など軽い家事ができる状態のときには試してみたいものです。

風邪のときにそうめんを食べる際の注意点やデメリット

1.風邪のひきはじめの冷たいそうめんは体を冷やす

高熱でほてったときに冷たいそうめんを食べるのはひんやりとした感触が心地よいものです。

でも、風邪のひき始めに冷たい食べ物は禁物。最初の段階ははとにかく保温が大切です。冷たいものが恋しいときは常温の飲み物にとどめ、体を冷やさないように温かいそうめんを選んでください。そうめんのつゆからも水分が補給できます。

熱が上がりきってからは必要に応じて冷たいそうめんも取り入れてよいでしょう。体を冷やす効果がある食材をトッピングすると、その食材の持つ栄養素との相乗効果も期待できます。

2.そうめんだけでは栄養が足りない

そうめんを食べるときに合わせるのはつゆと薬味だけということはありませんか。確かに薬味の定番であるねぎには体を温めて疲労回復を助け、しょうがには発汗を促す作用があります。

ねぎにはビタミンAやビタミンC、ベータカロテンといった風邪の予防に欠かせない栄養素が含まれてはいますが、それだけだとたんぱく質が摂れず、栄養が偏ってしまいます。

風邪の対策としてそうめんを食べるときはたんぱく質を補える具をトッピングするか、副菜として添えるよう心がけてください。温泉卵をトッピングに使用すると、添付のだしもつゆ作りに活用できで便利です。また、ビタミンAとたんぱく質が豊富で、さっぱりしながら食べ応えのある鶏肉もおすすめのトッピングです。

3.製造段階で油を使用するそうめん。下痢があるときは気を付けて

消化がよく、胃腸に負担がかからないのが魅力のそうめんですが、他の麺類とは異なる点があります。それは製造段階で油を使用していること。

そうめんを製造する際には表面に油を塗っていきます。そうめんの表面の乾燥や付着を防ぎ、風味を与えるための工程ですが、お腹をこわしているとそうめんの油分に反応することがあります。特に下痢があるときには油分は望ましくないのでそうめんは避けたほうが無難です。

風邪のときにおすすめのそうめんのレシピ

1.風邪のときに嬉しい温かいそうめん。あんかけでさらに温かさアップ

卵のあんかけが体を温めてくれるそうめんです。にんじんやしいたけも入って食べ応えがあります。

そうめんはゆでて水洗いした後1cmから2cmぐらいの長さに切り、だし汁と野菜を鍋に入れ火にかけます。

にんじんが煮えたら水溶き片栗粉と溶き卵を加えて全体を混ぜ、卵に火が通ったら器に盛ったそうめんにかけてでき上がり。

そうめんは塩分が多いので、ゆで上がったら水洗いを忘れずに。

2.火を使わず楽々。トマトベースのアレンジそうめんは夏風邪対策に

代謝が上がるキムチと抗酸化作用がある納豆を組み合わせた、夏におすすめの一品。スープのベースになっているトマトやトッピングの大葉にも抗酸化作用があり、免疫力アップが期待できます。

ゆであがって水で洗ったそうめんを器に盛り、大葉をのせ、刻んだプチトマト、キムチ、納豆を混ぜたものをトッピング。胡麻油をかけて白ごまをふり、トマトジュースに出し汁と醤油を合わせたものをかけて仕上げます。

つゆのベースにはトマトピューレよりもコクが出るトマトジュースのほうが合います。キムチは刻んだ方がそうめんに絡みやすくなります。

まとめ

さっぱりして消化のよいそうめんは風邪をひいたときの食事に最適。長期保存できるので夏だけではなく年間を通して利用したい食材です。