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足の指が腫れている!爪の痛みや膿に注意が必要!何科の病院に行けばいいの?6つの病気や原因などを徹底紹介します!

あなたが、もし、足の指が痛いと感じていたら、それは病気かも知れません。痛風のように生活習慣に関係するものから、日常生活上で、ごく当たり前のように靴を履く習慣を満喫している中に、足の指の病気は、確実に進行しています。赤く腫れたり、膿を持ったり、そして、我慢しがたい痛みを感じたりしたら、少なくとも、そうなる前に医師の診断を受けるようにしましょう。



足の指が腫れている!病気かも?

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普通の感覚で足の指が腫れるというと、痛風が浮かんできます。続いて「しもやけ」、「関節リューマチ」、場合によってはひょうそうも出てきます。しかしながら、私たちが聞き慣れない病気もあります。

例えば、「外反母趾」や「内反小趾」、「種子骨炎」、「中足骨頭痛」、そして、「モートン病」なるものがあります。

そこで、足の指が腫れる疾患を採り上げて、解説を試みることにいたします。

足の指が腫れている場合に考えられる疾患

しもやけ

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「しもやけ」は気温が4℃前後の時にできやすいと言われていますが、どんな人が特に気をつけたほうが良いかと言うと、普段から血行が悪い人だそうです。地方によって昼夜の温度差がかなりある春先や秋でも「しもやけ」ができる可能性が大いにあるようです。

子供が「しもやけ」になると、広範囲に腫れたり痛痒くなって辛い思いをさせることになるので、気をつけてあげたいものです。大人も子供も、寒冷にさらされ指の血行が悪くなる時、指先がむくんで赤く腫れたり、むずがゆく感じたりします。人によってはエクササイズの後に汗が乾く時ですら「しもやけ」になることがあるようです。

特に、足の指先は蒸れやすいので、その部分に「しもやけ」ができやすくなっています。寒い時期は手足を冷やさず、汗はこまめにふき取り、マッサージなどで血行を良くするようにすることが効果を発揮することが分かっています。

ひょうそ・爪囲炎

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「ひょうそ」は、手や足の爪周辺の傷が元であったり、手がひどく荒れていたり、お子さんが手足を汚くしたままでいた事などから、「ひょうそ」になるケースが多く見られるようです。それらがきっかけとなり、爪の周りが細菌に感染してしまうのです。

他に考えられるきっかけは、爪の切りすぎ、巻き爪、ささくれなどからも細菌(緑膿菌、黄色ブドウ球菌、大腸菌、連鎖球菌など)が侵入する可能性があり、赤い腫れや痛み、又、化膿を伴うことがあります。

一般的な治療方法は、抗菌薬(その状態によって飲み薬、または塗り薬)が処方されるようですが、膿が多く溜まっている場合は、最初にそれを搾り出した方が治りが早い為、膿を切開などで出し抗生剤を処方する場合もあるようです。

似かよったものに、ヘルペス性の「ひょうそ」、カンジダ性の「爪囲炎」、乾癬性の「爪囲炎」がありますが、原因が違うので当然治療法も変わってきますので、注意を要します。

関節リウマチ

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「関節リウマチ」は、人によって症状に違いがあるようですが、関節内に慢性的な炎症が起こり続けることで関節が破壊された状態になり、関節が正しく機能できなくなってくるようです。身近な症状としては、手足の指の関節が、朝になると強張るような症状を見せます。

その症状は指先だけに留まらず、膝や股関節などにも拡大する可能性が大いにあり、複数の関節に痛みや腫れを感じると、日常生活で思うように動かせないことで不自由を感じるようになります。これはお年寄りに多いと思われがちですが、意外にも中年女性に多いということです。

治療法は薬物療法が多く、症状によって抗リウマチ剤、非ステロイド性消炎剤、ステロイド剤、免疫抑制剤などがあるようです。他にはその人の状況によって理学療法なども取り入れられることがあるそうです。

症状の進みを抑えるために、まずは早々の薬物療法が適用されますが、もし進行してしまうと手や足の指が変形したり短くなったりする場合もあるようです。原因ははっきりしていませんが、中でも自己免疫疾患ではないかと考えられているそうです。

足の親指が腫れて痛い場合の疾患

痛風

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風が吹けば桶屋が儲かるということわざがありますが、風が吹いただけでも痛く感じるのが「痛風」です。一番端的な例が足の親指の付け根が赤く腫れあがり、痛みも普通のものではなく激痛になると言われています。「痛風」は、典型的な生活習慣病の一部で、肥満、高血圧、高脂血症を合併している場合もあります。

足の指以外にも多くの関節にも影響が出ることも少なくありません。原因は、血液中の尿酸値の上昇によるものだそうですが、暴飲暴食がその背景にあるようです。腎臓から尿酸の排出が十分にできなくなって高尿酸血症になると、「痛風」になりやすい状態にあるということのようです。

治療は尿酸値を落とすことが大事で、食生活をきりかえ、血中の尿酸値をコントロールします。消炎鎮痛薬の他に、コルヒチンで発作の鎮静化を図り、尿酸値をコントロールするために薬剤を使用します。

種子骨炎

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「種子骨炎」ってあまり聞いたことがないのではありませんか。でも、ダンスをしている人や、ハイヒールの人にとっては切実な問題になることがあります。種子骨は、足の親指の付け根にあって、アスリートには重要な骨と言えます。というのも、ジャンプしたり走ったりする際に、足に負荷がかかる衝撃をうまく吸収してくれる働きをしています。

種子骨の炎症は、スポーツ選手やそれ以外の人でも、特に足の先に過度な負荷がかかる仕事をしている人がやりやすいようです。痛みを感じて レントゲン検査で骨折がない場合は、「種子骨炎」の可能性が出てきます。

治療法はその人によりますが、非ステロイド系の抗炎症薬やステロイド注射を使って痛みの元を抑制する方法が取られるのが一般的です。また、食事を含めた生活習慣の改善、靴の改善、そして理学療法も提案されるようです。

外反母趾

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「外反母趾」の特徴は、足の親指の先が人差し指に引き寄せられたように、くの字に曲がることで付け根の関節部が突出します。原因は比較的簡単で、よく聞くのがハイヒールなどの足の形にマッチしていない靴を無理に履き続けることによります。

靴の中で無理に5本指を寄せ合わせ長い時間固定した状態にしていると、親指側が変形してくることになります。偏平足も原因の1つに挙げられています。酷い人は手術を受ける人もいます。

しかしまずは予防として、足の指をフリーにさせることが大事です。そのためには履物もゆったりしたものを選ぶようにします。優しく指全体を擦るようにマッサージしながら、長らく寄せ合っていた5本指を解放してやるように、足の甲のあたりから指の骨一本一本を開くようにしてやります。

足の小指が腫れて痛い場合の疾患

内反小趾

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「外反母趾」が親指だとしたら、「内反小趾」は小指のことです。これは小指が内側の方に曲がり変形した状況を見せます。要は親指の小指版で、足の横のカーブが開帳足になるため、自分の足の形にマッチしていないきつい靴、5本指を無理に寄せ合わせた状態になる靴を長く履き続けることでなります。

治療は消炎鎮痛剤を用いますが、これはあくまでも痛みに対する対症療法で、問題の解決にはなりません。多くの人の場合、まず靴を自分の足の形にマッチしたものに変え、無理に足幅を引き締めるような靴は履かないようにします。

そして靴に足底板を入れてやることで、足の横のカーブを楽に保つようにサポートさせます。そうする事で予防にもなりますし、改善にも繫がります。

足の人差し指・中指が腫れて痛い場合の疾患

中足骨頭痛

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足指の形には代表的なものとして3種類があり、親指が一番長い、いわゆるエジプト足、人差し指が一番長いギリシャ足、5本指が均等な長さに見えるスクウェア足があるとされています。例えばギリシャ足の人は、靴によって人差し指が当たり痛くなるのを警戒し、大き目の靴を買おうとします。

それはエジプト足やスクウェア足、そして足の甲が高めの人にも当てはまり、それぞれをカバーするのに大きめの靴を選んでしまう人がいます。ですが、ゆとりのありすぎる靴を履くと、歩く時に踏ん張りが利かないとか、脱げそうな錯覚で変な所に力が入り痛くなる場合があります。

また、平らな地面を歩くことが多い人や運動不足の人は、足の横のカーブに負担がかかる上に、中指の付け根辺りが地面に打ち付けられるので、中足骨頭痛になりやすいようです。

足の薬指・中指が腫れて痛い場合の疾患

モートン病

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「モートン病」は、「中足骨頭痛」によく似た病気ですが、足の中指と薬指の間、薬指と小指の間に痛みや腫れを伴う病気のようです。「モートン病」になる原因として考えられるのが、やはりつま先に負担がかかる靴を長時間履き続けていることや、中腰を暫く続けるような仕事で生じるようです。

指の付け根の関節や靭帯、そこを通る神経に悪影響を与えてしまい、しだいに腫れや痛みが出てくるようです。「モートン病」の治療については、痛みが酷い時はブロック注射もありますが、まず保存療法として中腰での仕事を止めるか改善する、つま先に負担のかかる靴をはかないようにするという事です。

それから主に足底板の使用を薦められ、人によっては薬の服用や運動療法を薦められるようです。

足の指が腫れないようにする予防法は?

生活習慣の改善

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これまで足指が腫れたり痛かったりするのを病状ごとに見てきましたが、病状の原因には似かよったものもありますが、違った原因もあります。例えば、「痛風」はどちらかというと食生活に原因があるとされ、その他の病状は、物理的刺激によるものが多くなっています。

したがって生活習慣的にいえば、「痛風」は食生活を改善し、尿酸値を下げるような食事が求められます。例えば、プリン体が尿酸値をあげることはよく知られていますので、参考までにその例を挙げておきます。

・極めて多いもの:鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、あんこう肝避け蒸し(100g中300mg以上)

・多いもの:豚レバー、牛レバー、鰹、マイワシ、大正エビ、マアジ干物、サンマ干物(200~300mg)

・少ないもの:うなぎ、わかさぎ、豚ロース、豚バラ、牛肩ロース、牛タン、プレスハム、ベーコン(50~100mg)

・極めて少ないもの:コンビーフ、魚肉ソーセージ、かまぼこ、数の子、豆腐、牛乳、鶏卵、

炭水化物、果物、野菜、海藻類(~50mg)又、アルコールを控えることが大事で、特にプリン体を含むビールには注意が必要です。肥満、食塩の過剰摂取、適度な運動、そして、ストレスのコントロールが大事です。

きつい靴を履かない

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「しもやけ」「関節リウマチ」「痛風」以外の「種子骨炎」「外反母趾」「内反小趾」「中足骨頭痛」そして、「モートン病」などは、足横のアーチ、縦のアーチ、それに開帳足が原因の場合が多く、ほとんどに靴が影響しています。特に、女性のハイヒールが血行不良や神経を圧迫することで発症するようです。

現実的な問題として、靴を履く生活空間、時間が増えていまして、それが習慣化されていますので、中々、難しいところがあります。女性にあっては生活上だけでなく、ファッションの視点から靴の選択肢にもバリエーションが出てきており、一概に靴を無視できないようになっています。

いずれにしましても、親指の[外反母趾]、小指の[内反小趾]、そして、中足骨頭の[中足骨頭痛]、[モートン病]などは、きつい靴を履くことで、症状を悪化させていますので、まずは、きつい靴を履かないで、自分に合った靴を選ぶことが大切になります。

こんな時は病院へ!

痛みが増してきている

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整形外科の分野はいろいろありますが、こと足に関しては足首からつま先までの部分もその範疇に入っています。「外反母趾」から「関節リウマチ」などの足指の変形や、指の付け根に炎症が起きたり、骨折していることもあるので痛みを感じたら、足の外科と言われている整形外科に行くことをお勧めいたします。

というのも、我慢できないような痛みを鎮痛剤で治めても、根本的な解決にはなっていません。どうしたって痛みの大元を治療する必要があります。多くの人は、靴に本人の足に合った中敷きを入れることを薦められ、それでかなり改善されるケースは多いようです。

その他には、その人に合った運動療法を取り入れる事で改善される場合もあるようですし、場合によって手術も考えなければいけない時もあるようです。早い対応ほど楽になりますので、痛みを感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

膿が多くなってきている

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化膿し膿が出る症状としては「爪周囲炎」があります。例えば爪の切りすぎや深い巻き爪などで皮膚が切れてしまうことがあります。又、靴がきついなどで足指に炎症を起こし赤く腫れて痛みがを伴う事もあります。そしてそこが化膿して膿を持ってしまう場合があるのです。

こうなると、爪の角からの圧迫が酷くなり、爪の周辺を押すと膿が出てくるようになり、当然治療の対象になります。

炎症を起こしている期間が長びいている場合には、爪の縁に肉芽(浸出液を内含した出血しやすいピンク色の柔らかい組織)が出現してしまう場合があり、もしこのような症状がみられたら、早々に受診する事をお勧めします。

まとめ

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普段から足指には気を使うことがあまりありませんが、実は、とても大事な器官であることがお解かりいただけたと思います。その足指が、腫れたり、曲がったりすることで、日常生活に不便な状況を作り出します。

ほんのちょっとした気遣いがあれば、痛みも感じることはないでしょうし、ましてや、病院へ行くこともありません。そう、それは足指へのケアです。余りにファッションに拘るが故に、靴の選択を誤り、長期にわたる足指への虐待が病気を生み出しています。長く付き合うだけに、自分に合った靴を選びたいですね。