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腕を骨折したら、日常生活はどうしたらいいの?6つの症状と原因・効果的な応急処置と治療で痛みを素早く対処!

腕を骨折してしまったら、とても痛いし、治療中もなにかと不便ですよね。できれば骨折はしないに越したことはないのですが、そんなのは分かりませんよね。もしも骨折してしまったら、どんな症状が起きて、どんな治療や生活をするのでしょうか。



腕を骨折、そんなときは

人間なら誰でも、日々の生活で骨折してしまう可能性がありますよね。できれば骨折はしたくないけれど、いつ、何が起こるか分かりません。突然転んでしまって骨折するかもしれないし、事故で骨折するかもしれませんよね。

どんなに注意して生活していても、やむをえない場合もあるかもしれませんね。どこを骨折するかも分かりませんが、もしも腕を骨折してしまったら、服を着るときや、利き手のほうだったら文字を書くことにも支障をきたしてしまいますよね。なにかと不便なことだらけですね。

もし腕を骨折してしまったら、応急処置をして、我慢せずに病院に行って治療してもらいましょう。

腕を骨折する原因とは

スポーツなどで

スポーツなどで骨折してしまう原因にひとつに、疲労骨折というものがあります。この疲労骨折というのは、運動を過剰にしてしまうことで、一部の骨に重点的にずっと負担がかかることで、骨折につながってしまうというものです。一部の骨にたくさん働いてもらっているような状態ですよね。

例としては、サッカーやバスケットボールでは、よく足の甲にある中足骨という骨を疲労骨折してしまうことが多いようです。サッカーボールを蹴ったり、バスケットボールでジャンプしたりなどといった足の甲の部分を意識して集中的に足を使いますよね。それによって、一部に過度な負担がかかってしまって、少しずつヒビが入ってしまうことが起きるそうです。

マラソンや陸上などの走る競技では、よく脛にある骨を疲労骨折してしまうことが多いそうです。走るという行為は、足を前に出したりと、同じ動きをたくさんしています。その結果、同じところにずっと負荷がかかってしまうので、骨折につながってしまうそうです。

ひとつの部分に重点的に負荷がかかる行為をするときは、ぜひストレッチなどして、負担を減らしてあげたいものですね。いつも使っているから、しっかりマッサージなどをしたりして労ってあげるのもいいですね。

転倒

転倒と言っても、何もないところで転んでしまったり、階段を踏み外してしまったり、子供なら遊具から転倒してしまったなど、様々ありますよね。特に、階段から転倒してしまった場合は重症になってしまうことが多いようです。いずれも、注意して歩行したりすることが重要ですね。

骨粗鬆症などで折れやすくなっている

骨粗鬆症とは、加齢や喫煙や飲酒、エストロゲン不足や食生活によるもの、ビタミンDとカルシウム不足などの様々な理由や生活習慣が原因で、骨の中がスカスカになって骨折しやすくなってしまう病気です。骨が弱いと、骨折しやすくなっている上に、もし骨折してしまったら普通の人と比べて完治するまでに時間がかかってしまうそうです。

骨折してしまって、それが原因で特に高齢者などは、日常の生活ができなくなり、結果寝たきりの生活になってしまう場合もあるようです。これからはさらなる高齢化によって寝たきりになってしまう人が増えてしまうということで、社会的に問題にもなっているようです。

日本では、大体1000万人が骨粗鬆症になってしまっているといわれています。特に女性は、閉経したりなどホルモンのバランスが崩れてしまったり、変化してしまうことが多々あるので、それによって骨密度が下がってしまうそうです。そのため、骨粗鬆症の患者さんは、ほとんどが女性のようです。

かといって、男性も加齢によってカルシウムを体内に吸収しにくくなってしまうので、カルシウム不足になってしまい、骨粗鬆症になってしまう人もいるようです。骨粗鬆症予防のためにも、カルシウムやビタミンをしっかりとって、適度に運動して、健康的な生活を心がけていきたいですね。

骨折の症状

強い痛み

骨折してしまうと、初めは振動してしまうだけでも痛みを感じます。患部に触ったり、力を加えたりしてしまうと特に強い痛みを感じます。体重がかかったりしてしまったらもうそれはそれは強烈な痛みになります。

また、骨折してしまった患部の周りを触っても痛みを感じます。動かそうとしても、痛くてそれは難しいでしょう。このように、骨折してしまうと、強い痛みを伴うのです。骨が折れた瞬間に、ボキットいう音が本人にも聞こえることもあるようです。

内出血、あざ

骨折してしまったところの皮膚が破れていないと、そこで内出血が起きることがあります。このようなことを閉鎖骨折というそうです。出血してしまうのは、骨そのものか、その骨の周りにある柔らかい部分の組織から出血している場合があるようです。

ここで内出血が起こったあと、その出血した血液が肌の表面の近くまできたらあざになるそうです。このことを、斑状出血というそうです。あざは、出血しているところが広がっていき、骨折した場所から少々遠いところにできてしまうこともあるそうです。

初めは赤黒いような、紫のような色ですが、数週間かけて血液を吸収したり分解して、だんだん黄色や緑っぽくなり、薄くなって消えていくようです。腕を骨折してしまうと、腕の全体にあざができてしまったり、関節などがある部分も痛くなってしまうこともあるそうです。

腫れ

骨折によって腫れてしまうと、その腫れが引くには2週間や3週間もかかってしまうケースもあるようです。腫れてしまうのは、その部分から血が出てしまったり、炎症が起きてしまっているということが考えられます。骨折してから数時間してから腫れてしまうことが多いそうですが、この腫れや赤くなってしまう炎症の症状がある時間のことを、急性期というそうです。

急激に腫れてしまう場合は、注意が必要です。というのも、骨の中には太い血管が通っているものがあり、もしかしたらその太い血管に傷がついてしまっていることがあるからです。また、その場合は血圧が下がり、めまい、冷や汗、さらには意識を失ってしまうなどの貧血の症状が出てしまったら、即救急車を呼びましょう。

腫れには、注意が必要な場合があるので、しっかり観察して、いざというときのために備えましょう。

骨折したときの応急処置

冷やす

骨折してしまったときに、誰もが最初に思いつく応急処置が、冷やすことだと思います。

この冷やすという行為には、冷やして炎症が起きてしまうのを抑える働きがあるので、とても重要なことです。特に前にあった急性期には、血液が流れすぎてしまうと危ないので、きちんと冷やすことが必要のようです。

急性期が収まってきたら逆にリハビリや入浴などで血の流れをよくすることで治療に役立てるそうですが、やはり骨折したての応急処置の段階では、まずはきちんと冷やして炎症を抑えたほうがいいでしょう。冷やすときは、氷を袋に入れて、それを患部に当てます。

氷がなかったら、保冷材でもいいです。それもなかったら、タオルを水で濡らして冷やすなど工夫しましょう。氷や、保冷材で冷やすときに、患部に直接当ててしまうと、凍傷になってしまうこともあるそうなので、タオルやハンカチなどに包んでから患部を冷やすようにしましょう。

心臓より上にあげる

骨折してしまったら、安静にしておくことが大切ですが、できるだけ患部を心臓よりも高い位置にあげましょう。心臓は血液を全身に送る働きをしていますが、その心臓よりも高い位置にもっていくことで、出血を防いで、出血や腫れなどを少なからず抑える働きがあるそうです。

無理にあげようとするのは痛いですが、できるだけそうしたほうがいいそうです。無理やり腕を上げてしまって悪化してしまうといけないので、患部がある腕が上にくるように横になったり、何かを下に敷いて支えるなど工夫しましょう。

固定する

固定するという行為によって、患部が動いてしまわないようにして、より安静にすることができます。添え木になりそうなものを患部に当てて、包帯や、なければ布などで固定しましょう。添え木になりそうなものがないときは、ノートや、何か硬いものを探しましょう。

固定するときも、血の流れが抑えられるほどきつくしてしまわないようにしましょう。きちんと固定したくても、無理にきつくしてしまうのはよくないそうです。それでももっとしっかり固定したいのなら、弾性の包帯を巻くといいようです。

あまり力を入れすぎても痛いだけだし、固定するのも工夫が必要なのですね。

三角巾か代用のもので吊る

腕の他にも、肩やひじを骨折してしまった場合にも三角巾で支えることがあるそうです。三角巾は、腕を吊ることで、骨折した部分を支える役割をします。三角巾そのものがあるといいのですが、もしなかったら、大きめの布やスカーフなどを三角に折り、代わりに使っても大丈夫だそうです。

腕でも、上のほうを骨折してしまったら、三角巾で引っ張られて痛いと感じることがあるので、どうしても痛い場合は無理に三角巾を使わなくても大丈夫です。ひじより下の腕だと、三角巾を使って吊るのはとても便利だといえます。痛みを強く感じない程度に、うまく三角巾を使っていきたいですね。

骨折したときの治療や生活

手術

骨折をして、それが重症なときは手術することが必要になることもあるそうです。骨が何本は折れたり、複雑骨折などのときは、手術で金具などを入れられたりするそうです。手術後しばらくしてその金具を抜く必要があるときは、先生が抜くそうです。

腕の骨折で手術が必要なときは、自分で歩いて手術室に行くこともあるそうで、勇気がいるそうです。金具を抜くときも、痛みを伴うそうですが、そのときはもうほぼ骨折は治っているそうです。骨折でも、重症なものと手術が必要でないものでは、治療が少々違って見えますね。

また、重症なものはほかに皮膚が破れて血が出て、その傷が骨折したところに通じている状態のことを開放骨折というそうなのですが、この場合は患部に細菌が入ってしまうかもしれないので、治療はとても難しいそうです。

治療期間ってどのくらい?

治療期間は、人にもよると思うのですが、上腕骨が疲労骨折してしまった場合は、治癒するまでに大体6週間ほどかかるそうです。完全に骨折してしまっている場合は、成人した大人だと前腕が大体10週間から12週間、上腕骨骨幹部の下部だと大体8週間、上腕骨骨幹部だと大体8週間から12週間ほど回復するまでにかかるそうです。

小児の場合は成人した大人よりも少し回復が早いようです。完全に骨折した場合、前腕だと大体6週間から8週間、上腕骨骨幹部の下部だと大体6週間、上腕骨骨幹部だと大体6週間ほどで回復するそうです。小児のほうが成長期ということもあり、早く治ることができるのですね。

リハビリ

骨折中は患部を固定して、安静にしながら治療していくのですが、筋肉の運動量が減ると、筋肉が細くなり、動かせない関節も硬くなっていってしまうそうです。そのときに、固定されている部分以外のところを動かしたりして、そこの筋肉を使ってあげて回復しても元のように腕を使えるようにするためにやるのがリハビリです。

リハビリは機能を回復させる効果だけでなく、血の流れをよくしてくれるので、腫れにもいいそうです。なので、無理のない程度で動かせるときは積極的にリハビリに励んだほうがいいそうです。リハビリよやり方には、手をグーにして、パーにしてを繰り返すものや、手首を回すといったやり方があります。

完治したら、骨折していた部分を暖めてから動かすと、回復後も動かしやすいそうです。医師がゆっくり動かしたりしてくれることもあるそうです。リハビリにしても、治ったあとの動かし方も、医師に相談してみるといいでしょう。

普段の生活はどうなるの?

骨折していると、ギブスを付けて治療していくのですが、それで気になるのはお風呂ですね。

お風呂に入るときは、ギブスを乾いたタオルで包み、ギブス全体が入るような大きめのビニール袋を被せてゴムなどでしっかり水が入らないようにきつくならない程度に固定します。もし入浴中にギブスが濡れてしまったら、しっかり乾かしましょう。

骨折しているろころを固定していると、着替えなどが大変になりますよね。そんなときは、伸びちじみしやすい服を下に着て、パーカーなどを片腕は通して羽織ったりするのがいいでしょう。また、片手で着ることのできる前開きの服や、少し大きくてゆとりのある服を選ぶといいそうです。

また、毎日包帯を巻くと思うのですが、包帯は慣れていないとなかなか巻きにくいですよね。そんなときは、固定できるフックやテーピングなどを使用するといいでしょう。

まとめ

骨折したら、腕に限らず重い症状が出たりすることもあります。骨折の疑いがあったら、応急処置をしてすぐに病院に行って診断を受けましょう。医師と相談して、適切な方法で治療していきましょう。

片腕が使えないと不便なことも多いですが、少しでも楽に生活できるように自分でも工夫してみてはいかがでしょうか。