TOP > 部位から探す > 下半身・泌尿器 > お尻・太もも > 太ももが痛いのはどうして?考えられる8つの病気とは?坐骨神経痛と筋肉痛の違いを知ろう!適切な処置で素早く解消する方法を紹介します!

太ももが痛いのはどうして?考えられる8つの病気とは?坐骨神経痛と筋肉痛の違いを知ろう!適切な処置で素早く解消する方法を紹介します!

いきなり太ももが痛くなったとき、焦りますよね。痛みがずっと続くようだと余計に痛みの原因を知りたくなります。痛みを我慢して放置しておくと取り返しのつかない病気を引き起こす可能性もあります。筋肉痛、坐骨神経痛から血管の病気である閉塞性動脈硬化症と急性動脈閉塞の疑いも出てくることもあります。太ももが痛くなる原因は何なのか、適切な処置をして、痛くなる原因を突き止めて適切な処置をして痛みを取り除きましょう。



太ももが痛い…症状が気になったら?

太ももが痛い!違和感がある、ビリビリ、ズキズキする、つっぱるなど人によって色々な症状があります。太ももが痛くなると、歩きずらくなり、しんどいですよね。では、何が原因で痛くなるのでしょうか。代表的な原因は、運動のし過ぎによる筋肉痛や肉離れなどがあります。しかし、痛みが何日も引かない場合は何かの病気という可能性もあります。

太ももが痛い場合には、どこの部分が痛いかを確認して適切な処置を早急に行う必要があります。そして、病院の種類もどこに行けば適切なのかわからなくなります。足なので整形外科と思いきや、循環器科や皮膚科で診療を受けたほうがいい場合もあります。さっそく見ていきましょう。

太ももが痛い…循環器科に受診したほうがいい病気

太ももが痛いのに、循環器科?と思う方もいらっしゃると思いますが、実は、足の血管が原因で引き起こる病気の場合、太ももが痛いなんてこともあります。血管のつまりや切れ、堅くなってしまうことは、全身に起こりうる病気です。全身の血管は心臓とつながっていますので症状によっては危険な病気の場合もあります。

足の血管が関わっている病気の代表として閉塞性動脈硬化症と急性動脈閉塞というのがあります。血管の病気で、死に至る場合もある怖い病気です。それぞれどんな症状なのか見てみましょう。

血管が硬化する閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症というのは、足の血液を送る血管が硬化して、血管が狭くなったり、つまったりすることによって足に流れる血液が少なくなってしまう病気です。じっとしている時はなんともなく、歩いたりすると足がだるかったり太ももに痛み出てしまいます。さらに症状が進んでいくと、足に血液がいかなくなり壊死になったりして命に関わる病気です。

治療法として、血管を広げる薬を飲んだり、カテーテルを入れて血管を広げる治療やバイパス手術など症状によって適切な処置をします。特に、糖尿病をお持ちの方は、合併症で足の神経が障害されて壊死したことに気が付かない場合もありますのでかなり注意が必要です。

血栓が原因の急性動脈閉塞

急性動脈閉塞は、心房細動と呼ばれる不整脈を持っている人がなりやすい病気です。心房細動があると、心臓の血液の流れがよどんでしまい、心臓内で血が固まってしまい、血栓ができることがあります。その血栓が全身に回ってしまうのですが、足の血管でつまったら急性動脈閉塞と呼ばれます。脳でつまったら脳梗塞ですね。

急に足が痛くなり、足が冷たくなったりチアノーゼになったりします。血流が通ってない状態になり紫色になってきたら危険なので、すぐに救急車を呼びましょう。急性動脈閉塞は、緊急で血栓を取り除く手術をしないと命の危険があります。

太ももが痛い…整形外科に受診したほうがいい病気

太ももが痛い場合、足なので整形外科で受診するのが一般的です。症状として、坐骨神経痛と筋肉痛が圧倒的に多いようですが、他にも肉離れや重症の場合は壊死やガンの腫瘍なども考えられます。太ももの痛みの度合いやずっと痛くて動けないなどの症状が出てきたら大変ですので病院に行きましょう。そして、知識としてどのような症状があるのか色々な症状を見ていきましょう。

歩行障害も起こす坐骨神経痛

坐骨神経痛は、腰の骨の付近の神経が圧迫されているのに、足に痛みを感じるものです。神経に沿って痛くなるので全体的にどことは言えないけど痛い症状が出ます。坐骨神経痛の原因として、若者は、腰椎椎間板ヘルニア、梨状筋障害、さらに高齢者の方では腰椎脊椎管狭窄症があります。

椎間板ヘルニアは、ぎっくり腰のことです。椎間板ヘルニアは腰痛と違い、腰椎椎間板が突き出ていて、脊髄中枢神経や末梢神経が圧迫されている状態です。椎間板とい場所が出てしまってつぶれて、神経を圧迫しているので腰のほうから足にかけてビリビリと痛みを感じるようです。

梨状筋症候群とは簡単に言うと、お尻の筋肉の硬直により神経が圧迫を受けて痛みや痺れが起きる場合を言います。骨みたいな硬さになってしまうと要注意です。

そして、腰椎脊椎管狭窄症は、加齢など様々な原因で骨・関節・椎間板・靭帯などが腫れて厚くなり、神経が通る管(脊柱管)が狭くなることにより神経を圧迫し、血行を阻害することにより症状が出る病気です。

いずれにせよ、神経を圧迫してしまい痛みがでるので、足全体にしびれが出たり歩行障害が起こる場合もあります。痛みが激しい場合は、まずは安静にして腰を動かさないようにしましょう。そのあと、痛み止めの薬や神経ブロックなどを行い対処してもらいましょう。他にも、運動療法や物理療法も効果的です。

身体のバランスが悪いことにより起こる筋肉痛

太ももの外側が痛いときの原因として、身体のバランスが悪く足の外に体重をかけてしまう癖があるため筋肉に負担がかかってしまい筋肉痛になってしまうケースがあります。こちらは、筋肉の疲労なので、太ももを温めて良くマッサージをするなどして血行をよくすれば改善されます。整体などで体のゆがみを整えてもらうの良いですね。

日常的に靴のすり減り具合や歩き方から自分の身体のバランスを把握して、改善できるところは改善しましょう。また、外側の太ももの筋肉を使いすぎているので、内側の筋トレをして筋肉を鍛えてあげると、筋肉のつき方がバランスよくなるので、効果的です。バランスが良くなれば快適に過ごせるので日々の生活での行動を見直してみましょう。

神経の圧迫により起こる大腿外側皮神経痛

大腿外側皮神経痛は、神経が周りの筋肉や靭帯などで圧迫されてしまいピリピリと痛みを感じます。焼けるように痛いこともあります。原因は、コルセットやきつい衣類による圧迫や肥満などによる荷重です。お腹周りを締め付けないことが大切ですね。骨盤矯正などを行い、神経の近くの筋肉を緩めてあげると効果的です。姿勢は大切ですね。

妊婦の方も骨盤が歪んで神経を圧迫してしまうことにより太ももが痛くなることもあります。これは、妊婦の方は一度は経験することのようなので、さほど心配しなくでも大丈夫のようです。しかし、痛みがひどい場合には、お医者さんに相談しましょう。

筋肉の柔軟性が不足して起こる肉離れ

急激に運動をすると太ももがいきなり痛くなったりします。これが肉離れです。瞬発的な短距離を走ったりするときなどに多く、自分の筋肉が走る筋力に耐えきれなくなり、筋断線を起こしてしまい痛くなります。そして、内出血も起こっているので腫れや痛みが出てきます。

まずは、安静にしましょう。炎症を起こしているため運動やマッサージはできません。冷やして安静にするしか方法がないため、違和感が残ったりします。そして、肉離れは再発しやすいです。筋肉の柔軟性が不十分のため起こりますので、ストレッチを必ず行って筋肉を十分にほぐしましょう。

組織が壊死する股関節骨頭壊死

股関節骨頭壊死は、股関節の骨頭が血行障害を起こしてしまい、血液がちゃんと行き届かなくなり細胞が死んでしまう病気です。股関節骨頭壊死になっても、痛みが出る訳ではありませんが、骨頭に変形や崩壊が起こってしまうと神経を圧迫して神経痛などの症状が出てきて太ももが痛くなります。

原因不明です。ステロイド剤を大量に飲んだり、アルコールを大量摂取することにより、発症しやすくなります。気を付けましょう。筋力トレーニングで症状の悪化を防いだり、手術を考えたりしなければなりません。

原因不明のしこりは注意!腫瘍

太ももに原因不明のしこりができたら、気を付けましょう。ポッコリと膨らむしこりには粉瘤種、脂肪腫などアカがたまったのや脂肪の塊ができてしまうケースがあります。この症状なら問題ありませんが、悪性腫瘍である場合は要注意です。ガンは、若い人にまれに発生することがあり、痛みを伴います。

しこりが大きくなっていくことがあれば腫瘍の可能性が高くなるので、すぐに診察を受けましょう。皮膚科で治療を受けれるそうです。陽性、悪性の腫瘍の判断をしてもらい、早めに対処することでガンの転移を防ぐことができます。

坐骨神経痛と筋肉痛の違いを知ろう

筋肉痛と坐骨神経痛は、太ももに痛みがでるということは似ていますが、どのような違いがあるのでしょうか?痛みの違いや痛みの場所によって判断をしたり、どのぐらい痛みが続いているのかによって対処を変える必要があります。どのように違いを判断すればいいのか、気になるところです。みていきましょう。

ここが痛い!というポイントが分かるときは筋肉痛

筋肉痛は、「ここが痛い!」という場所が点ではっきりわかります。筋肉が疲労して炎症しているので、体を動かしたときに、痛みを感じやすいです。急激に運動をした後や重労働をした後に太ももが痛いというときは、原因がわかりやすいですね。体内に疲労物質が溜まっているので、排出できれば痛みは治まってきます。

逆に、痛みの場所がはっきりしなく、ライン状になんとなく痛いときは、坐骨神経痛を疑いましょう。神経に沿って痛みが出ている場合は、筋肉が痛い訳ではないので、痛みも強いでしょう。

安静時に痛みがあるときは坐骨神経痛

坐骨神経痛は、お尻から足にかけてビリビリと神経が圧迫されて痛みが出ます。神経が痛くなるので安静時にも痛みが出てしまいます。横になって体勢を変えたり、足の位置を変えてみても痛みが治まりません。痛みが治まらないので精神的にもイライラしてしまいます。

坐骨神経は、おしりから太ももの筋肉の中を通って足までずっと伸びている神経の名前です。筋肉の近くに走っている神経なので、周りの筋肉が硬くなることによって神経を圧迫するのです。なので、痛みがどこかわからずライン状に痛いときや、安静にしているときも痛いときは坐骨神経痛を疑い、病院に行きましょう。

数週間から数か月もの間、痛みが続くのは坐骨神経痛

筋トレなどを毎日毎日行ったり、全身の筋肉を使うような重労働をいつもしない限り、数週間も数カ月も太ももが痛くなることはないようです。スポーツ選手などで、特定の筋肉をずっと使っていて痛めてしまっている場合はありますが、ほとんどは痛みが続くということはありません。ずっと痛みが続くようなら、坐骨神経痛を疑いましょう。

一カ月以上痛みが続くようなら、治療が必要です。動いていても止まっていても痛くて、時には激痛も走ってしまう場合は、神経が圧迫されていますので、安静にして整形外科へ行きましょう。

太ももの外側・裏側が痛いときは、坐骨神経痛の可能性

太ももの外側・裏側に坐骨神経という神経が走っています。神経の通り道の場所なので、運動もしていないのに、太ももの外側に痛みを感じる人は腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症など、坐骨神経痛の可能性が高くなります。

そして、太ももの裏面が痛い人は、肉離れなどではない限りは坐骨神経痛だと思われます。神経が通っている部分が痛くなるので、場所的に太ももの外側・裏側が痛くなる可能性があります。激痛が走るときは、可能性が高いので病院に行きましょう。

太ももの前面が痛いときは、筋肉痛50%/坐骨神経痛50%の可能性

太ももの前面が痛いときは、運動をして筋肉を使って筋肉が損傷して痛い場合が50%、それでも何週間も痛い場合は50%坐骨神経痛を疑ってください。筋肉が痛いのか、神経が痛いのか、痛みのポイントで把握をして、それでもわからないときは、様子をみて診察を受けましょう。

筋肉痛と坐骨神経痛は違いはありますが、筋肉痛は、すぐに治りますが、坐骨神経痛は治りにくいと言われていて、時には激痛を伴います。自分で判断せず、病院に行ったほうが良いでしょう。さらに悪化すると歩行障害になったりすることもあるので、気を付けましょう。

まとめ

太ももの痛みの原因には、大きな病気につながる症状もありました。血管の病気や腫瘍などは怖いので放置してはいけませんね。だいたいは、筋肉痛もしくは坐骨神経痛が多いようですね。

痛みを感じたら、2、3日様子をみて、それでも痛い場合はスポーツをしていない限りは筋肉痛ではないと判断をして、病院の診察を受けましょう。整形外科から行ってみると良いでしょう。そして、安静にしましょう。特に坐骨神経痛は一度なってしまうと治りにくいので、普段の生活から姿勢に気を付けて行動できると良いですね。