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ストレスからくる頭痛の種類と解消法は?めまいや腹痛が起こることもあるの?市販の薬や症状別の解消法を徹底的に紹介します!

あなたの頭痛の種は何ですか?頭が痛い状態が続いていますね。薬を飲んでも効かないし、といって、頭が痛いのは続いているし。そんな頭痛はストレスが影響している可能性があります。まずは、頭痛の全体像、ストレスとの関係を知ることで、痛みから解放されることを一緒に学んでみましょう。



ストレスからくる頭痛の種類と解消法

昔から「頭痛の種」という言葉が残っていますが、これって、今風に解釈するとそれこそストレスによる頭痛と言えるかも知れません。つまり、時代と時間を超えて、昔から頭痛は私たちにとっては、本当に「頭痛の種」だったことがよくわかります。

ところで、その頭痛なのですが、器質的疾患、例えば脳の疾患とか、髄膜炎のような疾患、そして、感染性の胃腸炎でも頭痛症状が現われます。しかしながら、実際の頭痛の原因は、そのような器質的疾患からではないものが多いのです。

つまり、心理的、精神的要因とか、疲労から筋緊張を強いられた故に起きる頭痛もあります。そして、そこには自律神経(交感神経と、拮抗的に働く副交感神経)の関与が十分に疑われ、その大元がストレスにあると見られています。

例えば、片頭痛、緊張性頭痛、群発性頭痛など、いくつかの頭痛をあげることができます。したがって、頭痛の解消を図りたいと思うなら、ストレスのコントロール、あるいは自律神経のコントロールをする必要があります。

そこで、ストレスがどのように私たちに影響を与え、そして、具体的な症状として頭痛の形に現れるのか、さらに、どのようにすれば頭痛から解放されるのかを見ていくことにいたします。

ストレスからくる頭痛のメカニズム

自律神経の乱れ

自律神経は私たちの意志力ではコントロールできない神経で、生命活動を司るとても大切な神経です。そして、交感神経と迷走神経(副交感神経)の相拮抗する働きをする神経で、私たちが日常的な活動ができるのも、この神経があるからです。

ストレスは、巷間言われているような精神的なものだけでなく、寒暖のような自然現象もありますし、怪我や病気もそうですし、疲労や睡眠不足のような肉体的な負荷もすべてストレスなのです。

もちろん、心理的、精神的な面も大きく、先程の「頭痛の種」も、その分野に入ります。私たちが過剰なストレスを受けますと、自律神経が乱れて心身が不調な状態に陥ります。例えば、一番身近な問題として、人間関係や仕事上のプレッシャー、悩み事や不安などの精神的なストレスをはじめ、先程の自然現象が身体的ストレスとなって、自律神経を乱すわけです。

自律神経失調症になりますと、当然自律神経が乱れるわけですから、体中のあるゆる所に吐き気、多汗、倦怠感、頭痛、肩コリ、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などの不定愁訴の症状が出てきます。頭痛もその一つの症状で、交感神経の緊張が血管を収縮させることで、このような症状が出てくるようです。

人間関係、仕事のプレッシャーなどの悩みや不安による精神的なストレス、過労、事故、怪我、さらには音、光、温度なども身体的なストレスとなって自律神経の乱れの主な原因になります。そのストレスが過剰になると、交感神経と副交感神経のバランス、つまり自律神経のバランスが乱れます。

ストレスからくる頭痛の解消法

リラックスする

リラックスに関係する自律神経は副交感神経です。この神経が優位に立つと呼吸は穏やかになり、心臓の鼓動も静かで、血管も拡張して手足が温かくなる他、緊張した時のように口の中が渇くようなこともなく、唾液で満たされ状態になります。

このような状態が持続すると、身体中の筋肉の緊張感が取れることで、頭痛も軽減することに繋がります。そこでアロマオイルですが、アロマに緊張を和らげる効果があるかどうかということです。

香りは嗅がれることで、嗅神経を通して大脳に伝わります。大脳は自律神経、ホルモン、免疫関係の中枢でもあり、ストレスの影響を受けるわけですが、そこに、アロマのような香りが働くことで、大脳をリラックスさせることにより、ストレスの解消と副交感神経が優位に立つことで、リラックス効果が発揮されます。

食生活の工夫

巷間、牛乳を夜寝る前に飲むとよく眠れるという話が都市伝説のように蔓延していますが、実は、牛乳のタンパク質の消化で出来る「オビオイドペプチド」が神経を鎮めることで睡眠を誘い、それに加えて、必須アミノ酸の「トリプトファン」が鎮痛、鎮静効果のある神経伝達物質の「セロトニン」を作るそうです。

また、牛乳にはカルシウムが豊富にあるので、イライラを鎮める他に、交感神経の働きを抑制することから、リラックス効果が得られるとされています。

ビタミンではゆずの果皮に多く含まれるビタミンCは、活性酸素を抑制する作用があり、その他、へスぺリジン、ピネン、シトラール、リモ−ネンなどを含めて大脳を刺激することで、リラックス効果を生み出しています。

生活習慣の見直し

睡眠不足や夜更かしが私たちの身体のどのような影響をもたらしているかを考えていきます。これまで見てきた通り、頭痛の原因にストレスが関係していることは明らかになっています。そして、そこには自律神経も関わっていることが分かっています。

睡眠の世界にも自律神経は関わっています。例えば、交感神経はアクセルの神経と呼ばれ、昼間の活動期にはエンジンとなって、それこそ馬力が発揮できるような環境を作り出します。

一方の副交感神経はブレーキの神経と呼ばれ、昼間活動した身体を休めるために睡眠中には、交感神経に代わって副交感神経が優位に立つことで、私たちの身体のケアをしてくれるのです。

そんな役割をしてくれる副交感神経がですが、もし、寝不足になったり、夜更かしをしていたりしたらどうでしょうか。交感神経は休むことをしないでずっと活動しっぱなしになってしまいます。

このような生活習慣を取り続けていますと、副交感神経の出番がなくなり、とてもではないですが、リラックスする時間が無くなってしまいます。昼間は目いっぱい活動したら、夜はゆっくりと休息をとるような生活習慣を身に付けないと、頭痛だけでは治まらずに他の病気に罹る可能性も出てきます。

睡眠をバカにしてはいけません。睡眠があるからこそ身体は休息を取れるのです。

外の空気を取り入れる

外の空気を採り入れることは2つの効果があります。1つは気分転換を図ることです。そして、もう1つは自律神経の副交感神経を優位にすることです。冒頭に自律神経はコントロールできないと言いましたが、実は、コントロール出来る場合があるのです。

どこにそれがあるかと言いますと、私たちが無意識にしている呼吸の場にあるのです。呼吸は酸素を吸い込んで肺に送り、そこから心臓に送られ血液とともに、全身の組織に栄養分と一緒に送られ、今度はいらなくなった炭酸ガスを肺でガス交換するために、再び心臓に戻ってきます。そして炭酸ガスは、呼吸の吐く息とともに外に排出されます。

その呼吸が実は、自律神経をコントロール出来るのです。私たちが息を吸う時は交感神経が緊張します。その証拠に脈拍に触れると速くなるのが分かります。逆に息を吐くときは、脈が遅くなります。これは、副交感神経が緊張していることを示しています。

何か物事を発表する時に緊張して胸がドキドキすることがあった際に、ゆっくりと深呼吸をするようにと言われますが、それは、吐く息を遅くすることで副交感神経の働きを高め、気分を落ち着けるためなのです。

このように、深呼吸をすることは気分を落ち着かせ、リラックス効果をもたらしてくれるのです。

ストレッチ

ストレッチの効果は呼吸と同じように気分転換と血行を良くすることで、副交感神経の働きを高めることにあります。ストレス状態が過剰になると、交感神経の緊張は血管を収縮させます。その結果、肩凝りや頭痛などの症状を発症します。

特に、肩凝りは血管性である場合が多く、高血圧にも影響がありますし、全体的に交感神経の緊張による循環器系の症状に結びついていることが見られます。首回りも同様で、肩凝りの延長線上で発症することが多く、ストレスを感じた場合に、やはり血管収縮による血行不良からくる痛みが出てきます。

それを解消するのがストレッチです。ストレッチは身体の緊張を取り除くことで交感神経優位から副交感神経優位にスイッチします。その結果、身体全体の緊張感が取れることと、首、肩の血管が拡がり血行が良くなります。

ストレス性の頭痛から解放されるには、深呼吸と絡めてストレッチも大切になります・

ツボを刺激する

西洋医学に対して東洋医学が注目されるようになっています。当然、経験的医学的な要素が強かったのですが、科学的にも脚光を浴びるようになり、WHO(世界保健機関)も注目をしています。

その中で、漢方薬と並んで注目されているのがツボ(経穴)です。気の流れを経絡で捉えることから、そのツボを刺激することで神経流通がよくなり不定愁訴のような症状を改善すると言われています。

中でも、重要なツボに百会(ひゃくえ)があります。場所は頭のてっぺんで少し窪んだところにあります。名前の通り多くの経絡がそこに集まって出会うということから、百会と呼ばれているようです。

そこで、百会の効果ですが、抜け毛、肌荒れ、目の疲れ、鼻づまり、眠気、頭痛、頭重感、耳なり、めまい、肩凝り、血行不良、低血圧などにあるとされています。この背景には、百会への刺激が自律神経のバランスを調整したものと考えられています。

百会の刺激での効果は性急に求めずに時間をかけて、ゆったりした気分で呼吸法を絡めてするぐらいの余裕が欲しいですね。

症状がひどい場合は病院へ

比較的多い頭痛は片頭痛と緊張性頭痛です。まったく性格が違う頭痛なので、対処の仕方にも違いがあります。片頭痛は痛みを感じた時に、身体や頭を動かすと痛みがより強くなる場合がありますが、緊張性頭痛では、反対に楽になると言われています。

ストレッチや入浴で身体を温め、血行を良くした方が楽になることが多いようです。片頭痛と緊張性頭痛を間違えて対応したがために、薬の飲みすぎによる薬用乱用頭痛になる人も見受けられます。

ここで、肝に銘じておくことに、緊張性頭痛の人で筋肉疲労、肩凝りなどの筋肉の収縮によって起きる頭痛では鎮痛薬は効果がありますが、ストレス性の頭痛には効きません。そして、いつも感じる頭痛と違って、突然の激しい痛みや、少しずつ痛みが増してくるとか、高熱や痙攣手足の麻痺が見られるような場合には、別の病気、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎などが疑われますので、すぐに医師に診てもらうことが大切です。

いつもの頭痛の延長線上で、頭痛の回数が頻回になったり、薬の量が増えたりした場合、市販の鎮痛薬が効かない、あるいは痛みで寝込んでしまうような時は、医師の診断を受けるようにしたいですね。

緊張型頭痛の予防法と解消法

緊張性頭痛の症状

片頭痛のように前兆や悪心、嘔吐がなく、頭の両側に激しい頭痛が、時間にして数十分続くことがあれば、数日間も続く頭痛が、緊張性頭痛の特徴です。別名、ストレス頭痛と呼ばれていて、精神的、身体的なストレスが原因と考えられています。その他の症状として、眼の疲れや肩こり、めまい、だるい感じを受けることがあります。

緊張や不安、うつ状態、運動不足やうつむきの姿勢、口や顎の機能性の異常などが緊張性頭痛の発症に関わっていると見られています。実際に、一次性頭痛(他に原因となる疾患のない)の中では多く見られ、日常的な生活が脅かせることはありませんが、慢性化した場合は、難治することもあり得ます。

予防法

精神的、肉体的なストレスが原因として挙げられていることから、まずはストレス対策をどうするかです。緊張性頭痛に悩まされる人の特徴として、緊張しやすくて真面目。それでいて神経質なところがあります。となると、ストレス対策としては、心に余裕を持つことと、リラックスすることに心がけます。そして、何よりもストレスを軽減しなくてはなりません。ストレスを飼い慣らすぐらいの態度の取り方が大事になります。趣味を持つこともリラックスに繋がるかも知れません。

首回りの血行不全が原因でおこることもありますので、まずは首回り周辺の筋を解きます。そして、蒸しタオルやホットパックで温める温熱作戦を取ります。血行改善と緊張からの解放、さらに、深呼吸で気分をリラックスさせます。

パソコンに向かっている場合、同じ姿勢でいるために頭部から首、肩にかけて筋肉の緊張が見られます。これを取り除くことが大事になります。小休止を取るなどして緊張を緩めるようにします。

対処法

緊張型頭痛は、多分に生活習慣に関係している部分もあるので、まずは、生活習慣の見直しが必要になりそうですね。それには、普段からとっている姿勢とか、デスクワークのやり方、そしてストレスなどの緊張型頭痛の大元になる所の改善にチャレンジすることが大事になります。

首回り周辺の血行不全が原因の1つになっているので、これを解消することが次に必要になります。運動、入浴などを通じて血行をよくすることが一番手っ取り早いかも知れません。

緊張型頭痛は片頭痛とは症状がまったく違いますので、激痛に見舞われることはありません。しかしながら、長期間、痛みが続くことがありますので、辛さを感じたら市販薬でいいので服用するようにしましょう。鎮痛剤としてはイブプロフェン配合の薬がいいでしょう。

片頭痛の予防法と解消法

症状

片頭痛の特徴は断続的な痛みで、ズキンズキンという表現を使うぐらいに脈打つ痛みが襲ってくるようです。こめかみから目の周辺が痛みの発信地で、音、光にも反応すると痛みは増幅し、今度はガンガンと表現する場合もあります。

片頭痛というだけあって、頭の片側に症状が出る場合がありますが、両側もありますし、後頭部が痛むと同時に、吐き気や嘔吐の症状も見られ、痛みの時間は数時間から3日間も続く場合があります。

痛みの頻度は多い人で1週間に1回、少ない時で年に数回から、月に1回という人もいます。片頭痛は比較的女性に多く見られ、早い人では10代から発症します。その後でも40代までは片頭痛と付き合うことが多いようです。

片頭痛の現れ方では、痛みを感じる前に前兆を味わう人が多いそうです。どんなものかというと、閃輝暗点というキラキラするものが見えたり、星が見えたりして、視界のある部分が遮られることがあります。他にも様々な症状が出てくるのですが、生あくび、めまい、情緒不安定などが感じられることもあるようです。

予防法

緊張型頭痛はストレスが原因だったので、ストレスを発散するとか、リラックすることがメインになりましたが、片頭痛ではビタミンやミネラルの補充が重要で、中でもマグネシウムとびたみんビタミンB2の摂取が大事のようです。

マグネシウムの不足は血管を痙攣させ、痛みに対して過敏になると言われています。食事で摂る場合には、玄米、納豆、ヒジキなどの多く含まれています。ビタミンB2は血流を良くすることが知られていますが、これは、牛、豚のレバー、卵黄などに多く含まれています。

対処法

まずは片頭痛が起こりそうだという前兆が分かっていれば対応策が取れるので、気分的にも安心が出来ることで、閃輝暗点や生あくびなどの前兆症状を見逃さないようにします。それから、身体をゆすったり、光や音にも反応したりするので、出来るだけ、静かで暗所で休息を取るようにしたいですね。

血管の拡張を抑制するために、冷たいものでケアすることも必要になります。コーヒーや紅茶はカフェインを含んでいますので、血管の収縮作用があります。頭痛を抑えるには最適の飲み物かも知れません。

頭痛が酷く、日常生活や仕事に影響を与えるようでしたら、無理して痛みを堪えないで市販薬を服用します。ピリン系、非ピリン系、イブプロフェン系などがありますので、自分に合った薬を手元に置いておくのも一つの方法です。

それから、痛みがひどいようでしたら医師の診断を早めに受けるようにします。

群発頭痛の予防法と解消法

症状

群発頭痛の症状の特徴は、眼の奥に強烈な痛みを感じます。えぐられるようなという表現がされるのですから、相当の痛みに違いありません。それに痛みは片側に出ることが多く、目は充血し、涙も出る上に瞼は垂れ下がる症状を見せます。その他には、鼻水、鼻づまり、額に汗を浮かべることもあるようです。

それから、この頭痛の特徴は1年の内で年中行事のように、群発期と呼ばれる期間があります。痛みを感じる時間は短い場合で15分、長い場合は3時間ほど続き、それが、数週間から数カ月間続き、毎日同じ時間帯に痛みが襲ってきます。実際に頭痛が起きるのは睡眠中が多く、一度発作が止まると、その後半年から数年は発作が起きないようです。

群発頭痛も片頭痛と同じように痛みが出る5分ほど前に、目のかすみや首の張りがでることがあるそうです。

予防法

お酒を飲むと血管が開いてよさそうに見えますが、群発頭痛では痛みが出ている間は少しでもアルコールが入ると、時間外での頭痛が見られるようになりますので、アルコールは絶対に控える必要があります。

気圧の影響が群発頭痛を悪化させることがありますので、飛行機に乗る際には十分気を付けることが大事です。それから入浴ですが、血管が開いた状況になると群発頭痛が始まることが多く、しかも、激しい痛みが出ることがあります。それ故、シャワーを使うことをお勧めいたします。

対処法

群発頭痛は、他の頭痛と違って日常生活にかなりの影響を及ぼしますので、徒に、市販薬で済まそうとしてはいけません。というのも、痛みを抑えるために過剰服薬の危険性があるからです。この場合は速やかに病院へ行くことをお勧めいたします。

ストレスから起こる病気

うつ病

本人の性格上の問題もありますが、ストレス状況下で精神活動の低下が見られ、抑うつ気分や物事に対して興味、関心が薄れ、不安、焦燥、精神活動の低下や、食欲も減退し、不眠が高じて日常生活に支障を来す精神疾患の1つです。

治療は休息、薬物療法、精神療法で、これらを組み合わせて治療方針が出されます。細菌の薬物療法はかなりの進歩を遂げて、セロトニン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質の働きを主にした抗うつ剤が開発され処方され効果をあげています。

自律神経失調症

職場や学校などで精神的ストレス、過労の積み重ねによって耐えきれなくなると自律神経に不調をきたします。実際に心や身体に不定愁訴の状況が生まれ、不安、緊張、抑うつなどから吐き気や多汗、倦怠感、頭痛、肩凝り、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠など自律神経に関連した症状が出てきます。

当然のことながら、個々人によって症状の出方は違ってきます。原因としては仕事の量や質、人間関係、テクノストレス、ストレスを溜めやすい性格、そして、睡眠不足などのストレスの積重ねが考えられます。

過敏性腸症候群

最近良く聞く疾患の中に、この過敏性腸症候群があります。これは腸に炎症、ポリープがないにもかかわらず、腹痛をおこしつつ下痢や便秘がついて回り、排便してようやく痛みが治まるという非常に厄介な疾患です。

機序は自律神経のバランスが崩れることで、腸の蠕動運動に支障をもたらします。現実的な場面では、酷い下痢症状に悩まされ、朝の通勤電車ですぐに便意を感じ、各駅停車のような感じでトイレに駆け込む人がいるのも確かなことです。

それから緊張した場面で下痢症状を起こすような人は、大体がこの過敏性腸症候群の疾患を持っていると言っても過言ではないようです。

胃・十二指腸潰瘍

胃潰瘍も十二指腸潰瘍もピロリ菌の感染や、ストレス、非ステロイド消炎鎮痛剤、ステロイド薬などによって粘膜が傷つけられることと、消化作用がある胃酸、消化酵素の侵襲によって粘膜、壁が消化されることで発症します。

胃潰瘍は上腹部にズキズキした痛みを感じ、それに加えて重苦しさも出てきます。そして、胃潰瘍になると、食事した場合に潰瘍が食べ物によって刺激されることで痛みが出てきます。それ故、食事中はもちろんですが食後も痛みに襲われることが多くなり、胸やけ、胃もたれなどの症状も併せて出てきます。

一方の十二指腸潰瘍は、空腹の時に激しい痛みを発症し、不思議なことに食べ物が摂ると痛みが治まってきます。この痛みは胃酸の影響で起こります。

虚血性心疾患

心臓は休みなく活動を続け、私たちの身体に栄養素と酸素を送っています。その心臓を動かす大元に冠状動脈があり、これにも当然、栄養素、酸素が送られています。ところが、脂肪、糖分、塩分などの食生活に乱れが出たり、運動不足、そして、精神的、肉体的ストレスがこの冠状動脈を狭めたりすることで、心臓が酸欠状態に陥ります。これが虚血性心疾患です。

虚血性心疾患の代表的な疾患が心筋梗塞と狭心症です。

心筋梗塞

心臓を動かす筋肉に栄養素や酸素を送り込んでいる冠状動脈が、動脈硬化で血管内腔が狭くなると、血液の塊である血栓が詰まりやすくなり、血流が止まった場合に心筋梗塞になります。突然起きる胸痛は30分から数時間続きます。

そして、その結果として、血液の流れが止まり続けた場合、心臓の筋肉が壊死することで血圧の低下、ショック状態になって、最悪の場合は死に至ります。

狭心症

狭心症も心筋梗塞と同じような理由でなるのですが、冠状動脈は完全に詰まることはなく狭くなった段階に留まっていますが、心筋に流れる血液量は当然不足しますので、運動時や興奮した時、寒い日など心臓に負担がかかるような場合、一時的に酸素不足が起こることで、胸が締め付けられ、鈍い痛みや放散痛、息苦しさを感じます。

このような虚血性疾患は生活習慣に影響され、ストレスもその大きな理由の一つになっています。したがって、この疾患にならないようにするには、生活習慣の見直しと、ストレスコントロールが大切になります。

まとめ

私たちは生活、仕事をしている限り、ストレスを避けることもできないし、逃げることは出来ません。ですが、そのストレスのマイナス面が私たちの心身に大きな影響を及ぼします。それが心身症という病気です。

今回のテーマである頭痛もそうですし、循環器系、呼吸器系、神経系、消化器系などの器官に発症する多くの疾患は、多かれ少なかれストレスが関係しているとされています。だからといって、ストレスをなくすことはできません。

そこで、ポイントになるのがストレスをコントロールすることです。先述した呼吸法や自律訓練法などを通して、ストレスコントロールをする方法を身に付けることを考えてみてはいかがでしょうか。

それから、ストレスを避けよう、逃げようとすると、余計にストレスを感じるようになりま

す。例えば、何か問題が起きた時、その問題を避けるような態度をとっていた場合、問題は何にも解決していないので、いつまでもついて回ることになります。結果的にいえば、避けている限りストレスは消えることがないことになります。

ということは、ストレスを感じる問題にぶち当たって、解決することが大事になります。解決すればストレスはなくなるのです。