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腸が痛い原因は?下痢や便秘を繰り返してしまうのは何の病気?それぞれのタイプの症状や対処法などを紹介!

お腹(腸)が痛い!といっても症状は様々だと思っていませんか?しかし、病理的な原因でない限り、大きく3つに分けることができるのではないでしょうか?「下痢、便秘を伴うもの」「ガスを伴うもの」「吐き気を伴うもの」です。ご自分の症状が分かれば、どのような治療をすればよいのかという対処方法もおのずとわかってくるのではと思うのです。適した薬を飲む、食習慣を改める、腸の働きなど紹介したいと思います。



腸が痛いときの対処法とは?

お腹や腸が痛いときはつらいですよね。出勤、通学途中、会議の最中や、食べ過ぎたときなどいろんな場面が思い浮かびます。深刻な疾患以外では症状は「ゴロゴロと音が鳴り痛みと下痢を伴うもの」、「おなかにガスがたまり便秘と痛みも伴うもの」、「吐き気を伴い下痢と痛みもともなうも」の大体はこの3タイプに分かれるのではないでしょうか。

私はよく緊張したときにおなかが痛くなります。皆さんはどうですか?暴飲暴食をしたときですか?いろいろあるかと思いますが、特に、「繰り返す慢性化した腹痛」、「病気を伴うときの腹痛」に対して、未然に防ぐ方法や効率的な治療法があればいいとは思いませんか?

下痢、便秘、ガスを伴う過敏性腸症候群とは?

症状

この腹痛の症状は様々な形でとして現れるといわれていますが、腸の痛みによる「下痢、便秘などの便通異常」「ガスを伴うもの」などによるものとされています。より詳細に申しますと、「腹痛」、「ガスがおなかにたまり張る」、「お腹の違和感」、「ゴロゴロおなかが鳴り痛みをともなう」といったものです。

日常の生活に大きく支障の出る場合が多く、慢性化してしまう場合も多いといわれています。まるで絞られたような強烈な腸の痛みを伴う場合もありながら、腸自体にはダメージを与えはいないといわれています。

原因

過敏性腸症候群は腸での便の形成がスムーズに行われなかったことにより起こるそうです。まず、胃の中で胃酸によって食物が消化されます。その後、十二指腸を通り小腸・大腸に送られて、体内に必要な栄養や水分が吸収されます。栄養や水分が吸収された後に残ったものは体に不要なゴミのようなものなので、大腸で便に形成されて外へ出されます。しかし、大腸がきちんと働かないと余計な水分が便に含まれてしまい下痢となってしまいます。また、ぜん動動運動の働きが弱い場合などは逆に便秘となります。

原因は「睡眠不足や休息を十分に取れていないなどの生活習慣の悪化」によるもの、「暴飲暴食」によるもの、「強い心的ストレスからくるもの」などをあげることができます。日頃の生活が深くかかわっているため、なかなか治るのが難しい場合があります。

薬に頼って痛みをやり過ごす!

「下痢止め」は腸内のぜん動運動等を抑制したり、乳酸菌の製剤、漢方によるものなどたくさん下痢止め薬は販売されています。腸の痛みや腸管の過剰な蠕動運動などのからくるものが多く、このような腸の過剰な働きを抑える薬を選ぶのが無難だといわれています。

「便秘薬」は過敏性腸症候群による便秘はけいれん性便秘です。センナ、ダイオウなど漢方を配合された腸の運動を促進する成分が配合されたものなどは、効果もありますが症状を悪化させる恐れもあるそうです。腸内に水分をためる塩類下剤がよいとされています。

「再発症状改善薬」は薬剤師のいる店舗でしか購入できません。過敏性腸症候群による腹痛、下痢、便秘のいずれの症状も緩和できる効果があるとされています。

これらの治療薬は、腹痛やそれに伴う下痢・便秘を緩和するためのものであり、慢性的な過敏性腸症候群を根本的み治すためのものではありません。一過性的に治すものです。根本原因を探り、原因である、食事療法、ストレスの解消、運動を行って根本的な改善を目指しましょう。

■過敏性腸症候群に効果があるとされる薬の紹介

◇「下痢止め」について

ライオン株式会社 ストッパEX 第2類医薬品

武田薬品工業 ビオフェルミン下痢止め 第2類医薬品

◇「便秘薬」について

フジックス 3Aマグネシア 第3類医薬品

エムジーファーマ 錠剤ミルマグLX 1箱 第3類医薬品

エスエス製薬 ス ルーラック デルジェンヌ 第3類医薬品

吐き気をともなう感染性胃腸炎とは?

症状

具体的には「ノロウィルス」や「ロタウィルス」に感染した時などのウィルス感染による症状として現れまたものです。おもな症状は腹痛とともに「嘔吐」、「下痢」があげられ、37~38度ほどの「発熱」もあります。1日に何度も吐いてしまう場合が多いです。潜伏期間は短く1~2程度といわれています。

原因

接触感染、「飛沫感染」などによる感染力が非常に大きく、集団感染も多くみられます。患者の「吐しゃ物」などからも移りますので2次感染に気を付けなくてはなりません。手袋にマスク、服の防備にも気を付けて処理する必要があります。

上記の通り、嘔吐したものから感染する恐れが高いため、マスクや手袋を着用して嘔吐物を処理するのが最善です。また、ノロウィルスは乾燥すると空気中に漂い吸い込むと感染してしまうため、嘔吐物が乾燥する前に綺麗に拭き取りましょう。また、ノロウィルスなどの感染性胃腸炎にかかってしまった人が触れたものを消毒する必要があります。トイレの便器やドアノブ、タオル、グラスや食器類なども綺麗に消毒しましょう。 これらのものは特に感染しやすいところなのでよく注意しましょう。吐しゃ物はいうまでもありません。

また、2次感染を防ぐことも重要です。身近な家族は感染のリスクが高いため、ドアノブや嘔吐物が触れたところなどの消毒はかかせません。嘔吐物の処理や触れたものの消毒は、医療関係の人でも特に注意しています。ご家庭でも、感染するリスクを良く理解したうえで適切な処置をするようにしましょう。

治療法

残念ながら紹介したノロウィルス、ロタウィルスに関する薬は現在のところ見つかっておりません。食欲もなく、嘔吐に下痢がつづきますので、ただただ安静にし、くれぐれも水分補給には気を付けてください。ひどい場合は病院で点滴をするはめになりますよ。

腸を鍛えよう!

腸の役割とは?

腸というと摂取した食物を消化し、栄養を吸収、消化し、全身へ栄養を送る働き、また、栄養分を吸収し終えた残存物を体外へ排出する機能があります。これまでは今紹介したような機能面に焦点が当てられていました。

腸は「第2の脳」と言われています。この意味は消化機能としても重要な小腸が脳と密接に関係していることをあらわしています。ストレスに非常に影響を受けやすいことを表しているといえるのです。

小腸にはセロトニンという物質を分泌する役割があるそうです。その分泌と腸内環境が深く関係しているのがわかってきたといわれていています。セロトニンは「幸せホルモン」ともいわれていています。腸は消化器官としても精神にも大きくかかわっている大事な器官だといえることになります。

また、体の免疫機能とも大きくかかわっているといわれています。ウィルスや生活習慣病、アレルギーなど免疫機能の異常からくるものです。消化器官として、精神的なホルモン分泌機能として、また、免疫機能として、小腸は人間にとってとても大切な機関だということがわかってきたといわれています。

免疫機能が弱いと、下痢、便秘など腹痛になりやすいといわれています。免疫強化をしてこれら腹痛から解放されたいものです。

理想的な腸内環境とは?

腸内には500~1000兆もの細菌がいるといわれています。細菌の種類はウィルスを撃退してくれる働きをする善玉菌と反対に有害物質を排出する悪玉菌、また、どちらにも属さない日和見菌の3種類に分けることができます。では腸内環境を整えるにはどういった細菌バランスがよいのでしょう。

そのバランスは乳酸菌、ビフィズス菌などの細菌が2割、ウェルシュ菌、ブドウ球菌、大腸菌などの悪玉菌が1割、どちらにも属さずその時々で善玉菌の働きをしたり、悪玉菌の働きをしたりと、働きを変えてしまう菌、日和見菌が7割の状態がちょうどいいバランスだといわれています。

腸内の細菌バランスをととのえるとは!?

腸内のバランスが崩れるときはどんな時なのでしょうか。上述のように菌はバランスをとりながら生きています。ある菌の割合が崩れてくると、ほかの菌にも影響を与えてしまい、腸にとっての最善のバランスは崩れていくことになります。

バランスが崩れるきっかけとはどんなものがあるのでしょうか?善玉菌の比率が低くなるということは悪玉菌の比率が高くなるということです。悪玉菌の比率が高くなると、日和見菌もそれに応じて悪玉菌と同じように有害物質を作る働きをするようになります。

悪玉菌が増えたり、日和見菌が悪玉菌と同じ働きをするようになると、腸がぜん動運動のような腸が拡張をするときに知覚過敏になり腹痛として感じ取ってしまうようになるといわれています。

しかし、腸内の細菌バランスは加齢とともに崩れる傾向にあるといってもよいといえるのです。それはどうしてでしょうか?

加齢による善玉菌の減少が問題!

善玉菌には主に皆さんもご存知かもしれませんが「ビフィズス菌」と「乳酸菌」がほとんどを占めているといわれています。なかでも「ビフィズス菌」は乳幼児期で一番多く、そのあとは減少する一方だそうです。

ビフィズス菌が減少するということはどういうことでしょう。腸内の細菌のベストバランス割合は善玉菌2:悪玉菌1:日和見金7といわれているのは紹介した通りです。つまり、加齢により、このバランスが崩れていくということになります。悪玉菌の割合が加齢とともに増えていき、若いころに比べ、多くの有害物質を作り出し、免疫機能の低下も引き起こしてしまうといえます。

ビフィズス菌は60歳にもなると幼少期の頃のビフィズス菌と比べると1パーセントにしかならなくなるといわれているほど、減少していきます。この減少をどうにか抑えたいものですね。

ビフィズス菌を増やすには!?

ビフィズス菌を食品から摂取する。

ビフィズス菌は加齢だけでなく、ストレス、不規則な生活などによっても減少したりします。

そのビフィズス菌は何としても増やしたいものですね。どのような方法があるのでしょうか?ビフィズス菌は酸に弱いといわれています。そのため、空気中の酸素にも弱く、通常、そのままの形では生きていけず、生物の腸でしか生息できないと言われていました。しかし、現在ではさまざまな乳製品に配合するというかたちで食物として私たちはとりいれることができるようになってきました。下記にその1部の商品を紹介します。

これらの商品は胃酸にも負けずに生きたまま腸にまでビフィズス菌を届けるとうたわれています。では届けたビフィズス菌を腸で増やすことはできないのでしょうか?より効果のUPが期待できます。ビフィズス菌は生き物です。ですから好きなエサがあれば繁殖しするのではないでしょうか?

オリゴ糖はビフィズス菌のエサとなります。オリゴ糖を摂取することでビフィズス菌の働きを助けることができるといわれています。オリゴ糖を摂取するにはいろいろ工夫をして摂取してください。下記の商品にオリゴ糖を直接かけ、食べてもいいですし、バナナはオリゴ糖が豊富なのでスライスなどして一緒に食べて補うこともでき効果的ではないでしょうか。

オリゴ糖については食物自身に多く含まれているものがあります。玉ねぎ、ゴボウ、大豆などです。これらの食物を普段から意識して摂取するよう心掛けるだけで、ビフィズス菌を助けることができるのです。

また、乳酸菌も大切だといわれています。乳酸菌はビフィズス菌を増やす役割があるといわれています。多くの乳製品、ヨーグルト、チーズ、漬物などの発行製品に含まれていますのでこれらも積極的に食べるようにしましょう。そして腸の免疫機能の強化に努め、腹痛からも解放されたいものです。

■ビフィズス菌を含まれるとされる商品一例

森永乳業 ビヒダスBB536 プレーンヨーグルト

協同乳業 おなかにおいしいヨーグルト

ダノン ビオヨーグルト

恵 megumi ビフィズス菌SP株カプセルヨーグルト

サプリメントで摂取する

乳製品が苦手な方もいらっしゃると思います。そのような方はサプリメントで摂取してはどうでしょう。今はいろいろなサプリメントが発売されているようですよ。

生きて腸にまで届くよう、特殊なカプセルで覆うなど各社工夫をしサプリメントが開発していうにするのはそう難しいとは思えません。習慣化してしまえば可能です。しかも、一度にビフィズス菌、乳酸菌、オリゴ糖まで摂取できるのは食物から工夫をして摂取するよりも効率的だとも思います。

主なサプリメントを下記に紹介いたします。飲みやすく味などにも工夫しているものも見られますのでおこのみもあると思います。しかし、一過性で飲用するのは避けてください。長期にわたって飲むことにより効果があると言われています。加齢とともにビフィズス菌は減少しますし、排泄もされるとおもわれますので、常に補うことが大事だといえます。お買い上げしやすいものを選ぶうえで重要なことだと思います。

また、効率的に摂取するには飲むタイミングというのも大事になってきます。飲んだビフィズス菌はできる限り無駄にしたくないものです。食事前でなく食事後に飲むようにしてください。胃酸の働きが食前よりも食後のほうが弱まっていることが考えられますので・・。サプリメントを上手に利用すると、効果的腸の免疫機能の強化ができ、腹痛からも解放されるといわれています。

■ビフィズス菌を増やすことのできるサプリメントの一例

森下仁丹 ヘルスエイド ビフィーナS

フジッコ社 善玉菌のチカラ

サンミリオン 乳酸菌革命

森永乳業 ビヒダス BB536

協同乳業 ビフィズス菌 LKM512

まとめ

今まで病変を伴わない腸の痛みに対して、「有効と思われる対処法」、「腸の働き」、「根本的な改善法」などを紹介してきました。腹痛といっても人によっては生活にも影響を及ぼす重大な問題をはらんでいるということができます。私は会議で発表する前など、緊張からくるストレスでいつも腹痛を起こしていました。その日は朝から体調も悪くなるほどで日ごろから、耐性をつけておく重要性をひしひしと感じていました。

慢性化した腸による腹痛に悩んでいた方はどれが自分に適しているのか試してみてください。

きっと効果があるものがあると思います。わたしは効果が出てきています。前よりも下痢の回数が減ってきました。でも一時的に治ったからと言って、ビフィズス菌などの摂取、食生活の改善、ストレスを抱え込まない生活を中断しないでください。ビフィズス菌は加齢とともに減少し、悪玉菌の影響力がましていくといわれていますから。免疫機能はそのままでは個人差はあるものの減少していくのですから。

健康を維持するのは腹痛だけに限りませんが継続が一番です。予防も考えてください。皆さんも腹痛から解放されることを願っています。また、改善みられない時など病院へ相談するのも改善方法の一つです。