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手首の痛みはなぜ起こる?親指側や小指側が腫れることは?テーピングやサポーターなどの対処法や9つの症 状を一挙紹介!

辛い手首の痛みは何とかしたいものですよね。デスクワークや趣味などでの手の使い過ぎ、怪我あるいは病気など、手首が痛くなる原因にはいろいろなものがあるようです。ここでは手首の痛みを引き起こす原因を始め、治療法、自分でできる対処法などを紹介しています。手首の痛みに悩んでいる方は是非ご参考ください。



手首に痛みがあるときの原因と対処法は?

手首が痛いと一口に言っても、慢性的な痛みが続いていたり、ふとした瞬間に鋭い痛みが走ったり、しびれを伴ったりなど、様々な症状があるかと思います。その原因にもいろいろなものがあるようで、手の使い過ぎ、怪我、病気などが考えられるようです。

対処法としても、その原因や症状に応じて、冷やす、温める、固定する、あるいは注射や手術を受けるといった、多様なものがあると言われています。

原因にはどのようなものがあるのか、手首の痛みにどう対処すべきか、治療を受けるとしたらどのような治療法があるのかなど、手首の痛みについて詳しく見ていきましょう。

手首に痛みが起こる原因

デスクワーク

手首の痛みを引き起こす原因として、デスクワークによる手や指の酷使が考えられると言われています。これは、例えば転んだことで手首を痛めるような急性のものではなく、慢性的な痛みの原因に多く当てはまるそうです。

こうしたタイプの痛みは、デスクワークをしている人に限らず、仕事等で重いものを持つ機会が多い人、スポーツなど趣味でよく手を使う人に見られることが多いようです。また、スマートフォンの使い過ぎにより手首を痛める、というケースも報告されています。

妊娠中・出産後

妊娠中や出産後に手首の痛みを訴えるケースも多いと言われています。一説には、これはむくみが関係していると考えられているようです。

妊娠中や産後では、体内に蓄えられている水分量が増加すると言われており、これにより主に手足にむくみが生じるとされています。このむくみが手首に生じると、手首を通っている神経が圧迫されてしまい、痛み、またはしびれなどが現れると見られています。

加えて、産後は赤ちゃんを抱っこしたり、家事をしたりと何かと手を酷使する傾向にあると言えます。そのために手首を痛めてしまう、というケースもあるようです。

ストレス

ストレスが原因となって手首の痛みを引き起こす、ということもあるようです。ストレスにさらされると、自律神経のバランスが乱れて「自律神経失調症」という病気になる恐れがあると言われています。

体が正しく機能するよう働くと言われる自律神経のバランスが乱れてしまうと、動悸、肩こり、腹痛、下痢、ほてりなど、人によって様々な不快な症状が現れるとされています。

そのとき、人によっては手足に症状が出る場合があると言われています。手首に限らず手が痛む、足が痛む、手足がしびれる、足がふらつく、といった症状が現れるようです。

骨盤のゆがみ

手をつくと手首が痛む、手を握ったとき手首に痛みやしびれがある、というような症状が見られる場合、その原因は骨盤のゆがみにある可能性も指摘されています。

疲労などによって筋肉や骨格に負担がかかってしまい、筋肉が強張る、関節がゆがんでしまうといった状態が引き起こされ、手首の痛みにつながる、という意見があります。

また、骨盤がゆがむことによって背骨のバランスにも乱れが生じ、それにより頸椎に負担がかかって手首の痛みが引き起こされる、という考え方もあるそうです。頸椎への負担増加が神経に影響を及ぼし、筋肉の動きが鈍くなることで痛みが生じると言われています。

手首に痛みがあるとき考えられる病気と症状

捻挫

手首の痛みの原因として、その1つに捻挫が挙げられるようです。捻挫とは、骨折や脱臼以外の関節の怪我とされています。X線で異常を確認できない部分の怪我、と言うこともできるそうです。

捻挫を起こした場合、靱帯、腱、軟骨などに損傷を負っていることが多いようです。主に痛みや腫れが見られ、大抵の場合、強い痛みは1~2カ月で消えるとされています。そのため、大したことはないと無理をしてしまい、結果別の怪我が引き起こされる恐れもあると指摘されています。

手首の捻挫は、主に転んで手をついて痛めたこと、スポーツで打撃を受ける・ひねるなどしたこと、力仕事などで手に強い衝撃を受けたことなどが原因で起こると言われています。

治療は比較的軽いものであれば湿布や塗り薬などを用いて行い、損傷の程度や状態によっては手術を行うこともあるとされています。

腱鞘炎

腱鞘炎によっても手首の痛みが起こると言われています。腱鞘炎とは、主に手の酷使が原因となり、指を動かす腱が炎症を起こしている状態を言うそうです。腱とは筋肉と骨をつなぐ束状の線維組織で、中には腱鞘と呼ばれる膜のようなものに保護されているものもあると言われています。

指を動かす腱の周りには腱鞘があるとされ、手を酷使すると、まず最初に腱鞘の内側の膜が炎症を起こすと言われています。そのため、手や指の腱が炎症を起こした場合は「腱鞘炎」と診断されることが多いようです。腱鞘のない部分の腱の炎症は、「腱炎」と呼ばれ、主なものにアキレス腱炎や膝蓋腱炎などがあるとされます。

腱鞘炎はストレッチにより予防が期待できると言われており、軽い段階であれば冷やすことによって症状が抑えられるとされています。

関節リウマチ

手首が痛むとき、関節リウマチが原因ということもあるようです。関節リウマチになると、患部の痛みや腫れ、朝に患部が強張る、といった症状が引き起こされると言われています。

関節リウマチは何らかの原因により免疫に異常が生じ、それによって関節に炎症が起こるものと考えられています。はっきりとした原因は未だわかっておらず、遺伝的な要因と環境的な要因(喫煙、感染症、出産など)が合わさって発症するのでは、と見られているそうです。

関節リウマチかどうかは症状から判断するだけでなく、血液検査やX線検査なども行って診断が下されると言われています。MRI検査や超音波検査などを行うこともあるそうです。

この病気は、以前は治る可能性の低い難病として見られてきたようですが、薬の進歩によって痛みや炎症を抑えることができるようになってきたとされています。そのため、関節リウマチの治療では、この痛みや炎症のない「寛解」という状態を目指すそうです。

キーンベック病

キーンベック病も、手首の痛みの原因となり得る病気とされています。この病気になると、手首の痛み・腫れといった症状の他、握力の低下、手首がうまく動かなくなるといった症状も現れると言われています。

この病気は、手首の真ん中辺りにある「月状骨」という骨がつぶれて平らになってしまった状態を指すそうです。明確な原因はわかっていないようですが、月状骨に小さな骨折が起きることが発症につながるのでは、と考えられていると言います。

キーンベック病の患者には、手を酷使する仕事をしている成人男性が比較的多い傾向にあるようです。症状が軽い場合はギプスや装具などで固定することで治療を行い、それでも治らない場合は手術が行われると言われています。

TFCC損傷

TFCC損傷もまた、手首の痛みを訴える原因のひとつとして考えられています。TFCCとは三角線維軟骨複合体(triangular fibrocartilage complex)のことで、手首の小指側にある軟骨や靱帯によって構成される組織のことを言うそうです。

TFCC損傷は主に加齢による変化や外傷によって起こるとされており、安静にしているときや動かしているときにも痛みが生じると言われています。タオルを絞るなど、手をひねるような動作をするときに特に痛みを訴えることが多いようです。

治療としては、サポーターやギプスによる固定、消炎鎮痛剤を用いた治療などが行われるそうです。これらの治療を受けて3カ月以上経っても改善が見られない場合、手術を行うことがあると言われています。

ドケルバン病

ドケルバン病によっても手首の痛みが引き起こされると言われています。これは腱鞘炎のひと

つとされており、手首の親指側に痛みや腫れが生じるのが特徴とされています。親指を伸ばしたり広げたりしたときに強い痛みが走るとも言われているようです。

掌を上にして手の指を広げてみると、手首の辺りに2本線が浮かび上がるのが見えるかと思います。これらの線が腱であり、親指を伸ばす、広げるといった働きを担うとされています。ドケルバン病になった場合はこれらの腱、そしてこれらの腱が通っているトンネルのようなものと言える腱鞘に炎症が起きていると考えられています。

仕事や趣味などで手を酷使しがちの人、そして妊娠出産期の女性、更年期の女性が発症することが多いと考えられており、安静にしたり薬や注射を用いた治療を行ったりすると言われています。こうした治療を行っても改善しない場合、あるいは再発を繰り返す場合などには手術を行うこともあるそうです。

手根管症候群

手根管症候群も、手首の痛みの一因になり得ると言われています。手首の辺りに、手根管という神経が通っているトンネルのようなものがあるのですが、この中で神経が圧迫されることによって生じるとされています。

手首の痛みの他、親指、人差し指、中指、薬指の親指側に痺れや痛みといった症状が現れるのが特徴と言われています。重症化すると親指の付け根の筋肉がやせてしまい、親指と人差し指で輪を作る、いわゆるOKサインがしづらくなるそうです。他にも細かい作業がしにくくなったり、小さなものがつまみにくくなったりするといった症状も報告されています。

安静にしたり固定したりといった治療の他、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの薬を用いる、注射をするといった治療も行われるようです。症状が重い場合は手術を行うこともあるそうです。

骨折

骨折した場合も手首が痛むとされています。骨折とは骨が壊れることを意味し、骨にヒビが入った場合も、骨の一部がへこんだ場合や欠けた場合なども骨折と称されるそうです。

手首の骨折で最も多いと言われているのが、橈骨(とうこつ)という骨が手首のところで折れるという、橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)と呼ばれるもののようです。橈骨とは、手首に2本ある骨のうち太い方を指すそうです。

この骨折は、転んで手をついたこと、自転車やバイクに乗っていて転んだことなどが原因となって引き起こされることが多いと見られています。症状としては痛みの他、腫れ、手に力が入らない、といったものが見られると言われています。手首が変形し、ちょうどフォークを伏せて置いたときのような形になることもあるようです。

このうち、折れた骨が手の甲の方にずれているものをコレス骨折、掌の方へずれているものをスミス骨折と呼ぶそうです。

ガングリオン

手首の痛みを引き起こす症状のひとつとして、ガングリオンも挙げられるそうです。ガングリオンとは中にゼリー状のものが詰まったこぶのようなもので、手の甲側の手首の関節付近にできやすいと言われており、場合によっては手首の真ん中辺りにできることもあるようです。

ガングリオンができた場合、別の症状は特に見られないことが多いようですが、痛みや痺れ、麻痺などが起こることもあるとされています。明確な原因はわかっていないようですが、若い女性の患者が多いという報告があるそうです。

治療としては注射器でこぶの中にあるものを排出する、こぶをつぶす、といったものが行われるようです。手術が行われることもあると言われています。こぶができているだけで他に症状がない場合、放置しても特に問題はないとされていますが、一度整形外科を受診して診断してもらうのが良いそうです。

手首の痛みを治す主な治療法

安静にする

手首の痛みを治すためには、安静にすることで症状を改善させることがあると言われています。キーンベック病、TFCC損傷、ドケルバン病など腱鞘炎、手根管症候群などによって手首に痛みがある場合、安静にするという治療法が取られることがあるそうです。

装具療法

サポーターやギプスといった装具を用いて固定する、という治療も行われると言われています。キーンベック病やTFCC損傷、関節リウマチなどの治療において装具を用いることが多いようです。

関節リウマチの場合、炎症がひどいために動かすと手首が痛むとき、手首を固定するための装具を用いるとされています。しかし、そのまま関節を動かさないでいると筋力の低下につながるため、関節を固定して痛みを軽減させながら運動をさせるという方法がとられると言われています。

そして、炎症が比較的落ち着いている状態においては、動作がしやすいよう助けたり、関節の変形を予防したりするための装具が用いられるとされています。

ステロイド注射

痛み止めの効果があるとされるステロイド注射によって手首の痛みを和らげる、という治療法も行われると言われています。この方法はドケルバン病を含む腱鞘炎、手根管症候群などの治療において見られることが多いようです。

腱鞘炎の場合は炎症を起こしている腱鞘へ、手根管症候群の場合は神経を圧迫している手根管の中に注射をすると言われています。麻酔を行ってからステロイド注射を行ったり、麻酔薬とステロイド剤の混合液を注射したりといった方法がとられるそうです。

手術

手首が痛む場合、手術を行うこともあるとされています。症状が重い場合、固定や薬物による治療でも治らなかった場合、手術を行うことが多いようです。

キーンベック病の場合、つぶれて平らになってしまっている月状骨への負担を減らすために別の骨を切る、またはつぶれてしまった月状骨を取り除いて骨を移植するといった手術が行われると言われています。TFCC損傷では、TFCCを部分的に切除するなどの手術が行われるようです。

他にも、ドケルバン病など腱鞘炎では腱鞘を切開する手術、手根管症候群では神経の圧迫をなくすため、手根管を覆っている靱帯を切開する手術などが行われているとされています。骨折の場合は、金属板や金属製の棒を用いて骨を固定する手術などが行われることがあるそうです。

ガングリオンの場合、こぶの中に溜まっているものを注射器で排出したり、あるいはこぶをつぶしたりする治療を繰り返してもまたこぶができてしまう場合などに、摘出手術を行うと言われています。

手首の痛みが出た時の対処法は?

手首に痛みが出たとき、自分でできる対処法について紹介していきます。まずはこちらを試してみるのも良いかもしれません。

冷やす、温める

手首の痛みには、冷やすあるいは温めるといった対処法が有効とされています。しかし、どんなときに冷やすべきで、どんなときには温めるべきなのか、判断がつかないという方も多いのではないでしょうか。

手首に限らず関節や筋肉など体の痛みは、炎症からくるものと、血の巡りが悪くなっているために起こるものとの2つに分けられると言われています。一般的に、炎症によるものは冷やし、血の巡りが悪くなって起こる痛みは温めると痛みが和らぐと考えられています。

炎症による痛みは、筋肉や関節などを動かし過ぎることによって生じるものとされ、痛む部分が赤くなる、熱を持ったように感じるなどの特徴が見られるようです。一方、血の巡りが悪くなっているために起こる痛みは、筋肉や関節などが疲労するために生じるとされ、凝りや重苦しい感じなども見られると言われています。

とは言え、自分の感じる痛みがどちらによるものか判別がつきにくいという方がほとんどかと思います。しかも、同じような理由で手首に痛みが生じたとしても、その人の体質や痛みを起こした季節などによって、どちらの方法が適しているかが変わってきてしまうようです。

捻挫など急性的な痛みの場合、痛む部分が腫れている場合、熱を持っている場合などは冷やすべきと言われていますが、このように明確にわからない場合、入浴して温まったとき痛みがどう変わるか、というのがひとつの目安になるようです。

もしも体が温まって痛みが和らぐようであれば、血の巡りが悪くなっているために起こった痛みである可能性が高いため、温めた方が良いと考えられるそうです。

温める場合は、洗面器などに少し熱めのお湯(43~44℃くらい)を入れ、15~20分程度手首から先を浸ける、という方法が効果的なもののひとつと言われています。このときお湯が冷めてきたら、熱いお湯を加えるようにすると良いようです。

そして、もし体が温まって痛みが悪化した場合、もしくは痛みに特に変化がない場合、炎症による痛みである可能性が高いため冷やした方が良いと考えられます。冷湿布を使ったり、ビニル袋に入れた氷水を手首に当てたりすると良いと言われています。

ツボ押し

ツボ押しも手首の痛みを和らげる効果があると考えられています。次の項目で手首の痛みに効くとされるツボを紹介しているので、参考にしてみてください。

鎮痛剤を飲む

手首の痛みを抑えるために鎮痛剤を飲むという方法もあるようです。痛みがひどい場合、不安、意欲の低下、不眠といった別の症状を引き起こす恐れがあるとされ、そうした状態を改善させたり防いだりする上で鎮痛剤は有効という意見があります。

一方で副作用の危険性も指摘されており、炎症を抑え痛みを鎮める消炎鎮痛剤は、胃腸障害を引き起こす恐れがあると言われています。そのため病院では胃腸薬を一緒に処方したり、副作用が比較的少ないとされる種類の薬や漢方薬などを処方したりすることもあるようです。

市販の鎮痛剤を飲んで痛みを抑える場合も、不明点や気になることがあれば医師や薬剤師に相談すると良さそうです。もし薬を飲んで体調に異変があった場合、痛みが治まらない場合などは、医師の診察を受けるようにしましょう。

サポーターを付ける

サポーターをつけることで手首を安静に保つことも、痛みを軽減させる上で有効とされています。特にドケルバン病など腱鞘炎による痛み、手根管症候群による痛みに効果があるようです。

サポーターは手首を固定して安静にし、手首にかかる負担を和らげる効果が期待されています。しかし、手首の動きが制限され過ぎると、治癒力が低下する危険性があるとも言われています。そのため、手を動かさないときでもサポーターをつけ続けるのではなく、作業時だけに装着した方が良いという意見があります。

テーピングをする

テーピングで手首を安静にすることも、手首の痛みを軽減させる上で有効とされています。テーピングには、しっかりと関節を固定するタイプの非伸縮性テーピングと、関節や筋肉の動きを助ける伸縮性のキネシオテーピングがあるようです。

サポーター同様、手首の動きを制限し過ぎると治癒力が低下する恐れがあるという指摘があるため、非伸縮性テーピングの場合は手を使うときにだけ使用すると良いそうです。

キネシオテーピングの場合は関節や筋肉の動きを補助するので、作業時以外に使用しても問題はないと見られています。ただし、かぶれないように注意して使用すると良いようです。

手首の痛みに効果的なツボ

手首の痛みに効くとされるツボを紹介します。痛みが気になるときはツボ押しを試してみてはいかがでしょうか。

合谷(ごうこく)

手首の痛みに効果的とされているのが合谷というツボです。ドケルバン病など腱鞘炎による手首の痛みに効くと見られているようです。

それだけでなく、万能ツボとも呼ばれる合谷は、頭痛や耳鳴り、歯の痛みといった頭部の症状、首・肩の痛み、便秘や下痢といった腹部の症状、不安など精神的な症状にも有効と考えられています。

合谷は手の甲側にあり、親指と人差し指の骨が交差した部分にあるくぼみの、少し人差し指側に位置するとされています。反対側の手の親指を使い、人差し指側の骨の下に指を潜り込ませるようにして刺激すると良いようです。

ツボ押しをするときは、3~5秒程度押してから1秒緩める、という流れを4~5回繰り返すと良いと言われています。気持ちの良い痛みを感じる程度の力で刺激するのが効果的だそうです。

大陵(だいりょう)

大陵は、特に手根管症候群による手首の痛み、痺れなどに効果があるツボと言われています。このツボは掌側の手首中央付近に位置しているとされます。

掌を上にして手首を見るとしわがあるかと思いますが、その真ん中辺り、2本の腱の間にツボがあるそうです。2本の腱は指を広げるとわかるとされ、指を広げたときに手首に浮かび上がってくる2本の筋がそうだと言われています。

温溜(おんる)

主に腱鞘炎による手首の痛みに有効とされているのが、温溜というツボです。このツボは腕の前側にあるとされ、肘と手首の間の大体真ん中辺り、親指側に位置していると言われています。

温溜のツボを刺激することにより、溜まった熱を取り除き、炎症を抑える効果が期待できるようです。両腕のツボを押してみたとき、より痛みが強いと感じる方のツボを刺激すると良いそうです。

曲池(きょくち)

曲池というツボも、手首の痛みに効果があると見られています。肘を曲げてみると横じわができるかと思いますが、その先に位置しているとされます。

両腕のツボを押してみて、より痛みが強いと感じた方のツボを刺激すると良いそうです。5秒数えながらツボを押す力を加えていき、7秒間押し続けた後、5秒かけて力を緩める(このときツボを押している指を腕から浮かさない)という流れを3~5分程度繰り返すと効果的と言われています。

このツボは合谷同様に万能ツボと呼ばれており、他にも美肌効果や大腸の調子を整える効果などが期待されているそうです。

対策をしても治らない場合は病院へ

病院なら整形外科

自分なりに対処法を試してみても手首の痛みが治らない場合、他にも気になる症状がある場合などは、医療機関を受診するようにしましょう。整形外科を受診すると良いようです。

また、骨折した場合はすぐに医療機関で診察を受けましょう。骨折かどうかの判断がつかない場合でも、痛みが強かったり腫れがひどかったりするようなら医師の診察を受けるようにすると良いと言われています。

整骨院やカイロプラクティックも

整骨院や鍼灸院、カイロプラクティックなどに通って、手首の痛みを治療するという方法も有効と考えられています。これらの施設で治療を受けることにより、症状が改善したという方も多くいるようです。

まとめ

手首の痛みは、デスクワークや家事などによる手の酷使、ストレス、体の歪みなどによって引き起こされる可能性があると言われています。そして、一口に手首の痛みと言っても、考えられる病気や症状はいろいろなものがあると言えます。

何かと使う機会の多い場所だからこそ、辛い痛みに悩まされることなく生活したいものです。サポーターやテーピングによる固定、ツボ押しなど自分でできる対処法を試したり、病院や整骨院などで治療を受けたりして、手首の痛みを抑えていきたいですね。

また、捻挫や骨折など怪我をしたとわかる場合、痛みがひどい場合や腫れを伴う場合、なかなか痛みが治まらない場合、気になる症状がある場合などは、まず医師に診せるようにしましょう。